「へぇー、送別旅行。」
と、高杉は言った。
「うん、虹ヶ咲学園の留学生でナンシーという女の子なんだけど、9月に帰国するから九州へ送別旅行へ行くそうなんだ。」
「それで、歩夢ちゃん達が新幹線ホームへ行っていたのね。」
と、小海は言った。
「うん、明日には鹿児島を観光するそうだ。」
「そして、次の日には北九州へ観光して小倉から新幹線に乗って東京へ帰京するそうだ。」
「へぇー。」
「いいな、鹿児島は。」
と、高山は言った。
12時00分、歩夢とナンシー達が乗った新幹線「のぞみ3号」は定刻通りに博多に到着した。
「やっと、博多ね。」
「いよいよ、鹿児島はもうすぐよ。」
「ああ、そこからは特急「つばめ」で行くんだよね。」
と、シオンは歩夢と侑に言った。
「そうよ。」
「西鹿児島行か、これに乗ればいいのね。」
「うん。」
12時18分、シオンと歩夢とナンシー達が乗った特急「つばめ11号」は定刻通りに博多を発車した。
「やっほー。」
「凄い特急ね。」
「車両は、787系で運転で運転しているんだよ。」
「へぇー、シオンちゃんよくわかるのね。」
「ああ、僕も九州へ行く時に調べて見たんだよ。」
と、シオンは言った。
「わくわくして来たわ。」
歩夢と侑はビュッフェで昼食を取っていた。
「海を見ながらの食事も楽しいね。」
「うん。」
「今回は鹿児島の霧島辺りね。」
「わくわくするわ。」
16時08分、シオンと歩夢と侑達が乗った特急「つばめ11号」は定刻通り、西鹿児島へ到着した。
「やっと鹿児島に来たわね。」
「本当だわ。」
「見て、桜島よ。」
一方、特捜班では。
「えっ、容疑者が逃走中。」
「そうだ、今警視庁から捜査協力の要請があった。」
「えっ、誰なんです。」
「この男だ。」
「あっ、そう言えば歩夢と侑とシオンがかすみちゃんに後を付けていた人だな。」
「じゃあ、この男がか。」
「ええ。」
「ああ、この男がか。」
「女の敵だわ、許せない。」
と、桜井は言った。
「おっ、桜井は燃えているな。」
「だって、痴漢は女の敵だから。」
「その男の名前は。」
「三杉順平、23歳だ。」
「ほう、この男がか。」
と、高山は言った。
そして、次の日。歩夢達は鹿児島市内を観光した後は霧島へ向かった。
「その訳は、観光列車に乗るためなんだよ。」
「観光列車?。」
「わかった、はやとの風だ。」
「ピンポーン!」
まもなく、「はやとの風」がホームに入線してきました、穂乃果と沢村はカメラを構えていた。
カシャッ、カシャッ
「うーん、黒いボディ。」
「しかも2両編成、自由席もある。」
「ナンシー、歩夢、そろそろ行くぞ。」
「待ってよ、シオン君。」
9時26分、達仁と穂乃果達が乗った「はやとの風2号」が発車した。
「うわーっ、桜島が見えてきた。」
「本当ですわ。」
歩夢とシオン達が乗った特急「はやとの風2号」は霧島温泉に到着。
「うわーっ、温泉街がいっぱいだな。」
「今日は、ここで泊まって明日に備えよう。」
「うん。」
そして、歩夢達は霧島温泉で1泊することにした。
ところが、歩夢達が泊まった霧島温泉で事件が起きるとは予想もしなかった。
楽しい送別旅行の筈が、壮絶な殺人事件が起きるとは歩夢達は予想もしなかった。