ほう……「Bloodborneの二次創作が読みたい」ねえ……
確かに、君は正しく、そして幸運だ
まさに小説への感想と高評価、その想いだけが…君を導くだろう
だが、よそ者に語るべき法もない
だから君、まずは我ら、ヤーナムの小説を受け入れたまえよ……
さあ、本文を…
目を開けば、そこは万華鏡の中に入ったかのような、幻想の世界でしたとさ。
わぁ!やっと来てくれました!
なんでこんな空間にいるのか皆目見当がつかないが……まぁとりあえず色々確認しよう。まずは自分の体だ。想像が正しければ、この肉体は上位者本来の見た目になっているはず。
残念ながら、わたしの声は聞こえていないみたいですね……
この空間を上下左右すべて埋め尽くす乱反射する鏡の中に、正しい反射をしている鏡を見つけたので、それを使って自分を見てみる。
どうぞ!わたしの身体はあなたのものですからね!
真っ青な触手が女性の髪のように生えた頭部。顔の部分は仮面のようにつるりと、のっぺりとしている。
その中心はまるで卵のように割れ、中の空洞から白色の光が漏れ出ている。
胴体は胸部が膨らみ、腰はくびれていて、女性的な素体のようだ。
周囲の異形の要素と、人間的な美しさを持つ胴体の差異から、一種の神秘的とも言えるような印象を受ける。
体表は頭の触手と同じく深い海のような藍色をしており、しかしつるりとした顔と違い体表はぬるりとした粘液で滑っている。
肩の辺りからは三対の白い腕が生えている。関節がないのか非常に柔軟で、触手のよう。
しかし、腕の先にはしっかりと手がついている。
6本ついている指は長く、骨張っていて、恐ろしい印象を抱かせる。
背面からはボロボロの翼と背鰭が生えており、より威圧感を醸し出している。
脚部は存在しておらず、代わりに胴体の延長のように長く伸びたヘビのような肉体が数メートルは続いている。
しかし、ヘビと違いウロコは無く、表面はぬるりと粘液が滴っている。
…………なんだろう、思ったよりもかわいい見た目してるぞ?
えっ!?そ、そうですか!?えへへ……///
もっとこう瘤あたまとホオズキが混ざったりしたような見た目とか、瞳の苗床と蛍花の融合召喚みたいな見た目かと……
頭は月の魔物っぽいけど色違いだし光ってるし、腕は触手のような物の先に六本の鋭い指がついてる。胴体は……なんだろう、すごい理想の女体で……でも脚はラミア型というかなんというか……這いずるには適してそうだけど。
……まぁ立つ想定の生き物ではないんだろう。腕は背面から翼のように生えた触手か。お、なかなか伸びる。メルゴーの乳母みたい。
まぁ、自分の体は確認できた。この体にある力も、なんとなく感覚でわかるし。
よかったです!!力の使い方が分からなかったらどうしようかと……
次に、周りの確認だ。乱反射してる鏡、眩しいからわかりづらいんだけど……中に何か映し出されてるんだよね。それを見てみる。
本体から力を借りてあなたのためにいっぱい観測しておきました!頑張りました!!
『シロコ*テラーが画面に向けて銃を構えている』『名もなき神々の王女が眼を赤くして、巨大な構造物と共に宙に浮いている』『ヒナが血を流し眼を虚にして倒れている』『血に濡れたミカがコチラを見ている』『血の浴槽にミサキが漬かっている』
…………
バッドエンドスチルじゃねえかよぉぉぉぉぉ!!!???
うひゃあ!?
あ、鏡の中に狩人の夢の中で座ってるセイアの姿もあった。
むうっ、他の女の子に目移りしないでください!
じゃなくて!!バッドエンドスチルが映り込む鏡が大量にある場所ってどういうことよ……
ふふふ、どうです?わかりますか?
この空間が上位者の棲む空間だとするなら、宇宙だと思ったんだけど……
いやまて、たしか上位者たちは高次元的存在……ならばここは次元の狭間か?
正解です!!
人間が迷い込むことのできる狩人の夢だって時間の間にあるんだ。上位者の本体の棲家なら次元くらい越えられたって不思議でもないな。
ふふん、あなたのために越えて来たんですから!
ということは、現世に降りている俺の肉体がアンカーとなって、ブルアカ世界の次元の狭間にいるんだろうか。ブルアカ以外の世界は見えないからね。
プレイヤーの世界が見えたら面白かったんだけど……いや、頑張ればここで繋ぐこともできるんでは?あっちから観測してきてるんだし。
ごめんなさい……私の力じゃ【窓】を開き続けるのは難しかったです……こちらを見ていた方々に、一度、ご挨拶はしたんですけど……
まぁ次元の狭間に本体がある、ということがわかっただけでも収穫だろう。それに、現世の肉体が死んでも本体は死なないだろうから、多少無理をしても問題ないだろうな。
ええ!どんどんこき使ってください!!
なんかさっきから違和感があるけど、まぁやることも終わったし、とりあえず戻るとするか……
あ、違和感を感じてくれてるんですね!それなら近いうちに声が聞こえるようになるかも……また来てくださいね!
…………
「どうしたんだい?ボーッと立って」
うわぁっ!?めっちゃびびった……反応を咄嗟に抑え込んだのを褒めて欲しい。
「ああ、いや……なんでもないさ」
「そうか……?」
目の前にいたのはsexy foxことセイア。スタンバッてたの?
「ところで君は一体どうして私の方へ来たんだい?」
水盆の前に座ってればよかったのに、わざわざ歩いて狩人の夢の初期配置で待ってたっぽいし。
「ああ……ひとつ、聞きたいことがあってね」
うん?
「君は、ここを楽園だと言うのだろう?」
「ああ、そうさね……ここは、私の、私による、私のための楽園。それがどうしたのかね?」
「……もし楽園というものが存在するのならば、そこに辿り着いた者は、至上の満足と喜びを抱くが故に、永遠に楽園の外に出ることはない」
「ふむ……」
「もし楽園の外に出たのであれば、つまりそこは真の悦楽をえられるような、『本当の楽園』ではなかったということだ」
「なるほどなるほど……」
つまり『なんでテメー楽園出てんだよ、ここ楽園じゃねえのかよ!』ってことか……楽園の証明をしろってこと?
「なぜ、君は自らが定義した楽園の外に出るんだい?ここは君が作り出した場所、何一つ不自由はないだろう?外に出る意味がわからないんだ」
あ、そっちなんだ。出るのはいいけど、なぜ出ていくのかわからないと。
「ふむ……楽園にたどり着いたものは、そこで至上の満足と喜びを抱くが故に、外に出ない、だったか……」
「ああ」
「人というのは面白いものだ……無数に種類の分かれた快楽がある……たとえ、至上の満足感を得たのだとしても、それは自身の欲望の一面のことなのだよ」
「ほう?」
「私の悦楽は、『殺戮』と『平穏』、そして『発見』だ……この三つはどれかを満たそうと必ずどれかが満ちない」
「なっ……」
「この狩人の夢が『平穏』を。聖杯の生み出す地底が『殺戮』を。そして、キヴォトスが『発見』を満たしてくれる……」
つまり、狩人の夢もヤーナムも聖杯ダンジョンもキヴォトスも、俺にとっては全部楽園なんだよ!!(暴論)
あ、ちなみに俺自身に殺人衝動はありません。ただちょっと……3デブを始めとする聖杯ダンジョンのモンスターと、本編周回中に犬を積極的に殺してるだけさね。
「楽園というのは、確かに存在するが……楽園では満たせぬ欲もある、ということだよ、百合園セイア」
「……そうか…」
「それに、それにね。人には楽園を捨ててでも成さなければならない使命というものがあるのさ。外の世界の伝承で、遙か旧き時代、英雄が火を継いだように。遠き地の伝承の英雄が、荒れ果てた世界を救うため、律に沿って王になったように。友と歩もうとした一羽の鴉が、飼い主の意志と決別したように」
「……外の世界の伝承は知らないが……そうか、使命か……」
「いずれ君にもわかる日は来る……先生にでも聞くといい……」
「…………」
あ、セイアちゃん考え込んじゃったじゃんね⭐︎
「さて、私はもう起きることにするよ……また会おう」
「ああ、また」
そう言って俺は狩人の夢から去ったのだった。
オリ上位者の各要素解説。
・全身の色は濃い藍色。全長は下半身を伸ばした状態で9m、下半身を含まなければ3m。ラミアのように立つ場合、身長4m。
・頭部は『月の魔物』の頭部の触手を、より女性的になるよう増やして整え、カラーリングを変えたもの。顔は陶器や卵に穴が開くように割ったようになっていて、中の空洞から白色の光が見えます。
・胴体。モデル体型です。胸のサイズはお好みで。いい感じにヌメらせてください。女性型なのは、上位者になる前の狩人が女性だから。
・ボロボロの翼は『エーブリエタース』要素。上位者が翼を持つものもいるのは何ででしょうかね?(ゴースの遺子、メルゴーの乳母、エーブリエタースとか)
・背鰭は『ゴース』要素。『ゴースの遺子』の要素を盛り込むべき部分が思いつかなかったので、妥協案です。
・三対の腕は『メルゴーの乳母』と『アメンドーズ』要素。アメンドーズは腕が7本ですが、バランスを考えて今回はメルゴーの乳母の方の本数を採用。
・手。子供を食べる魔女とかのすごい指細長くて爪尖ってるイメージ。アートワークスのアメンドーズを見習って指は6本。
・ラミアや邪神ちゃんのような姿、ただし下半身は蛇ではなくウミウシやナメクジなどの軟体動物。
地上に顕現するなら、邪神ちゃんのように下半身の部分で這うか、空を飛ぶか。空飛ぶ方が上位者っぽくて好き。
・ちなみに『オドン』の要素は彼のそばで喋ってる『姿なきわたし』です。
よろしい。これで読書は完了だ
それでは、感想と高評価を始めようか……なあに、なにも心配することはない
何があっても……悪い夢のようなものさね……
狩人くんちゃんの名前は
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月乃カオリ
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我脳ヒトミ
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人形ソラメ
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月極チカ
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生駒ナナ
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朱月ミコラ
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月詠チサキ
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変若水トモエ
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狩人エア
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人識ヒトミ
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能野ヒトミ
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盛付似チハナ
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盛付似チサキ
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栗本ガラシャ