転生者が掃除機で最強を目指す   作:青いタヌキ

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どうも、青いタヌキです。今回はオリジナル回です。女性陣といっても人数は少ないですがね。話は短いですが、楽しんでもらえると嬉しいです。それではどうぞ!


第14話:女性陣の恋話

―――Dr.M診療所―――

 

 

 

「スピアちゃん、今日も可愛いねぇ。ナース服が1番似合うよ」

 

「それならサヨちゃんも可愛いじゃないかい」

 

「いやいや、アリアちゃんもツンデレで可愛いよ」

 

「ここは総合的にユキちゃんがいいんじゃないか?」

 

ワイワイ……

 

ガヤガヤ……

 

「おじいさん、言いたい放題言いますけど、セクハラ行為はそこまでにしてくださいね」

 

「は、恥ずかしいです……」

 

「誰がツンデレよ!誰がっ!!」

 

「先生、患者さんがお帰りのようです」

 

スピアちゃんが来てから1週間が経った。3人のナースに加わったことにより、診療所はさらに人気が出てきた。今はサヨ、スピアちゃん、アリア、ユキちゃんがそれぞれの患者さんに対応している。大抵のことは4人ができるので、最近は俺の仕事が減っている。

 

「先生!うちの子を助けてください!!」

 

急患が来るときもあるけど。

 

 

 

………数時間後………

 

 

 

「はい、これで大丈夫ですよ」

 

「ありがとうごさいます!」

 

さっきの子の治療も終わってひと安心したところで今日の診療は終わりだ。

 

「さて、今日の料理当番は………」

 

「私よ」

 

おお、今日はアリアだったか。

 

「今日はすきやきにしてみようと思ってるんだけど」

 

「「「「意義なしっ!!」」」」

 

すきやきか。今日はおいしい肉もあるし大丈夫だろう。

 

「ユウト、ちょっと買ってきてほしいものがあるんだけど」

 

「野菜とかタレとかはあるんだけど」

 

「いいからこれ買ってきて!!」

 

「わわ、わかったから。行ってくるよ」

 

あんなに俺を買い物に行かせるなんて、何かあるんだな。ワンワンとヘイホーもいるし大丈夫だな。

 

 

 

Side:女性陣

 

 

 

ユウトがアリアに買い物に無理矢理行かされたあと、アリアが真剣な表情で3人に言う。

 

「アンタたちってさ、ユウトのことどう思ってるの?」

 

「どうって言うと?」

 

サヨの問いにアリアが答える。

 

「ユウトを本気で好きなのかってことよ」

 

「「「んなっ!?」」」

 

単刀直入すぎる答えに3人は驚きの声をあげる。4人は自分以外もユウトのことを好きだとは感じてはいたが、はっきりと聞くことができていなかった。そんな雰囲気の中、恋愛について………しかもユウトに関することで………話したのがアリアだったことにも驚いた。

 

「な、なによ。私が聞いちゃいけないってことはないでしょ」

 

「そ、そうだけどさ……」

 

「まさかアリアちゃんが言ってくれるなんて思ってなかったんですよ」

 

「それで、ユウトのことはどう思ってるわけ?今はユウトがいないんだし正直に話してもいいんだから」

 

アリアの言葉に最初に答えたのはサヨだった。

 

「ユウトさんは死んだ私のことを助けてくれたし、タツミのことも面倒見てくれてるみたいだし……感謝してるわ。それに、1度見たときからユウトさんに惹かれてたみたい」

 

「そう……で、アンタたちは?」

 

「私は危ないところをユウトさんに助けられて、その…………」

 

「一目惚れしちゃった……と」

 

「は、はい……」

 

スピアは顔を真っ赤にしながら答えた。ユキも答える。

 

「私もスピアちゃんと同じ感じですね。一目惚れがあそこまで恐ろしいとは思っていなくて」

 

「そうなの……」

 

皆の言葉にアリアは何かを考えるしぐさをした。

 

「ところでさ、私たちだけしゃべってアリアだけ話さないのっておかしいわね?」

 

「は?」

 

「そうですね。アリアちゃんはどうしてユウトに惚れたんですか?」

 

「ど、どうしてって言われても……」

 

「もしかして、私たちと同じなのでは?」

 

「……………………(コクリ)」

 

しばらく黙っていたようだが、アリアは頷いた。

 

「最初は良い男だなって感じでしか見てなかったけど、あのときにあんな言葉かけてくるなんて卑怯にも程があるわよ。あれで印象がガラッと変わったわ」

 

「「た、たしかに……」」

 

「えっと、それはどういう―――」

 

「と、とにかく!!私が言いたいことは1つよっ!」

 

そのときのことを思い出したくないのか、アリアは話題を変えてきた。

 

「ユウトは誰のことが好きなのかってことよ」

 

「「「…………」」」

 

「わかってるとは思うけど、ユウトは私たち全員のことが好きなの。でもね、誰が好きなのかは分からない。そこで、私たちが直接聞くのよ。『誰が1番好きなのか』を」

 

「「「いや無理ムリ無理ムリ!!」」」

 

いつかは聞かなくてはいけないこと………それを彼女たちが話せるわけがない。

 

「じゃあどうするのよ?」

 

「全員のことが好きじゃダメなのか?」

 

「ダメに決まって………え?」

 

今の声はアリアの後ろから聞こえてきた。『今誰が答えたの?』という顔でアリアは3人を見るが、皆首を横に振る。ではいったい誰が………。

 

「そうか、でも今の俺には全員が1番なんだけどな」

 

振り返ると、そこには無理矢理買い物に行かされたユウトがいた。

 

 

Side:End

 

 

 

まったく、俺がいない間に恋愛話になってたなんてな。う~ん、どうしたものか………。

 

「全員が1番って……どういうことですか?」

 

「俺が好きになった。それで誰が1番だなんて決められない。だから全員が1番っていう簡単な話だ」

 

俺は全員のことが好きだが、皆は自分が1番好きでいてほしい。でもそれだと俺は嫌だ。チキンだとかなんだとか言われようと、その考えを変えることはできない。

 

「それに、結婚だって一夫多妻制なんだから大丈夫だよ」

 

これで納得してもらえるわけないよなぁ……。

 

「「「「それなら意義なしっ!!」」」」

 

「いいのかよっ!?」

 

「ホー」

 

「ワンワン!」

 

「ガウガウ!」

 

ああ、今日も平和だなぁ………。

 

少し恋愛のことに関して分からない。でも皆はそんな俺のことが好きなんだよな……

 

皆……ありがとう………。

 

to be continued・・・




いかがでしたか?簡単にですがいろいろと書いてみました。たまに視点を変えるのもいいかなと思いました。感想やコメントなどはいつでも受け付けています。それではまた次回!
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