ハイスクールD×D 幻想で生きる者 《凍結》 作:寂しい幻想の刀鍛冶
さて、今回私は駒王町の修学旅行に合わせて京都にやって来たわ。
そして、稲荷山の頂上に着いた時に一誠君達が妖怪に囲まれていた。
はぁ、助けないとね。
「とぼけるな! 私の目は誤魔化せんのじゃ! 皆の者――」
「止めなさい、九重ちゃん」
そう言いながら私は九重ちゃんの横にスキマから現れた。
「な、佐久良!」
『『佐久良殿!?』』
「その子達は貴方の母親の事とは無関係よ」
そう言いながら九重ちゃんを見て言った。
「そうだわ、今ここには堕天使の総統が居るはずだから、その人に頼んで話す場を作って貰って相談しなさい」
そう言い私はスキマを潜ろうとしたけど・・・
「待ってくれ!」
「どうかしたかしら、九重ちゃん?」
「佐久良は何か知っているのだろう?教えてくれ!!」
「・・・・・・これにはテロリストが関わっている可能性があるわ。今の私が知っていて、教えられる情報はこれだけよ」
「そ、そんな・・・・・・」
「安心なさい。私の方でも少し動いてみるから」
そう言い今度こそスキマを潜った。
次の日の朝・・・
佐久良は今、京都の空に浮いている。
すると、佐久良の後ろに真庭人鳥が現れた
「佐、佐久良様・・・」
「どうだっらかしら、人鳥・・・」
「は、犯人は、禍の団の、え、英雄派、の様です・・・」
「・・・そう」
「あ、後、九重さんが、アザゼル、さん達と、話して、助けを、頼んだみたい、です」
「・・・・・・わかったわ、下がって良いわよ」
「は、はい!」
そう言い残して真庭人鳥は姿を消した。
そして、佐久良は呟いた。
「英雄派・・・・・・貴方達は何時理解するのかしらね。真の英雄とはあらゆる種族分け隔て無く救い、笑顔を奪う者を裁く者、そして周りから言われて初めて英雄になることができる。その事を貴方達は何時理解する事が出来るのかしら・・・・・・」
その時、佐久良の悲しそうな顔をしていた。
「でも、そんな事言っている時でもないわね」
佐久良はそう言うと自ら、自身の能力で自身の体を散らした。
それと同時に一誠達は霧と共に消えた。
「初めまして、アザゼル総督、赤龍帝・・・」
「お前が噂の英雄派を仕切っている男か」
「曹操と名乗っている。三国志で有名な曹操の子孫―――――一応ね」
佐久良の時と同じように曹操は一誠達に挨拶をした。
「貴様!! 一つ訊くぞ!!」
「これはこれは小さな姫君。なんでしょう? この私ごときでよろしければ、なんなりとお答えしましょう」
「母上をさらったのはお主達か!!」
「左様で」
あっさりと、本当にあっさりと認めた。
「母上をどうするつもりじゃ!!」
「お母上には我々の実験にお付き合いしていただくのですよ」
「実験? お主達、何を考えておる?」
「それは秘密に御座います」
そう答えると曹操は隣の少年に命令を出した。
すると、少年の足下から影が広がり、そこから化物が現れた。
その数は軽く一〇〇を超えている。
「―――――《
「その通りです。しかも、貴方達の対策もしてありますよ」
「アンチ・モンスターかよ・・・」
その時・・・
『あらあら、何だか面白い事になっているわね』
その言葉の後に、空中の一か所に何かが集まり始める。
そして、その場所には夏目佐久良が現れた。
「久しぶりね、曹操君」
「お、お久しぶりです。夏目佐久良」
グオォォォ――――――!!!!
「五月蠅いわよ・・・」
すると、佐久良の左手に周りの地面が抉れて集まり始めた。
次第にそれは大きくなりその大きさは少年の作り出したモンスターの十倍くらいの大きさである。
「これでも喰らって・・・黙りなさい!」
佐久良はその大岩をモンスター達の方に投げた。
そして、その大岩はモンスター達に当たった。
その攻撃によって、四分の一くらいのモンスターが殺られた。
「あら、まだ生きてるの?だったら・・・」
すると、佐久良は自身の左の親指を噛み切った。
その後、その左手に赤色の霊力が集まり始めた。
そして、その霊力が拳の二倍くらいの大きさになった時・・・
「消えなさい、妖符「
霊力がレーザーとして放たれ、残っていた全てのモンスターを呑み込んだ。
そして、モンスター達は塵も残さず消え去った。
「はぁ、やっと静かになったわ」
佐久良はそう言っているが、周りは動揺していた。
特に曹操とモンスターを作り出した少年は顔に冷や汗を滝の様に流していた。
「こ、今回はこれで失礼します!今夜、実験を二条城にて行いますので、それでは!!」
曹操は早口で今の事を述べて姿を消した。
すると、周りの風景が変わり始めた。
「おい、お前ら構えを解け!元の世界に戻るぞ!」
「アザゼル・・・」
「どうした、佐久良」
「私は私で動くわ」
「・・・分かった」
その言葉を聞くと佐久良は自身を散らした。
それと同時に一誠達は元の世界へと戻った。
今回はこれまでです。
次回も楽しみにしていてください!