ハイスクールD×D 幻想で生きる者 《凍結》 作:寂しい幻想の刀鍛冶
「さぁ、少し本気だそうかしらね」
そう佐久良が言った瞬間、魔力の渦が佐久良包んだ。
そして、魔力の渦が収まると佐久良の姿が変わっていた。
服装は白のノースリーブに紫のロングスカートに変わり、右手には赤色で三角錐の分銅、左手には黄色で球体の分銅、後ろで髪を結んでいる物には水色の立方体が鎖で繋がれている。
そして腰には瓢箪を提げて背に刀二振りを×の字に背負っていた。
「こ、これが・・・」
「佐久良さんの本気の姿・・・」
「それじゃあ行くわよ!鬼符「
刀を円状に振ると雷を纏う輪が発生して、その輪から無数の雷鳴の矢を放たれて、二人に向かった。
「ソーナ!下がって!」
「わかりました!」
「禁忌「破滅の雷」!」
その雷鳴の矢をリアスが赤色の雷で相殺した。
「だったら、鬼符「
先ほどの様に雷を纏う輪を作ると雷鳴の矢を今度は全方面に放ち始めた。
「ちょっ!?」
「これはっ!?」
二人は何とか躱すがバランスを崩してしまう。
「「しまっt」」
二人に鬼太鼓の弾幕が迫る。
しかし、エネルギー波が横切り鬼太鼓を防いだ。
「今のは・・・」
「部長――――!!」
声のする方を見ると一誠が駆け寄って来ていた。
「一誠!無事だったの?」
「はい、ギャスパーと匙に二人を頼むと・・・」
その時・・・
『ソーナ・シトリー様の兵士一名、リアス・グレモリー様の僧侶一名リタイア』
「くっ、二人もやられたわね」
「その様ですね」
「ここからは俺も戦います!」
「行きますわよ!幻符「金の花びら、銀の雪」!!」
すると地面から金の花びらが舞い、その花びらが視界を無くしている隙に銀色の弾幕が三人を襲う。
掠ることはあっても真面に受けずに躱す三人。
その時、一誠が・・・
「こうなったら乳語・・」
言い切る前に佐久良が一誠の目の前に来ており・・・
「させないわ!鬼符「
「ぐはっ!?」
鋏の様な雷を纏った刀で切られ一誠は消えていった。
『リアス・グレモリー様の兵士一名リタイア』
「なっ、佐久良さん。なぜ一誠を斬ったのです!?」
リアスの問いに佐久良は・・・
「簡単よ、私自身の正義のためよ・・・」
「正義?」
「そう、私が刀で相手を斬るのは私自身の正義のため。それは、「悪・即・斬」よ。女の嫌がることを躊躇なくやり続ける者は私の中では悪よ」
「そ、そう言う事なら・・・」
「悪・・・ですね」
佐久良の言葉にリアスとソーナの二人は納得してしまう。
「それじゃあ次、行くわよ。幻符「金の檻、棘の鳥籠」!」
すると空から金色の棒状の弾幕が降り始めた。
それに混ざる様に黒色の丸い弾幕が佐久良から撃たれる。
棒状の弾幕は地面にぶつかっても破裂せず、地面に刺さったまま残っている。
対して丸い弾幕は地面にぶつかると爆発し、そこから魔力で出来た棘が生えてきていた。
「こ、これはっ!?」
「時間が経つほどに・・・避けづらくなって!?」
「ほら、もっと頑張りなさい」
途中から二種類の弾幕は空中で止まりそれぞれの効果を発揮し始めていた。
「だったら・・・ソーナ!」
「分かっています、リアス!」
そして二人は同時に唱えた。
「幻花「ヤブデマリの炎」!」「幻花「アリウム・ギガンチュームの雫」!」
リアスは複数の炎の弾幕を飛ばした。
その弾幕は途中で破裂し、花びらの様に棒や棘に当たり燃やし始める
対するソーナは水を葉っぱの様にして飛ばし、棒や棘を斬り裂いていく。
その二人の弾幕により佐久良のスペカはやぶられた。
そして二人の弾幕が佐久良に襲い掛かる。
「「((もらった!!))」」
「密度「散りゆく花は美しい」・・・」
佐久良がスペカを使うと二人の弾幕が相殺されて、それが原因で周りが霧に包まれた。
「くっ、不味いわ」
「一体何所に・・・」
「これで終わらせるわ。幻劇「Jack the Ripper」・・・」
すると・・・
「ぐっ!?」
「ソーナ!?、ぐぁっ!?」
そして二人は倒れた。
『ソーナ・シトリー様、リアス・グレモリー様リタイア。よってこのゲーム夏目佐久良様の勝利です』
こうしてレイティングゲームは終わった。
今回はここまでです。
そうそう、最後にリアスとソーナが使ったスペカは花の名前が入っていて意味は・・・
アリウム・ギガンチューム:花言葉は「無限の悲しみ」「正しい主張」
ヤブデマリ:花言葉は「覚悟」
となります。
間違っておりましたらご報告ください。
それでは次回もよろしくお願いします。