ハイスクールD×D 幻想で生きる者 《凍結》 作:寂しい幻想の刀鍛冶
いや、少しじゃないかもしれません。
それでも良ければ見て行ってください。
「わ、わかりました!」
そう言いギャスパーは前に出ようとしたがアザゼルが呼び止めた。
「待て、ギャスパー」
「は、はい。どうしました先生?」
「彼奴にはお前の神器は効かないから今まで練習していたので戦え」
「わ、わかりました!」
そして今度こそ佐久良の前に出た。
「来たわね。さぁ、先手は譲ってあげるから掛かって来なさい」
「で、では行きます!禁弾「過去を刻む時計」!!」
すると十字レーザーが時計回りと反時計回りの二つが現れ。その周りから赤色の弾幕が放たれ始めた。
「(偶然とはすごいわね。あの吸血鬼と同じスペカを吸血鬼であるこの子が使うなんてね)だったらこれよ。模倣「ザ・ワールド」、時よ止まれッ!」
すると佐久良以外の物や生物すべての色が失われて、動かなくなった。
そう、時を止めたのである。
「魔法によってあの子の能力を再現したのだけれどこうも上手く良くとわ思わなかったわ。さて・・・」
そう言うと佐久良はギャスパーの弾幕が当たらない場所へと移動し時を動かし始めた。
「そして時は動き出す・・・」
ドン!ドン!バン!
ギャスパーの弾幕は空振りに終わったが佐久良は一つ引っかかっていた。
それはギャスパーが時を動かし始めた瞬間に佐久良の方を目で見ていた為である。
そしてギャスパー本人も戸惑っている様だからである。
「い、今の感覚はいったい・・・」
「ふぅん(成程ね、あの子は今新たな力を得ようとしている様ね。だったら・・・)、時よ止まれッ!」
先程と同じ様に時を止めた佐久良。
しかし一つだけ違う点があった。
それはギャスパーの目である。ギャスパーの目だけ色が残っており動いているのである。
「成程ね。貴方の神器である「
そう佐久良が考えているとギャスパーが光り、動き始めた。
その後ろに一つの人影と共に・・・
「こ、これは一体・・・」
「ふん、漸く目覚めたか」
「え、だ、誰ですか!?」
自身の後ろに知らない人(?)が立っていて驚くギャスパー。
だが、佐久良はそれどころではなかった。
それは今、ギャスパーと話している奴が原因である。
「(あ、あれはギャスパー・バロール!?何故此処にいるのよ!それにあの感じ禁手!?と言う事はまさか神器として姿を現したとでも言うの!?ん?てことはまさか
時が動き出した事により周りの仲間がギャスパーの異変に気付いた。
「ギャスパー!?」
「大丈夫か!?」
「アザゼル!これは一体何なの!?」
「分からん!こんなの見るのは初めてだ!?」
そう騒ぐ所に佐久良が説明に入る。
「まあ落ち着きなさい。多分だけど今回使った私の力にあの子の神器が共鳴して禁手になったんだと思うわ。それにあそこに居るのに聞いた方が早いわよ?」
「それもそうだな。おい、お前何者だ」
その質問に対し・・・
「俺の名前はバロール。ギャスパー・ヴラディが母胎の内に居る時に魔神バロールの断片化された意識の一部が宿って生まれたもう一つの人格・・・と言って置こうか」
「なんだと!?それは本当か!!」
「あぁ、そして何故こうして実態を持っているのかと言うと、今さっきまで戦っていた奴の力と「停止世界の邪眼」が共鳴して何故か分からないが俺の意識が神器に移って禁手になって、今の状態になっているのだ」
「そうなのか・・・」
「アザゼル、この模擬戦は中止よ。貴方の所で調べてあげなさい」
「確かにその方がいいかも知れんな」
その返事を聞いた佐久良はスキマを開いた。
「このスキマを通りなさい。貴方の部屋へ繋げてあるわ」
「そうか、おいギャスパー!今のお前の状態を調べる為にいったん戻るぞ!」
「は、はい!」
「言っとくがお前もついて来いよ」
「分かっている」
そうしてアザゼルと共にギャスパーとバロールは自分達の状態を調べる為に戻って行った。
「さて、予想外の事が起きたけど向こうはアザゼルに任せて次に行きましょうか」
そう言い佐久良は振り返り一人の人を見た。
「そうね、今度は貴方と模擬戦しましょうか。元ヴァルキリー、ロスヴァイセさん」
今回はこれで終わりです。
ギャスパー君が大変な事になってしまいました。
次回はロスヴァイセ戦です。
それでは、見てくれてありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。