ようやく投稿できるものに仕上がりました。
それではどうぞ!
「…………」
「「「「…………何か言うことは?」」」」
「スミマセンデシタ」
自宅について早々、俺は皆の前で土下座をして謝っていた。昨日は俺が食事当番だったこともあって皆怒っていた。
「………まぁ、あのエスデスさんに会っていたのなら仕方ないですね」
ユキは俺と宮殿に行く(潜入する)ことが何度もあった。そのときにエスデスと会っているため、彼女の性格などをよく知っている。
「そんなにすごいの?」
「すごいといえばすごいですね。あっちの方では攻める側らしいです」
「「「なっ……?!」」」
「ああ、あのときは凄かったなぁ。やられそうになったから気絶させたし」
「「「…………」」」
そういう反応になるよな。それにしても、ユキちゃんがエスデスの話をするなんて思わなかったなぁ。
「それで、ユウトはこれからどうするのですか?」
これからかぁ……今日はナイトレイドのアジトにスタイリッシュが攻めてくるはずだ。タツミたちの手助けをするためにも行かなければならない。
「それなら、今日の夜にナイトレイドのアジトに行くよ」
「何かあるんですか?」
「今日の夜に敵の襲撃を受けるんだ。俺も手伝わなきゃな」
「1人で行くつもり?」
「そのつもりだったんだけど……」
「だったら私たちも連れていきなさいよ。少しは戦力の足しにはなるでしょ」
「そうね。私たちもそろそろユウトさんの手助けをしたいしね」
「それに、ナイトレイドはユウトさんがいる場所ですから守りたいんです」
「私たちにも出来ることをやりたいのです」
アリア、サヨ、スピアちゃん、ユキちゃん……ここにいれば安全なのに俺のために……
「………ありがとう(満面の笑み)」
「「「「なっ!?」」」」
あ、皆が顔を真っ赤にして固まった。やっぱりハーレムスキルは恐ろしいな。
「それじゃ夜までは普段通りで……って、まだ固まってる」
4人ともずっと固まっていたため、今日の診療所での仕事は1人でやらなきゃならなかったのは言うまでもない。
Side:???
「ふふ……これを拾ったときには気にしてなかったけど、ちょっと活躍してもらうわよ」
Dr.スタイリッシュ……帝具に近い道具の製造や人体改造などをしているイェーガーズの一員。そんな彼が偶然古道具屋で見つけた道具を見つめている。
「いろいろ調べたけど、これには巨大な力が眠っているみたいね。もっと研究してからにしようと思ったんだけど……」
スタイリッシュが見つけたものは、1枚の鏡だった。
「帝都の掃除屋もいるしねぇ。そこで偶然見つけたアナタの出番ってわけ。頼むわよ……」
スタイリッシュの声に反応するかのように鏡が光った。
Side:End
―――ナイトレイドアジト付近―――
診療時間が終わったあと、タツミが無事に戻ってきたことを確認した俺は皆を連れてアジトに向かった。だがその前に皆には俺のステータス分けの効果でステータスを上昇させている。これで強化兵にも対抗できるだろう。ちなみに皆には正体がバレないように、俺と同じデザインの仮面をつけてもらっている。
「それで、これからどうするの?」
「俺とスピアちゃん、ユキちゃんの3人で敵の主戦力を相手にする。サヨとアリアは強化兵たちの相手をしてもらう」
「「「「了解!」」」」
まずは雑魚の片付けからいってみるか。
………数十分後………
「サヨ、そっちはどう?」
「こっちは終わったわ。そっちこそどうなの?」
「聞くまでもないでしょ」
サヨは弓、アリアは長剣で強化兵たちを倒した。数が多かったが、ステータスが高かったことやユウトとの模擬戦の成果もあり、問題なかったようだ。
「今度はあっちの方ね」
「まったく、この数を相手にするのは嫌になるわね」
「はいはい、いつまでも拗ねてないで行くわよ」
「だ、誰が拗ねてるっていうのよ!誰がっ!」
これでもサヨとアリアは良いコンビなのである。
―――ナイトレイド・アジト前―――
「此処に来るまでに敵がたくさんいましたが……」
「他にもいるのですか?」
「まぁ、アジトにいるワンワンも手伝ってるだろうし、その戦力を倒せばこっちの勝ちだけどな。……って言ってる間に出てきたな」
さて、こっちの雑魚は吸い込んでおくか。
スポスポスポスポ……
「ユウトさんのその力……何度見てもすごいですね」
「そうです。ユウトはすごいんです」
「ははは……」
俺もすごいが、見事な槍捌きのスピアちゃんやトリックで相手の道具を石に変えるユキちゃんもすごいと思うけどなぁ。
少し奥の方にタツミたちの姿が見えた。
「おっと、そろそろナイトレイドメンバーとのご対面だ」
「そうですか。それでは……」
「頑張っていきましょう。ユウトさん、ユキさん」
「ああ」/「はい」
「はあっ!」
スパスパッ!
スピアちゃんの槍が敵を切り裂き……
「それでは参ります……」
ユキちゃんが魔法とトリックで相手を混乱させ……
「これで御仕舞いだ」
スポスポスポ……
俺がウルトラバキュームで吸い込んでいく、という敵にとっては地獄のようなものだ。
「よっ、元気にしてるか?」
「ユウト!来てくれたか!」
見てみると、タツミとアカメ以外は倒れていた。スタイリッシュの用意した毒のせいだな。本来はアカメも倒れているのだが、毒耐性スキルがあるため倒れていない。
レオーネとマインは頑張っているが、ラバックは気絶している。あとでお仕置き、だな……
「大半の敵は片付けたが、それでも多いな」
「……ユウト、その2人は?」
「今回助っ人に来てくれたんだ。他にも2人いるが、他のところで戦っている」
「そうか」
アカメの質問に答えつつ、周りの敵を片付けていく。ちなみに、スピアちゃんたちは毒耐性付きの薬を飲ませているので毒状態にならない。
ドゴォン!!
おっと、空から何か落ちてきたな。空にエアマンタがいるってことは、ナジェンダが来たのか。
ということはあれは―――。
「目の前の敵を駆逐しろ!!"スサノオ"!!」
「分かった」
ドドドド!!
ガガガガッ!!
敵を倒す音がする。そして、あっという間に敵を殲滅していくスサノオ。俺は残飯処理班のように死体を回収していく。
ん……?掃除機の中から爆発音が聞こえた気が……。
スタイリッシュが爆発スイッチを押したのだろう。しかし、ウルトラバキュームは丈夫だから、中で爆発しても壊れることはない。
スサノオの方は再生しているから心配ないだろう。
「スサノオ!南西の森に敵が潜んでいるぞ!逃がさず潰せ!」
「分かった!」
「それじゃあ、俺も行ってくる。2人は毒を受けた彼女たちの治療を」
「「了解!」」
俺はソニックに変身してスサノオが飛んだ場所に向かって走った。
「アンタ、帝具なんてずるいわね。研究材料にしようと思ったけど、そんなこと言ってられなくなったわね」
おっと、スタイリッシュが危険種になろうとするところか。俺は変身を解いて戦闘態勢に入った。
「あらぁ?アナタが帝都の掃除屋?仮面をつけてるってのは本当だったのね」
うむ。あの『耳』って子は、少しの間絵にして身の回りの世話をするか。あとはステータス吸収の糧になってもらうか。
「アナタには特別に"これ"の相手をしてもらうわ」
………えっ?
「さぁ、出番よ」
………おいおい、なんで"コイツ"が此処にあるんだ?
「古道具屋で偶然見つけたのよ。研究の資料しようと思ってね。そしたらなかなかの力があるのよ。だからアナタの相手をしてもらうことにしたの」
コイツは、コイツは………!
【"ディメンションミラー"……オープン】
『星のカービィ・鏡の中の大迷宮』や『星のカービィ・トリプルデラックス』に出てきたディメンションミラーじゃねぇか!!
俺の目の前には、黒い姿の俺―――ブラックユウトが立っていた。
to be continued・・・
いかがでしたか?少しオリジナル展開にしてみました。感想・コメントなどはいつでも受け付けています。それではまた次回!