支配されぬ王と青春物語   作:キメラ生物というより雑種らしい

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ハァイ、どうも~更新さんですよ。
swich2欲しいですわよー!!でも当たらん!!悲しい


第三十一話 学習していこう。

「こ、ろ、し、て……」

 

アリスちゃんが声を上げた。3時間の苦闘の末ようやくトゥルーエンドまでたどり着いたのだ。

 

「いやぁ、酷かった。アリスちゃんのゲームプレイがではなくゲーム性が」

 

何が酷かったかと言えばキリがない。シナリオライターのモモイちゃんの国語力が終わっていることを始め、チュートリアルで意味の分からない初見殺しがあったり、フレーム単位での入力が必要だったりとネットの評価があのようになったのは当然であると感じた。

 

「でもまぁ、なんだかんだ会話パターンが増えてるし結果オーライか?」

 

「勇者よ、汝が同意を求めるのならば、私はそれを肯定しよう」

 

「馬鹿め、俺はどっちかと言うと魔王側だ」

 

「"そうなの?"」

 

人食ってるようなのは魔王側だろ。

そんな話をしているとミドリちゃんがアリスちゃんに緊張しながらもゲームの感想を求めていた。

 

「……説明不可」

 

「えぇっ!?なんで!?」

 

意外だな。クリアして第一声が殺してだったからてっきりカスとかドブとかそう言う感じの言葉が速攻で出てくると思ったが。

 

「面白さ、それは明確に存在……」

 

案外楽しかったようだ。

 

「プレイを進めれば進めるほど…まるで別の世界を旅している様な……夢を見ている様な、そんな気分………」

 

まぁ確かに良ゲーではあった。ゲームへの愛があったし楽しいゲームを作ろうという気概を感じた。

だがそれでもあのゲーム性と内容はダメだ。万人受けしないゲームと言うのは多々存在するがこれは万人受けしないどころではない。ごく少数、本当に数人程度の人間にしか受けない。

せめて攻略本でもあれば少しは変わったのだろうが……今考えてもしょうがないか。

 

思考の海から意識を戻すと何故かポロポロと涙を流すアリスちゃんの姿が。

モモイちゃんとミドリちゃんも驚いていることから二人が泣かせたというかけではなさそうだ。ならなんで……?

その様子を見ながら2人が泣いた理由を話し合ったり部長のユズちゃんにも早く教えたいと話しているとロッカーの方から声がする。

 

「ちゃ、ちゃんと、全部見てた……」

 

ロッカーの扉が開き、中から人が現れた。

ミドリちゃんはビビってゲーム機を投げようとしてモモイちゃんに止められている。

 

「お前がユズちゃんか?」

 

「あっ、そ、そうです……」

 

おどおどしながら俺の質問に答えるユズちゃん。モモイちゃんもユズ!と呼んでいたので間違いないだろう。

ミドリちゃんが何時から居たのかと訊く。俺の嗅覚が正しければ俺たちが来た時から居たはずだが、本人は俺たちが廃墟から帰って来てからだという。

嘘をつく理由が無いので私物に着いた匂いを感じ取ってただけかもしれんな。あの時反応しなくて良かった~クソ恥ずかしい事になるとこだった。

 

「だいぶ前じゃん!?その時からずっとロッカーの中に居たの?あ、もしかしてアリスちゃんが怖かったから?」

 

まぁなんにせよユズちゃんがかなりの長時間ロッカーに居たのには変わりなく、ミドリちゃんが驚いていた。

モモイちゃんが改めてアリスちゃんにユズちゃんを紹介するとユズちゃんは恐る恐ると言った具合でアリスちゃんに近付いていき、ゆっくりと感謝の言葉を述べた。

 

「改めまして、ゲーム開発部の部長、ユズです。この部に来てくれてありがとう、アリスちゃん。これからもよろしくね」

 

「よろ、しく?……理解」

 

ユズちゃんの言葉を受けたアリスちゃんは良い笑顔になり嬉しそうな声色で喋った。

 

「ユズが仲間になりました、パンパカパーン!……で合ってますか?」

 

「あ、うん、大体そんな感じ、かな」

 

アリスちゃんの行動に少し困惑しながらユズちゃんは答える。

その後はアリスちゃんが次にやるゲームを何にするかもめたりしつついろんなゲームに挑戦していった。

 

「……期待、再びゲームを始めます」

 

 

 


 

 

 

チュンチュンと小鳥のさえずりが聞こえてくる。

閉じられたカーテンの隙間から差し込む光に照らされ、ミドリは目を覚ます。

 

「うーん……えっ、もう朝!?早く準備しなきゃ…!」

 

スマホで時間を確認したミドリは慌てて起き上がるとアリスが目の前にアリスが立っており口を開く。

 

「ようやく気が付いたか……無事に目を覚ましたようで何よりだ、君は運がいいな」

 

「!?……あ、アリスちゃんか、調子はどう?色々と覚えられた?」

 

口調の違いで一瞬戸惑ったがアリスだと直ぐに気付いたミドリは言語学習の調子について問う。

その問いにアリスは「君の言葉を肯定しよう。必滅者よ」と学習の結果を誇示するかのように答えた。日常生活において聞くことのないだろう言葉選びをするアリスに対し少し後悔するミドリ。

 

そこでユズが起床し2人よりも早く起きていたモモイもどこかから帰って来た。

モモイは帰って来ると早速と言った具合で手に持っていたものをアリスに手渡す。

アリスは渡されたものを観察するとそれを掲げて口を開く。

 

「アリスは『正体不明の書類』を獲得した」

 

モモイはこの言葉を聞き口調が洗練されていると喜び、正体不明の書類の正体が学生証であると明かした。

しかしアリスには学生証が何なのかピンときておらず頭にハテナを浮かべている。

そんなアリスの姿を見てモモイは生徒証が何なのかを説明する。

 

「この学生証は、私たちの学校の生徒だって言う証明書だよ。生徒名簿にもヴェリタスがハッk…じゃなくて、登録してくれたから!もうアリスも正式に私たちの仲間だよ!」

 

「ねえ、今ハッキングって……」

 

「理解しました。パンパカパーン、アリスが『仲間』として合流しました」

 

ミドリが不安になる言葉を聞き質問しようとしたがアリスの言葉によって遮られ、そのまま話が進む。

 

「これで服装と学生証、それに話し方を解決できたから……あとは武器だね。よしアリス、折角だから案内するよ!」

 

「案内……?」

 

「私達の学校、ミレニアムを!」

 

元気よくモモイが言い放ち、武器の必要性を伝えると手っ取り早く武器の調達ができる場所として『エンジニア部』へと行った。

 

 

 

 

 

「そういえば先生たちは何処に行ったの?」

 

「二人とも部室で寝てたよ」




え~...更新してない間にデカグラの更新と百鬼夜行の新章が来ましたね。
スパン可笑しくない?一か月やぞ?

おじさん追いつけないよ~

この後のストーリーどうする?

  • 実装順でパヴァーヌ2章してから最終章
  • とりあえずメインストーリー全部やる
  • さっさと最終章行っちゃおう!
  • イべストでお茶を濁そうじゃないか
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