正式名称.劇場版仮面ライダーネクス FUTURE TIME
夏映画枠ですね
IFルートと地続きの物語です
FUTURE TIME Part.1
ここは滅亡した未来の世界。
手下のカッシーンの集団が生き残りの人々に襲いかかる。
その場には数体の見慣れた筈の顔をした女性達もいた。
「はぁっ!」
そこに紫色のクアンタが現れ、巨大な剣の横振りでカッシーンを一掃した。
同時に紫色のクアンタの変身は強制解除された。
「ぐっ…」
紫色のクアンタから未来の英次が出てきて苦しそうな様子を浮かべた。
すると、生き残りのカッシーンの後ろから刃がやってきた。
「過去を変えて来たようだな」
「刃…!」
「だが、変えようとしたところでどうにもならない恐怖を刻み込んでやろう」
刃が指示を出すと数人の女性達が数体のカッシーンを引き連れて出現した黄金の穴に入って行った。
残った者は人々に向かおうとしていた。
「この世界の過去も未来も俺が守る!」
未来の英次は紫色のクアンタライドウォッチを取り出した。
【クアンタ】
そのライドウォッチをジクウドライバーにセットすると未来の英次の背後に先程の大剣が刺さった王座が出現した。
「変身っ!」
未来の英次はジクウドライバーを360°回した。
【ライダータイム】
未来の英次の姿が変わっていった。
【仮面ライダークアンタナイト!】
未来の英次は仮面ライダークアンタナイトに変身した。
「サンダルフォン!」
クアンタナイトは大剣を王座から引き抜き、目の前の敵を人々に襲いかかる優先して倒していった。
♢♢♢
ここはマコトたちが平和を守り続けている現在の世界。
だが、そんな世界にカッシーンの集団が出現して人々を襲っていた。
「カッシーン!」
「どうして今更カッシーンが出現するの!?」
「とにかく今は人助けだ!」
「マコト!」
マコトはカッシーンに向かって駆けた。
【ネクス】
「変身!」
【ライダータイム】
【仮面ライダーネクス】
マコトは走りながら仮面ライダーネクスに変身してカッシーンを攻撃した。
「私もやらないと!」
すると、カッシーンと共に現れた女性がレナの手を握った。
「可愛い女の子ゲットです♫」
「はい!?」
レナはあまりに突然のことで驚いた。
「どんどん行こうか!」
【アーマータイム】
【チェンジビートル!カブト!】
「クロックアップ!」
ネクスはクロックアップのように早くなって攻撃を放った。
【アーマータイム】
【ターンアップ!ブレイド】
ネクスはブレイドのラウズカードの一つで体を鋼鉄化してタックルを放った。
【アーマータイム】
【クウガ】
【フィニッシュタイム】
【マイティタイムストリーム】
「はぁっ!おりゃぁーっ!」
ネクスはクウガの真似をしてライダーキックを放った。
「次はどのレジェンドライダーを使おうかな…」
「離して!」
「…レナ!?」
ネクスはレナの叫び声を聞いて彼女の方を振り向いた。
その瞬間、別の女性がネクスを蹴り飛ばした。
「くく、よもや忘れたとは言わせないぞ!」
「誰だ!?」
「アナザーフォーゼとアナザー響鬼としてあんたの前に現れたでしょうが!」
「え、あの二体の中に君が…?」
聞かれた女性はそうだといわんばかりに大きな胸を貼った。
「最初はお友達前提でも構いません!恋人になってください!」
「いや、私にはもう心に決めた相手がいるの!」
振られた身長の低い女性は目を潤わせた。
「ご、ごめん…じゃない(相手は敵だけどやり辛い!)」
レナでも思わずその相手の様子を見て悪いことをしてしまったと思った。
「ともかく貴様に受けた屈辱を果たす!」
「ほら、ディート!」
「あ、そうでした。この時間を破壊するように頼まれたんだったでした」
二人の女性はそれそれ二つのスピリットウォッチを取り出した。
【ミカエル】
【ラファエル】
ネクスのところにいる女性がそのウォッチを取り込んでボンデージ風の中華服を着た。
【ガブリエル】
【ザドキエル】
レナのところにいる女性がそのウォッチを取り込んでアイドル風のレインコートを羽織った。
「精霊になった!?」
(この子たちもメアと同じように…)
「覚悟せよ!」
すると、二人の足元に弾丸が飛んできた。
「念の為に戻ってきて正解だった」
「英次さん!」
ビルの屋上に現れた英次はクアンタライドウォッチを取り出した。
【クアンタ】
「変身!」
英次は飛び降りながら姿を変える。
【ブラックタイム】
【仮面ライダークアンタ】
英次は仮面ライダーネオクアンタに変身すると同時に着地した。
「スピリットウォッチは俺の手にある筈なんだがな…」
ネオクアンタは拳を握りしめる。
「こっちは美九と四糸乃でそっちは耶倶矢だな」
「男の人に見られるなんて心外です!」
「私達の邪魔をすんなし!」
2体の精霊がネオクアンタに向かって攻撃を仕掛けた。
同時にその姿は消滅した。
「何が起こったんだ…」
ネクスは変身を解除した。
「さっきの現象に見覚えがある」
「本当?」
「だが、正確な証拠がない限りは断定はできない」
「それに今はこの状況をどうにかする方が先だろヒーロー」
英次がマコトをヒーローと呼んだのはマコトが夢を掴んでヒーローになったことを認めたからだ。
「英次さん、さっきの精霊たちはメアのように未来の俺の手下…?」
「いや、そもそもあの女が誕生した経緯もお前の父親が関係したことだった」
「あいつらは精霊を倒して体と魂を弄んでいる」
「まるで神様気取りだ…」
「俺と狂三はあいつらを追いに宇宙に飛び出す中で特殊な霊波を拾ってな」
「ケルビムで調べたところ、その特殊な霊波の元はこの世界の未来から送られたものだった」
「未来!?」
「ああ、その時間軸で紫色をした俺が一人で戦っているみたいだ」
「俺はその紫色のクアンタに助けられました…」
「だから今度は俺が助けに行きたい!」
「タイムマジーンで突入しようとしたがその場所にはなぜかいかなかった」
「…だが、お前ならそう言うと思って対策は考え済みだ」
すると、空にタイムマジーンが現れた。
♢♢♢
マコトたちはタイムマジーンに乗って英次にメインルームへと連れられた。
「お待ちしていましたわ」
「狂三さん!」
メインルームの中に狂三がいた。
「未来は頼んだぞ」
英次はマコトの肩に手をポンと置いた。
「英次さんは?」
「あいつらの目的がこの時間を破壊するなら誰かが残ってやらないといけないだろ」
英次はマコトに背を向けたままハンドサインをして離れて行った。
「さあ、早速ネクスフォトンライドウォッチをそこに」
狂三が指を差した底から装置が出現した。
「平成ライダーの力を結集させたネクスフォトンライドウォッチならば過去現在そして未来を行き来できる筈ですわ」
「こうですか?」
マコトは装置にネクスフォトンライドウォッチを嵌め込んだ。
すると、装置は底に戻り、タイムマジーンがその時間へと飛び始めた。
♢♢♢
マコトたちは未来の世界にたどり着いた。
「ここが未来の世界…」
マコトは荒廃している世界の惨状を見て戸惑った。
「では、わたくしも現在の方へ戻りますわ。タイムマジーンはこの件が片付くまで預けましたわ」
「わかった」
「ありがとう狂三さん」
狂三は英次が出現させたオーロラカーテンを通って行った。
「マコト、あれ!」
レナが指差している方ではクアンタナイトがちょうど戦いを終えたところだった。
マコトはクアンタナイトが変身を解除したタイミングを見計らって接触を図った。
(これが未来の英次さん…)
未来の英次の風貌は見た目こそ変わらないが初めてネオクアンタに変身した時よりも死んだ魚のような目をしていた。
「ぐっ…」
「大丈夫ですか、英次さん!?」
マコトは苦しそうにする未来の英次に手を伸ばした。
だが、未来の英次はその手を振り払った。
「大丈夫だ…」
「そ、そうですよね、ちょっかいかけてすみません…」
「マコトは悪くない、悪いのはあんたの方でしょ」
「そうよ。心配してあげたんだから素直にありがとうって伝えてあげればいいでしょ」
この場にメアとハルトがやってきた。
「あんたたち!?」
マコトとレナはやって来た二人を警戒した。
「あ、ああ、僕たちは今は敵意がある訳じゃないよ」
「改心したってこと?」
「それともマコトを利用する目的のために…」
「その目的が果たされなくなったからね。今は憎らしいあいつをぶっ倒すためにお兄さんに協力しているんだ」
ハルトはマコトとレナが思っている気がおかしい物言いではなく柔らかい言い方で伝えた。
ここで敵の紹介
今回登場したのはゾディルク(体が六喰で魂が耶倶矢)、ディート(体が四糸乃で魂が美九)
IF編に登場したウィン(体が折紙で魂が七罪)、本編通して出たメア(狂三と琴里)
精霊版のアナザーライダーとも言える最悪な敵
残る二亜と夕弦と十香も登場させる予定(外道)