機甲猟兵エルフリーデの屈折した恋愛事情~最強ロボパイロットの英雄譚~   作:灰鉄蝸

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鋼鉄の守護者

 

 

 

 さて、小難しい話はどうでもいいので置いておこう。

 エルフリーデ・イルーシャはただ率直に、自分がすべきことと現在の目標を見据えていた。

 まず現状だが――諸々の状況証拠から推察するに、十中八九、ベガニシュ人の陰謀が絡んでいると見ていい。当たり前の話だが、バナヴィア独立派にベガニシュ語を話して帝国製兵器を使う構成員はおそらくいない。

 

 さしあたってやるべきことは一つ。

 こちらを砲撃している重戦車を排除して、エルフリーデたちの背後にいる車列を守り抜くことだ。分厚い鉛色の雲の下、見渡す限りの雪原が広がる景色の中では逃げ場がない。

 

 たまたま地形の隆起があった分、数十秒間、持ちこたえることが出来ていたものの――この状況はどう考えても、こちら側に分が悪い。

 撤退戦をやろうにも、後ろから大砲を撃ち込んでくる敵がいるようでは、無事に逃げ切るのは難しいだろう。

 

 そう、勝利条件は単純明快だ。

 ヴガレムル伯爵家とその協力企業の人員を守り、無事に帰ることができたならこちらの勝ち。

 死傷者が多数出るなり捕縛されるなりすれば、こちらの負けだ。

 

 

 

――別に恨みがあるわけじゃないけど、死んでもらうしかないか。

 

 

 

 そういうことになった。

 エルフリーデが融合している巨人は、これまで搭乗したことがあるどの機甲駆体よりも大型の駆動フレームを採用していた。

 

 身長は六五〇センチメートル、第二世代機〈アイゼンリッター〉の身長が四〇〇センチメートルであることを思えば、一・五倍以上の背丈がある。

 もちろん機体重量に至っては四倍近い。

 

 電磁式人工筋肉やアルケー樹脂装甲を採用しているのは同じだが、装甲板にセラミックプレートも使用されている――要するに戦車に近い設計思想なのである。

 本体重量だけで二四トンはあるし、専用武器を装備した全備重量ではさらに重くなる。

 

 この数字は装甲板に鉄鋼を使用した従来型の軽戦車に近い重さだ。脚部に装備された大きな無限軌道(クローラー)はほとんど二足歩行兵器としての利点を否定せんばかりだった。

 

 

 

――重くてやりにくい機体だなぁ、やっぱり。

 

 

 

 竜騎兵部隊の指揮官として活躍していたエルフリーデとしては、そこそこやりづらい機体である。

 高速機動を第一にしていた第三世代試作バレットナイト〈アシュラベール〉はもちろん、帝国製の標準的バレットナイト〈アイゼンリッター〉と比べても、少々、大きく重すぎるのは否めない。

 とはいえ何も、この機体を送りつけてきたベガニシュ帝国の兵器工廠――ラドムンクの開発者たちも悪気があったわけではないのだ。

 

 機体が重たいのは、それだけの反動がある武器をあつかうからなのだ。

 地面に接触している無限軌道を動かす。転輪が回転して、輪を描くようにその周囲を取り巻く履帯が回り始めた。うっすらと雪が積もった道路の上――先ほどから続く砲撃で、すっかり舗装道路に穴が空いたそこを、巨人が前に進み出る。

 

 

 

「こちらライオネス1――〈アイゼンヴェヒター〉、これより攻撃を開始します」

 

 

 

 視界の隅を見た。両膝を突いて動かなくなった巨人の背から、這い出る人影があった。

 脚部を破壊された〈アイゼンリッター〉の背部装甲が開き、電脳棺と呼ばれる融合操縦システムから搭乗員が排出されたのだ。

 

 慌てて後方に走り去るベア1の姿を認めつつ、エルフリーデは左腕の巨大な盾を構えた。

 鋭角的に尖った末端部が印象的な、盾というよりも戦槌(ウォーハンマー)を思わせる実体シールド――複合破砕攻盾〈ブレッヒャーシルト〉と呼ばれるそれを、勢いよく地面に叩きつける。

 

 スパイク状の先端部が、舗装道路を破って地面に突き立てられる。

 骨太の骨格を大量の人工筋肉によって動かす駆動システム――その絶大な膂力(パワー)に任せて、地面に機体を固定する。

 固定装置(アウトリガー)となった左腕の盾が、次の瞬間、光り輝く粒子防御帯を展開した。

 着弾。

 

 一瞬で高エネルギー粒子の盾を削り取る、運動エネルギー弾が直撃したのだ。

 装弾筒付翼安定徹甲弾――高密度金属で作られたダーツのような侵徹体と、その周囲を包み込む装弾筒(サボット)からなる砲弾――高圧の燃焼ガスを純粋な運動エネルギーに変えて、超音速の矢を飛ばすことであらゆる装甲を貫く砲弾だった。

 

 発振されていた高エネルギー粒子とぶつかり、高密度金属の矢が折れ砕ける。

 光波シールドジェネレータの防御力は、原理的には爆発反応装甲や電磁装甲のそれに近い。直撃した砲弾に対して、内包されていた高エネルギー粒子を解放、その膨大なエネルギーで攻撃を相殺してしまう。

 

 生じた激しい光と衝撃波に煽られ、〈アイゼンヴェヒター〉の機体が揺れる。一般的なバレットナイトに比べれば重い二四トンの自重も、重戦車の砲弾を浴びて揺るがずにいられるほどの質量ではなかった。

 鉄兜と鎧を着込んだ類人猿の風情――その長く太い腕を駆動させ、〈アイゼンヴェヒター〉は右腕の兵装を構えた。

 

 まるで中世の騎士競技、騎兵槍(ランス)を思わせる長い電磁バレル――ほとんど戦車の主砲と見まごうようなそれは、その名を一二〇ミリ試作電磁狙撃砲という。

 現在、運用されているバレットナイトの携行火器が精々、五七ミリ電磁狙撃砲であることを考えれば、如何に規格外の武器かわかるだろうか。

 

 それは通常、数十トンの自重がある重戦車でようやく運用可能になるような代物だ。

 〈アイゼンヴェヒター〉はエルフリーデ・イルーシャが好むような操縦には向いていない。最大速度はともかく運動性がよろしくない。

 だが、そういった欠点を帳消しに出来るほどの火力を、この六メートル半の巨人は持っているのだ。

 

 カメラアイで敵を視認する。

 前方一三〇〇メートルに道路を疾走する戦車がいた。その横には四体の機甲駆体が随伴しており、近づくものすべてを撃ち落とすと言わんばかりだった。

 

 敵戦車はあらかじめ掘っていた壕――冬の凍てついた地面だろうと、バレットナイトを用いれば穴を掘ることはできる――から這い出てきて、今やお供の〈アイゼンリッター〉を連れて追撃に出てきている。

 理由は簡単である。

 

 これまで応戦していたベア小隊がすこぶる優秀だったために、敵は自爆ドローンでの戦果がなく、煙幕のせいで有効打になる砲撃も撃ち込めないでいた。

 運用母機とデータリンクすることも可能な徘徊型弾薬――重戦車の収納庫から飛び立った自爆ドローン――すら撃ち落とされたから、当初の予定通りの待ち伏せではダメだったのだ。

 

 そしてベア小隊の反撃が対戦車ミサイルだったことから、それ以外に重戦車を撃破できる火力がないと判断した。

 慎重にちまちまと撃ち合っていては、ヴガレムル伯爵軍に逃げられる可能性があり、むしろ一気呵成(いっきかせい)に押し込んだ方が勝算がある。

 そのように敵の指揮官は考えたのだろう。

 

 

 

――だけどその慢心が命取りだ。

 

 

 

 馬鹿でかい一二〇ミリ試作電磁狙撃砲が敵戦車の方を向いた。電脳棺によって制御された照準補正、火器管制システムと連動した補助によってぴたりと砲口が定まる。

 固定装置(アウトリガー)として地面に突き立てられた〈ブレッヒャーシルト〉によって、機体の安定性は抜群である。

 

 引き金を引いた。

 瞬間、大容量キャパシタに充填されていた電気的エネルギーが消費され、電磁誘導によって砲弾を加速させた。

 対戦車レールガンと呼ばれる怪物的兵装がうなり声をあげた。凄まじい速度で一二キログラムの砲弾が電磁バレルを通り抜け、白熱するプラズマの尾を引いて投射される。

 

 直径一二〇ミリメートルの特殊徹甲弾は、極超音速域での投射に最適化されていた。

 それは重戦車〈レーヴェドライ〉の主砲、液体装薬式一四〇ミリ滑腔砲を上回る破壊力を秘めており――その結果は残酷無残なものとなった。

 大気がプラズマ化するほどの超高速、発射された砲弾はあっさりと重戦車の正面装甲を貫徹した。

 爆発反応装甲と複合装甲に守られた、積層装甲の塊と言うべきもの――そのすべてが高密度金属の矢によって貫かれた。

 

 そこで起きた事象は、貫通などという生やさしいものではない。

 砲弾と装甲が溶け合い、流体となって振る舞い、分厚い装甲の内側に破砕片が飛び散った――絶大な運動エネルギーを帯びたそれは、恐ろしい速度で重戦車の乗員を殺傷した。

 

 同時に〈アイゼンヴェヒター〉の右腕が強烈な反動を吸収する。

 間接機構と人工筋肉の組み合わせによって、腕関節そのものを駐退機とする――それでもなお吸収しきれなかった反動で、機体の右半身だけが後ろにずれ込む。

 〈アイゼンヴェヒター〉の重たい機体重量を持ってしても、機体が傾ぐような反動が襲ってきたのだ。

 本来であれば今の三倍は重たい車体、それこそ重戦車にでも積むべき主砲だった。

 

 

 

――バレットナイトに戦車の真似事をさせようってのが無茶だよ!

 

 

 

 胸の中で毒づく。

 〈アイゼンヴェヒター〉が左腕に盾を持っているのは、半身を固定してこの反動に備えるためなのだ。

 やりたいことはわかるが、いくらなんでも力技過ぎる。

 

 

「こちらライオネス1、敵戦車を撃破――バレットナイト四機が突っ込んでくる。ベア7とベア8はわたしの護衛を。他の機は車両の護衛を続行」

 

 

『ベア7、了解!』

 

 

『ベア8、了解』

 

 

 見れば戦車の砲塔が派手に吹っ飛んでいた。液体炸薬のプロペラント・タンクに誘爆したらしく、派手に炎を吹き出して車体が燃えている。

 いきなり重戦車が正面から撃破され、周囲の〈アイゼンリッター〉は怯えたように散開した。

 

 どのみちここは平原地帯、お互いに身を隠すための遮蔽物(しゃへいぶつ)を持たないし、後退する隙を見逃してくれるほどお人好しではあるまい――そのように判断したのだろう。

 四機のバレットナイトはエルフリーデの方を目がけて殺到してきた。

 

 瞬く間に時速一〇〇キロメートルを超えて、恐ろしい速さで地面を疾走してくる巨人たち――バッタのように地面を跳びはね、上下運動を交えた乱数回避走行(ランダム・ランニング)で照準を定めさせない戦闘機動。

 びっくりするぐらいベガニシュ帝国陸軍の教本通りの戦術だった。

 

 

 

――元々はわたしが作った戦術か、これ!

 

 

 

 我ながら敵に回すと嫌な戦術を作ったものである。

 三三二一独立竜騎兵小隊の指揮官をしていた頃、バレットナイトの強襲戦術としてエルフリーデ・イルーシャが考案し、副官ミリアム・フィル・ゲドウィンの助けを借りて戦術にまで昇華した技法の一つだった。

 

 バレットナイトを一撃で撃破可能な砲撃を狙わせず、光波シールドジェネレータと織り交ぜることで、「戦車並みに堅い敵が三次元的な機動で接近してくる」という嫌な条件を作りあげる。

 それまであくまで重戦車を補助する強化歩兵の延長線上に過ぎなかった機甲駆体を、現代の騎兵戦術の体現者せしめた機動。

 

 

 

――対戦車自走砲の相手なら、そりゃそうなるか!

 

 

 

 〈アイゼンヴェヒター〉は見た目こそバレットナイトだが、その機体性能は限りなく自走砲の類に近い。

 自ずと攻略法もそれに準じたものになるのだ。

 迫り来る〈アイゼンリッター〉の群れ、その手に握られた電磁機関砲が火を噴く。

 砲弾の雨だった。飛んできた砲弾は素の装甲で弾いた。

 

 〈アイゼンヴェヒター〉の重装甲ならば、二〇ミリ電磁機関砲は十分に防御できる。アルケー樹脂装甲に当たった砲弾が弾かれ、火花が散っていく。

 あっというまに彼我の距離が詰まっていく。すでに互いの距離は一〇〇〇キロメートルを切った。

 エルフリーデはぴょんぴょんと地面を跳びはね、こちらの主砲に狙い撃たれまいとしている敵機――そのうちの一機に狙いを定めた。

 

 

 

「ベア7とベア8、五秒後に指定座標に機銃掃射!」

 

 

 

 自分の背後、三〇メートル地点に待機していた二機に戦術データリンクを通じてメッセージを送る。

 これ以上の説明はしない。

 ベア小隊の優秀さであれば疑問を挟むことなく、きっと実行できるだろうという信頼と共に――〈アイゼンヴェヒター〉の背中から副腕(サブアーム)が伸びる。

 

 戦車風に装飾された類人猿の背から、機関砲を携えた一対二本のサブアームが生えた。

 〈アイゼンヴェヒター〉の近接防御兵装だった。通常のバレットナイトが携行火器にするような、フルサイズの二〇ミリ電磁機関砲を握った二本腕――それらが背中から伸びて、サソリの尻尾よろしく敵を睥睨(へいげい)した。

 

 引き金を引くイメージ。

 搭載された機械知性に補助されたロボットアームが、二〇ミリ機関砲弾を高速発射する。

 プラズマ化した大気が、白熱する火線を引いて敵に撃ち込まれた。

 いきなり撃ち込まれた機銃掃射の威力は抜群だった。

 

 敵バレットナイト部隊はそれまで互いを庇い合い、光波シールドジェネレータのエネルギーバリアを上手く利用しながら、バッタのように飛び跳ねていたが――ここにきて動きが乱れた。

 集中砲火を浴びた〈アイゼンリッター〉が、粒子防御帯の表面で起きた爆発に耐えきれず、姿勢を崩して足を止めてしまったのだ。

 

 

 

『ベア7、攻撃開始します』

 

 

 

『ベア8、攻撃開始』

 

 

 

 それはちょうど、エルフリーデが指定した座標だった。ベア7とベア8、二機のバレットナイトが電磁投射砲を構える――敵機目がけて四〇ミリ徹甲弾が撃ち出される。吸い込まれるように砲弾が粒子防御帯の死角に突き刺さった。

 

 片足が千切れ飛んだ〈アイゼンリッター〉が、前のめりになって雪上に倒れ込む。

 今度こそエネルギーバリアの守りから投げ出されていた。

 次の瞬間、エルフリーデの機銃掃射を浴びて、〈アイゼンリッター〉が爆発した。エーテル粒子を炎のように吹き上げ、強烈な閃光と共にバレットナイトが砕け散ったのだ。

 

 

 

「敵機の撃墜を確認。うん、この調子でいこうか――残り三機も片付けよう」

 

 

 

 味方の犠牲は最小限に、敵の被害は最大限に――エルフリーデ・イルーシャはそのような原理原則を、淡々と実現させる悪魔じみた指揮をしてみせた。

 あとはもう語るほどのこともなかった。

 

 その後の六〇秒で〈アイゼンリッター〉三機が撃墜され、さらに重戦車〈レーヴェドライ〉一両が破壊された。

 バナヴィア総督府が仕掛けた一連の戦闘は、重戦車二両、機甲駆体四機、強化外骨格三体、自爆型ドローン多数の撃破という一方的な結果に終わったのである。

 この戦闘において総督府側が最優先抹殺対象としていた〈剣の悪魔〉エルフリーデ・イルーシャが、友軍と共に悠々(ゆうゆう)と離脱していったのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 








・〈アイゼンヴェヒター〉
鉄の守護者。
身長6.5メートル。本体重量24トン。
ベガニシュ帝国陸軍の有する兵器工廠、ラドムンク兵器工廠(※4章の城塞雷竜〈シュタルクドラッヘ〉の開発元)が開発した、火力支援型の試作重バレットナイト。
「推進装置を搭載した次世代機」という第3世代バレットナイトの定義に当てはまるが、ある種、類を見ない特異なコンセプトが特徴。
その原型はバレットナイト用のパワーローダーというべき奇怪な装備である。
二足歩行型対戦車自走砲とも呼ばれる。

4メートル大のバレットナイトの重量、機体強度では扱える火砲のサイズに上限が生じる。
ならばいっそのこと、バレットナイトを拡大した大型フレームに扱わせればいいのではないか――それが〈アイゼンヴェヒター〉のコンセプトである。
問題となる前方投影面積の増大に関しては、光波シールドジェネレータ技術で確保される防御力でクリアされると仮定。
機体サイズの大型化にともない、搭載するセンサーシステムもより高性能なものが使用可能になっている。

通常の機甲駆体に比べて圧倒的に重量が増しているのは、より反動が大きな火砲を扱うための措置であり、アルケー樹脂とセラミック素材の複合装甲を採用している。
その見た目にそぐわず、高出力人工筋肉とエーテルパルス・ロケットの組み合わせにより、短時間であれば滞空が可能である。
反面、瞬発力や運動性には難がある規格外の大型機。

携行武器であり主砲である120ミリ電磁狙撃砲は、最大出力であれば重戦車の正面装甲を貫徹可能という破格の破壊力を誇る。
その使用に際しては、カウンターウェイトを兼ねて左腕に装備された大型実体シールド――複合破砕攻盾〈ブレッヒャーシルト〉を、地面に打ち込んでアウトリガー(固定装置)とすることが推奨される。
また〈ブレッヒャーシルト〉は近接兵装としても機能し、超振動ハンマーで敵機の装甲を破砕する。

ベガニシュ帝国先進技術研究所やラドムンク兵器工廠など、帝国側の開発した新兵器をエルフリーデが次々と撃破した影響は大きい。
ここで逆転の発想として「エルフリーデに試運転させてデータ取ればいいんじゃね?」という偉い人のアイデアで、ヴガレムル伯領もといバナヴィア都市連合に押しつけられた試作兵器。
その火力は極めて優秀だが、総じて「これ戦車でよくない?」「なんか中途半端に機動力を確保しようとしてる」「整備性が明らかに悪い」などかなり辛辣な評価をテストパイロットから受けていた。

武装
・胴体操縦殻:第二世代バレットナイト〈アイゼンリッター〉型を転用
・胸部防御装置:光波シールドジェネレータ×1
・背部ハードポイント:短距離対空・対戦車統合4連装ミサイルランチャー×2=8発
・肩部サブアーム:20ミリ電磁機関砲×2
・大型武装肢(右):超振動クローアーム×1
・大型武装肢ハードポイント(右):120ミリ試作電磁狙撃砲×1
・大型武装肢ハードポイント(左):複合破砕攻盾〈ブレッヒャーシルト〉…接地用アウトリガー、超振動ハンマー、光波シールドジェネレータからなる特殊兵装。
・腰部固定装備:エーテルパルス・ロケット推進器×3
・脚部:無限軌道×2


クソデカパワードスーツ+クソデカ副腕にキャノン砲と大型盾+クローラー付き脚部。
ベガニシュ帝国が急に趣味丸出しで送り出してきたやつ。
「これ戦車でよくない?」という関係各所のお気持ちを、設計技師の熱意が凌駕してしまったと思われる。
エルフリーデショックによる空前の人型兵器ブームの産物。

おそらく年末商戦の大型プラモデルとかの枠です。






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