ドラゴンクエスト 継承者の冒険   作:くまたいよう

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 私作アバン先生に何が起きてるか回で?

 ※

 1話がミスだらけだったので修正しております。


過去と現在

【カール王国】

 

 嘗て、魔王ハドラーが地上を席捲していた時期においてハドラーに最も立ち向かっていた国である。その後、新たに大魔王バーンが地上を侵略した時期に魔王軍の六大軍団の一つである魔影軍団との戦いでは善戦していたが、代わって攻めて来た超竜軍団の前には5日で壊滅させられてしまった国、紆余曲折を経て再興が始まりつつあるが、新たな王には厳しい現実があった。

 

「ぐぅっ・・・・【近い】・・・・かもしれませんね」

 

 書斎で咳き込んで、思わず口を押さえた手を濡らしていたのは唾ではなく血であった。戦友マトリフと同じような状態に近付いて来たと認めざるを得ないが、このままでは終われないとして姿勢を正した時に呼び鈴が鳴った。入って来たのは超竜軍団との戦いで戦死したカール騎士団長ホルキンスの弟であるが、顔色が優れなかった。何が起きているか理解している故に。

 

「アバン様・・・・【パデキア】の・・・・おやつ代わりのスープを」

 

「どうも・・・・おぉっ、懐かしい味です」

 

 カップスープの形で運ばれたのはカールの新国王であるアバンが嘗ては昼行灯を装っていた時に料理番の女性達に伝授した通りの味だ。それが今のアバンの身体には染み渡った。

 

 まだ持って来た者を含む数名しか知らない事であるが、シャトーの推測は真実だった。

 

【凍れる時間の秘宝】

 

 皆既日食の力を借り、掛ける対象の時そのものを凍らせてしまう術で当時の魔王ハドラーを封じる事を試みた。しかし、双方が1年凍れる時の中に封じる結果となった。その関連でアバンが結果的に自分の剣技を完成させる等の様々な副産物が生まれたが、そこから悲劇は始まっていたのだ。

 

 解放されて直ぐ様に魔王ハドラーを倒し、自分は後進を育てる先生となる事を決意した。一番弟子と共に世界各地を回ったが、アバンの肉体は本来は負荷の問題で大魔王バーン=魔界の神でもなければ扱えない禁呪である事と何よりも?

 

【残っていた資料の欠落部分】

 

 それが原因で凍れる時間の秘宝を使った後遺症が徐々に現れ始めた。

 

 語られない戦いを含めたアバンの先生としての日々は勇者ダイを指導し始めた時期で漸く改善の兆しが見えた段階と言える程に後遺症に苦しめられた日々でもあったのだ。

 

 そして、復活したハドラーに対してメガンテを使い、カールの守りが代わりに砕けた事により命を救われたが、またも傷付いた身体で破邪の洞窟に挑戦し続けたと言う荒行を行って大魔王との決戦に合流したのだが、やはりそれの代償も大きかった。今のアバンは戦友であるマトリフ同様に寿命を縮めた身体となり、死期が早まっている。

 

 しかし、諦めて回復の努力を怠る程にアバンは愚かではない、そもそも新たな驚異が早く来てしまったとは言え、自分の事を怠った過ちは繰り返せない。

 

「アバン様、どうか・・・・責務よりもお身体を大事にして下さいっ」

 

「大丈夫ですよ、身体を酷使しているワケではありません。ロカのところへ行くには早いし、マトリフも寿命を縮めながら百年近く生きていたのです。それに【報い】にしては軽いものです」

 

「なりません!それはフローラ様に知られないようにしていた兄達の思いを無下にするお言葉です!」

 

「そうですね、では・・・・改めて気合いを入れ直しますか」

 

 そう、亡きホルキンスを始めとして、カールの戦士達はアバンの窮状をある経緯で知っていたのだ。だからこそ、軍団長であるバランさえ出向かなければ超竜軍団を撃退していたとまで言われる程に奮戦する騎士団となれていた。

 

 それでもアバンは代償の処置が間に合わずにいた罪悪感は消えずにいた。自分は・・・・と考えた時、間接的に聞いた事だが、一番弟子を立ち直らせてくれた男の言葉が響いた。

 

 そして、一先ずは落ち着いた頃。

 

 

 

 

 ドォオオッン!

 

 

 

 

「おや、あの着地音は?」

 

 自分以上の切れ者と賛辞しながら未だにルーラの着地が安定しない弟子特有のもの、やはりな人物が慌てて入り込んで来た。

 

「せ、先生!いえ、カール王様。無礼を申し訳ありません・・・・です」

 

「おや、親しき仲にもなんとやらで結構ですねえ。何かありましたかポップ?」

 

「は、はい・・・・レオナ姫からの【親書】をお持ちしました・・・・」

 

「おや、ダイ君の行方候補がまた見つかりましたか・・・っ!?」

 

「あ、アバン様?」

 

「フローラ様を呼びなさい、悪いですが緊急事態が起きたのでパプニカに出向きます」

 

 親書の中身は教えてもらえないが、アバンの顔色は只事ではないのを男は理解した。不吉な予感がするが、自分が聞いたように、大魔王すら恐れた男として知られるポップが慌てるような事態となれば、相談すべき相手はやはりアバンだったからだ。この後に起きるであろう事が、どうか無事に終わるよう祈るしか出来なかった。

 

 

 

 

 

 ---------。

 

 

 

 

 

「この先にあるのが【デルムリン島】ですか」

 

「そうだよお嬢さん・・・・俺達の仲間が行方不明になった辺りだから、少し怖いが・・・・まあ、今は平和になったからな」

 

 レイラから日除け用にと貰ったフードを被りながら漁船に乗せてもらい、漁師達と共に釣りをしながらの船旅。目的地に近付いていたが、漁師二人は言った通りの事が起きたのでまだ及び腰である。何とか一呼吸置くために携行食で軽い食事にしようと提案して来たので同意したシャトーは手持ちのものを出して切り分けた。

 

「な、なあ嬢ちゃん。何だよそれ?」

 

「リンゴですよ・・・・ああ、種類の問題で果実特有な色と匂いが通常より強いですからね、食べてみます?」

 

 果物ナイフで切り分けたものをシャトーは差し出したが過剰に反応された。

 

「・・・・う、うめえ!味の濃さと鮮烈さが知ってるのの軽く数倍だ!」

 

「な、何だよ・・・・こりゃ。ただのリンゴじゃねえな?」

 

「え、ま・・・・いや、私の故郷オーザム近くの希少な品です。魔王軍の攻撃で殆ど全滅しちゃったから、もうあまりどころか・・・・全然無いかもしれないけど」

 

 嘘だ。これは書物で見た果物をシャトーが魔界の庭園で育てていたものだ。色違いではあるが、味に関しては言ったように人間界での極寒か手前近くの地で育つ条件での最高の味のリンゴに匹敵すると唄われたのは事実ではある。栄養もあまり変わらない。ついでだから、違う種類のものを試しにドライフルーツと呼ばれる物にしたものを使ったレーションも振る舞った。

 

「「こ、これも・・・・うめえ!」」

 

「喜んでもらえましたか、お金だけじゃ悪いと思ってましたから・・・・その?」

 

「いや、大丈夫さ・・・・このリンゴがまた実ると良いな嬢ちゃん!」

 

 気を良くしてくれた漁師達には悪いと思っていたが、デルムリン島に到着したので切り替える事にした。

 

「では、私は一応ルーラ使えますからここで、お世話になりました」

 

 一礼した後に歩を進めて海岸から森へと進むシャトーの姿を見て一安心した漁師達は帰りの船を進めた。

 

「やっぱり、あの美人なお姉ちゃんは実は悪い魔族とかじゃねえな・・・・」

 

 実は徐々に広まっている事、島には以前にアバンが張り巡らしたマホカトールによる結界が未だに形を変えて生きている。その理由は島の岬にある【ダイの剣】にあった。

 

【飽くまで、アバンやロン・ベルクの仮説】

 

 ダイの帰りを待つ剣の力とマホカトールの残滓が呼応した結果、マホカトールの数倍強力な破邪の結界となり。島に立ち入れるのは邪心の無い人間か勇者と共に戦ったような人間以外の種族達のように邪悪な力の影響が無い者のみとなった。逆に言えば入れない者は邪悪かそれに成り得る者であるとの証拠だと広まっている。現にダイの剣を狙った人間の盗賊や魔王軍の残党は全て弾き出されていた。

 

 但し、シャトーが結界をすり抜けられる理由は次元が違うものであるが。そして、暫く歩を進めた時に【きめんどうし】と呼ばれる種類のモンスターがシャトーの目に入った。

 

「おや、お客様かね。人間の娘のようだが、この島に何の用じゃな?」

 

「貴方・・・・もしや勇者ダイの育ての親であるブラス様ですね、ショーユ切らしたんでわけてくれ」

 

「・・・・ここは、モンスターが住む孤島なのじゃが」

 

「冗談です。この島にはショーユも置いとらんのかぁあっとか言いながらちゃぶ台返しなんかしません、ああ最初から顔を見せるべきでしたか」

 

 フードを取って見せた顔にブラスは予想通りな反応をした。

 

「レ、レオナ・・・・姫!?」

 

「いえ、私は武者修行中な魔法使い見習いで似てるだけです」

 

「ふむ・・・・確かに、髪の色以外も良く見ると感じが違いますな、では改めて何用かな?」

 

「勇者の育った地を見てみたいと思いまして、剣を見せて頂くだけでも」

 

「構いませんですじゃ、その前にそろそろ?」

 

 

 

 ドォオオンッ

 

 

 

 遠くから轟音が響いた。近くに行くと全身金属の男とリザードマンタイプの巨漢が浜辺で凄まじい闘気を吹き荒れさせながら戦っていた。金属の男が、巨漢からの当たれば一溜りもないとわかる斧の斬撃を何とか回避しながらスピード重視な拳の連打を撃ち込むが、斧でいなされていた。

 

 斧は最終決戦で使った【グレイトアックス】と呼ばれた斧を【真空の斧】のように片手で扱う型に改良したものであるとシャトーは見抜いた。

 

「ぬぅおおおっ!」

 

「隙あり、オーラナックル!」

 

「むぅん!」

 

 振り下ろした斧を左に回避して、その隙を狙い勝負を賭けた左の拳を膨れ上がった左腕で受け止められてしまう。巨体とはいえ頑丈にも程があると打ち込んだ側と見てた側は思った。

 

「く、くそ!もう・・・・」

 

「待て待て!そこまでじゃ!」

 

「お、ブラス様。またダイのファンか・・・・何だよ、レオナ姫・・・・お忍びですかい?」

 

 また勘違いとするが、シャトーは激戦に目を丸くしたので其方を優先した。

 

「あ、あの・・・・その方々は?」

 

「俺はヒム、此方のはクロコダインだ」

 

「何か・・・・凄いもの見ましたが・・・・その方の腕はどうなってんです?」

 

「修行をし直した結果で最近は頑丈になって来ました」

 

「ああ、直接見てねえが?そのおっさんは集中すりゃオリハルコンの剣すら腕のガードで受け止めちまうくらいなんだ。それを鍛え直したらしい、正直ドン引きって奴だが流石はハ・・・・いや、俺の上司様が選んだ男・・・・って、それより客人案内しないとな」

 

 ヒムが言うように、嘗てはバランの竜闘気を込めた剣の一撃は愚か、怒り心頭で放たれたギガブレイクすら耐えたクロコダインの鋼鉄の肉体は闘気の扱いを学び直した結果、ヒムのオーラナックルを普通に受け止めてしまう程に鍛え直されたのだ。その身体に宿った気をシャトーは感じて一考をした。

 

(ハドラーもですが。流石、あのバランが一番買っていた男ですね・・・・種族の問題と相性で、将来にダイが正式に現代の竜の騎士として動く事になって竜騎衆を率いる際に【海戦騎】として最も相応しいかもしれません・・・・)

 

 事情を知ってはいる。最終決戦で瞳にされ、戦えすらしなかった不甲斐なさを悔いたクロコダインは短期間の修行で力を増した。ヒムもそのクロコダインとの訓練で力を増していると理解する内に目的地に着いた。

 

「これがダイの剣ですじゃ」

 

「これが・・・・成る程、この剣が・・・・(まるで墓ですね)」

 

 島の岬に、最初に仲間達の大半が思ったような形に一目で勇者が持つべき剣とわかる力を秘めた業物が突き立てられていた。真の勇者ダイの剣と刻まれた墓の墓標のように・・・・帰って来てもらう為の目印にしては紛らわしいとした。

 

 修行者として一目見たいのを理解するブラス達は剣を見つめるシャトーから距離を置いた。実は剣の意思に触れられるような者がいるに越した事は無い・・・・だが、シャトーが思うのは他の想像を越える事だ。何故ならば、シャトーからしたらダイの剣は?

 

 

【父を斬った男の剣である】

 

 

(本望でしたか?より、強い【力】の前に敗れたのは・・・・)

 

 

 

 

 ------。

 

 

 

 

『お前が、あの女の娘か・・・・余に何を望む?』

 

『魔界で、貴方の領内で良いから好きにさせて頂きたい・・・・それを認めさせる価値がある証を見せます』

 

 シャトーが見せた証は・・・・【力】・・・・大魔王の血と肉を受け継いだ故のと同時に、それだけでは絶対に得られない力だった。それを解放した結果、バーンの顔色が変わった。傍にいたミストバーンは、その時の事は後にバランにより黒の核晶の爆発を最初に遮られた時に匹敵する驚きようだったと奇妙な友人キルバーンに語った。

 

『一手、相手を願います!』

 

 その日、バーンの魔界での宮殿の領の一つが消滅をした。間に入ったミストバーンですら、その力の前に【闇の衣】を脱ぐ決意をしたが、バーンに止められたのだ。

 

『面白い・・・・今回の望みだけではなく、余が地上を・・・・いや、太陽を手に入れた後は・・・・その時にお前の欲しいと思ったものを全て与えてやるぞ・・・・おぉ、その前に余からお前には・・・・【名前を付けてやらねばならんな】・・・・そうだろう?娘呼ばりはいかん、余は・・・・【お前の父】なのだからな』

 

 その日、シャトーと名付けられた少女は当時の自分の望みを全て叶えたのだ・・・・【力】のみで・・・・そう、それのみだ。魔界で生きるにはそれしかないのだ・・・・だから。

 

 

 

 

 ---------。

 

 

 

 

 回想を終えたシャトーが振り替えったら、ブラス達が自分に何かを感じた目を向けられていたのを理解した。未知の類いだとして様子見を決めているとも。

 

 その日、ブラスの居住する洞窟で一泊する事になったシャトーはヒムも居合わせる中で次の望みを切り出した。

 

「何と、あの洞窟に・・・・?」

 

「はい、私も修行として・・・・レオナ姫が儀式に使わせてもらった洞窟を使わせて頂きたいと」

 

「例のマグマとかで危険なか・・・・いや、向上心ある嬢ちゃんだな。どうだい、許可・・・・は」

 

 ブラスの顔色が悪い、何事かと思ったが漸くブラスは声を出した。

 

「・・・・すまんが、少し考えさせてくれ」

 

 

 

 

 ーーーーーー。

 

 

 

 宛が外れたのでシャトーは夜の散歩をしながら次を考えていたが、そこに事態を察したクロコダインが声を掛けた。

 

「すまんな、俺なりに考えて思い当たったのだが、ブラス老は【島の洞窟】に良い思い出が無いのだ」

 

 聞かされた内容は確かにとするべきもの。

 

 レオナは自国の悪人達に暗殺され掛けた。

 

 ダイとの修行に違う場を紹介した時はアバンを倒しに来たハドラーとの死闘・・・・ブラスにとっては悪い予感がするのだろう。

 

「成る程、二度ある事は三度あるって言いますから仕方ありません」

 

「うむ、ブラス老は誰よりも【祖父】としてダイに愛情を注いでいた。嘗ては非道な行いをして肝心な時にダイの力になれなかった俺は申し訳なく思っているよ、すまないが今回は先送りにしてもらえんか?」

 

「いえ、私も此処で良いものを見せてもらいました。特に貴方に・・・・【過去への拘りを鍛え直す事で捨てようとする貴方】に、私なりにお礼をします」

 

「何を・・・・それに、お礼と・・・・な、何っ!?」

 

 優美にサークレットを外したシャトーの額に忘れようが無いものがあってクロコダインは驚愕した。その隙に出された光に当てられたと理解したが、その光も忘れようが無い・・・・だが、あの時のように【瞳にはならない】と理解した。

 

「迷いは晴れましたか、今の貴方は気にしてしまった時期とは全然違います。噛み合わせが悪かったのは事実ですが、既に勇者ダイに是非とも必要な【力】を持った男となってます」

 

「・・・・それは【鬼眼】・・・・な、何故だ。君はバーンの関係者だとしたら、結界にもダイの剣にも阻まれているハズだ・・・・いや、ザボエラのようにすり抜けた風でもない以前に、君は断じて邪悪等では無い。昼間に・・・・特にブラス老が感じた。だからこそ、洞窟に近付けたがらないでいるのだ。君の持っている気は暗黒闘気等ではない・・・・それと、は・・・・っ?」

 

 

 

 ~~~~~~っ。

 

 

 

「む、どうしたのだ・・・・ブラス老が洞窟に良い思い出が無いの迄は話したな?」

 

「はい、何かあったのですか?」

 

「む、むう・・・・最近、修行ばかりで疲れているのか?少し頭を冷やして来る」

 

(時の砂を使ったのに、違和感を持てるようですね・・・・)

 

【時の砂】

 

 時間を巻き戻す効果がある伝説のアイテム、オリジナルではない、そうであったとしてもそれ程の時間は巻き戻せないしデルムリン島で暮らしていた【神の涙】には及ばないが、狙い通りにはなると確信していた。

 

(さて、明日にはお暇しますが・・・・次はどこに行くかですね)




 公式で幻の魔界編では海戦騎とされてるクロコダインの私作でな登場回でした。

 ↓ おまけで試作な練習作。元ネタは例ので。


 ハドラーの悲劇。

(さ、最悪のケースだ・・・・!!新アニメでレオナ姫のポロリが削られたが、天使のレオタードに変更されたからこそ新鮮なコスプレシーンがあった!マァムのタイツは履いているからこその素晴らしさがある!若い頃のフローラ様に未遂だからこそ良い触手プレイがあった・・・・っ!だが、肝心なものが結局は無かった!このままでは・・・・俺は、俺は・・・・!)

『・・・・魔軍司令ハドラー!』

 ビクン

「大魔王バーン様がお呼びである・・・・!!」


 ドオオオン


「ハドラーを呼びました」

「ご苦労・・・・ハドラー、面をあげよ」

「・・・・」

「どうした・・・・?面をあげるがよい」

「おっ・・・・お許し下さいバーンさまッ!!約三十年近く続いてしまった件の原因と結果による落胆は私の不用意な発言によるもの、如何なる処分も厳重に【愚か者】・・・・っ!」

「お前のつまらぬ小細工を見抜けぬ余だと思ったか・・・・!原作から新旧アニメにおいてサービスシーンの王道【女の子のお風呂シーン】を余に期待させ、無かった失望を与えたのは、旧アニメの時期が、アニオリなる風潮が盛んだったからあるだろうと口にしていたお前の打算であろう、お前は決してこの結果の責任を取るつもりでいたわけではあるまいっ!」

「う・・ああ・・!」

 そう、例えばドラゴンボールにおいても原作には無いお風呂やシャワーのシーンが女はおろか、男にすら度々あったからには、可能性がゼロだと思っていた視聴者は何気に少なかっただろう・・・・だが、それは叶わずだった。

「時代が違うと言っても誤算だったのは認めよう、続編があっても不用意なお色気シーンはあるまい・・・・しかし?【ぱふぱふ】なる単語が出る作品において・・・・まさか、お風呂シーンを担当したのが寄りによってお前だけとは・・・・な。自分に責任があると言うなら、そういう事にして敢えて言おう・・・・【ハドラーよ、どうなっているの?】」

 何故か唯一のお風呂シーン担当になってしまったハドラーの悲劇、彼の運命や如何に?
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