透き通る世界を照らす銀魂(ぎんのたましい)   作:時代に遅れている

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ハタ先生の新作小説の紹介(本編とは関係ない)

「読者の皆よハタ先生じゃ」

「これから余の紹介する話についてよくきくのじゃぞ」

「これより学園もの小説が新たに書かれるらしい内容?」

「そんなの決まってあるじゃろう?ラブアンドピースだぞよ」

「しかし、余の役職が決まってなくての〜アンケートの結果次第で決まるらしいから参加を頼むぞよ」

「ヘボッ」

銀八「ったく何勝手に小説紹介役勝手に取ってんの!!」

『それにイマイチ内容よく分かんなかったし!』

「これからはこの俺坂田銀八があのバカ先生に変わってちょっと小説の紹介をしていきまーす。」

「舞台は銀魂(カオス)学園、主人公はなんと俺とそっくりの生き写しの坂田銀時。もちろん俺も登場するけどな!」

「ヒロインは一応五等分の花嫁たちってことにはなってるんだけど……ハメルーンの小説を読んでるとどうも上杉の野郎が霞んで見えやがる。よって他にも学園アニメ入れたい物があればアンケート及びコメントによろしく〜」

「バトルありで誰と結ばれるのかもしくはカエル化ルートになるのか見てみないとそれは分からねぇ」

「あ、バカ皇子の役職については気にしなくていいから好きにアンケートに参加して構わねぇから」
ーーーーーーーーーーーーーー
「相変わらずの駄文ですがお楽しみください」


???訓 アイドルの嘘ってこれだっけ?

銀時一行は、マリーのアイドル計画に必要な準備を整え終えたため、ゴリラアイドルの進軍を妨害しつつ、トリニティーアイドルのプロデューサー役を果たすため、トリニティー総合学園へとやって来た。

 

銀時は、学園の前で足を止めて周囲を見渡しながら、深く息を吐いた。

「ようやく着いたな」彼は、少し疲れた様子ながらもどこか達成感のある声で言った。

 

その隣で、マリーは銀時の顔を真っ直ぐに見つめ、小さく頭を下げて感謝の意を伝えた。

「銀さん、ありがとうございます。ここまで着いて来て下さって」彼女の声には、少し緊張しつつも感謝がにじんでいた。

 

銀時はその言葉に照れる様子もなく、肩を軽くすくめながら答えた。

「いやいや、いいんだよ。これは俺たちが引き受けた依頼だし、どうせここには来なくちゃいけなかったからな」

 

そう言うと、彼は肩の力を抜いたように手を振り、新八と神楽の方を振り返りながら声を張った。

「ほら、お前ら、ここまで来たらもう好きにしていいから――」

 

その瞬間、新八が勢いよく叫んだ。

「あっざーす!!」

 

新八は、すでに目をキラキラ輝かせており、神楽を引き連れると、まるで風のような速さで駆け出した。その姿は、寺門お通親衛隊隊長としての誇りに満ち溢れていた。

 

銀時は、呆れたように口を尖らせながらその様子を見送り、ぼやいた。

「おいおい新八の奴、まさかお通ちゃんのライブでソニックばりのスピード出してんじゃねーよ!次に会うときは青いハリネズミみたいに指でワッカ集めてんじゃねーか?」

 

マリーは、そんな銀時の軽口に思わず苦笑しながら、小声でつぶやいた。

「新八さん……オタク化するとすごいですね……」

 

銀時はニヤリと笑い、肩を揺らしながら冗談を重ねた。

「お前はあんなファンがいたら、即刻◯スノートに名前書いて消していいからな……」

 

マリーは銀時の毒舌に少し面食らったものの、それを茶化すように苦笑いを浮かべた。

「ははは………」

 

そう言いながら、彼女は足を一歩前に出し、銀時に向き直った。

「ひとまず私は先にサクラコ様の所に行って来ますので」と、丁寧に告げる彼女の声には、少しの決意と控えめな自信が感じられた。

 

銀時はその言葉に軽く手を挙げて応じた。

「おう、行って来い。サクラコ様によろしくな」

 

マリーは軽くお辞儀をし、銀時の横を通り抜けて走って行った。

ーーーーーーーーーーーーー

銀時はナギサに会うためトリニティーの周りを歩き周りようやくナギサの居場所を突き止めた。

銀時は額に手を当て、深く溜息をつきながら美術展を覗き込んだ。

「ったく、散々探し回って何処にいるかと思ったら……」

 

視線の先にいたのは、ソファーに座り作品をじっと見つめているナギサだった。彼女の真剣な表情に、銀時は少し呆れたように口を開いた。

「自分の美術展の作品に見惚れてるとは……もしかしてアレですか?自分の作品と美術品を見る目にうっとりしてるナルシストですか〜コノヤロー」

 

ナギサはその言葉に眉をひそめ、振り返ると冷静な口調で応じた。

「ナルシストとは……聞き捨てなりませんね」

 

銀時は肩をすくめ、冗談っぽく追撃する。

「いやいや、もう隠さなくていいって。ほら、アレだろ?自分で描いた絵とか見て『私天才かも』とか心の中でドヤってたろ?」

 

ナギサはため息をつきながら銀時を真っ直ぐに見つめ、毅然とした声で言い返した。

「この美術展は確かに私が主催し、全て私が準備しましたが……」

軽く髪を整えながら、少しだけ自信を込めて続ける。

「別に自分の目に見惚れていたわけではなく、学芸員として私はここにいるのです!」

 

そのとき、突然後ろから明るい声が響いた。

ミカが店の入り口に立ち、腕を組みながら微笑んでいる。

「へぇ〜⭐︎誰も入って来た様子なんて無いのに?」

 

ナギサは驚いて振り返り、少し動揺した声で呼びかけた。

「ミカさん!?」

 

さらにもう一人、落ち着いた声でその場に割り込む人物がいた。

セイアが店内を見渡しながら静かに言葉を紡ぐ。

「やれやれ君たちは……」

軽く首を振りながら、続ける。

「自分がこれだと思ったら一直線だから、こんな事になるのさ」

 

ナギサは驚きのあまり声を震わせた。

「セ、セイアさん!?」

 

ミカは銀時に気づくと、急に照れたような声を出した。

「あれ?銀ちゃん///」

 

セイアも銀時に気づき、軽く片手を上げて挨拶した。

「やぁ、君も来ていたのか?」

 

銀時は少し目を細め、笑みを浮かべながら冷やかすように返した。

「おや?これはこれは、今だ実装されずに声が聞こえないセイアと……」

 

セイアは軽く眉をひそめ、少し苛立った様子で言い返した。

「ほっといてくれたまえ」

 

銀時は次にミカに目を向け、ニヤリと笑った。

「怪力 ミカゴ………」

 

その瞬間、ミカは拳を振り上げ、銀時の言葉を遮るように殴りつけた。銀時の体は壁にめり込むほどの衝撃を受ける。

 

ミカは拳を振りながら、笑顔で言う。

「あれ〜〜ごめんね⭐︎さっきゴリラって聞こえた気がするんだけど〜〜気のせいだよね〜?」

 

銀時は壁にはまりながら震えた声で答える。

「ファ、ふぁい……気のせいです。」

 

ナギサは深く息を吐き、落ち着いた口調で提案した。

「はぁ……ひとまず回って見ませんか?今なら暇なので私が解説しながら回れますよ」

 

セイアは少し口角を上げ、皮肉めいた声で返した。

「“今は”でなく“いつも暇だから”だと思うのだが……」

 

ナギサは一瞬言葉を詰まらせ、うつむきながら答えた。

「うっ……」

 

セイアは肩をすくめ、軽い調子で応じる。

「まぁいい。よろしく頼むよ」

 

ナギサは再び顔を上げ、きちんとした口調で答えた。

「もちろんです」

銀時とティーパーティーのメンバーは、ナギサの案内で美術展を一通り回ることになった。彼女の解説を聞きながら静かに見て回る中、銀時が突然立ち止まり、腕を組んで眉間に皺を寄せた。

 

「おい、これで全部か?」

 

ナギサは少し戸惑いながら頷いた。

「はい……そうですが」

 

銀時は大げさに肩を落とし、不満げに続けた。

「ダメだなぁ〜ここには“銀魂といえば”の美術品が何一つ入っちゃいなかった」

 

その言葉に、セイアが興味を示しながら問いかける。

「ほう……それは何だね?」

 

銀時はにやりと笑いながら、どこからともなく絵の具と筆を取り出し、一枚の絵画の前に立った。

「何って決まってるだろ。銀魂の芸術作品をこれから全ての絵に書き込むんだよ」

 

ミカは驚いた表情で銀時に駆け寄り、慌てて問いかけた。

「ねぇ銀ちゃん、何するつもり?」

 

銀時は意気揚々と筆を構え、得意気に叫んだ。

「そーーーれ!!」

 

銀時は目にも留まらぬ速さで、ありとあらゆる絵画に二つの玉と真ん中に棒を立てた何かを描き始めた。その動きは止まることを知らず、あっという間に作品は改変されていった。

 

セイアはその光景に目を覆いながら顔を赤らめる。

「こ、これは……見てられないよ////」

 

ミカは思わず目を丸くし、口元を手で押さえながら漏らした。

「ワーオ////」

 

ナギサは顔を真っ赤にし、声を震わせながら銀時に詰め寄った。

「な、何を描いているのですか!!!」

 

銀時は筆を止めることなく、悪びれもせずに答えた。

「何って見たら分かるだろ?ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲だよ」

 

ナギサは銀時を睨みつけながら言う。

「それ、単なるアレですよね!?」

 

銀時は手を止めず、さらに大声で言い返した。

「違う違う。こいつはな、キヴォトスを無名の踊り子共から救った最強の秘密兵器だったのさ……」

 

その頃、別の場所

無名の司祭集団たちが、不意にくしゃみをしていた。

無名の司祭1:「ハックション!!」

 

隣の司祭が振り返る。

無名の司祭2:「どうした?」

 

無名の司祭1:「なんか、“ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲”に負けた気がしたんだ……」

 

無名の司祭3:「おい、我々はそんな物に敗北を決したのか?」

 

無名の司祭2:「うーむ、解せぬ」

 

 

その場に新たな人物が登場した。美術展の異様な光景に目を奪われたマリーとサクラコ、そしてミネだ。

 

マリー:「銀さん、お待たせし……キャッ!!」

 

サクラコ:「銀さん、今回は……な、何ですかこれは!?」

 

マリーとサクラコが手で顔を隠す中ミネは一歩前に出て目を輝かせながらつぶやいた。

「何皆さん顔を隠していらっしゃるんですか?……ん?」

 

ミネは一枚の絵に目を留め、その絵をじっくりと見つめる。

ミネ:「これは……ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲ではないですか!完成度高けぇなおい」

 

サクラコは驚きのあまりミネを指さしながら叫んだ。

「ミネさん!?何でそれの正体を知っているのですか?それに口調も変わってますし!!」

 

ミネは冷静に解説を始めた。

「アレはサンクトゥムタワーのモデルにもなった紀元前のスペースウォーズで、キヴォトス側に勝利をもたらした伝説の兵器です」

 

マリーは困惑しながら首を傾げる。

「あの……そんなス◯ーウォーズみたいな歴史、聞いたことはないのですが……」

 

セイアは肩をすくめながら優しい声で言った。

「大丈夫だ、安心したまえマリー。そんな歴史はどの本にも載っていなかったはずだからね」

 

その場の困惑が深まる中、さらに新たな来訪者が現れた。

コハル:「ミカ様……お知らせに参りま……うそ!隠して隠して!!」

 

アズサが後ろから入ってきて問いかけた。

「コハル、一体どうした……これは」

 

ハナコも後ろから顔を出し、状況を把握して目を丸くする。

「どうしましたか?……あら、これは……」

 

コハルは慌てた様子で叫ぶ。

「何してるの‼︎早くコレを隠して!!」

 

アズサは首を傾げ、不思議そうに答えた。

「何故だ?これは汚物ではなく、ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲だろ?完成度高けぇなおい」

 

ハナコも微笑みながら同調する。

「そうですよ〜コハルちゃん。これをアレと思ってしまうからアレに見えてしまうのです。これは間違いなく、ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲ですね。完成度高けぇなおい」

 

銀時は満足げに筆を置き、大きく頷いた。

「正解だ。ほらな、物事の本質が見える奴には分かるんだよ」

 

コハルは顔を真っ赤にしながら、拳を震わせて叫んだ。

「こんなことで物事の本質が見えるわけないでしょ!!見えてるのは所詮、子供を作る神聖な行いの時に活躍する物なんだから!!うぅぅエッチなのはダメ!!死刑!!」

 

銀時はその勢いに押されて黙り込む。

 

そのとき、ミカがようやく思い出したように口を開いた。

ミカ:「ところでコハルちゃん、話って何?」

 

コハルはハッとして答える。

「そうだった!アイドルグループの一つが他のライバルを蹴落としにきたらしくて……外で大暴れしてるから行けば分かると思います」

 

その言葉に銀時はハッとし、青ざめながら心の中で叫ぶ。

『アイツらの事すっかり忘れてたァァァァ!!』

 

一同は急いで騒動が起きている場所へ向かった。ちなみにナギサの美術展には銀さんが付け加えたモノが物事の本質が見えるとして評判?になり入場者が増えたことはまた後の話(紹介はしない)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

銀時たちが現場に到着した頃、周囲には倒れた正義実現委員会の生徒たちとシスターフッドの生徒たちが散らばっていた。その惨状に、銀時は眉間に皺を寄せ、拳を握りしめた。

 

「ちっ、遅かったか……!アイツら、絶対に許さねぇぞ!」

 

その横で、セイアは腕を組み、呆れたように銀時を見やりながら静かに指摘する。

「いや……こんなことになったのは君が報告を忘れたからだろうに」

 

その言葉に、銀時は一瞬固まり、目を逸らした。

「…………」

 

しかしすぐに態度を切り替え、前に出て声を張り上げる。

「お前ら!このミカ様に手打ちにされる覚悟は出来たか?」

 

コハルは驚愕しながら銀時を指さし、大声で叫ぶ。

「何事もなかったかのようにした!!さっきのセイア様の指摘がまるでなかったかのようにした!!筆者にセイア様のセリフを無くしてもらえるかの賭けに出たァァァァ!!それに何気なくミカ様を頼りにしてるし!」

 

そんな混乱の中、前方から威圧的な雰囲気を纏った女性の声が響く。

「私たちダイヤモンドパヒュームは、この謝肉祭でアイドル界の天下を取りに来たの。邪魔をするなら……」

 

お妙はゆっくりと歩み寄りながら、指をポキポキと鳴らし、不気味な笑みを浮かべて続けた。

「◯すわよ(ドスの聞いた声)」

 

その様子を見て、ナギサはすぐに振り返り、緊張した声で叫ぶ。

「躊躇してる場合ではありませんね……ミカさん!!」

 

ミカは困ったように眉を下げ、焦りながら声をあげた。

「えぇ!?銀ちゃんもナギちゃんも覚えてるでしょ、私まだ謹慎中のこと……」

 

銀時はミカの肩を掴み、真剣な表情で必死に説得する。

銀時:「なら!今この時お前の謹慎解くから!今から自由にしていいから!!あのゴリラと戦え!!」

 

ミカは目を丸くし、困惑しながら答えた。

「いくら銀ちゃんが処分を決めた本人だからって、処分の取り消しとかは出来ないから――」

 

ナギサは膝をついてミカに懇願するように叫んだ。

ナギサ「いや頼みますミカ!!」

 

「そんな……」

 

その時、静かに横から声が挟まれた。ミネが銀時の横に立ち、落ち着いた口調で言う。

「安心してください。私も一緒に救護しますから」

 

その言葉に、お妙は少し興味を持った様子で声を漏らした。

「へぇ、助っ人が出るなんて……」

 

しかし、ミネは冷静な表情を崩さずに返答する。

「貴方達のその思考は、我々が救護しなくてはならないと判断しました。それだけのことです」

 

その一言に、後ろから鋭い声が飛ぶ。

「そうか……君はお妙ちゃんの頭がおかしいというのか」

 

その言葉が終わるや否や、九兵衛は音もなく刀を抜き、ミネの目の前に迫った。鋭い一閃がミネを襲うが、彼女は手にした盾でその一撃を防ぐ。金属がぶつかる音が周囲に響き、火花が散る。

 

「ならここで散るがいい」

 

ここでお妙とミカのゴリラ対戦ver2と九兵衛とミネの戦いが幕をあげた。

 

「もう知らないからね!!」

 

叫ぶなり、ミカは勢いよく飛び出し、空中で回転しながらお妙に向かって強烈な飛び蹴りを繰り出した。しかし、その一撃はお妙に難なく受け止められる。お妙はミカの足を掴み、余裕の笑みを浮かべながら言葉を放った。

 

「へぇ〜。またこの歌舞伎町、いやキヴォトスの女王に戦いを挑むのね。トリニティーのお・ひ・め・さ・ま?」

 

ミカは足を振り払って体勢を立て直しながら、泣き目になりながら答える。

「だから嫌だって言ったのに〜!」

 

次の瞬間、二人は拳や蹴りを繰り出し合い、その衝突は地面を震わせ、衝撃波を周囲に放つほどの激しい戦闘となった。お妙は冷静にミカの攻撃を受け流しつつ、的確に反撃を加える。一方、ミカも持ち前の力強さと敏捷さでお妙の攻撃をかわし、互いに一歩も引かない。

 

一方、少し離れた場所では、ミネと九兵衛の戦いが繰り広げられていた。

 

「なかなか手強いですね!」

 

ミネは大型の盾で九兵衛の鋭い刀の攻撃を防ぎつつ、空いた隙間から散弾銃で反撃を繰り出す。九兵衛はその軽やかな身のこなしでミネの銃撃をかわしながら、次々と斬撃を浴びせてくる。

 

ミネは一瞬の隙をつき、九兵衛に問いかけた。

「教えてください。貴方、なぜこんなことをしているのですか?」

 

九兵衛は攻撃の手を緩めることなく、冷たく言い放つ。

「僕は、お妙ちゃんがしたいことをさせ、夢を叶えるためならなんだってやる。それが僕のすべてだ」

 

その言葉に、ミネは一瞬表情を曇らせたが、すぐに鋭い眼差しに戻る。そして、盾を地面に刺して、両手に散弾銃だけを構え直した。

 

「そうですか……なら」

 

ミネは散弾銃をしっかり握り、九兵衛に向き直る。

「私も貴方の覚悟を受け止めるため、拳と武器だけで戦いましょう!」

 

九兵衛は薄く笑いながら、刀を構え直した。

「分かった。その覚悟、僕も確かに受け取った」

 

次の瞬間、九兵衛が風を切るように突進してきた。ミネはその攻撃を紙一重でかわしつつ、近距離から散弾銃を放つ。轟音と共に煙が立ち上るが、九兵衛はその煙の中から現れ、ミネに鋭い斬撃を浴びせる。

 

「さすがですね……!」

 

ミネは後ろに飛び退いて距離を取りつつ、冷静に次の攻撃の機会を伺う。一瞬も気の抜けない緊迫した戦いが続いた。

 

銀時は周囲を見回しながら、首を傾げつつ言った。

「そういや、メンバーが2人足りねぇな」

 

マリーは首をかしげ、軽く問い返す。

「2人?」

 

銀時は腕を組み、少し考え込みながら答えた。

「ああ、1人は顔に傷がついた忍者部の顧問の女で、2人目は……」

 

その時だった。突然、遠くから声が響き、銀時の説明を遮った。

「銀さァァァァァァァァん!!!」

 

声の主は猿飛あやめこと、通称さっちゃんだった。彼女は猛スピードで銀時に飛びつき、彼の体にまとわりついた。

 

「グエッ!!」

 

さっちゃんは銀時の首に腕を回し、満面の笑みを浮かべながら喜びを爆発させた。

「銀さん、会いたかった!私たちのライブ見に来てくれたんでしょ‼︎」

 

その様子に戸惑った様子のマリーが、そっと銀時に声をかける。

「えーっと銀さん?この方が……」

 

銀時は大きく溜息をつき、肩をすくめながら冷静に答えた。

「そうだ。この変態ストーカーが2人目だ」

 

さっちゃんはその言葉を聞き、かえって嬉しそうに銀時にさらに絡みつく。

「銀さん、私のこともっと罵ってェェェ!」

 

すると、後方から冷たく鋭い声が響いた。

「猿飛さん?ライブに出ると言って出ていったと思ったら……こんなとこで銀時様に手を出していたとは……」

 

カチャリ、と銃を構える音が聞こえた。ワカモはその銃口をさっちゃんに向け、静かに、しかし不気味に微笑んだ。

「死ぬ覚悟は出来てありますでしょう?」

 

さっちゃんはその言葉に振り返り、目を細めながら冷笑を浮かべた。

「ああ?何、貴方は私たちの幸せな時間を奪うつもり?」

 

銀時は間に入ろうとするが、呆れた顔で抗議した。

「おい。いつ俺がお前と一緒にいるとか幸せだって言ったよ!?」

 

ワカモは銀時の言葉に一瞬目を輝かせると、さっちゃんを睨みつけながらきっぱりと言い放った。

「いえ、銀時様は貴方のようなメス豚といるより、私と一緒にいた方が幸せなはずです」

 

銀時は大きくため息をつき、疲れた声で答えた。

「おーいお前も同様に、一緒にいても問題事しか起きないから幸せよりも不幸な時間だよ〜!」

 

その言葉を聞いたさっちゃんが、片手にクナイを握りしめて立ち上がる。

「分かった。そこまで言うなら勝負しようじゃない」

 

ワカモは銃口を下げずに微笑みながら頷いた。

「いいでしょう。私が先に倒れるか、貴方が先に倒れるか。それで銀時様への愛を確かめるとしましょう」

 

すると、静かにその場を見ていたアズサが一歩前に出た。

「それ、私も参加させてほしい」

 

「!?」

 

その場の全員がアズサに驚きの視線を向ける。彼女は堂々とした態度で続けた。

「私も銀さんへの感謝の気持ちは誰にも負けてないと思うから」

 

銀時は顔を引きつらせ、慌てて手を振りながら叫んだ。

「ヤバいよこれ!なんかありとあらゆる思惑がスクランブル交差点のように交差しまくって変な方向に向かっちゃってるよ!!」

 

「いくわよ……」

 

三人がそれぞれの構えを取った瞬間、突然上空から何本ものクナイが降ってきた。その衝撃で戦いは一時中断される。

 

「そこまでじゃ」

 

その場に現れたのは月詠とイズナだった。イズナは前に出て、真剣な顔で訴える。

「戦いをやめるのです!」

 

銀時は二人の姿を見て、安堵の表情を浮かべた。

「お、お前ら……」

 

月詠は厳しい目でその場を見渡しながら声を張り上げた。

「アイドルとして出場する者が、何をしているのかと思ったら、こんな争いをしていたのか」

 

さっちゃんは月詠を睨みつけ、声を荒げる。

「何!いつもアンタは一歩手前で関係ありませんみたいな雰囲気を出して!今回も邪魔するつもり!!」

 

月詠は冷静に首を横に振り、低い声で返した。

「そうではない。そもそも争わなくても、アイドルのライブには出場出来ることを知らせに来たのじゃ」

 

その言葉に、その場の全員が一斉に驚きの声をあげた。

 

「ど、どういうこと?」

 

月詠は少し間を置き、静かに説明を始めた。

「まず、わっちらがなぜ他のライバルを蹴落としていたのかについて話さなくてはな」

 

月詠は真剣な表情で全員を見回し、言葉を続けた。

「お妙の元へ神楽から電話が入って、わっちらを集めた。そして次に、遅れてやって来た猿飛が、銀時の言葉をわっちらに伝えたのじゃ――『アイドルになるためにライバルたちを蹴落としていく』、という一部をな」

 

セイアは腕を組み、顎に手を当てながら納得したように頷く。

「なるほど……つまり、日常的にシャーレの家に潜んでいた猿飛くんが銀時のセリフを聞いて誤解を招いたというわけか……」

 

銀時はその言葉に青ざめ、必死に抗議した。

「ちょ、ちょい待てよ〜!俺のセリフが誤解を招いたとしても、こいつが潜んで盗み聞きした時点で俺よりも悪いだろ!?」

 

銀時の声はどこまでも虚しく響き渡った――。

 

銀時の悲鳴が響き渡る中、場の空気は緊迫感を増していった。

 

銀時は汗を垂らしながら後ずさりし、両手を挙げて必死に訴えた。

「ギャァァァァァァァァァ!!待てって!!話せば分かる!お前ら冷静になれってェェェ!!!」

 

だが、その声が届くことはなく、女性陣たちの目は銀時を鋭く射抜いていた。

 

お妙はポキポキと指を鳴らしながら、ゆっくりと銀時に歩み寄る。冷たく笑いながら低い声で言った。

「女王2人を相手の攻撃に耐えてられるかしら、銀さん」

 

ミカは背後に回り込み、口元に不敵な笑みを浮かべた。銀時の肩に手を置き、低く囁くように言う。

「覚悟はいいよね?さっきのゴリラ発言、まだ根に持ってるんだからね〜」

 

銀時が青ざめた顔で振り返ると、九兵衛が鋭い眼差しを向けながら一歩前に出た。

「お妙ちゃんに迷惑をかけた罪は重い。僕が責任を取らせる」

 

その隣で、ミネは銀時をじっと見つめながら困ったように微笑む。

「まさか……こんな近くに救護が必要な方がいるなんて。準備しなくてはいけませんね」

 

一方、ナギサはニコニコと微笑んでいたが、その表情にはどこか不気味な雰囲気が漂っていた。

「やってしまって構いませんよ、皆さん。遠慮せず、全力でどうぞ」

 

銀時は周囲を見回しながら、さらに後退した。口をパクパクさせながら何かを言おうとするが、恐怖で声が出ない。

 

「だっ、だって俺のセリフが誤解を招いたのは分かったけど、それを盗み聞きしたこいつ(猿飛)が一番悪いだろ!?なぁ!?」

 

しかし、その言葉も無駄に終わり、銀時を取り囲む輪はますます狭まっていく。お妙とミカが前方、九兵衛が右側、ミネとナギサが左側からじりじりと迫り、銀時の逃げ場を完全に奪った。

 

銀時は崩れ落ちそうになりながら、震える声で呟いた。

「ま、待って……ほんとにやるのかよ……?」

 

その瞬間、女性陣たちは一斉に構えを取り、怒りのエネルギーを銀時に向けた。

 

「ギャァァァァァァァァァァァ!!!」

 

その後、辺りには銀時の悲鳴がこだまし続けた――。

 

数分後、銀時は壁際に倒れ込み、ぼろぼろになった姿で呻いていた。周りでは女性陣がすっきりとした表情を浮かべている。

 

セイアはその光景を見ながら、呟いた。

「やれやれ……暴力はいけないと言っても、こればかりは止められないな」

 

マリーは銀時に駆け寄り、そっと肩を叩きながら心配そうに声をかける。

「銀さん、大丈夫ですか……?」

 

銀時は震えた声で返した。

「……だ、大丈夫なわけあるかよ……アイドル戦争ってレベルじゃねーぞ……」

 

こうして、銀時は女性陣たちの怒りを受け止め、再び命を繋いだのだった――。




金時「やぁ元気にしてたか?俺は坂田金時。今回はアイツに変わって
俺が次回予告からしてやるよ」

金時「次回は出場アイドルの出場前の姿が見れるらしい。
あれ?参加者足りない……アヤネが逃げ出したこりゃあ俺がいないとダメみたいだな」

銀時「おいお前!次週金魂の2Dシアターがあるからって俺の役をとるんじゃねぇよピーが!!」

金時「おっとこれじゃパヴァーヌ後半のネタバレも含むからここらで退散しよう」

金時「来週は映画館で会おうぜ」

銀時「しれっと宣伝の役も奪われたァァァァ!!」

〜透魂〜第一回キャラクター人気投票

  • 銀時
  • 新八
  • 神楽
  • 沖田
  • 土方
  • 山崎
  • 高杉
  • 定春
  • エリザベス
  • ホシノ
  • シロコ
  • ヒナ
  • アコ
  • ミカ
  • ナギサ
  • セイア
  • ユウカ
  • ノア
  • 近藤
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