夏休み九州特急「つばめ」殺人旅行   作:新庄雄太郎

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結婚記念の旅行で鹿児島へ行っていた青木夫婦は霧島で妻が殺害された

鉄道公安隊特捜班の南と高山と小海は捜査していたが、ところが歩夢と侑が犯人はどうやって霧島へ向かったのかを謎を解いてみたが




第5章 鉄壁のアリバイ

「ほう、私のアリバイですか?。」

 

と、1人の男は南と高山に言った。

 

「はい、これは事件の関係者にお聞きしているんです。」

 

「そうですか?。」

 

「はい。」

 

彼の名前は、青木 悟さん、45歳。

 

「ほう、被害者の女性と一緒に霧島へ行っていたんですか?。」

 

「はい、何しろ霧島は私の婚約旅行の思い出の場所でしたから。」

 

と、糸川は言う。

 

「ほう、ちなみに新婚旅行は?。」

 

「新婚は、私は列車に乗って行くから北海道へ行っていました。」

 

「新婚は北海道ですか。」

 

「はい。」

 

「それで、あなたは鹿児島の霧島へ行っていたんですか?。」

 

「はい。」

 

「それで、犯人に心当たりはありませんでしたか。」

 

と、小海は糸川に言った。

 

「そうですね、私に言われましても心当たりはありませんよ。」

 

「そうですか。」

 

そして、鹿児島に来ていた歩夢と侑としずくは南と高山に話をすることにした。

 

「ほう、ナンシーちゃんは夏休み登校日でお別れ会をする予定なの?。」

 

「そうか、その女の子は留学生だったのか。」

 

「ええ。」

 

「それで、何かわかった。」

 

と、歩夢は南に言った。

 

「ああ、被害者は青木 悟の妻青木かず代と判明した。」

 

「それで、死因は?。」

 

「恐らく犯人は青酸入りのコーヒーに寄って毒殺されたと考えられます。」

 

「という事は、犯人は彼女に渡して毒殺したと考えられないじゃない。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「行く時はよく、寝台特急「はやぶさ」に乗って鹿児島へ行って、次の日に鹿児島から肥薩線の列車に乗って霧島へ行っていたんだね。」

 

「はい、久しぶりに霧島へ行ってみようと思いまして。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

調べた結果、青木夫婦は昨日から寝台特急「はやぶさ」に乗って西鹿児島へ行き、次の日に特急「はやとの風」に乗って霧島へ行っていたことが分かった。

 

青木夫婦の旅行日程

 

1日目

 

東京発18時12分 寝台特急「はやぶさ」 乗車

 

西鹿児島着15時10分 下車

 

鹿児島市内を観光 市内のホテルで1泊

 

2日目

 

西鹿児島発9時26分 特急「はやとの風2号」 乗車

 

霧島温泉着10時41分 下車

 

3日目

 

特急「きりしま6号」

 

霧島神宮発11時36分 乗車

 

南宮崎着12時48分 下車

 

特急「にちりん40号」

 

南宮崎発12時59分 乗車

 

小倉着17時58分 下車

 

新幹線「のぞみ28号」

 

小倉発18時38分 乗車

 

東京着23時26分 下車

 

「ほう、なるほどね、2泊3日の九州旅行の日程だったのか。」

 

「ええ、結婚記念の旅行に行こうと考えたそうだよ。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

と、南は歩夢と侑に言った。

 

「でも、どうやって犯人は霧島へ行って彼女を殺害したのかな?。」

 

「うん、何かトリックがある筈だわ。」




次回は、ナンシーちゃんのお別れのシーンです。



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