支配されぬ王と青春物語   作:キメラ生物というより雑種らしい

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はい。書き溜めなんてものはないので完成したら放出します。
時は戻ってインドミナスくんが走り始めた後くらい。


第二話 文明との接触

はいどうも。インドミナスです。

あれから結構走ってるんだけど一向に出れる気配がしないよ〜!

キレそう。

 

ほらもう暗くなってきちゃったよ。

ちくしょー、そろそろ寝るか...ってあら?

なんか見覚えのない熱源があるぅ!行ってみよ。

 

ん~見事に皆隠れてんなぁ。あっ目が合った。

ふぅー!めっちゃビビってるぜ~!悲しい。

 

というかよく見たらめっちゃ犬だなこいつ。服着て帽子被ってるしなんかのコスプレかぁ?

まま、ええやろ。姿からして外から来たっぽいし。

こやつらの匂いはなんとなく分かったからそれたどってけば多分出れるぞ!

やったね☆まじカンシャー

 

ではさらばだ犬っころ共。精々頑張って生きてくれ。

はっはー!

 

 

▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼

 

 

迷 っ た

 

あるぇ?ちゃんと匂いたどってるのに同じとこグルグル回ってるようにしか感じないんだけどぉ!

ちくしょー出られると思ったのによ。日もそろそろ出てきそうだしどうしよう。

 

もど...あ!大量の熱源発見!やったねたえちゃん、ご飯がいっぱいあるよ。

ということで擬態しながらレッツラゴー。

 

いえーい!突撃!お前が朝ご飯!・・・わぁ、出れちゃった。

咆哮にビビって犬が二足歩行して逃げてらぁ。日本語で叫びながら。

 

????????????????

 

どうして日本語喋ってるの?まさか遺伝子関係の技術発達しすぎてそう言う種が誕生しちゃった?

/(^o^)\ナンテコッタイ

ただの獣なら食っても罪悪感ゼロだけど流石に人間感強めの奴だったら罪悪感40%くらいだよ。

 

おっ、今度は銃持った奴まで現れたで・・・銃?

あっぶな!?容赦なく目狙ってきおったぞあの犬ぅ!違うこいつ猫だ。

いやそんなことはどうでもいい。いくらほぼノーダメでも痛いもんは痛いんじゃボケ!

食らえビンタ!

 

お~キレイに吹っ飛んでった。

うん、やばいなこれ。力加減しっかりせんと殺しちまう。

 

おわ!?痛い痛い痛い!ちょっ、散らばらないで!体上手く動かせな

あーあ...後ろに回ったから尻尾でぶっ飛ばしちゃったよ。

もうめんどいから逃げるか!三十六計逃げるに如かずってね!

 

なんか集団居るけど知らねー!上失礼しまーす。

ふー、何とか逃げ切れ...てない!?車で追いかけてきたぁ!

しつこいぞこの野郎!

 

全っ然撒けないし!こりゃ一旦森に入るか。

ほーらこっちだよー!あっ、そのまま入って来るのね。

まぁここは俺のホームグラウンド!

という事で蛇行しまーす。右~左~右~左と見せかけて右~上〜

よし撒けた。こっからはスニーキングミッションだ。

熱線調節して~、擬態しながらバレないように~...脱出!

 

やったぜひゃっほい!これで自由の身だぜ!

さてまずは現在地を知らなきゃな。日本語喋ってたってことは日本のどっかだし割とすぐわかるやろ!

 

 

 

▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼▽▼

 

 

わからんわ。どこだよここ。

コンクリートジャングル見えたぜやったー!

って観察してたけど...変なロボットと二足歩行の犬猫と頭の上に輪っか浮いてる女の子しかおらん。

 

しかも全員銃持ってるし。こわー治安悪ぅ。人間だったら即死だったな!ははは!

いや笑えんが。暗い路地裏になんとか入って文字見たりしてるけど見覚えのある名前全く無いし。

 

マージでどうなってんだこれ。

 


 

「こっちこっち!」

 

「ちょっ、引っ張らないでよ」

 

少女が二人、道を駆けていく。

 

「なんでそんなに急いでるのさ」

 

「早くしないと逃げちゃうでしょ!」

 

元気な印象の少女が腕を引っ張り、落ち着いた雰囲気の少女を急かす。

 

「何が?」

 

「あれ、言って無かったっけ?」

 

落ち着いた少女が疑問を呈すると元気な少女はきょとんとした表情で答える。

 

「急にすごいモノ発見したから来て!って言われただけだよ」

 

「そうだっけ?」

 

とぼけたような反応を返す少女に呆れたようにため息をつくもう一人の少女。

 

「はぁ...で、何を見つけたの?」

 

「恐竜だよ!真っ白い恐竜!」

 

目を輝かせながら詰め寄る少女。

詰め寄られた少女はそんな少女に懐疑的な目を向ける。

 

「恐竜?なんかの見間違いじゃないの?」

 

「本当に居たんだって!まだいると思うし早く!」

 

元気な少女はそう言うと、とある路地の入口まで走って行った。

それを追って落ち着いた少女も路地の入口にたどり着く。

みてみて!と言わんばかりに路地の中を指しているので促されるままに路地を覗くとそこに居たのはまごうこと無き恐竜であった。

 

彼女の言った通り体色は白く、トゲトゲとした攻撃的な印象を受ける。

そして何よりデカイ。その恐竜の近くにある室外機と比べずとも一目瞭然だ。

それでも変に叫んだりしないのは偏に恐竜が眠っているからだろう。

 

下手に刺激せずとっとと帰ろうと自身を連れてきた少女へ声を掛けようとした瞬間パシャリという音と共に一瞬路地が明るくなる。

これ以上ないほどの速度で隣を見ればスマホのカメラを恐竜へとむけている友人が居た。

何をしているのかと詰め寄り、スマホを下げさせるとバツの悪そうな顔をしながら少女は言い訳を始めた。

 

「いやー...折角だから写真撮ろうかなって。そしたらフラッシュオンにしてたの忘れててさ」

 

色々と言いたいこともあるがそれは後だ。恐竜が起きる前にさっさとここを後にしようとした時、見えた。

恐竜が起きた。寝起きだからか動きは穏やかだがその太い両足でしっかり立とうとしている。

幸いにもこちらに気付いていない様だがいつ気付くか分からない。呆然としている友人の手を引き、逃げる。

 

必死に走って走って走り続けた。途中で足音が迫っていないことに気付いたがそれでも背後を気にする余裕も勇気もない。とにかく安全だと思える場所まで走った。

ようやく安全な場所につき、一息つくと写真を撮った本人は能天気にスマホをいじって写真をSNSに上げていた。

あまりに能天気な友人に対し変な笑いがこみ上げ、先ほど感じた恐怖は何処かへと行った。

 

 

ちなみにその投稿はクソバズった。

友人は「インプレゾンビって本当に湧くんだね!」と的外れな事を言っていた。




熱感知どうこうは恐らくスコーピオスレックスができるからできるって話なんやろなぁと思った作者です。
できるんやったらなんで映画の最初でオーウェン見逃したの?ってなるんよな。
まぁとりあえず今作では使えるものとします。
ではまた次回。
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