140字の詰め合わせ   作:ワサビゼリー

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ストック放出終了。これがラストです。


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机と本棚、ベッドと洋服箪笥。殺風景で冷たい印象だった私の部屋は今は数週間前に友人から譲られたゾロアのための道具が増えて、本ポケも色々な幻を作っては消す、と言う遊びをしてるから、すごく賑やかな印象の部屋に様変わりした。育てるのは初めてだから大人しい子にしてって言ったのになあ。

お題:殺風景

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秋も深まり、ウインディ  の身体から毛が抜け落ちる。どうやら彼は冬支度を始めたらしい。これからの時期の彼は冬毛に覆われていて、抱きつくととっても気持ちいい。もうそんな時期か。だから、風が冷たくなって来たんだ。季節が巡るのは早いなあ。流石に暑がりの私も衣替えをすることにした。

お題:衣替え

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花の香りの入浴剤を買って来た。早速使って湯船に入る。たまにはこんなのもいいなあ。そう思って風呂場から出ると、寄って来たドレディアが首を傾げて来た。何か気になる?尋ねると、少し視線を彷徨わせてから彼女は葉っぱで風呂場を指さして顔を顰めた。どうやらドレディアはこの香りが嫌いらしい。

お題:入浴剤

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「今日は皆既月蝕だから、月が赤銅色なんだよ。怖くないから一緒に見よう?次にこうなるのは10年以上先なんだよ」そう根気よく誘うとやっとケーシィが布団から出て来た。そうだね、初めてだし怖いよね。でも、私は君に色んな景色を見せたいんだ。月は地球の影へ、私の想いは心の底へ隠れた。

お題:ブラッディームーン

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本棚の整理をしていたら旅をしていた時期に付けていた日記帳を見つけた。つい懐かしくなって表紙を開く。そうか。10年前の今日に僕らは旅に出たんだ。庭を見る。あの頃フシギダネだったあいつは今はフシギバナになったけど、あの頃と同じで寝るのが大好きだ。変わるものも変わらないものもあるんだな。

お題:日記帳

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冬は日の出が遅い。だから、私みたいな人間でも朝焼けを見ることができる。紫味を帯びた空がこれから青くなっていくと思うと感慨深い。ぼんやりと空を見ていると、シャツの裾を引かれた。視線を下に向ければリーフィアが待ちくたびれたという表情で私を見上げていた。うん、行こうか。

お題:朝焼け

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学校では災害時に備えて沢山の水とカンパンを準備しておく。でも、カンパンだって賞味期限がある。そんな時は?とりあえず用意した20缶分のカンパンがカビゴンの口へ吸い込まれていく。え、おかわり?はいよ、まだまだたっぷりあるから沢山お食べ。喉に詰まるといけないから水もちゃんと飲みなよ。

お題:カンパン

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夕食時違和感を覚えた。今日はピカチュウが全然ご飯を食べないのだ。「まさか木の実食べた?」尋ねれば妙にはぎれよくピカチュウが食べてないと言った。これは食べたな?後で冷蔵庫の中をチェックしないと。呆れてため息をつけば、ピカチュウは気不味げに目を逸らした。やっぱり。

お題:はぎれ

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今日は友人の誕生日パーティーを行う。でも、彼が来る前に準備を終わらせないといけない。何故ならこれはサプライズの計画なんだから。玄関で見張らせていたレントラーが走ってきた。どうやら件の友人がもう部屋の前まで来ているらしい。待って待って!早すぎる!とりあえずレントラー、相手しといて!

お題:サプライズ

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15年前に凄惨な強盗殺人事件があった和風邸宅はいまやゴーストポケモンの巣窟。誰も近づきやしない。だからだろう。その悲鳴に気づかなかったのは。誰にも聞かれなかったSOSから10日後和風邸宅の玄関から新しい死体が見つかった。それは行方不明になっていたトレーナーの少年とその手持ちだった。

お題:凄惨

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姉の部屋にピカチュウと忍び込む。こんな日じゃないと姉が集めた石を直接見られない。だから、今日は絶好の探索日和。そんな油断がいけなかった。その石に触った途端、ピカチュウがライチュウに進化してしまった。か、雷の石?証拠隠滅なんてできるはずもなく、帰った姉にめちゃくちゃ叱られた。

お題:証拠隠滅

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私はクリームソーダが大好きだから、ここに来るといつもそれを頼んでしまう。でも、今日は新作のアローラライチュウモチーフのパンケーキを頼んだ。見た目も味も値段もそれらしいものだったけど、やっぱり何か物足りない。

「マスター、クリームソーダ、お願い」

やっぱり今日も頼んじゃった。

お題:純喫茶

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土鍋で炊いたご飯にはおこげができる。それは美味しいから問題ない。でも、これは流石におこげとは言えないだろう。ヒノアラシと顔を見合わせる。彼の気不味そうな表情を見てると手伝わせたこちらが申し訳なくなる。火力調節の練習って言ってやらせてごめん。キャンプ初日のご飯は保存食になりそうだ。

お題:おこげ

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俺とマスターの出会い?それわなあ、俺がまだ小さな魚だった頃に池で釣られたっていう、特に面白みも何もない話だぞ。でも、あんなに頼りなかった俺もマスターもあの時よりは成長できたって思ってる。だから、新顔のお前だってきっと成長できるさ。だから、肩の力抜いてみ。

お題:魚だった頃

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何時間経ったんだろう。朝からのピアノ練習で指がおかしくなりそうだ。でも、発表会まで1週間。絶対弾けるようにしなきゃ。そう考えてると楽譜が浮いた。どうして?そこには片手で楽譜、片手に土鍋を持った母の手持ちのサーナイトがいた。流石に根を詰めすぎてたみたい。ありがとう。

お題:楽譜

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襖なんて初めて見た!イッシュのチャット友達が私の家の写真を見て驚いている。ジョウトは和の様式の家が多いから、襖はそこまで珍しくないけれど、イッシュとかでは珍しいものらしい。異地方文化の理解がまた深まった。でも、この調子じゃ今度彼女がジョウトに来た時には質問の嵐だろうなあ。

お題:襖

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手紙は送る人と受け取る人のプライバシー。手紙の配送の道中祖母の言葉を思い出した。小さな頃は分からなかったけど、今ならこの言葉の意味が分かる。そうだね、お婆ちゃん。心中で呟いて空を見た。私とチルタリスは祖母の仕事を引き継いだばかり。まだ慣れないことばかりだけど、頑張らないと。

お題:プライバシー配送

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私はテイラーだから、いつもコンテストの時の姉の衣装は私が作っている。最近のコンテストではポケモンも衣装を着るようになってきたが、姉はがんとしてポケモンに衣装を着せたがらない。でも、やっぱり何かパンチが必要だよね。いっそ和服をイメージした衣装を作ろうか?あと1ヶ月。急がなきゃ。

お題:衣装

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部屋に飾られた色紙。10年前、出待ちまでして書いてもらったジムリーダーのサインだ。あれがあったから、私はどんな辛い時も励まされ、勇気をもらえた。明日からは私がこの町のジムリーダー。先代が私の憧れの人なように、誰かの憧れの人になれるようになりたい。

お題:色紙

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厚紙で家を作る。紙と言ってもそれなりの厚さはあるから、中で暴れられなければイーブイの良い遊び場になるだろう。そう思って頑張って作ったのに、完成して1時間もせずにイーブイの体当たりによって家は破壊された。せっかく頑張ったのに・・・。そのイーブイは家の残骸を下敷きにしてお昼寝中だ。

お題:厚紙

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前から気になっていた、ビーズを使ったアクセサリー店。ヴェールと入ると、彼女が吸い寄せられたかのように店内の一角に行く。そんなに気になるのがあった?彼女が見てたのは、薄緑を基調としたリング。たしかに似合うけど君、そこまで緑が好きだった?私が名前を呼ぶと眉を寄せてるのに?

お題:リング

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最近主人が植物を育てるようになった。植木鉢に植えられているのは、オレンの実の苗らしい。あんな小さな鉢の中でちゃんと育つんだろうか。そんなことを考えていると、僕の仕事の時間になった。今日もオレンの苗に水を撒く。これがなんとも水量を調整するのが難しい。でも、実が成るのが楽しみだな。

お題:植木

・・・ ポッポッ、ポッポッ。生垣の木に巣を作ったポッポ達のさえずりで目が覚める。今日はよく晴れた朝だ。これで今日が期末テスト初日じゃなかったら完璧なのに・・・。とりあえず身支度だけでも念入りにして、気分を上げて登校しよう。ノー勉なのには目を逸らして。小さく呟くと、ポッポの1匹に睨まれた。

お題:さえずり

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最近バチュルが糸を使って高いところとか細いところを飛び回るのにハマっている。今もハンガーにぶら下がってグルングルン回っている。見ているこっちの目が回りそうだけど、本人(?)は大丈夫なんだろう。どんどん回る速度が上がっている。ハンガーが折れないか、バチュルが頭を打たないかが心配だ。

お題:ハンガー

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健康のためにトレーニングを始めた。これがなかなか楽しくて夢中になって取り組んでいたある日、バン!とものすごい音が聞こえた。急いで音の発生源へ行くと、空気の抜けたバランスボールと不機嫌オーラを撒き散らしているスピアーがいた。最近構ってやらなかったツケが回ってきたらしい。ご、ごめん。

お題:バランスボール

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紙を切ろうとしたけど、はさみが見当たらない。仕方がなく手で切る。確かに朝にはあったのに。すると、視界を光るものが掠める。ん?そこにははさみを持ったエルフーンがニヤニヤと笑いながら棚の上に座っていた。エル?悪戯は勘弁してよ。

お題:はさみ

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友人がパソコンにシルフカンパニーから出たお菓子のおまけのゼニガメのステッカーを貼っている。。ミズタイプのポケモンが好きなのは知ってるけど、パソコンに貼るのは不吉じゃないか?私は苦笑いしてしまった。そんな私もパソコンにデンリュウのステッカーを貼っているから人のことは言えないけど。

お題:ステッカー

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色とりどりの花が咲くこの場所は、草、ムシタイプのポケモンにとっての楽園。ここのポケモン達は、互いに助け合うことでこの状態を維持しているらしく、研究者の中では良いフィールドワークの場所と言われています。TVで流れてくる映像にドレディアは興味をそそられたみたい。今度そこに行こうか。

お題:そそられる

クイズの原案を作るなんていう、すごく面倒な 仕事が回ってきた。どうしよう?僕は全然思いつかなかったので、メタグロスに問題作りを丸投げして、翌日それを上司に提出した。すると、その日の午後に上司に呼び出された。君、メタグロスに考えさせたろ?これじゃ難しすぎる。ば、バレてたか。

お題:クイズ

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ガタン!上から大きな物音がした。今は夜。まさか泥棒?懐中電灯を持ってそっと屋根裏へ行くと、そこにケーシィがいた。テレポートに失敗した?声をかけたけど、ケーシィは目を回したみたいで反応がない。よし、ポケセンに行こう。って重っ!

お題:屋根裏

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取引先の会社員と名刺を交換する。すると私が渡した名刺を見た相手がじっと私を見る。何か不思議なことを書いただろうか?自分と相手の名刺を見比べる。あっ、そうか。同志だ。私の電話番号の末尾は1121。相手は6940。私達は無言で握手をした。

お題:名刺

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アイスコーナーでレントラーが1本の棒アイスを穴が開くほど見ている。たべたい?私が聞けば彼女は首を横に振るけど、まだそのアイスを見ていたので、なんとなく買ってその場で食べた。そしたら、そのアイスは当たりだったらしく、もう1本ただでもらえた。まさか見たの?私の呟きは夏の空に溶けた。

お題:当たり棒

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パラスのキノコは漢方に使えると言う。ならば普通に調理しても効能は見込めるのではないか?家人がそんなことを言ってたけど。やめてくれ!私のパラスのキノコが昨日なくなってたのは知ってるんだ。その毒々しい色の炒め物を私の前に置くな!いや、ちょっ、待て!パラスも目をキラキラさせないでくれ!

お題:パラスのキノコ

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ポケモンをデフォルメしたストラップとモンスターボールモチーフの入れ物のガチャガチャが近くのデパートの中にできた。育ててないけどポケモンはすきだから、興味本位で見に行った。どんなポケモンでも良いと思ってお金を入れてみる。出てきたのは緑のエーフィ?最初からレアものだった。信じられん!

お題:ガチャガチャ

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母からお使いを頼まれた。イーブイの散歩ついでに行くことにしたは良いけど、母の書いたメモは走り書きだったせいで全然読めない。安請け合いした10分前の私を恨みたくなった。立ち止まっている私のズボンの裾をイーブイが引っ張る。そうだよね、とりあえず歩こうか。

お題:走り書き

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ヤミラミの前に木の実アイスを置く。食べるように促しても、彼は机上の水晶に夢中で、アイスに気付かない。

「水晶は昔、溶けない氷って言われてたんだよ。今はこの気温でも溶けかねないアイスを食べて」

水晶を遠ざけられた彼は渋々頷いてアイスを食べ始めた。まったく。石に目がないのも困りものね。

お題:アイスが溶ける気温

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旅に出た友人から近況を知らせる手紙と何かの石が届いた。透明なその石はどうやら洞窟で彼がトゲチックのための光の石を掘った時に見つけたそうだ。何の石か気になるので、石好きの姉に調べてもらうと、正体は水晶だった。ヤミラミに食べられないようにしないと。

お題:クリスタル

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ポケモンタワーにゴースが大発生。現場へ急行せよ。速報を受けてタワーの前に行ってみればタワーから溢れ出るほどのゴースの群れが。一体何が原因なんだ?ってうわっ!こっちにきた!霊能者の仲間と共に急いでポケセンに避難した。発生したゴース達を保護するにしても戦略を立てなきゃ始まらない。

お題:速報

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