転生者が掃除機で最強を目指す   作:青いタヌキ

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どうも、青いタヌキです。今回はオリジナル展開です。いろいろとやりたいことがあったので……それではどうぞ!


第7話:ナイトレイドを掃除する!

さて、タツミがレオーネに連れていかれて3日が経った。サヨとアリアはユキちゃんに任せてるからいいとしよう。そういえば、今日はちょうどナジェンダが戻ってくるときだな。俺もレオーネに例のやつがあるからそろそろアジトに行って少し種明かしでもするかな。えっと、アジトまで行くのは飛行船にするかな。でもその前に、侵入してきた賊の死体を片付けてからにするか。女の子も1人入ってたしな。

 

「それじゃあ、全員の相手をするかな」

 

 

 

―――ナイトレイドのアジト―――

 

 

 

「はぁ……」

 

「まさか、遺体がすべて持っていかれてたなんてな」

 

「2人の墓だけかよ。埋めることもできないなんてな」

 

レオーネがサヨとイエヤスの遺体を持ち帰るために戻ってきたが、すでに持っていかれたあとであった。"帝都の掃除屋"がいた時点で気づくべきことだったが、タツミや作戦時間のことがあったため、そこまで考えていなかった。仕方なく2人の墓を作ったが、タツミは納得していないようだった。

 

「ま、殺し屋としてやっていくんだから頑張りなよ。今は私もいるんだし」

 

「そうだな……それはそれだよな」

 

少しは楽にはなったタツミは、レオーネとアジトに戻った。

 

「タツミ、レオーネ、緊急召集だ」

 

戻った途端に腰まである黒髪の少女―――アカメから知らせが入った。

 

「緊急召集?侵入者をやったあとだっていうのに忙しいねぇ」

 

「…………"あの人"が来るらしい」

 

「……………マジ?」

 

「マジだ」

 

アカメとレオーネの会話を聞いていたタツミは疑問に思ったことを口にする。

 

「なぁ……2人の言ってる"あの人"って誰なんだ?」

 

「ああ……タツミは知らないことだったな。"あの人"ってのは、今のナイトレイドで1番強いやつだ」

 

 

「えっ……」

 

タツミの中ではアカメたちも強いと思っていた。そんな彼女たちより強いということは、いったいどれほどの力を持っているのだろうか?

 

「ただ、ちょっと問題があってさ……」

 

「??」

 

レオーネの話では、その人は常にコートを羽織っているため、ナイトレイド全員顔は見たことがないらしい。風呂などで隙をついて覗こうとすると、必ず迎撃されるらしい。

 

「それにあの人は、私たちの力を試すために、戻ってくるたびに試合―――という名の力試し―――をするんだよ」

 

「それで今回の緊急召集か。でも、よくその人が来るって分かったな」

 

「ボスに連絡があったらしい。『今からそちらに戻る。いつものをやるぞ』と」

 

タツミはその人がどんな力を持っているのか気になってたまらなくなってきた。レオーネは「またやられるんだろーなぁ」とぼやいていた。アカメは嬉しい顔をしていた。どうやら、アカメはその人のことをかなり慕っているらしい。

 

「それじゃ、準備でもしますか」

 

ナイトレイド一同、あの人の帰りを待つ………

 

 

 

Side:ユウト

 

 

 

さて、ようやくこのときが来たな。ナイトレイド一同に俺の力を見せるときが………。ちなみに目的の女の子は既に回収している。

 

「まぁ、ある程度は見せてるしな」

 

「ユウト様、準備できました」

 

ゆうれいヘイホーたちに飛行船をアジトの上空にとどめておくように指示を出した。

 

「それじゃあ、行ってくるかな。なにかあったらいつでも大砲をぶっ放せよ」

 

黒いコートを羽織り、飛行船からアジトに向かって飛び降りた。

 

 

 

Side:end

 

 

こうして、ユウト対ナイトレイドの戦いが始まった。

 

 

 

ストン……

 

何百メートルも上空にある飛行船から降りてきたユウトは、何事もなかったかのように着地した。

 

……うむ、空からだと反応なしか。アジトの警備はラバックの糸だったな。あれに当たらなければどうということもないしな。

 

「お、そのコート……旦那か?」

 

「ブラートか、久しぶりだな」

 

「旦那が戻ってきたってことは……」

 

「ああ、久しぶりにやらせてもらうぞ」

 

ブラートと真剣に戦えるのは今しかない。……よし、あいつでいくかな。

 

俺は『クッパ』に変身し、コートを脱ぎ捨てた。

 

「おっと、これは予想外だな……旦那があの"帝都の猛獣"といわれたクッパなんて」

 

帝都の猛獣―――クッパで敵を葬っていたときもあり、そのことからその名前がついた。今はそんなことは関係ないがな。

 

「そんなことはどうでもいい。あとでまとめて話してやる。ブラートよ、今のお前が持てる力……本気でワガハイにかかってこい」

 

「おうよ」

 

ブラートは帝具・インクルシオを使い武装を整えた。

 

「クッパの旦那……いきますぜぇ」

 

「……………来い!」

 

「「うおおおおおおおおお!!!!」」

 

俺とブラートの一世一代の大勝負が始まった。

 

 

 

―――ユウト vs ブラート―――

【BGM:スマブラ3DSより「ランニング/カウントダウンのテーマ」】

 

―――数十分後……―――

 

 

 

 

突然響いてきた爆発音の方へ向かっていたナイトレイドメンバーは、クッパの姿のユウトとブラートの戦闘を観ていた。

 

「………なぁ、私たち夢でも見てるのかなぁ。目が霞んできたよ」

 

「レオーネ姐さん、俺も夢だと思いたいですよ。でも現実なんすよ」

 

「さすが……!」

 

「えっと……これはいったいどういうことなのでしょうか?」

 

「あの人が戻ってくるってので作戦たててたら、外でブラートと帝都の猛獣が戦っているってだけの話じゃない。落ち着いて考えれば大したことないじゃない」

 

「そう言っているわりには足がガタガタ震えているぞ、マイン」

 

「う、うるさいわよ!新人のくせに!!」

 

レオーネ、ラバック、アカメ、シェーレ、マイン、タツミの順に、今の戦況について話している。

 

「お、そろそろ終わるぞ」

 

さてこの勝負、勝ったのは………ユウトだった。

 

 

 

当然と言えば当然のことだろう。こっちはチート持ちだ。帝具なしでもここまで善戦できる。さて、ブラートは清々しいほどの顔をして気絶している。俺は外に出てきた他のメンバーに顔を向ける。

 

「ほう……これはこれはナジェンダ以外全員集まってくるとは」

 

「お前がいるからだな」

 

「……ナジェンダか、久しぶりだな」

 

「ああ……あの手紙の説明ではわからなかったが、こういうことだったのか」

 

「そういうことだ。あと、"俺"は他のやつも相手にしないといけないから、今は黙ってみていてくれ。あと詳しい話はあとでな」

 

「フッ……それだけでいいのか?」

 

「今はな。ふふ……」

 

というわけで、いきますかな。

 

 

「まずはお前からだ、レオーネ」

 

 

―――ユウト vs レオーネ―――

【BGM:スマブラXより「メタナイトの逆襲(スマブラver.)」】

 

 

 

「私何かしたかなぁ?」

 

「何かあるのか?」

 

とぼけるレオーネだが、ナジェンダが聞いてきたので俺はあるものを取り出した。

 

「タツミから騙し取った金と私が払った分の食事代、その他諸々の罪がある。これがその催促状と領収書だ」

 

俺はメタナイトの姿になり、それらをナジェンダに渡した。その際にナジェンダ・アカメ以外は姿が変わったことに驚いていた。

ナジェンダは金額を確認すると、領収書をグシャグシャにした。

 

「レオーネ……3ヶ月分の給料はないと思え……」

 

「そ、そんなぁ……!」

 

「何か言いたいことがあるのか?」

 

キリキリ!!

 

「あ、ありません!それとボス、そのキリキリ音はやめてぇ!!」

 

「ではいくぞ!」

 

「今の状況で来ないでぇぇぇぇ!!!」

 

精神的苦痛を与えたあと、俺はレオーネを滅多斬りにしてやった。レオーネも応戦してきたが、そこは乱れ斬りで全部対応した。

 

「では、まずはあのとき……タツミから騙し取ったときの食事代からいただくとしよう」

 

「ぐぅ……」

 

こうして、この前の仕返しをしてやったのだった。

 

ちなみに、ラバックは元の姿(仮面とコートをつけた状態)で掃除機をチラつかせたら棄権してきやがった。チッ……土下座までしやがって、いためようがないじゃないか。

 

―――そのときの様子がこちら―――

 

「すいません!勘弁してください!その掃除機で吸われたくないです!帝都の掃除屋に逆らいたくありません!!お願いしますお願いします!!」

 

『……………』(皆唖然とする)

 

「ラバック……お前にはプライドがないのか?」

 

「無いです!ここでやられるくらいならない方がましです!!」

 

「…………お前、晩飯抜きな」

 

そしてラバックは今日の夕飯抜きが決定した。

 

 

 

シェーレは掃除機でメガネを吸い込んだら、あたふたし始めたので気絶させた。

………なんか消化不良だよな。

 

 

 

―――ユウト vs マイン―――

【BGM:スマブラXより「ギンガ団バトルBGM(スマブラver.)」】

 

 

 

さて、マインはピンチになれば強くなる帝具、浪漫砲台・パンプキンがあるから『ルカリオ』でいくことにしよう。ただ、このときは口数が少なくなることが多いから、機嫌を損ねないように気を付けないとな。

 

「さぁ!次はアタシの番ね!相手になってやるわ!」

 

「……………」

(片足立ちで目を閉じている)

 

「何よ!無視するっていうの!……いい度胸してるわね。アタシが倒してあげる!!」

 

「……………」

 

俺は動じることなく戦闘態勢に入る。

 

「くらいなさい!」

 

マインは容赦なくパンプキンを撃ちまくってくる。

俺はダメージを受けつつも波導弾を放つ。

 

【ルカリオ の はどうだん!!】

 

【マインにはいまひとつのようだ】

 

「いまいち冴えない技ねぇ。そんなのじゃアタシはやられないわよ!」

 

「…………」

 

ルカリオは傷つくほど強くなる。それを利用するにはこの方法しかないのだ。今はじっと耐えるしかない。

その後もパンプキンで撃ち抜かれていく。

 

「なーんだ、こんなものだったのね。それじゃあダメね。女の子の前で恥をかくわけ?やっぱりダメダメね」

 

「…………」

 

「もし彼女がいるんだったら可哀想よね」

 

「………………(ブチッ)」

 

ああ……いくらマインちゃんでも言ってはいけないことを言ってしまったな。これはお仕置きが必要だな。

 

「お、おいマイン。そこまでにしておいたほうが…」

 

「ああ……なんか今キレた音がしたような…」

 

「なによ。アンタたち男が負けてるからアタシがここまで相手してあげてるんでしょ」

 

「………………………」

 

タツミとラバックが俺の怒りを伝えようとしてくれたが無駄だったようだ。やはり俺が決めるしかないな。

あと、このときのダメージ蓄積量は300%だった。

 

【ルカリオ の はっけい!!】

 

「ぐっ!」

 

俺ははっけいをマインの腹に当てる。

 

【ルカリオ の しんそく!!】

 

次にしんそくで背後に回った。

 

「き、消えた?!どこいったの!!」

 

「お前の後ろだ……」

 

「えっ……」

 

【ルカリオ の はどうげき!!】

 

「きゃ……!」

 

俺は波導を最大限に拳に溜めた。

 

「…………とどめだ」

 

【ルカリオ の はどうだん!!】

 

「このままやられて……たまるかぁ!!」

 

マインはパンプキンで放ってきた。しかし、はどうだんは最大まで溜まりダメージ量も多い。その分威力がある。一方、マインのパンプキンも最大のピンチなのだから威力が半端ないだろう。

そう思っていると、両者が相殺されそうになっていた。そこで俺はしんそくで再びマインの背後に回った。

 

「そんなの……2度も通じないわよ!」

 

【マインの通常攻撃!】

 

【ルカリオ の かげぶんしん!!】

 

そこには俺の分身が攻撃を受けていた。そして俺はカウンター攻撃をはどうげきで入れた。

 

「うぐっ……」

 

【マイン は たおれた!!】

 

それを受けたマインは気絶した。

今思ったことだが、あれくらいのことでキレてしまうのは情けなく感じた。

 

「………俺もまだまだ修行しないとな」

 

 

 

―――ユウト vs タツミ(2回目)―――

【BGM:スマブラ3DSより「戦闘!トレーナー(ポケットモンスター X・Y)」】

 

 

俺はゲッコウガになってタツミの相手をすることになった。

 

「あっ!アンタはあのときの!!今度は負けねえからな!」

 

タツミは構えているが、いろいろと隙があってやり放題だな。

 

【ゲッコウガ の かげうち!!】

 

俺はタツミの背後に回り込んで攻撃した。

 

「ぐふっ!」

 

俺は一瞬ひるんだところに飛び付き口をこじ開けた。

 

【ゲッコウガ の れんぞくみずしゅりけん!!】

 

「ぐががが!!」

 

大量の水を飲ませたあと、俺はこれでもか!というくらいの水の攻撃を仕掛けた。

 

【ゲッコウガ の ハイドロポンプ!!】

 

本来は復帰技だが、俺のは威力もあり攻撃にも適している。さっきみたいに水をたっぷり飲ませている。

 

「うわぁ……」

 

「あれは受けたくないわ……」

 

ラバック、お前は何も受けてないからあとで特別コースに案内してやろう。ふふふ………。

そして、俺は横スマッシュを決めてフィニッシュ!!

 

「ぐふ……俺、まだ何もして…ねぇ……」

 

【タツミ は たおれた!!】

 

うむ、タツミはしばらくの間ゲッコウガで鍛えてやろう。

 

 

 

―――ユウト vs アカメ―――

【BGM:スマブラDXより「ファイアーエムブレム」】

 

 

 

「久しぶりだな、アカメ」

 

「ユウト、久しぶり」

 

「おいおい、俺の本名は2人でいるときしか言わない約束だろ」

 

「そうだった。すまない」

 

俺とアカメは長年の付き合いで、アカメが暗殺チームにいたときから稽古をつけていた。あと、アカメとクロメは原作ほど仲が悪いわけではない。クロメのほうは俺がドクターマリオで治療している。そしたら2人に懐かれた。これってもしかして、2人とも俺のヒロインか?と思っている。

 

「でもこれからはいつでも本名で言っていいぞ」

 

「本当か?」

 

「もちろんだ。それじゃあ、いつものやつやるか」

 

「ああ!」

 

俺は剣士たち―――マルス、アイク、リンク、メタナイト―――で稽古をつけた。稽古だから倒すことはないぞ。

 

 

 

しばらくしてアカメとの稽古も終わった。これで全員相手にしたからコートを羽織直して変身を解いた。

 

「どうだ?このメンバーと戦ってみて」

 

「アカメは相変わらずだな。ブラートはなかなかだったし、タツミは将来輝くだろうな。それに引き換えてラバックとレオーネはまだまだだな。シェーレは論外だな。マインはもっと接近戦でも対応できるようにしないとな」

 

「今戦っただけでそこまで言えるとはさすがだな」

 

「あの、ボス……その人は……?」

 

「ああ……彼は軍では一緒にいてな。今でもこの腕と眼の治療をしてもらっている」

 

ナジェンダは右腕をみて言う。

原作では機械の腕と眼帯だったが、俺が介入してからは右眼は死んだ者の眼を移植してなんとかなった。しかし、腕は凍りづけにされたあとに粉々にされたため、修復が困難だった。そのため、ナジェンダの遺伝子から培養して新しい腕を作ったのだ。

キリキリ音が鳴るのは、俺が機械製のグローブ式義手―――原作と同じデザインの義手―――を渡したからだ。もちろん、義手が相手に向かって吹っ飛んでいき掴むことができる。まぁ、腕の方は定期的に診ている。何かあってからじゃ遅いしな。アフターケアってやつだ。

難しいことがたくさん出てきたが、簡単に言うと俺はナジェンダを助けていろいろと世話をしているということだ。

 

「では改めて紹介しよう。今日からナイトレイドに加わることになった―――」

 

「ユウトだ。よろしく頼む」

 

こうして、俺はナイトレイドに正式加入することになった。

 

to be continued・・・




いかがでしたか?今更ですが、BGMはこのキャラではこれがいいな、と思ったものを選んでいます。感想などはいつでも受け付けています。それではまた次回!
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