デュエルマスターズ darkness   作:deta豆

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第9話 邪龍vs富轟皇

矢奈は奴から逃げる為に対向車線と速度制限をガン無視でパーク付近の住宅地の通路を爆速していた。

 

零「こ、こんなにスピード出して大丈夫なんスか?」

 

矢奈「学園からしっかり許可取ってるし大丈夫。」

 

リリス「ねぇ、矢奈先生はどうして助けに来てくれたの?」

 

矢奈「うーん…勘かなー。」

イッサ「…」

 

リリス「なるほど?」

 

その時、背後で爆発音が響き渡った。

 

零「何だ!?」

 

ふと背後を見てみると、住宅地を手当たり次第に破壊しながらこちらに向かってエンゲルスがものすごいスピードで急接近しているのが見えた。

 

零「マジかよ…もっとスピード出ないんスか!?」

 

矢奈「うーん…無理w」

 

背後から奴の高笑いが聞こえる。

 

エンゲルス「フハハハハハ」

 

リリス「どうしよう…ちょっと降りて戦ってk…」

 

零「いや、俺が行く。」

 

俺車の扉を開けた。

 

矢奈「ん?…ん?」

 

リリス「え!?でも零危ないよ!?」

 

零「まぁ見ててくれよ 風紀委員長。」

 

零「あ、後弁当入ってるから俺のリュック見といてくれ」

 

そうして俺は悪魔の顔の形をしたマスクを身につけ、車から飛び降りた。

リリス「零!!!!」

 

エンゲルス「自ら身を投げるのか!?待てッ!」

エンゲルスは吹っ飛んで行った俺の方向に向きを変え走ろうとしていた。

 

飛び降りた俺を見てリリスは愕然としていた。

リリス「ァァァ…」

 

だが、矢奈先生は違った。

 

矢奈「リリスちゃん病気持ちなんだからあんま騒がない方が良いよ」

 

イッサ「え?」

 

矢奈「それに…見てみ?」

 

リリス「…え?」

 

矢奈先生が指を差した方向にはジャブラッドに乗り物凄い勢いで矢奈先生のランボルギーニに追いついた俺の姿だった。

 

リリス「零!零!」

 

イッサ「あ、アイツは零の…!」

 

ジャブラッド「ハハハハハ!久しぶりの融合は最高だなぁ!契約者ァ!」

 

エンゲルス「な、何ッ!?き、貴様は!?」

 

ジャブラッド「久しぶりだなァ、エンゲルス。」

 

エンゲルス「そうか…。DM零…お前は邪龍と契約していたのか…!」

零「まぁな。」

 

イッサ「あの姿に翼…まるで悪魔だな…。」

 

リリス「零は悪魔じゃ無い。」

 

イッサ「あ、あぁ…ごめん。」

 

リリス「行け〜!やっちゃえ零!」

 

矢奈「ここから次の曲がり角まで相当距離あるから、楽しんで!」

 

零「なるほど、了解ッス。」

 

エンゲルス「ほう…私と戦うつもりか?」

 

零「あたぼうよ。」

 

エンゲルス「ならば行くぞ…!」

 

零&エンゲルス「真のデュエルだ」

 

 

 

 

─覚知山邸 ノゾミの部屋─

 

ノゾミ「あ"あ"あ"あ"」

 

ノゾミは声を荒げながら巨大な腕を使い自分の部屋のベッドのクッションを手当たり次第に破壊していた。

 

???「ノゾミ。」

 

ノゾミ「何?」

 

???「腕は大丈夫…?最近同化してるし…融合のデメリットは…。」

 

ノゾミ「知ってる、私が死のうが貴方には関係無いでしょ?」

 

???「それは違います!ノゾミが死んだら…悲しい…。」

 

ノゾミ「今度の文化祭…今頃大量の闇のマナが集まってるはず…。」

 

???「の、ノゾミ…?」

 

ノゾミ「あぁ!私の人生はなんて希望で満ち溢れてるんだろう!演じ続ける"だけ"で!この絶望だらけの世界で一人だけ笑顔で居られるなんて!」

 

ノゾミ「零は私のモノ!私の大切なお人形!もう絶対に…渡さない!」

 

ノゾミ「アハハハハハ!」

 

???「ノゾミ…」

 

 

─住宅地─

 

 

零「チャージして1マナでアガルームを召喚、ターンエンド。」

 

エンゲルス「チャージしターン終了だ。」

 

リリス「すごいすごい!クリーチャーが実体化してるー!」

 

イッサ「え?」

 

リリス「ん?」

 

イッサ「知らないのか?真のデュエル。」

 

リリス「うん、知らないけど?」

 

イッサ「…」

 

零「じゃ、2マナでreブラッドレインを召喚、ブラッドレインをタップしてアガルームをハイパー化、山札の上から1枚目を墓地に置きターンエンドだ。」

 

エンゲルス「2マナでタンクリオを召喚し私はエンドだ。」

 

その時、エンゲルスが剣を構え空に掲げた。

 

それにより、空から唐突に俺達の方に雷が落ちて来た。

 

零「なっ!?ジャブラッド!!!」

 

ジャブラッド「!」

 

何とかジャブラッドが避けたがそれによりジャブラッドの速度が下がりエンゲルスとの距離が縮まってしまった。

 

リリス「零!と…その…おっきな骨のトカゲさん!」

 

ジャブラッド「邪龍ジャブラッドだ!2度と間違えるな!!」

 

リリス「ヒッ…ごめんなさい…」

 

ジャブラッド「たく…次から気をつけろよ?」

 

零「おいおい追いつかれるぞ!!」

 

背後では今正にエンゲルスが俺を捕まえんと俺に向かって必死に手を伸ばしていた。

 

零「チッ!ジャブラッド!俺は飛び移るぞ!」

 

ジャブラッド「あぁ、分かった。」

 

俺は不安定な状況下で矢奈先生のランボルギーニにジャンプした。

 

風で少しよろめいたが何とか飛び移る事が出来た。

 

零「良し、ジャブラッド行くぞ!」

 

零「俺の、ターン!」

 

零「3マナで邪侵入!山札から4枚を墓地に置き…ジャビビルブラッドをバトルゾーンに!」

 

リリス「来た!零の切り札!行け〜!」

ジャブラッド「ハハハハハ!よーく見てろよリリスとか言う女!行くぞ零!」

 

零「了の解!ブラッドレインをタップしジャビビルブラッドをハイパー化!」

 

零「墓地から出た事によりジャビビルは即時攻撃可能!だがまずはアガルームでシールドブレイク!その時に」

 

エンゲルス「何だ!?」

零「ジャビビルの効果によりアビスクリーチャーがアタックする時、山札の上から2枚を墓地に置きジャブラッドをバトルゾーンに!アガルームでブレイク!」

 

エンゲルス「グハッ…トリガーは無い。」

 

零「ターンエンド。」

 

リリス「うんうん、決めきれないからね。」

 

エンゲルス「抜かせ!クソっ!私のターン!タンクリオをハイパーエナジーでタップし更にタンクリオを破壊する事により1マナでエン・ゴルギーニを召喚!登場時効果は使わん、ターンエンド。」

 

エンゲルス「はっ!」

 

エンゲルスが一時的に速度を上げ矢奈先生のランボルギーニに切り掛かった。

 

ジャブラッド「させねーよ。」

 

エンゲルス「何ッ!?ぐ…」

 

だが、既の所でジャブラッドがエンゲルスを攻撃して防いだ。

 

エンゲルス「ぐぬぬ…」

 

零「俺のターン、チャージしてブラッドレインをタップしジャビビルをハイパー化、ジャブラッドをタップしアガルームをハイパー化そしてアガルームで…」

 

エンゲルス「フッ」

 

零「ん?」

エンゲルス「どうした?早く攻撃してくるがいい。」

 

零「…アガルームでシールドをブレイクする時、ジャブラッド効果で2枚を墓地に、ジャビビル効果で更に2枚を墓地に、それにより墓地からアガルームをバトルゾーンに!シールドを…」

 

エンゲルス「ニンジャチェンジ」

 

零「!?」

 

エンゲルス「相手のクリーチャーがアタックまたはブロックした時、バトルゾーンにあるエン・ゴルギーニとこやつを入れ替える!」

 

エンゲルス「行け!吾がしもべ!聖カオスマントラ!」

 

エンゲルス「これにより!貴様のクリーチャーを全てタップだ!」

 

ジャブラッド「チッ!クソ!」

 

リリス「ニンジャチェンジ…ニンジャストライクと似た様な能力なのかな?」

 

零「シールドをブレイクだ」

 

エンゲルス「フッ!st!cObr4!山札から2枚を墓地に置きタンクリオをバトルゾーンに!cObr4は破壊される。」

 

零「エンドだ。」

 

エンゲルス「フッフッフッ!私のターン!」

 

エンゲルス「タンクリオをタップし3マナでエン・ゴルギーニを召喚!さぁ!行くぞ!カオスマントラでシールドをブレイクする時。」

 

エンゲルス「革命チェンジ!私をバトルゾーンに!シールドをwブレイクーッ!」

零「...トリガーは無い。(gsは出たがこの状況だと使っても意味ねーな…)」

 

エンゲルス「ターンエンドだ。」

 

矢奈「何だあれ?」

 

イッサ「ッ!?シールドの破片だ!避けろ!」

 

矢奈「やばば!」

 

リリス「わーい!ジェットコースターよりジェットコースターしてるー!」

 

零「俺のターン…フッ!俺の勝ちだ。」

 

エンゲルス「ハァハァ何だと!?」

 

零「5マナでアーテルゴルギーニを召喚!それにより、墓地からフミシュナを2体バトルゾーンに!それにより!お前の手札を見ないで1枚ずつ捨てさせる!そことそこだ!」

 

リリス「フミシュナだ!」

 

エンゲルス「な、か、カオスマントラが...」

 

エンゲルスが焦ると同時に、エンゲルスのタイヤ部分がバチバチと火花を上げ始めた。

 

零「フミシュナの効果で各ターン相手の手札が捨てられた時1枚ドローを2回、ブラッドレインをタップしジャビビルをハイパー化」

 

零「アガルームでシールドをブレイク!ジャビビル効果で2枚を墓地に置き墓地からジャブラッドをバトルゾーンに!」

 

エンゲルス「トリガーは…無し。」

 

零「ジャブラッドでダブルブレイク」

 

エンゲルス「st!ドルブロとcObr4!cObr4効果で墓地からドルブロをバトルゾーンへ!」

 

零「で、俺のクリーチャー達はどうする?」

エンゲルス「ぐぬぬ…」

 

零「フミシュナでダイレクトアタック」

 

エンゲルス「コブラでブロック!」

 

零「ジャブラッドでダイレクトアタック」

 

エンゲルス「ドルブロでブロック!」

 

零「フミシュナでダイレクトアタック」

 

エンゲルス「ドルブロでブロック!」

 

零「ジャビビルでダイレクトアタックだ!」

 

ジャブラッド「じゃあな!」

 

ジャブラッドがブレスをエンゲルスのタイヤに放った事により爆発しエンゲルスは置いてきぼりにされた。

 

エンゲルス「クソおおおお!逃げられたままだと思うなぁぁぁぁぁ!」

 

零「ケッ、ザマァ見ろ。」

 

リリス「イェーイ!流石零!」

 

矢奈「じゃあ速度落とすね〜 あと途中で止まるから零くんそこから入って〜」

 

零「了解ッス。」

 

俺は上の窓から車両へと入った。

 

 

零「それじゃあお前ら全員クリーチャーについて知ってるっぽいから紹介しよう。」

 

リリス「え?私知らないよ?」

 

零「え?」

 

リリス「遊園地で初めて知ったもん。」

 

零「…えっと、なるほど?…こいつは俺の契約クリーチャー、邪龍ジャブラッドだ。」

 

ジャブラッド「貴様らとは初めて話すな。」

 

リリス「よろしくねー!」

 

イッサ「…まさか契約者だったなんてな。」

 

矢奈「私は最初から知ってたけどなー?」

一同「え?」

 

矢奈「いや、生徒会長から零くんの監視任されたんだよー、言ってなかったっけ?」

 

零「…俺の隠してた事の割にみんな反応薄いな。」

 

リリス「そんな事無い!すごいよ!」

 

零「ありがとう風紀委員長!ありがとう!みんなありがとう!」

 

リリス「ヒュー!パチパチ!」

 

ジャブラッド&イッサ「何やってんだ?」

 

矢奈「あ、零くんリリスちゃん家着いたよ。」

 

零「あ ありがとうございますッス。」

 

リリス「ありがとうございます先生!」

 

矢奈「じゃあまた月曜日ね!」

そう言って矢奈先生のランボルギーニは去って行った。

 

零「いやー、今日は色々あったなー」

 

リリス「また行きたいね!」

 

零「あ、そう言えば弁当あったな。」

 

リリス「帰ったら食べよっか!」

 

ジャブラッド「契約者、腹が減ったからお前の弁当のタコさんウィンナーくれ。」

 

リリス「私のあげる!」

ジャブラッド「おぉ!太っ腹!」

 

リリス「私太ってる?」

 

ジャブラッド「そう言う意味じゃねぇって…。」

 

零「簡単に言うと良い人って事だ。」

 

リリス「へぇ!ありがと!」

ジャブラッド「フン…」

 

リリス「それじゃ、帰ろっか!」

零「あぁ、そうだな。(本当は出て行ってもらうつもりだったが隠さなきゃいけない事もう無いしこのままでも別に良いか…)」

 

こうして今日一日は終わりを迎えた

 

 

─道路─

 

エンゲルス「クソッ!」

 

???「お困りの様ですね。」

 

エンゲルス「貴様!?」

 

???「あの子が待ってます、行きますよ。」

 

エンゲルス「…パンドーラには内緒にしておいてくれ。」

 

???「はいはい」

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