ハイスクールD×D 幻想で生きる者 《凍結》   作:寂しい幻想の刀鍛冶

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今回も原作崩壊していくよ。


第40話 努力している悪魔とその母親

「フッ、ハッ、」

 

ふ~ん、原作同様に努力を怠っていないようね。

 

すると、その悪魔が私の方を向いて・・・

 

「おい、そこに隠れている奴出て来い!」

 

あら、ばれちゃったみたいね。

 

「あらあら、姿を消していたのによく私が居るって分かったわね」

 

そう言いながら、無塵迷塞(めげんめいさい)を解除しながら姿を現した。

 

「なっ、貴方は・・・」

 

「こうして話すのは初めましてかしら、サイラオーグ・バアル君」

 

そう、この子がサイラオーグ・バアル。

 

才能が無いのを努力でカバーして今にいる若手悪魔である。

 

「貴方は確か・・・」

 

「夏目佐久良。幻想郷で賢者をしている者ですわ」

 

「そんなお偉いさんが俺に何の用だ」

 

「・・・貴方の母親の事が聞きたくてね」

 

「なっ!?」

 

「貴方の母親、病気なのでしょう?」

 

「そ、そうだが・・・」

 

「私達なら直せるかもしれないわ」

 

「そ、それは本当か!!」

 

「えぇ、そのために母親と合わせて欲しいのよ・・・」

 

「わかった。ついて来てくれ・・・」

 

そうして私はサイラオーグ君の案内で母親が寝ている部屋へと着いた。

 

「この人が貴方の母親なのね?」

 

「あぁ。・・・ひとつ教えてくれ」

 

「何かしら?」

 

「何故俺の母親を助けてくれるんだ?」

 

そうよね。そこは疑問に思っても当然なものよね。

 

「ふふ、リアスちゃん達と仲がいいのと、悪魔の中では常識を持っているからかしらね」

 

「・・・そうなのか。それで、直せれそうか?」

 

そう聞かれて、私は少し考えた。

 

特に病状が悪化した様子も無ければ呪詛の類もなさそうだし・・・

 

「・・・これなら私の知り合いが何とかできるかもしれないわね」

 

「ほ、本当か!!」

 

「えぇ、ちょっと待ってね」

 

そう言うと私は小さく紋を描いて・・・

 

「詠唱破棄、・・・縛道の七十七「天挺空羅(てんていくうら)」」

 

そう言えばこれを使うのも久しぶりな様な気がするわ。

 

そう思っていると向こうから・・・

 

『丁度いい時にきましたね、佐久良さん』

 

「あら、それじゃあ・・・」

 

『えぇ、頼まれていた物は出来ましたよ。なのでそちらに行く為のスキマを作ってください』

 

「分かったわ」

 

すぐに私は紋を消し、アーシアちゃんの所と此処と繋がるスキマを開いた。

 

「・・・よっと!」

 

「私の頼み事をきいてくれてありがとうね、アーシアちゃん」

 

「構いませんよ。私は貴方に助けられたんですから・・・」

 

「そう、そうじゃあお願いね」

 

「分かりました」

 

そう言うとアーシアちゃんは懐から薬が入った注射器を取り出した。

 

「お、おい・・・それは一体・・・」

 

まあ、心配になるわよね。

 

「心配しないの、あの子の腕は確かだから」

 

「そ、そうか・・・・・・」

 

そうして、アーシアちゃんは薬を注射した。

 

「はい、これで暫くすれば起きる筈ですよ」

 

「ありがとう!本当にありがとう!!」

 

「それじゃあ、戻りましょうかアーシアちゃん」

 

「そうですね、佐久良さん」

 

そうして私達二人はその場を後にした。




次回はリアス達の特訓の様子の予定です。

これからも良ければよろしくお願いします。
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