刃はアナザーディケイドウォッチを取り込んでアナザーディケイドに変貌した。
「この力でマコトが生きていられる世界を必ず作る」
アナザーディケイドは上空にオーロラカーテンを出現させた。
「オーロラカーテンから怪人が!」
「生きていられるとほざきながらこの世界を壊すつもりか!」
「絶対にさせるか!」
すると、マコトたちとアナザーディケイドとの間に大量の怪人がやってきた。
「これじゃあ刃さんのところに行けない!」
「こいつらを蹴散らして刃さんのところに辿り着ける勝率はどれくらいだ?」
「相手が雑魚怪人なら良かったんですがいるのは平成ライダー達がやっとの思いで倒した者達ばかりです」
「でも、平成ライダーから想いを託された俺たちならやれないことはないと考えます」
マコトはネクスライドウォッチとネクスフォトンライドウォッチの二つを取り出した。
「ふっ、そうだな、俺達は想いを託されたんだ」
「絶対に勝ってやる」
英次はクアンタライドウォッチとフルセイバーライドウォッチの二つを取り出した。
「私もマコトと想いは一緒だよ」
レナはネイチャーライドウォッチを取り出した。
【ネクス】
【ネクスフォトン】
【クアンタ】
【フルセイバー】
【ネイチャー】
【(アークル)(オルタリング)アドベント!COMPLETE!ターンアップ!】
【(音角)CHANGE BEETLE!ソードフォーム!ウェイクアップ!カメンライド!】
【サイクロン!ジョーカー!タカ・トラ・バッタ!3・2・1!】
【シャバドゥビタッチヘンシーン!ソイヤッ!ドライブ!】
【カイガン!レベルアップ!ベストマッチ!ライダータイム!】
「「「変身!」」」
【フォトンタイム】
【クウガ!アギト!龍騎!ファイズ!ブレイド!】
【響鬼!カブト!電王!キバ!ディケイド!】
【ダブル!オーズ!フォーゼ!】
【ウィザード!鎧武!ドライブ!】
【ゴースト!エグゼイド!ビルド!】
【祝え!仮面ライダーネ・ク・スフォトーン!】
マコトは仮面ライダーネクスフォトンに変身した。
【タイム・ア・ライブ】
【リアライズ!フルセイバー!】
英次は仮面ライダークアンタフルセイバーに変身した。
【ライダータイム】
【仮面ライダーネイチャー】
レナは仮面ライダーネイチャーに変身した。
「未来を変えてみせる」
アナザーディケイドは上空に逃げた。
「最後の戦いだ。出し惜しみはなしだ」
【Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ,Ⅴ,Ⅵ,Ⅶ,Ⅷ,“Ⅸ”】
クアンタフルセイバーはフルセイバーライドウォッチのダイヤルを9回回した。
【フルセイバー“ガヴリエル”】
クアンタフルセイバーはボタンを押した。
「これが歌の力だ」
クアンタフルセイバーは仲間二人を強化した。
「これならいける!」
「手強そうな相手は任せて!」
「お前はお前の父親を止めるための体力を温存しろ!」
クアンタフルセイバーとネイチャーはそれぞれ強敵の怪人を分断して相手をした。
「二人ともありがとう!」
ネクスフォトンはバリズンソードを召喚してアナザーディケイドの元に向かった。
「来たか!」
「誰かを巻き込ませたりなんてしない!」
ネクスフォトンはアナザーディケイドと共に出現した穴の向こう側に飛び込んだ。
「っ…!」
ネクスフォトンとアナザーディケイドがやって来たのは森の中だった。
「くっ、戻らなければ…」
「絶対に人がいる場所には行かせない!」
ネクスフォトンは四つのレリーフを触った。
【龍騎】
すると、龍騎が召喚された。
【響鬼】
すると、響鬼が召喚された。
【鎧武】
すると、鎧武カチドキアームズが召喚された。
【電王】
すると、電王クライマックスフォームが召喚された。
「だったらこっちはこいつらだ」
アナザーディケイドはG4、歌舞鬼、コーカサス、エターナルを召喚した。
「皆さん力をお借りします!」
「行け」
二人が召喚したライダーが戦い合った。
♢♢♢
ネイチャーは腕に光刃を出現させて相手の体を貫くことで次々と敵を倒した。
「私はもう守られるだけじゃない!」
ネイチャーは他の敵がいる方に向かって行った。
♢♢♢
クアンタフルセイバーはジカンマグナムを放って敵の隙を作った。
【Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ,Ⅴ,Ⅵ,Ⅶ,Ⅷ】
クアンタフルセイバーはフルセイバーライドウォッチのダイヤルを8回回した。
【フルセイバー“ラファエル”】
ボタンを押した。
「この矢を喰え」
クアンタフルセイバーは矢を放って敵を一気に倒した。
【Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ,Ⅴ,“Ⅵ”】
クアンタフルセイバーはフルセイバーライドウォッチのダイヤルを6回回した。
【フルセイバー“ミカエル”】
ボタンを押した。
「……」
クアンタフルセイバーは空間に出現した穴の中に飛び込んだ。
♢♢♢
ネクスフォトンはアナザーディケイドと戦っていると突然召喚したライダーが消滅した。
「くっ!」
ネクスフォトンは吹き飛ばされた瞬間に変身が強制解除された。
「ネクスフォトンライドウォッチが…」
「平成ライダーの力が…」
マコトの前で20個のライドウォッチが砕け散った。
「世界はもうすぐ終わる、その前にお前だけでも救ってやる」
「く…」
「サンダルフォン!」
クアンタフルセイバーはアナザーディケイドにサンダルフォンを振り下ろした。
「…まだ抗うか」
「最後の瞬間まで諦めない。それがヒーローってものだ。そうだろマコト」
マコトはクアンタフルセイバーの言葉を聞いて平成ライダーの姿を思い浮かべて笑った。
「そうだ!最後まで諦めない!俺はヒーローになるんだ!」
マコトの決意と共鳴するように20個のライドウォッチから光が浮かび上がった。
「砕け散った筈の残り火で何ができる…」
「お前のその願いを形にしてやるよ」
【Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ,Ⅳ,Ⅴ,Ⅵ,“Ⅶ”】
クアンタフルセイバーはフルセイバーライドウォッチのダイヤルを7回回した。
【フルセイバー“ハニエル”】
ボタンを押した。
【ヒーロー】
マコトの夢が形になったヒーローライドウォッチが誕生した。
【ヒーロー】
「変身!」
【ヒーロータイム】
【仮面ライダーネクス!ヒーロー!】
マコトは仮面ライダーネクスヒーローフォームに変身した。
「なんだその姿は…!」
「まるでヒーローそのものだな」
「この力なら行ける…!」
ネクスは向かってくるダークライダーに対してその作品の必殺技を放って撃破した。
【フィニッシュタイム】
「これで終わりだ!」
ネクスは上空に浮かび上がった。
【ヒーロータイムストリーム】
「はぁーっ!」
「ぐぁーっ!」
ネクスは波動を飛ばして世界に出現した全ての怪人を消し飛ばした。
♢♢♢
「まさか世界の崩壊を自らの力で阻止するとは…」
刃の体も他の怪人と同様に消滅に向かっていた。
「あんたはあいつの可能性を信じなかった、それがあんたの敗因だ」
すると、ネクスが地上に降り、同時にヒーローライドウォッチが消滅した。
「父さん!」
マコトは刃に寄り添った。
「いつの間にか背を越されるほど大きくなっていたんだな…」
「そんなに大きくないよ…」
「お前の夢が叶う瞬間を見れてよかった…」
刃はマコトに笑顔を向けて消滅した。
♢♢♢
数ヶ月後
「今回の事で他の世界にも何か影響が出ているかもしれない」
「わたくし達は順にそれを見て来ますわ」
英次と狂三はタイムマジーンの前でマコトたちにそう言った。
「お別れですね…」
「案外そうでもないんじゃないか?」
「お前は夢を掴んでヒーローになったんだ。だったらお互いに戦いで会うこともあるだろ」
「…はい!」
英次と狂三はタイムマジーンに乗って空へ。
「また会いましょう!英次さんー!」
マコトは飛んでいくタイムマジーンにも聞こえる大きさで言った。
♢♢♢
マコトはレナが待っている家に帰って来た。
「こんなに家って大きな物だっけ…」
レナはそう呟いていた。
「俺は決めたよ」
「また夢?」
「ああ、俺は今度は最高のヒーローになって色んな世界で困っている人を救うんだ」
マコトは夢についてレナに熱く語った。
「ふふ、私もマコトの叶える夢の応援をするよ」
「ありがとう!レナと一緒ならどこまでも行けそうな気がするよ!」
マコトとレナは共に手を取り合い、果てしない夢に進んで行った。
人生というのは幾つもの分岐点の道でできている。
あの時、ああすればと今と違う道を考えるが結局は前にしか進まない。
それがいい方向でも悪い方向でも。