透き通る世界を照らす銀魂(ぎんのたましい) 作:時代に遅れている
銀時「さて被告人 調月リオの裁判を続けまーす。」
「それでは弁護側証言を」
黒服「クックック彼女は原初のアバンギャルドを調べあげ実行に移すことが出来た。ここで潰すには惜しい。」
リオ 少しニヤける
神楽「異議ありネ。コイツはいつも合理的に〜とか何とか言ってるけど、そのぶら下げてる乳が合理的じゃないアル。それにフェス最後のpvでボディーラインがでる服来ていやらしいかったアル。よって死刑を求刑するアル。」
銀時「リオさーん?何かありますか?」
リオ「ご、合理的な判断を求めるわ」
アスナ「あれ?何かダメージ受けてる?」
ネル「仕方ねぇだろ。ああいうのは心の中は意外と脆いもんなんだから……」
銀時「検察側の意見は完全に思念があり証拠不十分であるが……」
銀時「リオ被告人。隠居から一ヶ月経たずに実装した罪及び美的センスの無さ罪でアバンギャルド死刑。」
リオ 明らかな動揺を見せる。
銀時「ゆ◯なさんお願いします。」
ネル「急に丁寧に!?」
黒服「まぁ恩人ですからね〜」
ヒマリ「面白そうだけど〜、杉◯くん。あまり人を虐めたりしたらいけないよ」
新八「何かここだけ中な人で会話してるんですけど?雰囲気ぶち壊してんですけど?」
銀時「は、はい。よってリオ様には原初のアバンギャルドプレゼントします。い、以上で閉幕!!」
次回に続く
第六十訓 他者排斥はほどほどに
(場面は、装飾が豪華な中華風の会議室。朱色の壁には龍と雲の模様が描かれ、中央には一際大きな丸い机が置かれている。その机を挟んで、新八、門主の龍華キサキ、そして玄武商会会長の朱城ルミとレイジョが座っていた。)
(新八は背筋をピンと伸ばしながらも、表情は明らかに重苦しい。目元には薄いクマができており、頭を抱えたそうな雰囲気が漂っている。)
キサキ:「これより、志村妙の料理武者修行検討会を始める。」
(キサキは真剣な表情で口を開く。その声音には威厳があり、彼女の肩書きである「門主」にふさわしい冷静さを感じさせる。だが、どこか声が弱々しいのは気のせいだろうか。)
新八:「あの……これ実質、手に負えないから里子みたく外に出そうとしてるだけですよね?」
(新八が指摘すると、その声は会議室の空気を鋭く切り裂いた。声のトーンには諦めと困惑が入り混じっている。)
(キサキは一瞬視線を逸らし、机の上に置かれた湯呑を手に取る。彼女の表情は微妙に硬く、まるで何かを隠そうとしている子どものようだ。)
キサキ:「…………」
(沈黙が重くのしかかる。室内には風鈴のような装飾品が微かに揺れる音だけが響いている。)
キサキ:「いや、そんなことないぞ……。」
(返事はあったものの、その声はどこか力が抜けていて、まるで風船から空気が漏れるような頼りなさだった。)
新八:「なんだよその間!? 門主様、全然隠しきれてないんですけど!?」
(新八は思わず声を上げる。机を軽く叩いた手がわずかに震えている。普段は冷静な新八だが、妙の料理に関する話になるとさすがに余裕を失うらしい。)
(隣に座る朱城ルミは、を静かに閉じながら、優雅な動作で新八の方に視線を向けた。彼女の表情はどこか哀れみを含んでいる。)
ルミ:「新八くん。考えてほしいんだよ、今までの彼女の行動について……。」
(その声は静かで落ち着いていたが、どこか含みがある。まるで「あなたも分かってるでしょう?」と念押しするかのようだ。)
妙の料理の暗い影
(新八の脳裏に、志村妙の料理に関する数々の記憶がよみがえる。新八の表情は次第に曇り、額に冷や汗が浮かぶ。)
新八:「……あれは、玉子焼きとを出された時のことでした。」
(あの時、妙が皿を出した瞬間、部屋全体に異様な匂いが広がった。炭と謎の化学物質が混ざったような香りが鼻腔を刺激し、目に見えない毒ガスのように空気を変えたのだ。)
(新八はその料理を口に運んだ瞬間、脳が「食べ物ではない」と認識した。舌は痛みを訴え、喉が引きつる感覚がしたことを今でも覚えている。)
(現実に戻る新八。彼は頭を抱え、声を震わせながら話し始めた。)
新八:「……いや、分かりますよ? 分かりますけど! だからって他人に押し付けるのは違うでしょ!?」
(声には必死さが滲み出ており、どこか追い詰められた動物のようだ。)
キサキ:「押し付けるとは違うのじゃ……。」
(キサキは視線を泳がせながら否定するが、声に確信はない。彼女の態度は、バレバレの嘘をつこうとしている子どものようだった。)
ルミ:「……けれど、新八くん。これ以上、お妙ちゃんの料理を放置することは、この山海経全体にとっても危険なんだよ。」
(ルミは冷静な口調でそう言い放つ。その瞳には「最善の選択をしようとしている」という使命感が宿っていた。)
レイジョの沈黙
(隣に座るレイジョは何も言わず、ただ頷いている。彼女の目は全てを理解しているが、それを言葉にするほど無粋ではない――そんな空気を醸し出している。)
志村妙の料理、ルミの回想
(会議室の中、ルミはそっと目をゆっくりと閉じながら新八に語り始める。彼女の声は冷静だったが、どこか疲労感を隠しきれていない。)
ルミ:「……私が何を教えても、彼女は……」
(その言葉は、まるで長い戦いの末に心が折れた戦士のような、深い諦念が込められている。)
(場面は回想シーンに切り替わる。明るい厨房の中で、志村妙がエプロン姿で笑顔を浮かべている。だがその背後には、どこか不穏な気配が漂っていた。)
妙:「はい。出来ました。」
(彼女が誇らしげに差し出したのは、一見すると料理に見える「何か」だった。だがその皿の上では、何かがじっとりと動いているような錯覚を覚える。)
(料理に顔を近づけた瞬間、ルミの眉間にシワが寄る。皿から立ち上る湯気は、まるで真夏のアスファルトが放つ熱気のように周囲の空間を歪めていた。)
ルミ(ナレーション):何故か暗黒物質に変わるし、それを料理に出してくるの。良くて激しい腹痛、それ以上だと記憶喪失に、錯乱状態になって暴れる。吐血する人が続出……
(ルミの記憶の中で、お妙の料理を口にした者たちが次々と苦しむ姿が浮かび上がる。胃を押さえ、床を転げ回る者や、うわ言を呟きながら壁に頭を打ちつける者。まるで戦場での毒ガス攻撃のような惨状だった。)
(特に印象的な「事件」の一つが思い出される。妙が料理を差し出した相手は、隣に座るレイジョだった。)
妙:「食べてくださ〜い。」
(無邪気な笑顔で皿を差し出す妙。その姿は天使のようだったが、その料理は悪魔の罠そのものだった。)
レイジョ:「これは……お妙さん! ようやく料理を上手く作れるようになったんですね?」
(レイジョは皿を見つめ、感動したように声を震わせる。その瞳には期待と希望が溢れていた。)
妙:「えぇ、ルミさんの教え方が良くて。」
(妙は微笑みながら、自信満々で答える。その笑顔はまるで光り輝く太陽のようだったが、皿から漂う匂いは腐った沼地そのものだった。)
(ルミの瞳が驚愕に見開かれる。彼女は急いでレイジョに呼びかけたが――)
ルミ:「レイジョ!! それは食べたら……!」
(だが、彼のフォークは既に料理を口に運んでいた。)
レイジョ:「あれ?……。」
(口に入れた瞬間、レイジョの表情が一瞬固まる。まるで脳が異常事態を認識し、全身が対応しきれなくなったようだった。)
ルミ:「大丈夫、レイジョ!? レイジョ!」
(彼女は椅子から立ち上がり、レイジョの肩を揺さぶる。だが、その次の瞬間――)
レイジョ:「……ウホッ。」
ルミ:「!?!?!?」
(会議室の空気が凍りつく中、レイジョは突然立ち上がり、四つん這いになって走り出した。その姿はまるでジャングルを駆ける雄ゴリラのようだった。)
レイジョ:「ウホウホー!!」
(彼女は力強く叫びながら、四足で机の上を這い回る。その動きは、既に人間のそれではなかった。)
(ルミは何とかレイジョを抑えようと試みたが、彼は異常な力を発揮し、ルミの腕を振り払う。)
ルミ(ナレーション):ゴリラ化してしまったレイジョを止めるのが、本当に大変だったよ。
(その後、複数の生徒が集まり、レイジョを縄で縛り付けるまでに30分以上かかった。結局神楽の手を借りてようやく捕獲したのだが、途中で机が壊れ、壁には無数の拳の痕が残された。)
現実に戻る会議室
(回想が終わり、現実の会議室に戻る。新八は驚愕した表情でルミを見つめていた。)
新八:「ゴリラ化ってなんだァァァァ!!」
(新八の声は完全に裏返っており、両手を机の上に叩きつけている。顔は真っ青で、耳まで震えていた。)
新八:「ウソでしょ!? ウソですよね!? 確かに姉上の料理は壊滅的で、おにぎりを作ろうとしても暗黒物質に変えてしまう狂人ゴリラですけど……」
レイジョ:「散々な言われようですね。」
(レイジョは腕を組みながら冷静に呟くが、その表情にはどこか苦笑いが浮かんでいる。)
キサキ:「まぁ、それだけすごい人物ということじゃよ。」
(キサキは目を細めながら穏やかに言うが、その声の奥には妙の料理を思い出した時の恐怖が滲んでいた。)
新八:「人間の精神をゴリラ化するって、ここに来てまた進化させたんですか!?」
新八は顔を両手で押さえ、これ以上聞きたくないという表情を浮かべている。ルミは大きな耳を軽く動かしながら、どこか話を終わらせたくない様子で続けていた。)
ルミ:「つまり、それ以外は今までにあったってことで良いかな?」
(ルミの言葉は冷静そのものだが、その内容は新八の心に確実に致命傷を与えた。)
(その時、隣に座るレイジョが、なにやら思い出したように話を切り出した。)
レイジョ:「あと、新八さんにちょっと聞きたいことがあるんですが……。」
新八:「なんですか?」
(新八は頭を抱えながらも、力のない声で返事をする。表情には明らかに嫌な予感が漂っていた。)
レイジョ:「お妙さんって……キャバ嬢やってました?」
(その一言で、新八の頭が一気に真っ白になる。まるで凍てつく氷塊を頭に叩きつけられたような衝撃だ。)
新八:「えぇ……やってましたけど……。」
(新八は弱々しく答える。だが、その言葉の終わりに思わず口走ってしまう。)
新八:「……まさか……。」
レイジョの回想
(場面が変わり、レイジョのナレーションとともに、玄武商会の過去が映し出される。そこには暗く沈む商会の雰囲気があった。)
レイジョ(ナレーション):ダークマター(志村妙の料理)のせいで客足がバッタリ途絶えてしまった時のことでした。
(玄武商会の食堂は閑散としていた。大きなテーブルは埃をかぶり、いつも賑やかだった厨房には静寂だけが広がっていた。)
(その場で妙が、真っ白なエプロンをつけたまま手を上げて立ち上がる。)
妙:「私に任せて! こんな時は助け合いよ!!」
(彼女の瞳には自信がみなぎっていた。その言葉に、生徒たちは一縷の希望を感じる。)
レイジョ(ナレーション):私たちはリーダーシップをとってくれたお妙さんに従ったんです。……結果的に、それがあんなことになるとは知らずに。
(次に映し出されるのは、煌びやかに飾られた玄武商会の一室。色とりどりのライトがきらめき、どこからともなくシャンパンタワーが登場している。)
犬人間オッサン:「ドンペリ頼んじゃおっかな〜。」
(犬の顔をしたオッサンが、ニヤニヤとした顔で金色のボトルを指差す。その声は甲高く、妙に耳に残る不快さだった。)
玄武商会の生徒:「は、はーい! ド、ドンペリ一丁〜……。」
(生徒の声は震えている。目は明らかにうつろで、どこか現実感が薄れているようだ。)
(その光景を見たルミが、妙に詰め寄る。)
ルミ:「お妙ちゃん……これは何?」
(ルミの声には困惑と驚きが入り混じっていた。)
妙:「キャバ嬢ですけど?」
(妙は満面の笑みで答える。その様子は、まるで「名案がひらめいた!」とでも言いたげだった。)
現実の会議室に戻る
新八:「ですけどじゃねぇだろォォォォ!!」
(新八が思わず机を叩きながら叫ぶ。声が会議室に響き渡り、壁に飾られた装飾品が微かに揺れた。)
新八:「姉上何やってんですか!? 玄武商会の伝統にこんなこと持ち込んで、どうするつもりだったんですか!?」
(新八の声は怒りと困惑で震えている。目には涙すら浮かびそうだった。)
ルミ:「いや、あの時、新たな風を吹かせたいと伝えたらこうなったって……。」
(ルミは大きな耳を動かしながら、やや困惑した表情を浮かべている。どこか言い訳じみたトーンだ。)
新八:「新たな風というか、大人の扉を開いてんでしょうが!!」
(新八の声はさらに大きくなる。彼の顔は真っ赤で、怒りが爆発寸前だった。)
新八:「これもう伝統とか何とか言って頑張ったのが馬鹿みたいじゃないですか!?」
(怒りと絶望の狭間で叫ぶ新八。彼の肩は小刻みに震え、その声には心底疲れきった響きがあった。)
レイジョが不意に手を挙げて口を開く。)
レイジョ:「そういえば……あのマヌケボイルドがいませんね。どこに行ったんですか?」
(彼の声は軽い調子だったが、その言葉に込められた「マヌケ」という表現は、完全にミナを見下していることを表していた。)
(その質問に対し、キサキは微妙な間を作りながら静かに答える。)
キサキ:「……ミナなら……。」
(キサキが語り終える前に、場面が暗転する。映し出されたのは、どこか怪しげな研究所――錬丹術研究会の一室だった。)
錬丹術研究会 ~ダークマター被害者たち~
(研究所の中は薄暗く、空気はどこか湿っぽい。部屋の隅には、ダークマターによる被害者たちが集められている。彼らは皆、衰弱しきった様子で、椅子に縛り付けられていたり、壁にもたれかかっていたりする。)
(その中で、異様な光景が一つ目を引く。天井から吊るされたロープ。その先には――)
(ミナが見事な亀甲縛りの状態で吊るされていた。)
ミナ:「……キツイが……これ……。」
(ミナの声は息苦しそうでありながら、どこか快楽を伴った響きを持っている。彼女の顔は赤く染まり、視線はどこかうっとりとしていた。)
ミナ:「……良いかもしれない。」
(その一言が研究所内に響き渡る。被害者たちは振り返り、怯えた表情でミナを見つめている。)
再び会議室
(場面が戻り、キサキが再び口を開く。彼女の声は至って冷静であり、何事もなかったかのように語り始めた。)
キサキ:「……新たな癖に目覚めたようでな。現在、調査を依頼しているのじゃ。」
(その言葉を聞いた瞬間、新八は立ち上がり、机を叩いた。)
新八:「アンタはダークマター関係ないんかいィィィィ!!」
(彼の声は全力で裏返っており、怒りと困惑が混ざり合っている。手を叩いた音が会議室全体に響き渡る。)
新八:「何なんですか!? ここまでの流れからしたら普通、姉上のダークマターの被害者でしょ!? なんで癖に目覚めてるんですか!?」
(新八は顔を真っ赤にして怒りをぶつけるが、キサキはあくまで冷静だ。)
キサキ:「……どうやら『師匠』とやらの存在が大きいらしい。その師匠も、何とかせねばなるまい……。」
(キサキは顎に手を当てながら考え込む。彼女の瞳は、すでに「師匠」とやらの処分方法を思案しているようだった。)
(新八は呆れ果てた表情でキサキを見つめ、肩をがっくり落とす。そして、手を振りながら投げやりな声で言った。)
新八:「いや、そちらを先に処分してください。余ってるダークマターで。」
(その言葉には疲れ切った新八の心情がにじみ出ている。だが、キサキは軽く頷きながら、妙に納得した表情を浮かべた。)
キサキ:「それも一つの方法じゃな。」
(彼女の一言で、場の空気は一層混沌の度合いを深めていく。)
(会議室の空気は、先ほどまでの喧騒から一転して静まり返っていた。朱城ルミは扇子をゆったりと動かしながら、全体を見渡し、新八に微笑みかける。)
ルミ:「キサキ、新八くん、落ち着いて。実はもう話はつけてるんだよ。」
(ルミの声は穏やかで柔らかい。それは嵐が過ぎ去った後の静寂のようだったが、その言葉にはどこか含みがあった。)
ルミ:「今日は新八くんに、お妙ちゃんを送っても大丈夫かどうかを聞きたくて呼んだだけなんだよ。」
(新八は、目を大きく見開きながら驚いた表情を浮かべる。だがすぐに頭を抱え、深い溜息をついた。)
新八:「事情は分かりますけど……大丈夫なんですか? 銀さんだってまだ見つかってないのに……。」
(新八の声には疑念と不安が入り混じっていた。まるで嵐の中で小舟に乗るような頼りなさが漂う。)
銀時の消息
(その時、レイジョが机に肘をつきながら、軽い口調で話し始めた。)
レイジョ:「それについても調査済みですよ。新八さん、銀時さんが今先生をやってらっしゃるのはご存知ですよね?」
新八:「まぁ、よくニュースに流れてくるんで……でも何度尋ねてもいないじゃないですか。」
(新八は疑わしげに眉を寄せ、レイジョを睨むように見つめる。その目には明らかな不信感が宿っている。)その通りで、新八たちがシャーレを訪れる時は大体アビドスに出ていたりと仕事をしている時と毎回タイミングが合わないのである。(私のせい)
(キサキが静かに頷き、話に割り込むように口を開いた。)
キサキ:「それほど忙しいということじゃな。エデン条約も近いし……。」
新八:「エデン条約?」
(新八は首を傾げながら、聞き慣れない言葉に反応する。)
キサキの解説 ~エデン条約とは~
(キサキは背筋を伸ばし、厳かな声で語り始める。その声はまるで歴史の教科書がそのまま喋り出したようだった。)
キサキ:「キヴォトスには、ゲヘナとトリニティーという二つの大きな学園があってな。その二つは過去の因縁から、互いに憎しみ合っておるのじゃ。」
(その言葉には重みがあった。まるでキサキ自身がその因縁を目撃してきたかのような口ぶりだ。)
キサキ:「そんな二つの学園、ゲヘナとトリニティーの中心メンバーが全員参加する中立機構『エデン条約機構(Eden Treaty Organization:ETO)』を設立し――」
キサキ:「ゲヘナとトリニティの間で紛争が起きた場合、ETOが紛争解決を行うことで、両者間の全面戦争を防ぐという構想じゃ。」
(キサキはここで一息つき、穏やかに微笑む。)
キサキ:「簡単に言えば、昔の玄龍門と玄武商会のような関係を『仲良くしようね』ということじゃよ。」
(その微笑みはどこか遠い記憶に浸っているようだったが、言葉の端々には皮肉が含まれていた。)
(レイジョが頷きながら話を引き継ぐ。)
レイジョ:「多分銀時さんも、その構想に巻き込まれてるんだと思います。まあ、私たちにはあまり関係ないことなんですがね。」
(レイジョの言葉は軽かったが、その裏には「巻き込まれたくない」という本音が透けて見えた。)
新八:「そうですか……。」
(新八は視線を落とし、小さく呟いた。その声にはわずかに不安が混じっている。)
妙が向かう場所
(ここでルミが立ち上がり、両手を広げるようにして、明るい声を放つ。)
ルミ:「みんな~、暗い顔をしないで。お妙ちゃんが行くのはその舞台の一つ、ゲヘナの給食部なんだから。」
(その声はまるで曇り空に差し込む一筋の陽光のようだったが、その内容は、新八の耳には嵐の予兆にしか聞こえなかった。)
(新八は驚愕の表情を浮かべたまま立ち上がり、机を叩く。)
新八:「給食部!? 姉上が!?」
(新八の声は完全に裏返っており、表情は絶望の淵に立たされた人間そのものだった。)
(ルミはそんな新八を気にも留めず、。キサキとレイジョも微妙に視線をそらしながら、話を進めていく。)
ルミは微笑みを浮かべながら話し始めた。扇子を閉じる仕草は優雅で、場を取り仕切る彼女の自信を物語っている。)
ルミ:「実はね、ゲヘナの給食部には料理研究で仲良くなった友達がいてね。その友達が、お妙ちゃんを引き受けてくれるって。」
(その言葉には確固たる信頼が込められており、ルミは軽い調子で話を進める。)
(新八は一瞬、安心したように肩を下ろしかけたが、次の瞬間には再び不安が顔を覗かせる。)
新八:「えぇ……でも、本当に大丈夫なんですか?」
(新八の声には、どうしても拭い去れない懸念がにじんでいた。彼の脳裏には、妙の料理で混乱する光景が次々と浮かんでいたのだ。)
ルミ:「これなら、お妙ちゃんも料理修行ができるし、ついでに銀さんの動向も知れる。良いことづくめじゃないかな?」
(ルミはその瞳を輝かせながら新八を見つめる。その言葉はポジティブそのものであり、反論の余地を与えないものだった。)
キサキの疑問
(ルミの話を聞きながら、キサキは顎に手を当て、静かに思案している様子だった。そして、一呼吸置いてから、疑問を口にする。)
キサキ:「ルミよ。相手はお妙の性格や……料理の腕については知ってるあるのか?」
(その声には鋭さがあり、言葉の端々には心配と疑念が滲んでいた。)
(ルミはキサキの言葉に動じることなく、扇子を軽く動かしながら答える。その姿は自信満々の指揮官のようだ。)
ルミ:「まぁね。それに向こうにも、似たような子がいるらしくて。」
(その言葉に新八は思わず首を傾げる。「似た子」とは一体何を指すのか? しかしルミは特に説明を加えず、話を続けた。)
ルミ:「それとね、力が強いなら、ボディーガードとしても手伝ってほしいって言ってたから、大丈夫だよ。」
(ルミはさらっとそう言い放つが、その「力が強い」という表現に、新八は何か嫌な予感を覚える。まるで自分の姉が超人的な怪力キャラに仕立て上げられているような感覚だ。)
新八の不安
(新八は机に肘をつき、頭を抱えながら呻くように呟く。)
新八:「……大丈夫かなぁ。本当に大丈夫なんですか?」
(その声には、妙が何かとんでもない騒ぎを起こす未来を確信しているような悲壮感が漂っている。)
(キサキは微笑みながら、新八を見つめる。)
キサキ:「ルミがそこまで言うのじゃから、大丈夫じゃろう。何かあれば……まぁ、ワシらが対応するまでじゃ。」
(その言葉は穏やかだったが、どこか無責任さも感じられる。キサキ自身も妙に対して完全な信頼を置いていないことが、言葉の端々から読み取れる。)
(新八は再び頭を抱え込むようにして溜息をついた。その姿は、嵐の前の静けさに直面した船長のようだった。)
新八(心の声):ゲヘナの給食部が終わる。いや、ゲヘナそのものが滅びるゥゥゥ……!!
(新八は頭を抱えながら、内心で叫んだ。)
次回、混ぜるな危険は絶対に従って!!
ゲヘナの給食部にやってきたお妙、そこで料理の修行をするのだが、牛牧ジュリの料理とお妙さんの料理が混ざり恐ろしい怪物が生まれてしまった。駆けつけた風紀委員は風紀を正しながら制圧出来るのか!?
(イオリ舐め)
〜透魂〜第一回キャラクター人気投票
-
銀時
-
新八
-
神楽
-
沖田
-
土方
-
山崎
-
高杉
-
桂
-
定春
-
エリザベス
-
ホシノ
-
シロコ
-
ヒナ
-
アコ
-
ミカ
-
ナギサ
-
セイア
-
ユウカ
-
ノア
-
近藤