支配されぬ王と青春物語   作:キメラ生物というより雑種らしい

11 / 35
凍結と言ったな。あれは嘘だ。
ということでやっぱ続きます。
もうちょいテキトーにゆるゆりとやっていくことにしますわ。
という感じでどうぞ~。忘れてたら以前のも見てってね。


第十話 努力は大事だけど方向性はもっと大事

と言うことでやってきましたトリニティ。

ここでどうやってセイアちゃんを探すのかと言いますと...脳筋です。

もう居そうなとこ片っ端から探していきます。

 

と言って早数週間!

一向に見つかりません!!!!

前に見たスーツの男は見つけたのに畜生!!!

 

考え無しで行動するのは良くないってことなんすね。

匂いさえ分かればもうちょい探しようがあるんだけど夢の中って匂いわかるんかな。次試すか。

というか今寝れば会えるのでは?やってみるか。

 

 

 

んなっはぁ!ここは...

豪華な装飾が施された場所!当然の如く手に鳥が止まっているセイアちゃん!

昼寝でも行けるんだな。

 

「ではちょっと失礼」

 

「ん?」

 

そう言ってセイアちゃんに顔を近づけ、匂いを嗅いでみる。

ん~やっぱ無臭。

でも一応もっと顔をうずめて匂いを嗅ごうと更に顔を近づけようとしたところ腹パンされた。

 

「イタイ...」

 

「人の匂いをいきなり嗅ぐんじゃない!」

 

それは確かにそう。

 

「いったいなぜ私の匂いを...」

 

「いやぁ、匂いを頼りに探そうかと」

 

「君は犬か!」

 

「恐竜です」

 

セイアちゃんが大きくため息をつく。

なんかごめん。

 

「それはそうと、匂いがわからなかったので見つける手立てが無くなりました。助けてください」

 

「なぜ私が助けないといけないんだ...第一私を探しているなんてどういうつもりだい?」

 

「暇だったから!」

 

「胸を張って言う事じゃないんだが」

 

「探されるのが嫌なら面白い話して~」

 

「振りが雑過ぎる...まぁ、気分転換には良いか。では七つの古則の一つ、"楽園に辿り着きし者の真実を、証明することはできるのか"について話そうじゃないか」

 

わーい。なんか難しそうだけど頑張って理解しよう。

 

「まずこれはいくつかの解釈ができる。今回は楽園の存在証明に対するパラドックスであるという解釈について話そう。もし楽園というものが存在するのならば、そこにたどり着いた者は至上の満足と喜びを抱くがゆえに、永遠に楽園の外に出ることは無い。仮に出たのであればそこは真の悦楽を得られるような"本当の楽園"ではなかったという事になる」

 

ちょっとむずいけど要するに楽園なら出たがらないから出れちゃったら楽園じゃないよねってとか。

 

「ならば、楽園に到達した者が楽園の外で観測されることは無い。存在を補足させうるはずが無い。つまりこの問いは初めから証明することが出来ないという話さ」

 

「はい!メールやら電話で楽園の外に出なくてもやり取りできると思います!」

 

そう言ったらセイアちゃんは呆れた表情になりながら答える。

 

「この問いが作られた当時にそんなものは無い。少し考えればわかる事のはずだが?」

 

くっそ確かにその通りだ...そんなハイテクなもんある訳ねぇもんな、古則って言う位なんだし。

あとそう言う事を聞きたいんじゃないよな...って言ってて思った。

 

「話を戻そう。そしてこの問いは今、推し進められているエデン条約にも通ずるものがある」

 

おっと、急に現実の事を繋げてきたぞこの狐。俺が情弱と知っての狼藉かぁ!

でも話に割り込むのはよっぽどの事が無いとしちゃいけないってばっちゃが言ってた。

 

「犬猿の仲以上に不仲であるゲヘナとトリニティが手を取り合う。それは果たして実現しうるのだろうか?まさに夢想家たちが描く、理想」

 

う~ん...

 

「それがエデン条約だ」

 

なんか悲しいねぇ、同じ人...人?羽根ついてたり角とか尻尾ついてるけど人?

まぁ多分人。なのに...まぁでも見るからに悪魔と天使だし水と油みたいなもんか。

なら余計無理では??発案者マジで何考えてんだ。馬鹿かよ。

 

「実現のためにナギサや先生が頑張っているが無駄な事...全ては必ず破局へと収束する」

 

「・・・にしても諦めの境地に至るの早くない?高校生ってもっとこう...元気にしてるもんだと思ってたんだけど。少なくとも俺はそうだった」

 

「知っているからね。どれだけ足掻こうと、このお話には虚しく悲劇的な結末しか待っていないと」

 

「未来予知ってやつ?はぁ~すっご!でも創作物だと大体そう言うの外れない?」

 

「私が言っているのは現実の話だ。創作物のようにいくわけないさ」

 

ケモミミ病弱未来予知系お嬢様とか言うフィクションの塊がなんか言ってら。ディ○ニープリンセスみたいに鳥乗せてるし。

 

「てかそんなんになるってどんな未来なんだ...」

 

「知りたいかい?」

 

「いや、鬱になりたくないので遠慮しとく。じゃ、そういうことで」

 

ガンッ!

痛っ、頭ぶつけた。

 

 

ん~起きたら滅茶苦茶夜だ。昼寝が長すぎたなこれ...今日は寝れ無さそう。

どうせ暇だし丁度いい感じに見えるあのスーツ男が居る建物でも見てるか。

・・・?様子が変だな。今までは人の匂い5人6人分くらいだったのに今は人数がわかんないレベルで人がいる...

 

まぁ放置で良いか?いや、突撃した方が面白くなると勘が言っている!

ヨシ行こう!そのあと発生する問題とか知ったことじゃねぇ!最悪死ぬけどその辺は未来の俺に任せた!




そしてここで何とは言わないアンケートを取るぜ!
何とは言わんがな!
結果で大きく内容が変わるとかではないので気軽に投票してね。

何とは言わんがやるかやらないか

  • やる
  • やらない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。