ハイスクールD×D 幻想で生きる者 《凍結》 作:寂しい幻想の刀鍛冶
そして、タイトルが長くなってしまった。
はあ、リアスちゃんが大丈夫なの?って感じな顔になってるわね。
「大丈夫なのかしら? いくらエクスカリバーを持っているからって、あなた達二人だけでコカビエルなんて大物を相手にするなんて」
「悪魔の心配は無用だ。そもそも、これは任務である故に、その結果が死であろうと主の為に戦い滅びるのであれば本望、後悔など無い」
「儂は死ぬつもりは無いぞ」
私は教会所属ではないからね。
リアスちゃんもゼノヴィアちゃんの言葉に不快感を感じてるみたいね。
「そう・・・ならお好きにどうぞ、私達は今回の件に関しては一切介入しないわ。魔王様の名前に誓ってね」
「それが聞けて安心した。では、悪魔の本拠地に長居するつもりは無いのでね、ここらで失礼させてもらう」
「ちょっと待ちな」
「どうした?」
私の行動にゼノヴィアちゃんが問い掛けてきた。
「お前達に用がある奴が居るみたいだぞ」
「え?」
「何?」
「そうじゃろう、そこのイケメン悪魔君よ」
「よくわかったね、その通りだよ」
木場が禍々しい魔剣を創りだしたわ。
「・・・佑斗」
リアスちゃんは悲しげに、木場君の名をつぶやいたわ。
「だが、その前に儂と戦ってもらうぞ」
「え?」
旧校舎前の空間、私は木場君と対峙しているわ。
「君を倒して聖剣と戦わせてもらう!!」
「はぁ~、そんなんじゃ勝てるものも勝てなくなってしまうぞ」
そう言い私は蜻蛉切を構えた。
「一気に決める!!」
そう木場君が言うと地面から魔剣が私に向かってきた。
まあ、無駄だけどね~。
魔剣が私に触れた瞬間、周りには私の体が崩れて行くように見えているはず。
「何!?」
やっぱり便利よね~、ぬらりひょんの「鏡花水月」わ。
まあ、今回は萃香の能力で再現しているだけだけどね。
そして消えた私は・・・
「ほれほれ、こっちじゃこっち」
木場君の後ろに居たりするのよね~。
「っく!まだまだー!!」
巨大な魔剣で攻撃して来た。
はぁ~、今の私にそんな攻撃で勝てる訳ないじゃない。
それから暫く同じことの繰り返しだったわ。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
ほら、疲れてきてるじゃないの。
「そろそろ終わらせるぞ」
「何だと」
私は刃に木場君を写し・・・
「結べ、蜻蛉切!」
「っぐぁ!?」
蜻蛉切の割断を受けて倒れた様ね。
「佑斗!?」
「大丈夫か!?」
「・・・は・・・・い・・」
どうやら、割断が上手くいったようね。
「安心しな、ただその子の体力一部を割断しただけじゃ」
「は?」
「この蜻蛉切は事象の割断が出来るんじゃよ」
「なんですって!?」
「おい、もういいだろう」
あら、ゼノヴィアちゃんの我慢が限界みたいですね。
「あぁ、そうじゃの。勝負は儂の勝ちだな?」
「はい、その通りですわ」
「それじゃあ、行くぞ」
「は~い!」
「了解じゃ」
そう言って私達は立ち去ろうとしたわ。
「・・・・・待・・・て・・・・」
「佑斗!まだ動いちゃだめにゃ!」
「・・ぼ・・・・く・・・は・・」
あぁ、そう言えば・・・
「おっと、忘れるところじゃった。ほれ、受け取れ小僧」
私はある写真を木場君に手渡した。
「・・・っな・・なんで・・・・・皆・・が・」
「儂はお前にこれを渡すように頼まれての~。後、伝言じゃ。「私達は皆生きています。だから、復讐に囚われないで」じゃそうじゃぞ」
そう言い私はゼノヴィアちゃんの方に振り返り・・・
「それじゃあ行くとするかの、ゼノヴィアよ?」
「あぁ、そうだな」
そうして今度こそ私達は立ち去った。
今回はここで切ります。
木場君のは完全な独自の設定です。
次回をお楽しみに!