蒸気〜♪蒸気〜♪
あぁ〜蒸気機関〜♪
熱っしろボイラ〜♪
飲め飲めウォータ〜♪
吹き出せ蒸気〜♪
素晴らしいかな蒸気機関〜♪
蒸気機関最高!!(豹変)
私はシャーレの先生、今は気分転換をかねて仕事から逃gんんっ!散歩の為にD.U地区のショッピング通りを歩いている。
【…空が青いなぁ…ははっ・・・】
私が現実逃避をしていると、私が手に持っていたオーパーツ『シッテムの箱』から声が聞こえてくる。
[せ、先生!リンさんから今日提出の資料に関する連絡が!]
【『アロナ』・・・見てご覧、空が青いよ。】
[はい!今日も凄く晴れ渡って…っていけない!騙されませんよ!]
【はぁ、まさか初日から私の顔くらいの分厚い書類仕事をする事になるとは・・・アロナ、リンちゃんには散歩から戻ったらすぐやるって伝えてくれるかな?】
[分かりました!メールを送っておきますね!]
そうアロナが答えると、シッテムの箱の画面ではアロナが手書きで手紙を書き、ポストに投函するアニメーションが流れた。
【もうちょっと散歩したら帰って・・・あれ?】
覚悟を決めて一歩踏み出そうとした時、私は見覚えのある姿を発見する。
その姿は、3メートルの人型で、鉄錆色のボディに五本指の腕、鉄帽とガスマスクを装着した様な顔に、昨日では見かけなかった巨大な鉄の箱を背負った知り合いが、体から蒸気をフシュフシュと吹き出しながら前から歩って来るのを発見した。
鉄の箱を背負った相手、『アイオロス』君もこちらに気付いたのか手を振りながらこちらに近づいてくる。
『昨日ぶりですね先生・・・あんな事言ったのに早めに合っちゃいましたね。』
【昨日ぶりだねアイオロス君!世間は狭いって言うからね、私は会えて嬉しいよ!アイオロス君も散歩かい?』
『いえ、生活必需品の買い物に…ところで先生、少し聞きたいんですけど。』
【うん?どうしたんだい?】
そう言うとアイオロス君は背中の鉄の箱を降ろし、その箱に付いているシャッターを開けて右側を探り出した。
【その箱って…もしかしてバックパック?】
『はい、旅に出る記念にって事で居候させてもらっている子達と仕事を紹介してもらった人からプレゼントで貰ったんです。』
【とても良い物を貰ったね!】
『はい!愛銃も楽に持ち運び出来るので大助かりです。あっ、ありました。』
そう言うとアイオロス君は何かのチラシを取り出す。それはよく見ると、この近くで新しくオープンしたお菓子屋さんのチラシである事が分かった。
『先程歩いていたらチラシを渡されたので探していたんですけど、簡易的な地図が描いてなくて住所だけなので困っていたんです。』
【このお店ならさっき歩いて来た道にあったよ!良ければ案内するよ?】
『すみません先生、昨日からお世話になりっぱなしで…』
【大丈夫だよ!どんどん先生に任せて!】
私は胸を張って拳で叩いた。
【ところでアイオロス君、モモトークやってる?】
『それなんですけど、自分携帯電話を持っていないのを昨日の夜、居候先の子達に指摘されてやっと分かりまして…先程言った生活必需品がその携帯電話の事なんですよ。』
【という事はまだ買えてないの?】
『いえ…買えたは買えたんですけど…』
そう言ってアイオロス君はバックパックの右側の収納スペースの一部分を指差す。そこには、携帯電話とは言えない古めかしい
【・・・えぇ?】
『この電話になったのには理由がありまして、自分の手の大きさじゃスマートフォン操作出来ないんですよ、かと言ってタブレットを買ってもこれも大きさが合わないんですよ…そこで悩んでいたら店員に勧められた…いや、さっさと処分したかった顔で勧められたのがこの古い壁掛け電話型スマホです。』
【スマ・・・えっ?】
『こいつ見た目は古い壁掛け電話なんですけど…』
そう言ってアイオロス君が壁掛け電話に手をかざすと、壁掛け電話からホログラムが浮かび上がりスマホの画面が現れた。
【・・・えぇ?】
『見た通り手をかざすとスマホの画面が現れて操作出来るんですよ、ホログラムの大きさが変えられるので操作はしやすいですけどね…更にこの壁掛け電話に付いている受話器、これ飾りじゃなくて電話する時はこの受話器を取らないといけないんですよ…』
【め、面倒くさいね。】
『ですよね、まぁでも見た目はカッコいいから気に入っているんですよ。』
【分かる!レトロな見た目が浪漫を感じちゃうね!】
『良いですよね…おっとモモトークでしたね、早速フレンドになりますか?』
【なるなる!】
こうして私達はモモトークのフレンドになり、お菓子屋さんへの道案内をした…シャーレに帰ると今日の当番であるユウカが怖い顔をして待ち受けていたので、後で食べようと思って買ったお菓子を渡してなんとか許して貰った・・・また今度買いに行こう・・・
書きたい展開
よりにもよって
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