そしてフレイのファンになったのでフレイには幸せになってもらいます。
アニメを鑑賞しながら書いているので、投稿はまちまちです。
C.E.70年、『プラント』と『地球連合』において発生した戦争は、農業用プラント・ユニウスセブンに核ミサイルが撃ち込またことで激化。
物量で勝る地球連合軍の勝利で終わると予想されていた戦争は、膠着状態に陥り11か月が経過していた。
そして時はC.E.71年。ここは、中立国オーブのコロニー・ヘリオポリス。
プラントと地球連合、どちらの味方もしない中立の立場にある国、オーブが誇るコロニーである。
そんなコロニー内のとある中庭で、『二人』の青年がパソコンで何やら作業をしていた。
「キラ!ユウキ!」
するとそこに、二人の友人である『ミリアリア・ハウ』と『トール・ケーニヒ』が、二人の青年…『キラ・ヤマト』と『ユウキ・マサト』に話しかけ、二人はそれに反応する。
「加藤教授がお前等のこと探してたぜ」
トールのその発言を聞いたキラとユウキはため息混じりに愚痴をこぼした。
「またぁ?」
「まさか2日連続で渡されるとは…」
「なあにぃ、二人ともまた仕事手伝わされてるの?」
ミリアリアがそう言うと、キラは面倒くさそうに話し、ユウキはそれに同調した。
「たくっ、昨日渡されたのだってまだ終わってないのに…」
「いくら相手が私達でも無茶振りが過ぎますよ」
二人はそう愚痴をこぼしたが、次の瞬間、手にしていたパソコンの画面にとある映像が映し出された。
それは、カオシュンと言うコロニーにモビルスーツ『ジン』が襲撃して来たというニュースだった。
「ひえ〜、先週でコレじゃあ今頃は堕ちてんじゃないのカオシュン」
「…カオシュンなんて結構近いじゃない。大丈夫かなほんと…」
「まぁ、それは心配ないでしょ。近いったって内は中立だぜ。オーブが戦場になるってことはまず無いって…」
(それなら良いんですけどね)
ユウキはそう心の中で思いながら昔の事を思い出していた。
それはユウキとキラが幼い頃、幼馴染が遠くへと旅立って行った記憶だった。
それから少しして、四人はゼミへと向かっていたがその道中でとある少女達と出会った。そしてその中でも一際目立つ美少女がそこにはいた。
彼女は赤い髪の美少女で、名を『フレイ・アルスター』。一応ユウキとキラの同級生である。
そしてミリアリアと話し始めるのだが、何と彼女は婚約者である『サイ・アーガイル』に手紙を貰ったのだと言う。
(はは、流石ですねサイくんは…)
因みに、ユウキはフレイに一目惚れしているのだが、彼はその事を周囲には秘密にしている。
唯一キラだけがそれを知っているのだ。
そんな感じで話していたのだが…
「んん!…乗らないのなら、先に宜しい?」
「す、すみません」
背後に現れた女性と、その付き人と思われる男性二人に先を譲る。そしてその後フレイと一緒にいた女友達二人も何処かへと向かい、ユウキ達もゼミへと向かっていくのだった。
その頃、ヘリオポリスの裏出口から赤いスーツとヘルメットを装備した人物達が『七人』と、緑のスーツとヘルメットを装備した人物達が数名がヘリオポリス内に侵入してくるのだった。
そしてゼミへと着いたユウキ達は、ゼミの中へと入る。
そしてその扉のすぐ近くに、帽子を深々と被った少年がいた。
「カズイくん。彼は…」
ユウキが、同じく友人である『カズイ・バスカーク』に彼が誰なのかを聞く。
「教授のお客さんだよ。ここで待ってろって言われたんだと…」
そして彼と目が合ったユウキは会釈をするが、すぐに目を晒されてしまった。
「ああ、キラ、ユウキやっと来たか…」
すると、件の話に出て来たサイアーガイルが教授から預かっていた物をユウキとキラに手渡したのだった。
「これ預かってる。追加とかって言ってた」
「うへぇ」
「また時間が掛かりそうな物を…」
「何なんだ?どうせモルデンレーテの仕事の方なんだろうけど…」
「興味ないよ。フレーム設置モジュールの改良」
「まぁ兎に角、プログラムの解析ですよ」
そう言うと二人は早速、昨日の分も合わせて終わらせようとしていた。
しかし次の瞬間、大きな揺れが起こった。
最初は隕石かと思っていたのだが、揺れは収まることなく続き続けていた。
不思議に思ったユウキが、近くにいた職員に話しかける。
「すみません!何が起こったか存じ上げませんか?」
「『ザフト』に攻撃されてるんだ!コロニー内にモビルスーツが入って来てるんだ!君たちも早く逃げろ!」
そう言われた為、逃げようとしたユウキとキラだったが、先程の金髪の少年が何処かに行こうとしていたため、サイ達にすぐまだ不要に伝えキラと共にその後を追いかけた。
その頃、ヘリオポリス内に侵入した者達…ザフトの兵士達は、一つの工場から出て来た『ある物』を見つけた。
「あれだ…」
「クルーゼ隊長の言った通りだな」
「突けば巣穴から出てくるって?やっぱり間抜けなもんだな。ナチュラルなんて…」
二人のザフト兵はそう言うが、一人のザフト兵が口を挟んだ。
「油断すんなよお前ら。人間、追い詰められた時にはとんでもないことをしでかす生き物だからな…だろ、アスラン」
「…あぁその通りだなライズ」
『アスラン』と呼ばれたザフト兵は、『ライズ』と呼ばれたザフト兵にそう呟くように答えた。
「さーて、行きますかぁ!」
そしてライズの発したその言葉と共に、ザフト兵達は工場から出て来たものに空中から近づいて行った。
「運べない部品と工場は全て破壊だ…報告では『七機』ある筈だが…後の四機はまだ中か?」
「よし、俺とアスランとラスティとエルビィの班でそちらに向かう。イザーク達はそっちの三機を頼むぞ」
「…OK任せよう。各自搭乗したら直ぐに自爆装置を解除しろ」
そう言うと、ライズ、アスラン、ラスティ、エルビィの四人はと他三人は別々にある物を回収しに行くのだった。
その頃、ユウキとキラは少年に追いつくとその肩をキラが掴んだ。
「何してるんだよ!そっち行ったって…!」
「何でついてくる!お前らこそ早く逃げろ!」
「そうしたいのは山々ですが、もう道が塞がって戻れないんですよ…」
すると瓦礫が後ろの道に落ちた衝撃で、風が起き、金髪の少年の帽子を吹き飛ばした。
すると、ユウキとキラは驚愕した。
「「お、女の子…!」」
「っ!何だと思ってたんだ。今まで…!」
男と思ってましたなんて言える訳がないのだが、今はそれどころでは無い。
「良いから行け!私には確かめなければならない事がある!」
彼女はそう言うが、もう戻れないのは目に見えてわかっていた。
「ほらこっち!」
「あ、おい!」
「キラくん!」
すると、キラは彼女の腕を引き工場区まで走り、ユウキはその後について行った。
そして暫く走ると工場区に着いたのだが、そこには、見たことがないモビルスーツが『四機』もあった。
「こ…これって…」
「モビルスーツ…ですかね?」
「っ…やっぱり。地球軍の新型機動兵器…っ!お父様の裏切り者!!」
彼女がそう叫ぶと、モビルスーツの上に乗っていた一人の女性が銃をこちらに構えるが、相手が民間人であることを確認すると下ろし、ユウキ達はその場から離れシェルターに向かった。
そしてシェルターに着くが、中はもういっぱいいっぱいで三人も入れないと言う。
「…」
「…」コクッ
キラとユウキは、互いに頷くと、彼女だけは入れられないかと頼むと、何とか彼女だけはシェルターに入れる事となった。
「入って」
「っ!なにを!私は…!」
「良いから入ってください。私達は向こうのシェルターに向かいますから…!」
そう言って彼女をシェルターに入れると、二人は先程見たモビルスーツの元へと一度戻るが、すると先程の女性をザフト兵の一人が狙い撃とうとしていた。
「っ!危ない後ろ!」
それに気づいた女性は後ろから狙って来たザフト兵を撃ち倒した。
ここは危ないと判断した女性は、二人にこちらに来るように言う。
「…こい!」
「左ブロックのシェルターに行きます!お構いなく!」
「あそこはもうドアしかない!」
すると次の瞬間、向かおうと来ていたシェルターが爆破されたのだった。
仕方がなく二人は女性元へと飛び降りた。
そしてその直ぐ近くで地球軍の兵士と撃ち合っていたザフト兵の二人が頭を撃ち抜かれた。
「っ!ラスティン!エルビィ!ウォォォォオ!」
「っ!アスラン!二人の死を無駄にするな!俺達だけでもコイツ等を奪うんだ!」
アスランにそう叫ぶライズだったが、今のアスランの耳にはその言葉は届かなかった。
「ッチ!あのバカ!」
ライズはそう吐き捨てると、仕方がなくすぐ近くにあったモビルスーツのコックピットに乗り込んだ。
そしてアスランは女性の腕部分を弾丸で撃ち抜くと弾切れになったので持っていたナイフで彼女に切り掛かった。
しかし、ユウキとキラが庇うようにその間に入ると、その顔を見てユウキとキラは呟いた。
「「アスラン(くん)?」」
そう、目の前にいたのは、かつて別れた二人の幼馴染だった。
「っ!キラ…それに、ユウキ…くっ!」
それに気づいたアスランは、二人の元から離れ、叩くにあった別のモビルスーツの中へと入った。
それを見た女性は、キラとユウキをモビルスーツのコックピットに乗せようとしたが…
「っ!させる…か!」
「うわっ!」
何と瀕死の状態のザフト兵の一人が打った銃弾が足を掠めた為、ユウキは落ちてしまった。
そしてザフト兵はそのまま力尽きた。
「っ!チィ!」
しかし助けに行く余裕などなく、仕方がなく彼女もコクピットへと入り込んだ。
落ちてしまったユウキはマズイと思ったが…
「おい、こっちだ!」
何処からともなく声がしたかと思い上を見上げると、もう一機のモビルスーツの上に先ほどの女性と同じような服を着込んだ男性がこちらに来るように言った。
その男性は、足の部分から血を流していたが、気にするなと言わんばかりに言われた通り上がって来た彼の服を掴んだ。
すると男性は、ユウキをコックピットの中に放り込み、自分も後を追うように乗り込んだ。
「ボウズ!シートの後ろに居ろ!」
男性の言葉に、ユウキは頷くとシートの後ろに移動した。
「…さーて、やるだけやってみますか…!」
そう言うと男性はコックピット内のペダルを踏み、レバーを握り、半ば破れかぶれで操縦し始める。
すると、画面が光だし画面の一画に文字が浮かび上がった。
General
Unilateral
Neuro - link
Dispersive
Autonomic
Maneuver
(…ガンダム?)
すると、モビルスーツはその場から立ち上がり、爆発から逃れる為に空中に飛び上がった。
そして今、これからユウキと共に戦場をかけることになるモビルスーツ…『GAT-X106 ハザード』通称…『ハザードガンダム』が歩みを進めたのだった。
次回予告
何の疑いもなく信じていた日常は一瞬の内に崩れ去った。炎に包まれる見慣れた大地、立ち上がる白い巨大、銃火に再開したユウキ、キラ、アスランは、何を思うのか…
次回、機動戦士ガンダムSEED/ET その名はガンダム
戦果の大地に、甦れガンダム…!
ちょこっと機体解説
GAT-X106 ハザードガンダム
頭部はGAT-X105 ストライクに酷似しているが、胴体はかなりの軽装甲である。
その為、防御力は初期GAT-Xシリーズの中でも低い方である。
しかし、それを補う為にとある『特殊な機能』が備わっている。
詳しい機体の解説は別に出します。