透き通る世界を照らす銀魂(ぎんのたましい)   作:時代に遅れている

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どうも自分以外の家族のメンバーがインフルにかかって大変な作者です。

まぁ買い物に行って買い溜めはしたし、病院の通院に付き添ったり、家事をしたりするだけなのでまだ大丈夫……なはず。


ヒフミさんの登場シーン増やせなかったすいません。文章力足らず結局置き去りになりました。

銀八先生のコーナーで取り上げようと思いますのでよろしくお願いします。

次回パヴァーヌ篇最終回長くなるかも……

ところでアビドス篇のイオリの足舐めシーン舐めたバージョン書けそうなんですけど……読みたいですか?



第五十六訓 話長いやつは大体要点まとめられない

桂が胸を張り、自信満々の表情で声を張り上げた。

 

「我々は――新しい戦いに備えた、最強の兄弟と姫だ!」

 

その瞬間、銀時の怒声が室内に響き渡った。

 

「何が兄弟だァァァァ!!」

 

怒りの勢いそのままに銀時が木刀を振り上げると、桂とエリザベスは揃って吹き飛ぶ、「ヘボォ!!」と声を絞り出しながら血を吐いて地面に崩れ落ちた。

 

銀時は苛立たしげに木刀を肩に乗せ、追い打ちをかけるように言葉を叩きつける。

 

「何が最強の兄弟と姫だよ!! お前らはペットと飼い主の関係だろうが!!」

 

倒れ込んだ桂とエリザベスだったが、エリザベスは弱々しくプラカードを掲げた。そこには力強い文字でこう書かれている。

 

『我々はペットと飼い主ではない』

 

銀時が呆れた様子でそのプラカードを見つめていると、桂が這うように顔を上げ、まだ気力を振り絞るように言葉を続けた。

 

「リーダーとメンバー……いや最強の相棒だ」

 

銀時は一瞬驚いた顔をしたが、すぐに苛立ちを込めた表情に戻り、次々とセリフを吐いていく。

 

「だから知らねぇし興味ねぇよ!!」

 

桂とエリザベスの熱意を一蹴し、銀時は大きくため息をつくと、今度は冷静な口調で視線を周囲に向ける。

 

「それに俺は何であの不良警察がここにいるのか聞いたんだよ!! 誰もテメェらの兄弟のことなんて聞いてねぇよ!!」

 

そこへ、小さな声が場の空気を割くように響いた。

 

「あ、あの……」

 

銀時が振り返ると、ヒフミが控えめに手を挙げ、遠慮がちにこちらを見つめていた。

 

「ん?」

 

銀時の問いかけにヒフミが少し戸惑いながら口を開いた。

 

「それについては私が………」

 

そこに現れたのはベビーフェイスにシリアスな空気も吹き飛ばすキラキラと輝く目――

 

「いや、ヒフ……フーミ姫の代わりに自分が紹介するっす!」

 

鋭い空気を一瞬で和らげるような人物の登場に、銀時が木刀を下ろして眉をひそめる。

 

「そういやお前………誰だっけ?」

 

鉄之助はムッとした表情で胸を張り、大きな声で叫ぶ。

 

「鉄之助ですよ!! 佐々木鉄之助!! 真選組副長の小姓の!!」

 

銀時はようやく思い出したような顔をして頭を掻きながら呟いた。

 

「あー、あのメール中毒の!!」

 

その言葉に鉄之助が深いため息をつき、肩を落とした。そして少し気を取り直して前へと歩み出ながら、声を張る。

 

「全く……このままじゃ話が進まないので行きます。」

 

ーーーーーーーーー

真選組テロ活動防止運動24時特別版

 

銀時『え?なんか始まっちゃったんだけど………』

 

いやぁ、自分、真選組に入隊して以来色々な現場に赴いてきたけど、今回のトリニティ総合学園での任務は一味違うっすね。

なんせここ、表向きは華やかな学園生活が売りの超一流校っすよ? お嬢様たちが優雅にティータイムしているイメージが先行しがちだけど、実際のところは……。

 

『エデン条約反対!!悪魔に魂を売ったティーパーティーに裁きを!!』

『裁きを!!!!』

 

校内に響き渡る抗議の声。その声を上げてるのは、エデン条約に反対する反乱分子っす。変な仮面をつけた連中が暴れてて、生徒たちは怖がるし、学園は混乱の渦に巻き込まれてる。

 

「怖、変な仮面をつけた人達が暴れてる……」

 

怯えた生徒の声が漏れる中、そこに現れたのが――。

 

「ギシャァァァァァァ!!!!!ウグゲハウハハハハ!!!!」

 

突如響き渡る奇声と共に、反乱分子を片っ端から吹き飛ばしていく、トリニティ総合学園3年生・正義実現委員会の委員長――剣先ツルギさんっす!

 

その目は狂気じみてて、戦闘スタイルも一言で言えば……ヤバいっす。普通、あんなの見たら逃げ出しますよ。自分だって近寄りたくないっすもん。

 

銀時割り込み

「ちょっと待てェェェ!!」

 

「アイツ(猿飛)ここで何やってんのォォォォ!!?」

 

銀時が突然乱入してくる。

 

「アイツ(猿飛)時には同性にセクハラする女、巨人の話だと食い意地張った芋女、そして今回は狂乱女!? いつになったらまともな女性を演じられるようになるんだァァァァ!!」

 

佐々木視点に戻る

 

いや、確かにツルギさんのキャラは強烈っすけど……でもこれだけじゃないんすよ。ツルギさんには別の顔もあって――。

 

「これっすよ!」

 

自分はポケットからツルギさんの乙女な表情を捉えた写真を取り出して見せたっす。

 

銀時再割り込み

「え? 何コレ?」

 

銀時が写真を覗き込む。

 

 

実はツルギさん、男性に助けられたりすると、想像もつかない乙女な表情を見せることもあるんすよ。

 

銀時

「だからその写真どっから手に入れてきたんだよォォ!!」

 

えっと山崎先輩の観察日誌からすっね

 

銀時『アイツもアイツで何やってんだよ』

 

佐々木視点

 

でもツルギさんだけじゃないんすよ。彼女がいない時に反乱分子の制圧を引き継ぐのが――トリニティ救護騎士団のミネ団長っす!

 

「『救護』が必要な方を誰一人、逃がさない。当然のことです!」

 

冷静な声と共に反乱分子を一蹴するその姿、滅茶苦茶頼りになるっす!

 

170cm近い長身に、ワンピースにビブエプロンという清楚な格好。手にはウィンチェスターの散弾銃を持ってるんすけど……ぶっちゃけ銃よりも拳で殴り倒してる方が多いっすね。

 

圧倒的な制圧力と体力。これがトリニティー三大ゴリラの一人として名を馳せる所以っすよ。

 

銀時乱入

「何だよトリニティー三大ゴリラって!! ゴリラはストーカーゴリラとメスゴリラ(お妙)だけで充分なんだけどォォォォ!!」

 

あとはティーパーティのミカさんっていうのが、その力とかわがままさ加減でもお妙さんと同じくマジのゴリラっす。

 

銀時『もういいよ〜キヴォトスをゴリラ動物園にすんのはマジでいいって……』

 

 

 

いや、確かにゴリラが増えるのはどうかと思うっすけど、ミネさんはそれだけじゃないんすよ。ミネさんは時に疑念を持つ相手に詰め寄る剣幕の鋭さもあるけど、潔白が証明されたらすぐ身を引く潔さがあるんす。

 

それに……あれ? なんか話が脱線しすぎてるっすかね?

えっと、話を戻すっすよ。歩く兵器とトリニティ三大ゴリラ――じゃなくて、ツルギさんやミネ団長が反乱分子を叩きのめしてる時、俺たち真選組は何をしてるかって言うと、

この屯所には――正直、時々戦慄する光景が広がるんすよね……。

 

この日も、ツルギさんやミネさんにボコボコにされた反乱分子が屯所に送られてきたっす。案内役は当然、沖田隊長っす。

 

例の反乱分子たちが連行されてきたっす。部屋の中央には、これでもかってくらい威圧感を放つ三角木馬が据えられてる。部屋の隅には鎖やロウソク、怪しげな器具が山ほど並んでるっすよ。

 

反乱分子たちはその光景を見て、顔を真っ青にするっすね。大体……

 

 

 

 

「おやおや……また性懲りもなく拷問にかけられに来たメス豚共ですかい?」

 

そう言って、沖田隊長がいつもの悪魔じみた笑みを浮かべながら前に出るんすよ。

 

銀時『おいおい待て待て待てェェェ!!なんで警察の拷問がそんなキャッチフレーズつきで紹介されてんだよ!!』

 

銀さん、落ち着いて聞いてください。これが屯所の「日常」なんす。

 

……それとさっきから、回想に割り込むのやめてもらえませんかね? これ、自分の視点っすよ?

 

銀時『いやいや、むしろ今の俺のツッコミで、このシーンがどんだけアウトか分かりやすくなっただろ? 続けろよ、cボーイ。』

――気を取り直して。

 

沖田隊長の背後では副長が腕組みして見守ってるんすけど、その眼光の鋭さがまたヤバいんすよね……。反乱分子の中には、震えながら必死に訴え始める奴もいるっす。

 

「沖田隊長は肩をすくめながら、さらっと続けます。

 

「三角木馬のBコース、ロウソク攻めのCコース、DコースEコース……何でもご用意しておりやす。選びな、お好きな死に方を。」

 

その言葉に、反乱分子の一人が震える声で叫ぶっす。

 

「ふ、不当だッ! 私たちは正当な主張をしているだけで――!」

 

だが、その言葉も沖田隊長には一切届かないっす。

 

「黙りな。正当かどうかなんざ、ここじゃ関係ねぇんでさァ。俺たちの仕事は秩序を守ることだけなんでねぇ。」

 

銀時『いやいやいやいや!!秩序守るって言いながらロウソク攻めって、テメェが秩序ぶっ壊してんじゃねぇか!!』

 

反乱分子の一人が、必死の形相で訴えるっす。

 

「なんて事するんですか! この鬼畜! 警察がこんな事して許されるんですか!?」

 

沖田隊長はそんな声にも全く動じないっす。むしろ嬉しそうに微笑んで、こう言い放ったんすよ。

 

「ここでは俺が法律でィ」

 

 

そして、静かな怒声と共に現れるのが副長っす。手には一本のマヨネーズ。これが副長の「メインウェポン」なんす。

 

「うるせェェェエエエ! テメーら何をほのぼのしてんだ!」

 

反乱分子たちは恐怖で震える中、それでも一人が叫び返します。

 

「これのどこがほのぼの⁉︎ 鬼の副長は部下の監督もまともにできない無能か⁉︎」

 

土方副長は冷静に、その反論をバッサリ切り捨てたっす。

 

「テメーらいい加減にしろよ⁉︎ しょっぴくぞ!」

 

「いや既にしょっぴかれてますけど!」

 

 

そして遂に――副長の「スペシャルコース」が始まるっす。

 

――スペシャルの威力は、もう説明する必要もないっすよね?

 

銀時『いや説明しろよ!? あのマヨ◯ーズ地獄のどこがスペシャルなんだよ!?』

 

銀さん、だから割り込まないでくださいって……!

 

さて、話を戻すっす。

 

 

涙目になりながらマヨネーズを口に流し込まれる反乱分子たちの表情は、もう限界寸前っす。そして極め付けに――副長自らが反乱分子の口を無理矢理押さえつけ、堂々とマヨネーズを彼らの口に絞り出していくっす。

 

「これが最後のコースだ。」

 

「こんな拷問……あり得ない……!」

 

反乱分子の一人が悲痛な叫びを上げるけど、副長は一切容赦せず、マヨネーズをひたすら流し込むっす。

 

銀時『待てェェェェ!!マヨネーズ詰め込むって、そんなの拷問って言わねぇよ!!ただの趣味をする地獄!!それにお前ら警察じゃなくてマヨラーの巣窟だろここォォォォ!』』

 

いやいや、これが真選組の「秩序の守り方」なんすよ。普通に受け入れてください。

 

銀時『普通に受け入れられるわけねぇだろ!!』

 

結局、反乱分子たちはマヨネーズの量に耐えきれず、そのまま意識を失っていったっす。そんな様子を見た沖田隊長はバズーカーを肩に担ぎながら一言。

 

「ほら、まだ追加注文も受け付けてるんで、頼みたい奴は遠慮なく言えや。」

 

銀時『どんな警察だよ!?いや、もう警察名乗るのやめちまえよ!?』

 

ともかくーーこれが真選組の日常の一部っす……。まぁこんな感じで大抵はふざけた感じで日々を過ごしてるんすけど――。

 

その中でも最近の一大娯楽といえば、アリス様から頂いた「プライステーション5」っすよ!

 

で、このPS5を誰よりも楽しんでるのが……そう、沖田隊長っす。

 

銀時『またお前かいィィィィ!!』

 

彼が特に夢中になってるのは、ゲーム開発部のモモイ、ミドリ、ユズ、そしてアリスと通信対戦する「マリ◯カート」っすね。

 

ゲーム開始――沖田隊長の無双が始まる

 

その日も、屯所の一室から沖田隊長の声が響いてきたっす。

 

「さて、どこまでやれるか見物だなぁ。ま、全員まとめていたぶってやるから安心して死んだいきな。」

 

通信越しに繋がっているゲーム開発部の皆さんは、開始早々に沸き立ってたっす。

 

「今日こそは勝つ!」モモイが勢いよく叫ぶ。

 

「お姉ちゃん、落ち着いて……その気合い、逆に負けフラグにならない?」ミドリが冷静に突っ込むけど、自分から見てもその気合い、空回りしそうな予感しかしないっす。

 

「………ま、まぁ楽しくやりましょう。」ユズが控えめに言うけど、画面に映る彼女の手の動きはガチだったっすね。

 

「いえ、試合はいつなんどきも真剣勝負です。アリスは負けません」アリス様の瞳は、ゲーム画面を見据えながら輝いてたっす。

 

――沖田隊長、満面の薄笑いっす。

 

銀時の割り込み

 

銀時『おーい、なんか実況始まっちゃったんだけど?俺にPS5の配信見ろってのか?』

 

ええ、これは配信とかじゃなくて普通に回想なんすけど……銀さん、黙っててくださいっす。

 

第1レース:沖田隊長、無双モード突入

 

レース開始早々、沖田隊長がバナナを大量に設置っす。

 

「おいおい、どうした? バナナくらい避けられねぇのか猿ども?」

 

後方のモモイが悔しげに叫ぶっす。

 

「このっ……! バナナばっかり置きやがってェェェ!!」

 

更に沖田隊長、ゲッソーで画面を真っ黒にするっす。

 

「視界不良なんて気にすんなよ。ほら、もっと進め!」

 

ユズが冷静に赤甲羅で反撃っす。

 

「次はここで赤甲羅を使って……今!」

 

直撃を受けた沖田隊長がわざとらしく叫ぶっす。

 

「いてぇなぁ! もう少し手加減してもいいんじゃねの?」

 

ユズ「しません!」

 

銀時『あれぇ?ユズってゲームだと意外とS気質?』

 

銀時『吾輩にはわかる!お前は覚醒系のSだ!!』

 

 

あの違う作品のキャラクターを持ってくるのもやめてくださいっす

最終ラップ――1位争いは白熱

 

アリスのキラーがモモイとミドリを追い抜く中、1位争いは沖田隊長とユズに絞られるっす。

 

ユズがトゲゾーこうらを投げるて沖田隊長を追い詰めるんすけど

 

「めんどくさいんで、そろそろ終わりにするでさぁ」

 

ぶつかる寸前に沖田隊長がスーパースター使ってゴールを駆け抜けたっす。

 

「ま、これが実力ってやつでさぁ。」

 

 

 

銀時『どんだけくだらねえことに時間使ってんのォォォォこいつら!?』

 

銀時『警察だよね?一応お前ら警察だよね!?』

 

しかし、ある日……

銀時『まだ続くのかよ!!』

 

 

プライステーションでアリスさんたちと遊べなくなって数日後、珍しく画面を開いて凝視していた沖田隊長に

 

副長の声が響いてきたっす。

 

「おい、総悟。屯所に戻れ。急ぎの任務だ。」

 

沖田「急ぎの任務? また雌ブタの調教ですかい?」

 

土方「いいや。今回はもっと厄介な話だ。」

 

屯所を出るとそこには……

 

ルイージの格好をしたエリザベスとピーチ姫の格好をしたヒフミさん。そして、ティーパーティのナギサさんがいたんすよ。

 

 

 

銀時『だから何がどうしてそうなったんだよ!?エリザベスとヒフミのキノコ王国デビューとか聞いてねぇよ!!』

 

俺だって聞いてません。でも、ヒフミさんの「ピーチ姫」姿は……まぁ、その、可愛かったっすよね?

 

銀時『おい鉄之助、その感想おかしいだろ! ツッコミどころはそこじゃねぇ!』

 

 

 

二人の姿に気付いた副長は、目を輝かせてそっと近づいたっす。そして、完全にファンボーイと化してこう言ったんすよ。

 

「えっと……すいません。今度こそと思って……ここにサインもらっていいですか?ここ……十四郎くんへって書いて欲しいんですけど……」

 

銀時『いやいやいや!!お前何してんだよ!?ピーチ姫とルイージにサインとか、何のイベントなんだよコレ!?』

 

銀時『というか気づけよ!!あんなプラカードで会話する弟ルイージじゃねぇよ!!』

 

 

副長がサインをお願いしているその瞬間、突然――

 

ドカァァン!!

 

後ろからバズーカーの轟音が鳴り響き、副長が吹き飛ばされたっす。

 

「全く土方さん。礼儀がなってねぇや。こういうのは邪魔者を排除したお礼でもらうもんでさぁ……てなわけで」

 

沖田隊長は煙の中から悠々と現れ、エリザベスとヒフミさんに向かって言ったんす。

 

「邪魔者(土方)は消しときましたんで……俺にサイン書いてくだせぇ。話はその後でさぁ」

 

 

煙の中から副長が立ち上がり、怒声を上げたっす。

 

「誰が邪魔もんだよ!!サインもらいにバズーカー用意する奴に言われたくねぇよ!!」

 

銀時『お前ら何やってんだよォォォ!!サイン一つで喧嘩してんじゃねぇよ!!』

 

 

 

そんな騒ぎの中、エリザベスがプラカードで説明を始めたっす。

 

『実は……エリドゥでアリスが捕まっている。どうか助けて欲しい。』

 

その言葉に沖田隊長は眉をひそめ、副長も腕を組んで考え込む。

 

「なるほどな……だが、エリドゥってのは、……あのユズの野郎が送られた都市のことか……」

 

沖田隊長は肩をすくめながら言ったっす。

 

銀時『おいおい……ユズのメールって何だよ俺聞いてないんだけど?』

 

どうやら沖田隊長やプライステーションで遊んでいた隊員は知っていたらしいっすなんか記号だけで地図まで表して

 

 

 

「まぁ、面倒な話だな。……俺ァの興味はそっちのサインだけでさぁ。」

 

副長も同じように渋い表情で答えたっす。

 

「悪いが、俺たちの仕事はここエデン条約締結までここを守ることだ。それ以上のことは……」

 

その場の空気が冷めていくのが分かったっす。全員がどこか歯切れの悪い表情をしていた。

 

 

 

銀時『おいおい、乗り気じゃねぇのかよ!?サインもらうだけもらっといて』

 

いや、銀さん、俺たちは片栗虎様から直々にエデン条約が無事締結されるまで離れちゃいけないって言われてますし……

出られるのは片栗粉様とティーパーティの双方から許可を得られた時だけで、俺たちにもやるべきことが多いんすよ

 

銀時『ほとんど遊んでばっかだっただろうが!!』

 

銀時『それにお前ら、警察は取るだっけとったら後は用済みってか?はぁー世も末だねぇ……』

 

あの……銀さんが先生やってんのも世も末だと思うんすが………

 

ヒフミ「そこを何とか………」

 

ヒフミさんが懇願するんすけど……どうしようもなく断るしか無かった時……

 

「皆さん。少し待っていただけませんか?」

 

ヒフミさんの様子を見て心配したのか、トリニティ総合学園の生徒会長であるナギサさんが、真選組を説得しようとやってきたっす。

 

ナギサさんといえば、トリニティ三大分派の一つ、フィリウス分派のリーダーであり、慎重派で権謀術数にも長けた人っす。上品な言葉遣いと柔らかな態度で交渉してくるんすけど……。

 

銀時『おーい、ナギサって奴もゴリラ枠? トリニティー三大ゴリラがリーダーとか終わってんなその学園ゥゥゥ』

 

鉄之助『いや、それはミカさんっす。ナギサさんはゴリラじゃなくて、政治力抜群の生徒会長なんすよ。』

 

銀時『あ、そ。ゴリラってほどじゃねぇのか……なら、バナナくらいは食う?』

 

いやゴリラじゃないって言ってるでしょ!!ただ紅茶中毒寸前であると聞いたことがあるっすけど……

 

 

ナギサさんは柔らかな口調で話し始めたっす。

 

「真選組の皆さん、ヒフミさんを救うためにも今回だけはご協力いただけないでしょうか?」

 

普段ならティーパーティの指示にも従うべきなんすけど、この日は違ったっす。

 

土方さんがタバコをくわえたまま、冷たい目でこう言い放ったんすよ。

 

「すまねぇな今日はあのオヤジからの許可証もらって来てねぇんだ。話なら他の部隊に頼んでくれねぇか?」

 

ナギサ「そこの問題については私が何とかしますから……何卒」

 

沖田「よく言うぜ………あれだけエデン条約の根幹を揺るがす事件が発生しておきながら俺たちに他の学校の助けとアンタらの学校の安全まで守ってくれってそれは図々しいんじゃねぇのか?」

 

銀時『エデン条約の根幹を揺るがす事件って何だよ?というかエデン条約って何だよ?』

 

それは……いずれナギサさんから話を聞くと思うんで今回は触れないようにするっす

 

話を戻して

 

 

ヒフミ「そうですか……………」

 

その言葉にヒフミさんが肩を落とすと、エリザベスがムキムキモードに変身し、掃除機を構えたんすよ。

 

エリザベス『そうか……貴様ら女子の涙を流させる外道か』

 

銀時『おいィィィィ!!何だよ掃除機ってそんなもんゴースト捕まえる時ぐらいにしか使えねぇだろォォォォ!!』

 

いや、実はあれエンジニア部の改良版で人でも何でもを吸い込むらしいっすよ……。

 

銀時『完全にルイー◯マンションじゃねぇか!!』

 

すると、ナギサさんの表情が次第に険しくなり――

 

ナギサ「ここまで言っても聞いてくれないとは……なら、一人一人にロールケーキをぶち込むしかありませんね。」

 

その瞬間、手に持っていたロールケーキを構え、真選組に向かって前進し始めたっす。

 

度重なる説得を拒否され、ついにナギサさんの感情が高ぶったんでしょうね……。普段はお嬢様としてお淑やかな彼女。この日はたまに見える暴走っぷりを存分に発揮していたんす。

 

銀時『おいおい、ロールケーキって何だよ!?それ武器なのか!?ただのスイーツじゃねぇか!!』

 

いやいや銀さん、ナギサさんが本気になったらスイーツでも脅威になるっす。あのミカさんが苦しむぐらいなんで相当ヤバいっすよ!

 

 

しかし、ロールケーキを手にしたナギサさんを前に、土方さんがタバコをくわえたまま冷静に言い放ったっす。

 

「解雇でもロールケーキぶちこむなり好きにしな……」

 

「だが、何されようが、俺たちはアンタらの操り人形じゃねぇってことだ。」

 

沖田隊長も負けじとニヤリと笑いながら付け加えたっす。

 

「それに俺たちは、アンタらの指示を聞いてるってより、近藤さんに従ってるだけなんでね。その辺勘違いされちゃ困るんでさぁ。」

 

場の空気が張り詰め、双方が睨み合う中で――

 

突然、局長の怒号が響き渡ったんす。

 

 

「おい何言ってやがるテメェら!!」

 

その声に場が一瞬静まり返り、全員が一斉に振り返ったっす。局長は鋭い目つきで真選組の隊士たちを睨みつけていた。

 

「お前ら、あの子に助けられた時のことをもう忘れたか‼︎」

 

銀時『おいおい、誰だよ"あの子"って……え、まさか……』

 

鉄之助『銀さん、それはアリスさんのことっすよ。プレイステーションを譲ってくれた恩があるんす。』

 

 

土方さんは冷静な表情で反論したっす。

 

「しかし近藤さん、俺たちはあのオヤジの許可証無しにはここ以外を移動できねぇだろ。組織運営にしても規則を破ることは俺たちにとって死活問題だ。」

 

その意見は正論だったっす。俺も土方さんの考えに賛成だった。でも、近藤局長の目は変わらなかったっす。

 

「俺たちの守るべきもんが目の前にあるってのに動けねぇってんなら、俺はこんな組織捨ててやる!!」

局長は拳を握り締め、力強く叫んだっす。

 

 

「いいかお前ら!!今回の件に関しての責任は俺がとる!だから――エリドゥまでアリスを助けに行くぞォォォォ!!」

 

その気迫に押されて、副長も沖田隊長も黙り込んだっす。

 

 

その時、ヒフミさんがおずおずと手を挙げて口を開いたっす。

 

「あ、あの………」

 

その声に全員が彼女を見つめる中、ヒフミさんは恥ずかしそうに一歩前に出てきたんす。

 

「………先ほどサインの話が出ましたけど、作戦が終わったらいくらでもサインでも何でもするので……作戦に協力してください、お願いします!!」

 

彼女が深々と頭を下げる姿を見て、俺たちの心が揺さぶられたっす。

 

銀時『おいおい、ちょっと待てよ……サインで侍を動かそうとしてんのか?そんな簡単に釣られていいのか?』

 

鉄之助『いえ、銀さん……サインは侍にとって名誉なんすよ。』

 

銀時『名誉なのかよ!?マジかよ、じゃあ俺にもサインくれよ!』

 

今はその話じゃないっす!!』

 

 

ヒフミさんの真剣な言葉に、土方さんが静かにタバコを消して一言。

 

「……やれやれ、仕方ねぇな。近藤さんが責任取るってんなら……俺も腹を括るしかねぇか。」

 

沖田隊長も肩をすくめて、軽く笑いながら言ったっす。

 

「ま、サインがもらえるなら話は別でさぁ。」

 

こうして――真選組はついにエリドゥへ向かう決意を固めたんす!

 

銀時『結局サイン目当てかよォォォォ!?』

 

ーーーーーーーーーー

 

佐々木「まぁそんなこんなでエリドゥまで駆けつけたわけっす」

 

「話は済んだか!?アリスって子にももう時間がないんだろ?」

 

近藤の声は、響くような迫力に満ちていた。

 

土方

「俺たちも長居はできねぇ。今回の件がバレりゃ、片栗虎のオヤジに何されるかわかったもんじゃねぇからな。」

 

彼はタバコをくわえながら、冷静な表情で状況を把握していた。しかしその目には、使命感が宿っている。

 

沖田

「ま、俺としてはサイン貰えればそれでいいんで。さっさとぶっ潰しに行きましょうや。」

 

沖田の言葉は軽口に聞こえるが、その目には鋭い殺気が宿っていた。右手には日本刀がしっかり握られている。

 

銀時はそんな彼らを見つめながら、少しだけ笑みを浮かべた。

 

銀時

「ったく、お前らほんっと世話焼きだよな。ま、借りを返しに来たってんならありがたく使わせてもらうぜ。」

 

 

 

近藤

「道は俺たちが切り開いてやる!万事屋、お前たちはアリスを頼む!」

 

近藤が大声で叫ぶと、土方がそれに続く。

 

土方

「ここから先はお前らの役目だ。俺たちコイツらと一緒には周りの敵を引きつける。迷わず突っ走れ!」

 

銀時

「おう!ゲーム開発部、ネル、行くぞ!!」

 

 

近藤が号令をかけると同時に、真選組の隊士たちが周囲を固め、襲いかかってくる敵を迎え撃った。バズーカーを乱射する沖田、そして果敢に先陣を切る近藤。そして、桂やエリザベスそしてヒフミまでもC&Cやエンジニア部と協力しているその姿は、銀時たちにとっても心強いものであった。

沖田はバズーカーを肩に担ぎ、軽口を叩きながらも正確な射撃を繰り出していた。

 

「ほらほら、そっち行くと死ぬぞ。……あ、もう死んでたか。」

轟音と共にバズーカーの砲弾が飛び、敵の大群が吹き飛ぶ。

 

土方は冷静に指示を飛ばしながら、自らも手にした刀で敵を切り裂く。

土方

「そっちの通路を塞げ!後ろを取られないようにしろ!」

 

近藤は、先陣を切って敵陣に突撃する。

 

「お前らガラクタの相手なんてし飽きたんだよ俺たちは!!」

剛腕を振り上げて敵をなぎ倒していく彼の姿は、頼もしい限りだった。

 

エリザベスが掲げたプラカードにはこう書かれていた。

『皆で一緒にアリスを救おう!』

 

その間、銀時たちはタワー内部を目指して走り抜ける。ネルは足に大きな負傷を負っており、ユズに肩を借りながらも懸命に進む。

 

モモイ

「ミドリ!ユズ!」

 

ミドリ

「うん!お姉ちゃん!」

彼女はたちはアリスに早く会おうと、素早く階段を駆け上がる。

 

ユズはネルを支えながらも、冷静に周囲を確認していた。

 

「ネル先輩、足元気をつけてください!」

 

ネルは苦笑しながらも、肩を借りる。

 

「へへ……悪りぃな。」

 

廃墟の階段を駆け上がる一行の後ろでは、真選組とC&Cが文字通り命をかけて戦場を支えていた。その姿に背中を押されるように、銀時たちはさらにペースを上げる。

 

タワーの頂上が近づいてきた――アリスのいる場所は、もう目と鼻の先だった。

 




次回……自分の未来は自分で掴め!!

〜透魂〜第一回キャラクター人気投票

  • 銀時
  • 新八
  • 神楽
  • 沖田
  • 土方
  • 山崎
  • 高杉
  • 定春
  • エリザベス
  • ホシノ
  • シロコ
  • ヒナ
  • アコ
  • ミカ
  • ナギサ
  • セイア
  • ユウカ
  • ノア
  • 近藤
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