ここすきがズレてしまい申し訳ない……見るの好きなんですけど修正するとズレてしまうの悲しい……
15:00:通功の古聖堂内部
ミサイルを視認したツルギは、全力で走り出した。
視界内にいたハスミを含む正義実現委員、風紀委員、シスターフッドを隔てなく、およそ数秒の間に引っ掴み、一箇所にまとめ、爆破の盾となるよう立ち塞がり、自身の愛銃と共に軽減するよう動いた。
ドカアアァァァァァン!!
結果として、庇った生徒たちに大きな怪我はなし。
通功の古聖堂そのものが大爆発したというのに、ツルギはそれを凌ぎ切ったのだ。
爆炎を、弾礫を、衝撃を、その全てを、一身に受けたのだ。
しかし、その全てを受けたツルギは無傷とはいかない。
肌は焼け爛れ、破片や瓦礫、鉄筋やパイプなどが全身に突き刺さり、骨はへし折れて半ばから露出していた。
誰がどう見ても致命傷、都合四百は超える即死級の傷の数々。
だが、彼女にとってそれは脅威ではない。
全身を震わせ破片や瓦礫を落とし、腕を突っ込みパイプや鉄筋などを引き抜き、捨てる。
そして始まるは神秘による、まさに人外の再生。
折れていた骨は正しい向きに接続し、筋繊維がすぐさま再生しあっという間につながった。
身体に開いていた穴は元々なかったかの如く塞がっていき、焼け爛れた表皮は剥がれ新たな肌が生まれていく。
数秒で再生した彼女は、後ろを振り返る。
ガタリ、とほぼ全員が後退りしたが、そんなことを彼女は気にせず一言放つ。
「救助開始」
その言葉に我に帰った生徒たち。
各々ができる最大限を考え、動き出す。
それは常々治安維持の組織として活動してきたために出来る行動であり、シスターフッドの生徒たちも遅れたではあるがそれについていく。
ツルギはそれを確認すると、自らはより優先度の高い対象を助けに回ることを選んだ。
即ち──
「ハスミ、いくぞ」
「はい、先生も近くにいたはずです、急ぎましょう」
***
“カオ、リ……?”
柱そのもののような巨大な瓦礫に下半身を潰されているカオリは、どう見ても私を庇った結果のもの。
彼女が庇ってくれたおかげで私は瓦礫に囲われることもなく、無事だけど……
瓦礫の下からは赤い液体が漏れ出ており、嫌でもそれが……救助困難であるとわかってしまう。
そして、このままでは、そのまま死に至ることも。
その時、足音と共に声が聞こえた。
「先生!」
声の主はヒナタ、シスターフッドの2年生だ。
大きな怪我はないようだが、砂煙で咽せてしまっている。
「せ、先生……けほっ、こほっ、ご無事でしたか……っ、その方は……!」
“ヒナタっ……カオリを助けられる!?”
「っ!やってみます……!」
ヒナタがカオリを押し潰している瓦礫に手をかけるが、少し揺れただけで動かすことはできないようだった。
いくら怪力のヒナタでも、古聖堂の一角とも言えるほど巨大な……それこそ天井が丸ごと振ったかのようなそれを動かすことは、困難を極めるようだった。
「ぐっ……」
その時、カオリが気がついたらしく呻き声を上げる。
顔を上げ、そして動けないことを確認すると、彼女はこちらを見た。
「無事、か、先生……」
“カオリ!喋らないで、今救助を……!”
「かま、うな……他の、生徒を、助けろ……」
“でも……!”
「順番を……考えて、くれ……」
“っ……!”
目の前には、もう助かりそうにないカオリ。
しかし、怪我をしている生徒の声はそこかしこから聞こえてくる。
まだ、助けられる生徒もいるかもしれない。
その時、背後から二人の生徒が現れた。
ツルギとハスミである。
「先生、ご無事ですか……っ!」
「先生!っ……カオリ……」
二人は惨状を認識し、言葉を失い動けなくなる。
だが、ここに居続けるのは、さらなる事態の悪化を引き起こすことを全員が知っていた。
すぐさまツルギがカオリの近くへ駆け寄り、その手を握る。
「ツルギ……か……まかせ、た……」
「……ああ」
“……………………っ、ごめん”
口を押さえたヒナタ、目を逸らすハスミ、そして先生を連れて、ツルギは移動を開始する。
今ここは最も危険な場所であり、彼女に任された以上ツルギは先生を守り通さねばならなかった。
沈んだ空気の中、ツルギは状況整理をすることで場を整える。
「……正義実現委員会は、一部を除き行動不能。ナギサやサクラコ、ゲヘナを含め他の生徒たちも同様に」
“っ、急いで助けないと”
「その前に……客だ」
ツルギの声と共に、前方に立ち塞がる人影たち。
その姿を見てヒナタが目を見開き、ハスミが眉を顰める。
「作戦地域に到着……正義実現委員会の残党を発見……いや、訂正。残党じゃなく、正義実現委員会の真髄だ」
「ツルギにハスミ、なぜかは知らないけど両者無傷……兵力を多めにこっちに回して、これより交戦に入る」
そこにいたのは、ガスマスクをつけた生徒たち、そして黒いマスクをつけた少女……戒野ミサキだった。
彼女たちは周囲をすぐさま取り囲むように展開し、先生たちに銃を構える。
「アリウス分校……!?どこからこれほどの兵力が!?どうやって。周辺地域は全て警戒態勢だったのに……!」
「ま、まさか……!!古聖堂の地下にある、あのカタコンベから……!!」
ハスミとヒナタが動揺する中、アリウスの生徒たちが銃を構える。
それに応えるように、ハスミたちもまた銃を構えざるをえない。
「……なるほど。つまりこの状況は、アリウスの仕業だと考えていいでしょう……許しません、その代償、今ここで……っ!!」
ハスミ
「…………!!」
周囲の空気が、一瞬で冷え込んだ。
凄まじい威圧感と共に、ツルギがハスミの前に出たために、アリウス分校の生徒たちは一歩退き、ハスミは落ち着きを取り戻す。
落ち着け
「……そうですね。ありがとうございます、ツルギ。今は先生の安全が最優先……先生を連れて、ここから離脱します」
ああ。暴れるのは……私の役目だ
ツルギの威圧感に誰もが動けない中、ハスミは先生とヒナタを連れて動き出す。
同時に、ツルギはゆっくりと銃を構えた。
よくもカオリをやってくれたな
「っ、月乃カオリのこと?」
キレていたのは、ハスミだけではない。
むしろ、一番怒っていたのは……
理性で、限界まで押し留めていたのは……
ツルギ、本人だった。
消し炭にしてやるぞ、虫ケラども
15:04 剣先ツルギ:殲滅戦開始
***
ツルギが戦い始めて、すぐ後。
退避しながらもその現場を見ていた先生、ヒナタ、ハスミの心の中は一つになっていた。
凄まじい、どころではない、と。
一度に二発放っているのかという程の連射速度と、それを可能にするためのスピンコックを成立させるべく、ツルギは愛銃をもはやガンスピンの如く回転させていた。
それでいて、四方八方から押し寄せる
それを脅威の身体能力からなる高速移動でやってのけているのだ、当然対処は不可能であり、次々に敵は倒れていく。
「しかし一体何なのでしょうか、青白い敵は……ツルギが撃ち倒せば消えているようにも見えますが、どこからか次から次へと現れているように……」
「あの姿、本で見たことがあります……あれは『聖徒会』の服装です」
「シスターヒナタ……『聖徒会』とは?」
「『ユスティナ聖徒会』……数百年前に消えたはずの『戒律の守護者たち』が、どうしてここに……!」
ヒナタの言葉に、先生とハスミにも衝撃が走る。
幸いツルギを優先的に倒すためかこちらに向かってくるものは少なく、ハスミやヒナタで十分対応可能だったが……
「恐らく数百人規模の『聖徒会』が動いています……!」
「くっ……!」
襲いくる『聖徒会』から先生を守りつつ移動するのは簡単なことではなく、どうしても遅くなってしまう。
気がつけば、また周りを囲まれてしまっていた。
「はぁ、はぁ……追いついた。剣先ツルギにここの『
追いついてきたミサキが、先生に銃口を向ける。
後方ではまだ凄まじい戦闘音が続いているが、絶え間ない戦力投入で抑え込んでいるだけらしく、彼女たちにも余裕はなさげだった。
「でも、問題ない。こうして囲めば、どう守ろうとしても先生を……
「くっ……!せめて先生だけでも……!」
一斉射撃を構え、ミサキが指示する、まさに直前。
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!
天から降り注いだ
そして、先生たちとミサキの間に、一人の少女が降り立った。
「先生、無事?」
15:10 空崎ヒナ:現着
ヒナさん:ピーピーピーボボボボ
アリウス「」
エデン条約3章の掲示板回を入れる場所に迷っているのでアンケートします
掲示板回はシナリオ前後半で一本ずつ?エデン3章終わってから?
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エデン3章前後半で一本ずつがいい
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エデン3章終了後にまとめて一本がいい