「これってもしかしたら、犯人が小倉から特急に乗って鹿児島へ行ったんじゃないのかな?。」
と、歩夢は言った。
「ほう。」
「ほう、なるほどね。」
「そうか、東京から鹿児島へ行くには小倉から行くこともできるのか。」
「そうよ、シオン君。」
「ほう、なるほどね。」
「東京から新幹線に乗って小倉で日豊本線経由で霧島神宮へ行ったんじゃないかな?。」
と、シオンは言った。
「ほう、それも考えられるな。」
「うん、つまり犯人は東京から新幹線に乗って小倉で下車して、小倉から特急に乗って霧島へ行ったんですよ。」
「ほう。」
「特急ソニックにちりんではないのは確かだね。」
「特急「ソニック」の場合は別府と大分まで運転しないからね。」
「うん、そうかわかったよ、さっそく高杉班長に報告しておくから。」
「じゃあ、お願いね。」
と、歩夢は南に言った。
「何、犯人は小倉経由で霧島へ向かった可能性があるのか。」
「はい。」
「鉄道オタクの高校生の話だと、東京から小倉へは新幹線に乗り、そこから特急に乗って霧島へ向かったと思われます。」
「ほう、東京から霧島へは「にちりん」と「きりしま」に乗って行ったという事か。」
「ええ、その可能性があります?。」
「でも、問題はだね、どうやって特急「はやとの風2号」に乗ったかだよ。」
「そこなんですよね。」
「わかったよ、犯人はこれを利用したんですよ。」
「えっ、分かったのか犯人が使った列車トリックが。」
「歩夢と侑とシオン君の話だとね、小倉から特急に乗って霧島へ向かったんですよ。」
「ほう、なるほど、どうやって列車に乗ったのかね。」
特急「有明18号」
熊本発12時08分 乗車
博多着13時34分 下車
東海道・山陽新幹線「ひかり52号」
博多発13時51分 乗車
小倉着14時11分 下車
夜行列車「ドリームにちりん」
小倉発23時50分 乗車
宮崎着6時36分 下車
特急「きりしま1号」
宮崎発8時13分 乗車
隼人着9時54分 下車
特急「はやとの風2号」
隼人発10時06分 乗車
霧島温泉着10時33分 下車
そして、彼女が殺害された。
「そうか、犯人は新幹線「ひかり」と「ドリームにちりん」と「きりしま」に乗り次いで「はやとの風」に乗って霧島へ行ったって事か。」
「その通りですよ、班長。」
「そうか、犯人はこの方法を使ったのか。」
「ええ、これが出来るのはあの人に違いありません。」
「そうか、やはりあの人が犯人なのか?。」
「ええ、間違いなく犯人は青木 悟だ。」
「そうか、犯人は寝台特急「はやぶさ」に乗って鹿児島へ行っていたが実は熊本で下車して、そこから乗って霧島へ向かった。」
「そうか、彼女は最初から寝台特急「はやぶさ」に乗っていたのか。」
「ええ。」
「さすがだね、歩夢ちゃんと侑ちゃんとシオンとしずくは。」
「まさに、少年探偵団だな。」
「うん、これはシオン君が考えたんだけどね。」
「そうか。」
「青木は寝台特急「はやぶさ」乗って、熊本で下車したんですよ。」
「そうか犯人は、この方法で霧島へ行って妻を殺害したのか。」
「そうです。」
「ほう、なるほどね。」
歩夢たちの推理で、南と高山と小海は青木の家へ向かった。
「えっ、昨日から出かけた。」
「ああ、何でもどこかへ旅行へ行くと言って出かけて行ったよ。」
「何処へ行ったか、分かりますか?。」
「さてね、恐らく小郡へ行ったんじゃないのかな?。」
「小郡か。」
そして、南と高山と小海は7時07分の東海道新幹線「ひかり33号」に乗り、小郡に到着したのは12時41分である。
「はっ、あれは。」
「やはり、青木さんだ。」
南と高山は、青木を確保した。
「やめろっ、青木。」
「何だ、お前は。」
「鉄道公安隊だ。」
と、南は叫んだ。
こうして、事件は解決した、青木は妻の財産を狙って殺害したことを自供したのだ。
「夫婦の旅行が殺人旅行だったなんてなんか残酷すぎたよ。」
「ああ。」
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