AC6主要人物全員転生 in ワールドトリガー 作:ミールワームの照り焼き
「よかったのかいウォルター、ビジターはうちの一番の戦力だろう? 防衛にしろ、よその派閥の牽制にしろ……手元に置いておくべきだったんじゃ無いかい?」
「問題ない、防衛はヴェスパーとレッドガンが合同で対応するそうだ。こちらと解放戦線からもトリオン兵は出している。はっきりいって……過剰戦力だ。他派閥の牽制もハウンズがいれば充分だ」
「ヴェスパーとレッドガンがね……足を引っ張り合わなきゃいいんだけどね」
「あいつらもそこまで馬鹿ではない。それより、玄界の調査が最優先だ……単独での作戦行動なら621が一番やり慣れてる。それに……あいつには
––––とある通信ログ––––
▲▼▲▼
さて玄界到着っと。
『周囲に複数のトリオン体の反応があります! それにこれは……指定した座標からかなりずれています。ずらされたというべきでしょうか、レイヴン注意を!』
ゲートの位置を誘導できるのか、面白い事を考える。
完全に囲まれてるわけでは無いところを見るとある程度ざっくりしか誘導できないってところかな?
まいったな、戦闘は避けろって言われてるんだけど。どうもあっちはやる気っぽい。
エア、玄界の人を一旦遠征艇に戻せる?
このままじゃ戦闘に巻き込まれそうだ。
『可能です、一旦収容しましょう』
状況が飲み込めてない玄界人をゲートに放り込んでっと。
『トリオン体の反応がこちらに接近しています! 数は6、まもなく接敵します』
6人か……そのぐらいなら今のトリガーでなんとかなるかな。
『loader 5の調整は完了しています。必要ならいつでも』
ありがとうエア。
「こちら玉狛第一現着。人型ネイバーを捕捉」
「ちょっと、子供一人じゃない! 迅が珍しく大騒ぎするから慌てて来たのに!」
「ブラックトリガーの可能性もある。油断するなよ」
一気に騒がしくなったな。
筋肉、少女(斧)、もさもさの組み合わせ。小隊行動するタイプのトリガー使いか、連携してくる前提で動かないと。
「太刀川隊、現着……なんだ一人しかいないのか?」
「以外っすねー」
二刀流の髭に、金髪追加。
どいつもこいつも結構やる感じだな。
「はじめまして、近界からのお客さん……ご用件は?」
ちょっと遅れてきたこの人が1番の使い手かな、剣から帯状のトリオンが揺らいでいる。あんまり見た事ない感じのトリガーだ。
「はじめまして。いろいろと交渉したくてね、こっちに戦闘の意思は無いんだけど」
「……悪いけどちょっと信用できないかな、俺のサイドエフェクトがそう言ってる」
サイドエフェクトね……どんなやつかな?
「信用してもらうにはどうしたらいい?」
「……できれば帰ってほしい」
それは無理だな。サイドエフェクトが何かわからないけど、どうにも過剰に警戒されてるらしい。
「こっちも仕事なんでね、それは無」『狙撃です!』
咄嗟にシールドを張って防御する。
おっとぉ、不意打ちとは。レーダーに映らない狙撃手が1人追加。
いいや、こっちの話を聞く気がないなら……聞かざるを得ない状況にすればいいか。
エア、トリオン兵をとりあえず3機ずつお願い。
『了解ですレイヴン。ヘリアンサス型、トイボックス起動。ゲートで送ります』
次の瞬間、ゲートが開きトリオン兵が玄界の兵達に襲いかかる。RaD印の重MT型トリオン兵トイボックスと車輪型トリオン兵ヘリアンサス型。どっちも火力モリモリで転がるトンチキな設計思想をしてるが結構強いぞ。
次の瞬間トイボックスの一体が切り刻まれた。
……結構硬めのトリオン兵なんだけど。
『この反応は……ブラックトリガーです! 物体に斬撃を伝播させて離れた場所を攻撃出来るようです。おそらくあの光の帯が残弾と見ていいでしょう』
物体を伝播するってことは……ブラックトリガーだし、空中以外全部射程内ってかんじかな? えぐい。
光の帯を全部使ったら一旦リロードがいるのかどうなのか。
他の面々も初見のトリオン兵なのにうまく対応してる。ブラックトリガー使いもいることだし、出し惜しみはできないな。
「loader 5起動」
ACを起動すると俺を起点にゲートが開き機体が呼び出される。つまり、最初からコアの中にいるような格好になる。
トリオン技術で作られたACは、その実、有人搭載型のトリオン兵だ。前もって作る事ができ、充填されたトリオンと搭乗者のトリオンを合わせて使う設計になっている。
おれのloader 5は二脚型で片手にショットガンもう片手にパルスブレード、両肩には高誘導型ミサイルを積んでる。ACを相手にするんならもっと高火力の兵装を積んでも良いけど。普通のトリガー使いを相手にするならこれでもだいぶオーバースペックなんだよな。
さて、ちゃちゃっと片付けよう。