ハイスクールD×D 幻想で生きる者 《凍結》   作:寂しい幻想の刀鍛冶

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英雄とは何なのでしょうね?


第36話 京都での出来事

さて、今回私は駒王町の修学旅行に合わせて京都にやって来たわ。

 

そして、稲荷山の頂上に着いた時に一誠君達が妖怪に囲まれていた。

 

はぁ、助けないとね。

 

「とぼけるな! 私の目は誤魔化せんのじゃ! 皆の者――」

 

「止めなさい、九重ちゃん」

 

そう言いながら私は九重ちゃんの横にスキマから現れた。

 

「な、佐久良!」

 

『『佐久良殿!?』』

 

「その子達は貴方の母親の事とは無関係よ」

 

そう言いながら九重ちゃんを見て言った。

 

「そうだわ、今ここには堕天使の総統が居るはずだから、その人に頼んで話す場を作って貰って相談しなさい」

 

そう言い私はスキマを潜ろうとしたけど・・・

 

「待ってくれ!」

 

「どうかしたかしら、九重ちゃん?」

 

「佐久良は何か知っているのだろう?教えてくれ!!」

 

「・・・・・・これにはテロリストが関わっている可能性があるわ。今の私が知っていて、教えられる情報はこれだけよ」

 

「そ、そんな・・・・・・」

 

「安心なさい。私の方でも少し動いてみるから」

 

そう言い今度こそスキマを潜った。

 

 

 

次の日の朝・・・

 

佐久良は今、京都の空に浮いている。

 

すると、佐久良の後ろに真庭人鳥が現れた

 

「佐、佐久良様・・・」

 

「どうだっらかしら、人鳥・・・」

 

「は、犯人は、禍の団の、え、英雄派、の様です・・・」

 

「・・・そう」

 

「あ、後、九重さんが、アザゼル、さん達と、話して、助けを、頼んだみたい、です」

 

「・・・・・・わかったわ、下がって良いわよ」

 

「は、はい!」

 

そう言い残して真庭人鳥は姿を消した。

 

そして、佐久良は呟いた。

 

「英雄派・・・・・・貴方達は何時理解するのかしらね。真の英雄とはあらゆる種族分け隔て無く救い、笑顔を奪う者を裁く者、そして周りから言われて初めて英雄になることができる。その事を貴方達は何時理解する事が出来るのかしら・・・・・・」

 

その時、佐久良の悲しそうな顔をしていた。

 

「でも、そんな事言っている時でもないわね」

 

佐久良はそう言うと自ら、自身の能力で自身の体を散らした。

 

それと同時に一誠達は霧と共に消えた。

 

 

 

 

「初めまして、アザゼル総督、赤龍帝・・・」

 

「お前が噂の英雄派を仕切っている男か」

 

「曹操と名乗っている。三国志で有名な曹操の子孫―――――一応ね」

 

佐久良の時と同じように曹操は一誠達に挨拶をした。

 

「貴様!! 一つ訊くぞ!!」

 

「これはこれは小さな姫君。なんでしょう? この私ごときでよろしければ、なんなりとお答えしましょう」

 

「母上をさらったのはお主達か!!」

 

「左様で」

 

あっさりと、本当にあっさりと認めた。

 

「母上をどうするつもりじゃ!!」

 

「お母上には我々の実験にお付き合いしていただくのですよ」

 

「実験? お主達、何を考えておる?」

 

「それは秘密に御座います」

 

そう答えると曹操は隣の少年に命令を出した。

 

すると、少年の足下から影が広がり、そこから化物が現れた。

 

その数は軽く一〇〇を超えている。

 

「―――――《魔獣創造(アナイアレイション・メーカー)》か!!」

 

「その通りです。しかも、貴方達の対策もしてありますよ」

 

「アンチ・モンスターかよ・・・」

 

その時・・・

 

『あらあら、何だか面白い事になっているわね』

 

その言葉の後に、空中の一か所に何かが集まり始める。

 

そして、その場所には夏目佐久良が現れた。

 

「久しぶりね、曹操君」

 

「お、お久しぶりです。夏目佐久良」

 

 グオォォォ――――――!!!!

 

「五月蠅いわよ・・・」

 

すると、佐久良の左手に周りの地面が抉れて集まり始めた。

 

次第にそれは大きくなりその大きさは少年の作り出したモンスターの十倍くらいの大きさである。

 

「これでも喰らって・・・黙りなさい!」

 

佐久良はその大岩をモンスター達の方に投げた。

 

そして、その大岩はモンスター達に当たった。

 

その攻撃によって、四分の一くらいのモンスターが殺られた。

 

「あら、まだ生きてるの?だったら・・・」

 

すると、佐久良は自身の左の親指を噛み切った。

 

その後、その左手に赤色の霊力が集まり始めた。

 

そして、その霊力が拳の二倍くらいの大きさになった時・・・

 

「消えなさい、妖符「王虚の閃光(グラン・レイ・セロ)」!」

 

霊力がレーザーとして放たれ、残っていた全てのモンスターを呑み込んだ。

 

そして、モンスター達は塵も残さず消え去った。

 

「はぁ、やっと静かになったわ」

 

佐久良はそう言っているが、周りは動揺していた。

 

特に曹操とモンスターを作り出した少年は顔に冷や汗を滝の様に流していた。

 

「こ、今回はこれで失礼します!今夜、実験を二条城にて行いますので、それでは!!」

 

曹操は早口で今の事を述べて姿を消した。

 

すると、周りの風景が変わり始めた。

 

「おい、お前ら構えを解け!元の世界に戻るぞ!」

 

「アザゼル・・・」

 

「どうした、佐久良」

 

「私は私で動くわ」

 

「・・・分かった」

 

その言葉を聞くと佐久良は自身を散らした。

 

それと同時に一誠達は元の世界へと戻った。




今回はこれまでです。

次回も楽しみにしていてください!
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