AC6主要人物全員転生 in ワールドトリガー 作:ミールワームの照り焼き
初投稿なので至らない点がたくさん有ると思いますが、生暖かい目で見てくださると幸いです。
プロローグ
国土、人口共に近界最小規模。
人口が少ないという事は当然、あらゆる分野で使えるトリオン総量が少ない……それは特に軍事方面において、致命的な弱点だった。
だが、コラーキは乱星国家だ。
そんなコラーキにある異変が起きる。
当代の王が突然前世の記憶を思い出したというのだ。
いや、王だけではない。なんという事だろうか、国民の少なくない割合が同じように前世を思い出した。
前世を思い出した人間は、一様にトリオン能力に優れていたこともあり、前例がないものの特殊なサイドエフェクトが不特定多数に発現した例だと結論づけられた。
だが、問題はその前世の内容だった。
近界とはまるで異なる水準の文明、時代の惑星ルビコン3、その地で血みどろの戦いを繰り広げ、奪い合い殺し合った人々の記憶が近界のコラーキの人々に宿ったのだ。
前世の記憶を元に再び集結しようとする四つの勢力……かつてのオーバーシアー、ベイラム、アーキバス、ルビコン解放戦線の衝突。更に火に油を注ぐかの様にトリオン技術に革新をもたらす変態技術者達、混乱する思い出さなかった一般人。
大混乱に陥ったコラーキだったが程なくしてある国家の襲撃を受け、奇しくも各勢力が団結、共闘する事でこれを撃退するに至った。
このことがきっかけになり、コラーキは複数の派閥が入り乱れながらも、なんとか一つの国としてまとまり、混乱は一応の終着を見せたのだった。
▲▼▲▼
『今回の遠征はウォルターからの依頼です。レイヴン、あらためてブリーフィングを確認してみましょう』
視界をパチパチと紅く瞬かせながらエアが言う。
……どうやら、
『621、これは友人……いや俺たちオーバシアーからの依頼だ。知っての通り、
聴き慣れた声が再生される。オーバーシアー……少し懐かしい響き。
『だがそうとも言い切れない事態となった。先のキオンとの小競り合いでこちらが捕虜とした
たしか、ラスティが確保したんだったか。
『わかるか621。こちらにも地球が存在するとなればルビコンが存在する可能性が十分にある……そしてコーラルが手付かずの状態で存在するなら早めに手を打っておく必要がある』
おれの頭の中にエアがいる手前、いきなり燃やし尽くすわけじゃないだろうが、破綻を防ぐために管理しておきたいのだろうな。
『
……割と難しいミッションかもしれない。全員殺して終了といった類なら簡単なんだけど。というか、オキーフかホーキンス……それこそラスティあたりの方が適任じゃないだろうか。ダメだろうけど……あんまり他の派閥に借りを作るのは。
『遠征艇の都合もあるが……この仕事ははお前一人に遂行してもらう。キオンをはじめ幾つかの国と交戦の可能性がある今、本国を手薄にはできない……頼んだぞ』
この偵察用小型遠征艇は定員二名……本国にあるいくつかの大型の遠征艇はもしものための逆侵攻を可能にするために取っておきたいのだろう。
『ゲート生成可能エリアに到達しました』
トリガー準備よし、バイタル異常なし、捕虜ちょっと怯えてるけどよし、
『トリオン充填、座標設定完了、ゲート、開きます。さあ、レイヴン……仕事をはじめましょう』
コーラルがないのにエアがいる理由とか、解放者ルートの後の話、ハンドラー・ウォルターとの再会シーンはそのうち書くと思います。