異世界に転生した僕は男の娘アイドルとして活動します! 作:YEX
~side イービル~
唐突に爆発音が鳴り響く。
目の前には、すでにボロボロの四人の人物がそこで寝ていた……
「くっ……これが魔王……何て力だ……」
「……プラチナでこれか……つまらん、ダイヤモンドになってから出直せ」ズォォ
我がそう言うと、転移魔法を使い四人を他の町にワープさせる。
「……ハァァ」
ふと、ため息がつく………
すると、口が鳥のように長い特徴のフードを被った人物……側近の『クロウ』が我に対し申し出る。
「魔王様、最近どうもため息が多いようですな……実力も分かってない
そうクロウが言う。
……前述した通り最近、
「クロウよ、今日は四天王との会議があるはず……すぐに準備を」
「はっ!仰せのままに……」
クロウがそう言うと、その場から離れる……さて、行くか。
~魔王城 会議室~
四天王……それは我が実力を見たものを採用した我の幹部だ。
その四天王と我は丸い机を囲み、お互いに対面した状態でみつめる。
「では、これより会議を始めようではないか……」『魔王 イービル』
「………」『
全身銀の鎧を身に纏った無言の人物、アーサーである。
言葉は余り話すないが実力は凄い、四天王の中では随一だ。
「……と言ってもまた時間を無駄にした会議でしょー……ダルッ」『
鯱の尻尾が生えて鯱のフードを被った白黒の髪型が特徴の目隠れ人物、ナポレオである。
気だるそうな女だが実力は相当いい、四天王で紅一点。
「まっ……どうせいつもみたいに最後は『人類は破滅』って終わるだろうな」『
タンクトップを身に包んだ赤茶肌の人物、レオン・ナルドである。
やつは四天王の中でも戦闘狂で、いつも戦いに飢えている。
「~♪」*2『
金と黒の髪型が合わさった白のスーツを纏った人物、フラッシュである。
闇魔法と光魔法を操れる魔法使いで、相当な年度の魔法が使える実力者だ……ん?
「フラッシュよ………さっきから何を聞いてるのだ?」
「ん?……あぁ魔王様、これは今人間で流行中の『シャイン』と言うアイドルの歌です」
………アイドル?フラッシュにそんな趣味があったのか?
「珍しいな……貴様がそんな趣味があったとは……」
「いえいえ……最初は戦いに挑んできた冒険者を返り討ちにしたとき偶然妙な機械*3を手にしたのです……そこから彼の歌を聴き、今ではすっかりファンなのです……にしても今日も良い歌ですね、心が楽しくなる……これを毎日聞くとコンディションがよくなるってことですよ」ペラペラ
「お前……そんなに早口で喋るキャラだったか?」
「うわーキッモ……」
「………歌でそこまで変わるのか?」
っとメンバーが意外そうな反応をする……確かにフラッシュがそこまで言うのは珍しいな……
「おっ?では聞いてみますか?」ポチッ
そう言うとフラッシュは我々が聞こえるように音量を上げ、そのアイドルとやらの歌を聴く。
……………ふぅむ、なるほどな。
「確かに……良い曲だな」
「あぁ……俺としたことが思わず筋肉が疼いてしまった」
「……へぇー良いじゃん、人類まだ捨てたもんじゃないね」
「…………良き」
「そうでしょう!……ちなみにその歌を歌った人物がこれです」スッ
そう言ってフラッシュが見せたのは……フリフリのドレスのような服を来た人物がいた。
「……かっ可愛い……」
「ほーこれがアイドルってやつねぇー……」
ふぅむ……その姿で歌うのか…………ん?待てよ……確かフラッシュがこいつの人物を言ったときは……
「………
「えぇ……そうです、今写っている人物は『男』なんですよ」
「ブーッ!?」*4
「えぇ!?」*5
「………っ!?」*6
「………そっそうか」
「えぇ……いやはやここまで私が夢中になるとは思いませんでした」
………ふぅむ……気になるな、シャインと言う人物が………
「もし気になるのなら見に行きます?今夜『パラディーン』でライブがあるそうですよ?」
「えーあたしパス……やることあるし」
「………曲は良かったのだがな……ライブ?だったか、そう言うのは趣味ではない」
「………私も」
「そうですか……では魔王様は?」
「さすがに魔王様と言えど猿どものために足を運ぶなんてあるわけ「良いだろう」そうそう良いわけ……えぇ?」
「フラッシュ、そのライブやら……我が直々に見てやろう」
「「「「!?!?!?」」」」
「本当ですか!魔王様!!」
「あぁ……フラッシュがそこまで言う『シャイン』と言う人間に興味が出てきた……早速そのライブとやらに出かけようではないか」
「えぇ……魔王様、仰せのままに……」
そう言い、我はフラッシュとともに『パラディーン』へと向かうことにした。
「………魔王様があの猿に……興味を?」
「………シャインって子、ヤバイね」
「あぁ……将来大物になるな」
「……………」
透「ハクチュッ!?……もしかして噂かな?」
シャドー「まさか魔王だったりな」
透「はっはっはっwwそんなまさかぁwww」