『東方再生録』〜アバッキオの幻想入り〜 作:ディオ・フランドー(ル)
アバッキオは魔理沙を連れて病院に来ていた。
永琳「この部屋よ」
妹紅「あぁ、ありがとうな永琳」
永琳「いえ、…あちらの方は?」
妹紅「アバッキオ、魔理沙を助けたらしい」
永琳「この辺りでは見ない顔ね…」
妹紅「多分紫の婆さんにでも連れ込まれたんだろう、あいつも能力があるって言ってたし」
永琳「彼も能力持ち…」
妹紅「まぁ、詳しいことはまだ何も知らないけどな、初対面だし、…魔理沙ー、体調はどうだ?」
魔理沙「今は麻酔で楽になってるぜ、…あいつには感謝しないとな」
永琳(…でも、優しい人ってことだけは分かったわ)
「…あれ、いない」
アバッキオは気付いたら病院からいなくなっていた。
―――そして今アバッキオは。
アバッキオ「病院まで届けたなら、まあいいだろう、……『スペルカード』…、これはもう少し調べる必要もありそうだな…」
(あの妹紅というやつ、スタンドも同じ部類に入るとか言っていたな…)
?「『アイシクルフォール』ッ!」
ヒュォォオォォッ!
アバッキオ「何ッ!?」
(この冷気…ッ、明らかに0℃を下回っているッ!)
?「特訓して強くなったあたいの力…、あんたに実験台になってもらって試そうッ!」
アバッキオ「いきなり何言ってんだ」
(ガキ…?こんなガキでもスタンド能力を持って…、いや、スペルカードってやつの方か?…違う、背中の羽根のようなもの…、スタンドかッ!)
「…あんた、年いくつ?名前は?」
?「え?名前はチルノ!年は、…うーんと…、今の体では9歳!」
アバッキオ(今の体?どういう意味だ?…それは後でいいか)
「別に人を攻撃する必要は無いんじゃあねぇのか?そこら辺の草でも木でも使ってやればいいじゃあねぇか」
チルノ「それはもう飽きた!人のほうが動くし特訓になる!」
アバッキオ(無邪気な子供が力を持つとこうなるか…)
「いいだろう、相手してやるッ!」
ザザァ…
アバッキオはムーディー・ブルースをチルノの眼前まで詰めた。
しかし、チルノは何も気付かない。
アバッキオ(妹紅はスタンドとスペルカードは同じ部類とは言っていた…、だがこいつには見えていない、…つまりスタンド使いではなく、ただのスペルカード能力を持ったやつってことだ…、まず動きのクセを記録する)
ムーディー・ブルースはチルノの背後に周り、チルノの姿を再生した。
そして10倍速で逆再生しだした。
アバッキオ(時間はかけられない…、まずは誤魔化すか)
チルノ「どうした、かかってこないのか?」
アバッキオ「あんたが力を試したいんだろ?まずはあんたからきな」
チルノ「随分強気じゃあないの、…アイシクルフォールッ!」
ヒュオォッ!
アバッキオ(今は避けるしかねぇッ!)
バッ!
チルノ「どうした!避けてばかりで勝てるのか!??」
アバッキオ「…あと3秒だ」
チルノ「…何のこと?」
そこから約3秒後、チルノが足を取られるように宙に浮き、驚いた表情のまま転んだ。
チルノ「いッ!?」
ドスンッ
アバッキオ「あんたの動きを観察していた、さあどうする?」
チルノ(…あいつを転ばすしかッ!)
「パーフェクトフリーズッ!」
ピシャァッ!
…ピキ…ピキ…
チルノは一瞬で地面を凍らせた。
アバッキオ「ッ!?」
アバッキオは足を取られ転んだ。
チルノ「ふっふっふ、あとはゆっくりあたいの力を試すだけ!」
アバッキオ「…ハハッ、バカだな、…あんたは墓穴を掘った」
バッ!
シャァァアァッ!
なんとアバッキオは、氷の上を滑ってチルノに急接近したッ!
チルノ「ッ!?」
アバッキオ「悪いが少し大人しくしててくれ、ムーディー・ブルースッ!」
ドコ゚ッ!
チルノ「あばっ」
ドサァァッ
チルノ(⑨) 再起不能(リタイア)
アバッキオ「…ふぅ、怪我しない程度に一発打たせてもらったが…、まぁ大丈夫だろう、まずはこの竹林を出て、町へ向かわねぇとな…」
(…竹林から出る奴の案内をしている妹紅を再生するか)
キュルルルルルルッ
再生体「チルノ、いつもここには入るなって言ってるだろ?モノを覚えないから、皆から『バカ』って言われてるんだぞ?」
アバッキオ「やっぱりバカか…」
アバッキオは妹紅を再生して竹林の外へ向かった。
To Be continued.
名前:チルノ
能力名:ありとあらゆるものを凍らせる程度の能力
能力は単純、凍らせる能力。
破壊力 :D
スピード :B
射程距離 :B
持続力 :B
精密動作性:D
成長性 :C
頭脳 :E−
A…超スゴイ
B…スゴイ
C…人間と同じ
D…ニガテ
E…超ニガテ
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