転生者が掃除機で最強を目指す   作:青いタヌキ

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どうも、青いタヌキです。今期注目している作品の1つであるクロスアンジュの展開が早すぎると思ってしまいます。それではどうぞ!


第9話:警備隊長を掃除する!

―――アジト周辺・川―――

 

 

 

ユウトとアカメ、タツミは夕食の食材を取りに川に来ていた。

 

「ここでいつも獲物をとってるのか?」

 

「ああ。あれは美味だからな」

 

「……で、どうやって獲るんだ?」

 

「川の中に潜って獲物を葬る」

 

アカメは水着姿で潜っていった。そして次の瞬間、この川の獲物であるコウガマグロを爆釣してきた。

アカメがタツミにアドバイスしたが、結果は2匹だった。

 

「くそーっ、なんで取れねえんだよ!」

 

「ま、そこは慣れってもんだろうな」

 

「……ところで、ユウトは何してるんだ?」

 

「魚釣り」

 

ユウトは掃除機で魚釣りをしているようだ。

 

「それで釣れるのか?」

 

「これをみれば分かるさ」

 

ユウトは掃除機の中身をみせた。中にはコウガマグロが大量に入っていた。

 

「参りました」

 

「そこで土下座をされても困る」

 

ユウトはそれからもコウガマグロを大量に捕獲した。

 

 

 

―――ナイトレイドのアジト―――

 

 

 

「俺に暗殺依頼だと?」

 

「正確にはお前の噂を聞いた者からの頼みといった方がいいか」

 

「"帝都の掃除屋"っていうやつか?あれなら俺は掃除したいからしてるだけだ」

 

「まぁ、とりあえず話だけでも聞いてはくれないか?ユウトなら引き受けてくれると思っている」

 

「あのなぁ、俺は他にも仕事があってだな―――」

 

「標的は帝国警備隊のオーガと油屋のガマルって奴だ」

 

レオーネの言葉で俺はようやく気づいた。すでにそこまで原作介入していたのだと。

 

「そいつらを俺にやれ、と?」

 

「お前なら難なくやってくれるだろ?」

 

はぁ……と溜息をつきながらも俺は了承することにした。もちろん、タツミにも働かせるつもりだ。

 

「………レオーネ、依頼人に連絡とれるか?」

 

「何するの?」

 

「知り合いの医師に紹介するだけだ。そいつなら治療も完璧だからな」

 

「そうか……」

 

レオーネとナジェンダはその言葉を聞いて安心したようだ。ま、その医師は俺(ドクターマリオ)なんだけどな。

 

「アカメとレオーネはガマルの方をやってくれ。俺とタツミでオーガをやる」

 

「そう来ると思ってたよ」

 

「タツミ、お前がとどめを刺せ」

 

俺の言葉にタツミが動揺する。

 

「俺が……やるのか?」

 

「お前も殺し屋なんだろ?だったらそれくらいできるようになりな」

 

簡単に言えば、俺はタツミの覚悟をみたいだけなんだ。その覚悟がなければ、いずれ死んでしまうからな。

 

「……わかった。俺が決めてやるよ!」

 

「その意気だ」

 

さて、俺も準備するかな。

 

 

 

―――帝都・路地裏―――

 

 

 

タツミがオーガを裏道に誘い込んできた。俺は完全偽装(パーフェクト・メイク)で透明化している。いざとなったら俺がやるためだ。おっと、タツミとオーガの展開は原作通りにいったな。

タツミがオーガを斬った。それだけだ。俺は偽装解除してタツミの前に出た。

 

「お疲れさま、タツミ」

 

「うおっ!?なんだユウトか。驚かせないでくれよ」

 

「タツミが仕事をできるのか見守っていたっていうのにそれはないだろ」

 

「って、ずっとみてたのかよ!だったら助けてくれたって―――」

 

「甘えるなよ、チビッ子が」

 

「!?」

 

「1人やれたからっていい気になるなよ。どんな状況に陥っても対処できるようにしなきゃいけない。それがこの仕事に必要なものでもあるんだ。覚えておきなよ」

 

それだけ言うと、俺は路地裏から抜けようとした。

 

「ど、どこに行くんだよ?」

 

「この状況を警備隊に説明しに行くんだよ」

 

「それだと暗殺の意味が―――」

 

俺は呆れながらタツミに説明することにした。

 

「死体をこのままにしておくと誰かに発見される。しかし、それだと俺の仕事がやりにくくなるんだよ」

 

「ユウトの仕事?……ああ!」

 

そこでようやくタツミが気づいた。俺がしたいことに。

 

「だからタツミは早く行きな。ここからが俺の仕事なんだからさ」

 

「わかった。あとは頼むぜ、ユウト」

 

俺が軽く返事をしたあと、タツミはその場をあとにした。

 

「さてと……お掃除の時間だ……」

 

 

 

帝国警備隊は焦っていた。一般人から「オーガ隊長が……路地裏で……し、死んで……」と報告を受けたからだ。

今、警備隊数人で確認のために死体があるという路地裏まで走っている。

 

「オーガ隊長は……死んだのでありますか?」

 

移動しながら彼女―――セリュー・ユキビタスは信じられないという表情をしていた。彼女はオーガのことを1番慕っていた。そのためショックが大きいのだろう。

 

「いたわよ!」

 

女性隊員のその言葉で一同は先にあるものを見る。それは体から血を流して死んでいるオーガだった。

 

「オーガ、隊長……」

 

警備隊の隊員たちは唖然としていた。警備隊で1番強い隊長がやられたのだ。当然の反応といってもいい。

そこに、仮面をかぶり、黒いコートを羽織った人物―――ユウト―――が現れた。

 

「き、貴様はいったい―――」

 

「あ、あれは、"帝都の掃除屋"………」

 

「なぜここに……」

 

「キサマが……」

 

隊員たちは声を出したであろう人物―――セリューを見る。彼女の目は涙で溢れていた。

 

「キサマがオーガ隊長を……こ、こ……」

 

「そうだ。俺が殺した」

 

ユウトがそう言うと、セリューはカッと目を見開き、今度は憎悪で溢れていた。

 

「き、キサマぁぁあああぁぁぁ!!!!」

 

セリューはユウトに突っ込んでいったが、意図も簡単にかわされる。それを何度も繰り返した。何度も……何度も……。

そして、ユウトは掃除機で吸い込み始めた。セリューごとオーガの死体を吸い込もうとして………。

 

「く、くぅ!!」

 

警備隊はどうすることもできなかった。自分たちが吸い込まれないようにするのに精一杯だった。

そうしているうちに、オーガの死体は掃除機に吸い込まれた。

 

「返せ……隊長を……返せぇぇぇ!!!」

 

セリューは物凄い勢いでユウトに向かっていった。しかし、すでにオーガを吸い込んだユウトには用はなかった。ユウトは完全偽装(パーフェクト・メイク)で透明化してその場を去った。

 

「う、うう……うああぁぁぁぁああああ!!!!!」

 

もはやセリューの精神は限界だった。膝をつき泣き続けるセリュー。そんな彼女に誰も声をかけることができなかった。

 

 

 

―――ナイトレイドのアジト―――

 

 

 

俺が仕事を終えて持ってくると、タツミが全裸にされていた。そして、タツミはマインの下につくように指示された。

 

「せっかくだから、ユウトもマインについてくれないか?」

 

「あのなぁ、俺には仕事があるって何度も―――」

 

「ユウト、頼む」

 

「わかった」

 

「即答かよ!」

 

こうして俺はまた厄介事を任されたのである。

 

to be continued・・・




いかがでしたか?セリューにお灸を据えておくにはちょうどいいかと思います。クロスアンジュは凄すぎて面白いです。小説の題材にしたいなぁ……。感想やコメントなどはいつでも受け付けています。それではまた次回!
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