ハイスクールD×D 幻想で生きる者 《凍結》 作:寂しい幻想の刀鍛冶
「まさかお前と二人で戦うことになるなんてな・・・」
「それはこっちにのセリフだっての・・・」
その様に話す二人を前に佐久良は言った。
「さあ、先手を譲ってあげるわ。掛かって来なさい」
そう言われていち早く動いたのは一誠だった。
「だったら行ってやら―!!」
「お、おい!無暗に突っ込むな!!」
匙の静止の声を気に留めずに一誠は佐久良を殴った。
「あら?」
佐久良は疑問に思った。
悪魔の男が殴ったにしてはダメージが少ないからである。
例え兵士の悪魔であろうとも少しはダメージが来る事が無かったのである。
そして佐久良は一誠がしようとしている事が何なのか分かった。
「まさか、貴方・・・」
「行くぜ!
その言葉と共に佐久良の着ていた服が吹き飛んだが、完全に吹き飛ぶ前に新しい服を魔法で着ていた。
「そ、そんな・・・」
「お、おい一誠!何てことやっているんだ!!」
「な、何って男のロマンをm」
一誠は最後まで言い終わる事が出来なかった。
「フフフフフフフフフフフフフフ」
それは佐久良から発せられる怒りのオーラの為である。
「フフフ、お仕置きが必要ね」
ッパチン! ザザザ! ザザザ! ザザザザ!
佐久良が指を鳴らすと空中から鎖が飛び出し一誠を縛り上げた。
「ッヒ!?」
その事にビビる匙だが、佐久良は一誠の方を向いていた。
「貴方は何をしているんですか。これは模擬戦であって、貴方の遊びではないのですよ」
「な、俺はいたって真面目だ!!」
一誠の様子を見ていた佐久良から“ップツン!”と言う音が聞こえて来た。
「そう、そうなの・・・だったら・・・」
そう言い佐久良は拳を作った。
それを見て一誠はやっと自身の置かれている立場に気が付いた。
「ま、待ってくれ!?お、俺が悪かった!謝るから許してください!!」
「あら、貴方は女の胸の声が聴けるんでしょう?だったら聞いてみたら?」
佐久良にそう言われて『
『NO!!、NO!!、NO!!、NO!!、NO!!』
「ッヒィ!?」
「質問よ。右手の拳で殴るか左の拳で殴るか当てて見なさい」
「ひ、一思いに右手でやってくれ・・・」
『NO!!、NO!!、NO!!、NO!!、NO!!』
「じゃあ左・・・」
『NO!!、NO!!、NO!!、NO!!、NO!!』
「も、もしかして両方ですか!?」
『YES!!、YES!!、YES!!、YES!!・・・・・・YES!!』
「もしかして・・・オラオラですか!?」
その質問には何故か匙が答えた。
「YES、YES、YES・・・・・Oh My God・・・」
その匙の言葉を合図に佐久良が一誠を殴り始めた。
「オラ、オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラッオラァ!!」
「ブグァ!?!?」
「っやbグハァ!?!」
一誠、ふざけた技を使って佐久良の怒りを買って、オラオララッシュを喰い・・・
匙、吹っ飛ばされた一誠が鳩尾にぶつかり・・・
「ふぅ、スッとしたわ」
この二人の戦いは模擬戦とは言えない内容で終わった。
佐久良がジョジョ化してしまった。
そして巻き込まれた匙、南無。
次回も宜しければ見てください。