さて保健室である。尾白に勝利したもののアレはマジでヤバかった。つかあんなもん人に撃つかね?心臓のトルクをぶち上げる憑神がなかったら負けてたのは私だったかもしれない。その代償にリカバリーガールに詰められてる訳なんだが·····
「アンタねぇその技は制御がおぼつかないうちは奥の手みたいな咄嗟の判断で使うなって言っただろう?全くどいつもこいつも医者の言うことなんざ聞きゃしない·····」
「いやでもアレ使わないと負けてたn「今の負けより今後の将来の事のが大事だろう!?前にも言ったけどソレは心臓は個性で補強できても血管がズタズタになるんだよ!手や足に障害が残ったりしたいのかい!?そんな屁理屈言うならもう治癒してやんないよ!?」·····スミマセンハンセイシテマス」
「全く·····!緑谷もアンタもどうしてこうも生き急ぐのかね?」
「緑谷はどうか知りませんけど私の場合は単に極端な負けず嫌いが原因なんですよね」
「
「·····ハイ」
観客席に戻れば爆豪の試合が始まる所だった。
最初こそ常闇のダークシャドウが繰り出す猛攻に受け身気味だったが、すぐに巻き返し最後は強烈な光を放った爆発の後にマウンティングで常闇の降参。なるほどな·····恐らく常闇のダークシャドウは光なんかが弱点っぽいな。影の癖にと思わんこともないがまぁそういうモンなんだろう。しかし爆豪、途中で気づいて爆発の種類を変えた、というよりは爆発のステータスの振り直し、か?どちらにせよ咄嗟の判断で出来るもんじゃねぇな。
さて、第2回戦も最後の試合が終わったし控え室に向かうかな·····
少しは楽しませてくれな?轟
『さぁさぁここからはベスト3が決まるぜ準決勝!ここまで来たら優勝間近!気合い入れてけ有精卵!!ヒーロー科轟焦凍!VS今筋強骨!!』
「なんか少し憑き物が落ちた顔だな?もう炎は解禁か?」
「まだ·····わかんねぇ····けど、勝ちに行く」
「ふーん。まぁマシな顔つきだがな炎使わないならお前は負けるそれだけだ。まぁ·····炎使おうが勝つのは私だがな?」
『レディィィファイト!!!!』
合図と同時に轟がすかさず広域を凍結させる。だがな
「遅すぎるぜ」
「なに!?がっ!!?」
それより早く轟の横腹に回し蹴りしかし氷を大きく展開し足場を形成され場外には出来なかった。そのまま轟は足場の氷からいくつも巨大な杭を射出してくるがそれを私は拳で砕いていく。
「オラオラオラァ!!どぉした!!温い攻撃してんじゃねぇぞ!!」
1本の氷杭をアッパーでぶち折り、そのまま蹴りつけて放つ。
轟は大きく跳躍し回避足場の氷塊が砕け散った今のも炎で溶かせばそのまま反撃出来るものを·····こりゃダメそうだな多少追い詰めれば使ってくるかと思って様子見してたが·····さっさと見切りつけて終わらせるか。
ゆっくり歩いて距離を詰める。その間にも轟は凍結攻撃を放ってくるが私も緑谷に習って拳の風圧で相殺していく。マジでこれしか出ないのか?だとしたらマジでガッカリだぞ·····なぁ·····?
「馬鹿の一つ覚えじゃねぇんだぞ轟ィ!ンなつまんねぇ事しかできねぇなら意味ねぇから棄権しろや!!」
「俺は·····!」
「あーあー聞きたくねぇよ興味もねェ。そもそも今、私とお前の間にあるのは勝つか負けるかそれだけだろ?それ以外を持ち込むってのがナンセンスなんだよ」
「そうだな。悪ぃ」
「別に、謝って欲しい訳じゃねんだけどなけど実際よ、炎使わなきゃ私には勝てないぞ?お前の強みの1つは炎にも氷にも言えるがフィールドを大規模に熱や冷気で染めて広域デバフを押し付けることもできる事だろ?初めての戦闘訓練の時にも言ったが冷気じゃ私を止められない。これが最後だ炎を使わ無いならこのまま負けろッ!!」
コレがしのげなきゃお前は終わりだッ!!全力の突進、背中を見せるほどに身を捩りそのまま殴り抜くッ!!!刹那背中からの巨大な衝撃と共に氷塊に打ち上げられた。なるほどな?けどそれだけじゃあ全く足りないぞ?下を見れば左手を引き構える轟。私が墜落してきた瞬間に緑谷戦で見せた熱膨張でぶっ飛ばすってか?いいぜ、対決だ。この高さを利用するッ!!
「上等だァ!!血ィ見ろや轟ィィィ!!!」
空中で全身に改めて筋肉を張り巡らせて両腕を肥大化させ強化する。そのまま両の腕を突き出しそのまま突撃する!!
「ぶっ潰れろォ!!!」
「ッ·····おォォォォォ!!」
私を迎撃するかのように巨大な氷柱が伸びるがものともしない!そのまま氷柱を砕きながら轟に迫る!その時轟の左側から熱が迸るがしかしもう遅い。数瞬動きが遅れた轟をそのまま私の両の拳がフィールドに沈めた。まぁ、これまでで一番マシだったんじゃないか?
「私の勝ちだな」
「·····ああ、次は負けねぇ」
『決着ゥ!轟を破り今筋強骨が決勝進出だァ!!!』
さて、後はお前だけだな爆豪勝己
勝つのは私だ