ハイスクールD×D 幻想で生きる者 《凍結》   作:寂しい幻想の刀鍛冶

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予定通りロキとの戦いです。


第34話 ロキとの戦い

さあ、ロキとの対戦の日になった・・・

 

既に日は落ち、夜になっている。

 

佐久良とリアス達は神々が会談を行う都内の高層高級ホテルの屋上で待機していた。

 

すると佐久良が・・・

 

「 ――――――I am the bone of my sword.( 体は剣で出来ている。)

 

 Steel is my body, and fire is my blood.(血潮は鉄で 心は硝子。) 

 

 I have created over a thousand blades.(幾たびの戦場を越えて不敗。)

 

 Unknown to Death.(ただの一度も敗走はなく、)

 

 Nor known to Life.(ただの一度も理解されない。)

 

 Have withstood pain to create many weapons.(彼の者は常に独り 剣の丘で勝利に酔う。)

 

 Yet, those hands will never hold anything.(故に、生涯に意味はなく。)・・・」

 

その時、ホテル上空に感じる巨大な二つの気配が現れた。

 

バチッ!バチッ!

 

ホテル上空の空間が歪みだし、大きな穴が開いていく。

 

そして、その穴からロキとフェンリルが姿を現した。

 

「・・・So as I pray, unlimited blade works.(その体は、きっと剣で出来ていた。) 」

 

すると、佐久良を中心に炎が辺り一面を駆け巡り全ての者の視界を遮る。

 

そして、視界が戻った時には・・・

 

果てなき荒野に無数の剣が突き刺さっており、空には大きな歯車が回っていた。

 

「ほう、貴様も本気と言う事か、佐久良!」

 

「えぇ、流石に貴方相手には手を抜く事は出来そうにないわ」

 

「ならば行け!フェンリルよ!!」

 

その言葉ととものフェンリルが駆け出した。

 

だが・・・

 

「そうは行くかよ!!」

 

そう言いながらウルフルンがグレイプニルで拘束した。

 

「ほう、強化したのか」

 

感心するロキだが・・・

 

「何言ってるのよ。まだ何か隠してるでしょ?」

 

「くっ、やはり貴様には御見通しか。ならば出て来い!スコル、ハティ!」

 

その言葉と共に初めのフェンリルより小さめのフェンリルが二匹出て来た。

 

すると佐久良は、スペカを三つ(・・)取出し・・・

 

「それじゃあ、今回はサービスよ。芸術「無個性」、芸術「絵画の女性達」、芸術「その薔薇朽ちる時、貴方も朽ち果てる」!」

 

すると、頭の無い石造達、絵画から上半身だけ飛び出している女性達が現れてスコルとハティに向かって行った。

 

さらに地面から赤、青、黄色の三色の薔薇が生えてその薔薇から花吹雪がロキへと向かって放たれた。

 

石造や絵画の女性達は二匹の攻撃を受けても壊れることは無く、続けて攻撃し続けている。

 

ロキは魔法陣によって花吹雪を防いでいたが、その花吹雪に混じって飛んできた薔薇の棘によってダメージを受けた。

 

最初の方は防げていたが、次第に魔法陣にヒビが入り、そして割れた。

 

その花吹雪によって、ロキは佐久良の下へと飛ばされた。

 

そして・・・

 

「怪異「障り猫(さわりねこ)」!」

 

すると佐久良の髪の毛が白色になり、猫耳が生えた、爪が鋭くなった。

 

そしてその姿になると、ロキの背中にしがみ付いた。

 

すると、ロキが苦しみだした。

 

それは、今の佐久良の姿に原因がある。

 

『怪異「障り猫(さわりねこ)」』のスペカは自身を障り猫にするスペカ。

 

障り猫とは、尾なし猫、またの名を白銀猫(しろがねこ)と呼ばれる怪異。

 

人に化ける猫ではなく、人を猫にする怪異。車等に跳ねられた自信を埋葬してくれた者に、恩を仇で返す怪異である。

 

特性は、触れた者は精も根も吸い尽く、エナジードレイン。

 

その能力によってロキは苦しんでいるのだ。

 

「ぐがぁぁあぁ!!?!はなせぇぇぇ!!?!」

 

「誰が放すものですか!!」

 

そして、ヴァーリ達はフェンリルと、リアス達は石造や絵画達のサポートを受けつつスコルとハティの二匹と戦っていた。

 

「まったく、佐久良の奴。こんな役に立つ奴らの隠していたのか!」

 

「先生!今は目の前の事に!」

 

「分かってるわ!」

 

そう言いながら注意しながら、戦い続けるリアス達。

 

そして、ヴァーリ達は・・・

 

「ちっ、このままでは抑えきれないか。ならば、禁手化(バランス・ブレイク)!」

 

そして、鎧を纏うと・・・

 

「我、目覚めはーー」

 

〈消し飛ぶよっ!〉 〈消し飛ぶね!〉

 

「覇の理に全てを奪われし、二天龍なりー」

 

〈夢が終わるっ!〉 〈幻か始まるっ!〉

 

「無限を妬み、夢幻を想うーー」

 

〈全部だっ!〉 〈そう、全てを捧げろっ!〉

 

「我、白き龍と覇道を極めーー」

 

「「「「「「「汝を無垢の極限へと誘おうーーーー!!」」」」」」」

 

『Juggernaut Drive!!!!!!!!!!』

 

全ての呪文を言い終わったヴァーリを強い光がその体を覆っていく。

 

目視だけで今のヴァーリには凄まじいほどの力があることが理解できる。

 

覇龍(ジャガーノート・ドライブ)で一気に行かせてもらう!!」

 

フェンリルの顔にヴァーリの拳が一発入ると、ヴァーリは親フェンリルの顔を掴み、大きな声で叫んだ。

 

「おい!予定の場所に転移だ!!」

 

するとヴァーリチームのメンバー全員はフェンリルと共に何処かへと転移していった。

 

その時にロキはやっとの事で佐久良を引き放つ事が出来た。

 

「・・・はぁ・・・はぁ、やってくれるじゃないか」

 

「ここまで体力を削れればいけるわね、・・・今よ!貴方達!!」

 

するとロキとスコル、ハティを黒炎に拘束された。

 

「そのまま頼むぞ!匙!!」

 

『任せとけ!!』

 

「ちっ!だったら!!」

 

ロキは抵抗するために量産した偽物のミドガルズオルム達を出して来た。

 

しかし、大半が黒炎によってやる事が無くなっていた石造や絵画達によって対処されている。

 

そこから通って来た奴の前には、佐久良が立ちはだかった。

 

「此処で消えて貰うわよ。妖符「黒虚閃(セロ・オスキュラス)」!」

 

すると、黒色のエネルギー派が放たれ、ミドガルズオルム達を呑み込みで消して行く。

 

その間にロキの上に来た一誠がミョルニルを持ち、その重さを倍加して落とした。

 

純粋の心を持てなかった一誠はこうするしかなかった。

 

そして、佐久良によって体力を削られていたロキはその重さにやられて気絶した。

 

同じくらいにミドガルズオルム達の対処を佐久良達は終えた。

 

こうして、戦いを終えた。

 

しかし、黒炎に拘束されていたスコルとハティが消えていた事に気付きリアス達が慌てるのは少し後の事。

 

そして、佐久良は満足した様な笑顔をしていた。




はい、今回はここまでです!

さて、今回は佐久良さんにとあるホラーゲームのネタをスペカとして使ってもらいました。

それでは、次回も楽しみにしていてください。
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