本当に申し訳ございませんでした……
この話を挿入した関係で、話数を1個ずつずらしました。
再発防止に努めます
「おはよう!」
アズサの元気な声がみんなの目を覚まさせる。
「おはようございます、アズサちゃん。朝から元気ですね♡」
「うん、1日の始まりだから」
ハナコと会話しながらもパッパと準備を済ませるアズサ。
「さあ、早く起きて歯磨き、シャワー、それから着替え。順番に遂行していこう」
そう言ってアズサはまだ起きていないヒフミとコハルを起こしに行くのだった。
「先生、起きたまえ」
“うーん……再販……お金が……”
俺は、補習授業部が起き出した時間を見計らって先生を起こしていた…………この大人、全然起きねえ……まぁ寝る時間めっちゃ遅いし、睡眠時間も短いから仕方ないが……
「起きたまえよ。アズサたちが入って行ったシャワー室に放り込まれたいのかね?」
“はいっ!!起きさせていただきます!!”
「よろしい。私は既に着替えやら何やらも終わっている。先生も支度をするといい」
“うん、わかった”
そういって着替えるために脱ぎ出す先生。
おお、いい筋肉してるな。ゲーム開発部先生とまではいかないけど、がっちり細マッチョだ……
「なかなかいい身体してるじゃないか、先生」
“あっ!?ご、ごめん!ついここで着替え始めちゃった!?”
「わたしは構わないのだがね。なかなか鍛え上げられた肉体を見る機会というのも少ない。この肉体は魅せる筋肉がつかないからね」
そう、このボディは完成されているので魅せ筋が付かないのだ!上位者ボディ唯一の欠点!!
まぁ身長140cmほどの童顔美少女が筋肉ムキムキマッチョウーマンの変態はキツイから今のままでいいんだけど。
“えっと……そ、そうだ!アズサたちの面倒を……”
「問題ないだろう。彼女たちはうまくやるさ」
“うっ……と、とりあえず出ていってもらえるかな……”
「ああ、構わないさね」
俺は特に着替えとか見られても(一瞬だし)構わないけど、先生はそうじゃないんだよなー。まぁ女子高生に着替え見られるのは気まずいよな……
ちなみにアズサとかコハルとかと被らないよう、早朝に支度を済ませたのは、単純に自分以外の女性の裸を見ることに罪悪感を覚えるから。
転生してきた直後の全裸とかは、まぁ自分の身体だし……俺も元は男だし?興味は……うん……って感じだったのだが。
さすがに何も事情を知らぬ女子高生の裸を見るのはダメだろ……ってなったので回避させてもらった。
そんなことを考えながら待つこと数分。
“終わったよ、行こうか”
「ああ、先生。昨日、私たちは遅くまでヒフミのことを手伝ったんだ……その成果を見に行くとしようじゃないか」
「みなさん!こちらをご注目ください!」
教室にて、三人に呼びかけるヒフミ。
「……今日は補習授業部の合宿、その大切な初日です!」
勉強を始める初日ってことだね。合宿あと6日しかないけど。
「私たちは大変な状態で、ともすれば慌ててしまいがちな状況ではありますが……難しく考える必要はありません!」
「一週間後の第2次特別学力テストに合格する、それだけです!」
「そうだね」
「ですね」
「……」
「そこで……今から、模擬試験を行います!」
「……模擬試験?」
「なるほど?」
「きゅ、急に模擬試験!?なんで!?」
「闇雲に勉強しても、あまり効率が良いとは言えません。着実に目標達成のためには、何ができて何ができないのか、今どのくらいの立ち位置なのか……まずそれを把握する必要があります!」
えらい、えらいよヒフミ……いつも思ってたけど本当にペロロ様さえ関わらなければまともないい子なんだよヒフミ……
「というわけで、昨晩こちらを準備してきました!昨年トリニティで行われた試験問題と、その模範解答です!まだ中途半端と言いますか、集められたのは一部だけなのですが……」
「先生とカオリちゃんに昨日遅くまで手伝っていただいて、第2次特別学力試験を想定した、ちょっとした模擬試験のような形にできました!!」
いやぁ、頑張りました。主に俺は印刷係だったから大変だったのはヒフミと先生だけど。先生に違和感を抱かせないよう、電子機器を使うのが下手なフリをするのも大変だぜ。
「試験時間は60分、100点満点中60点以上で合格。つまり、本番と一緒です!さあ、まずはこれを解いてみましょう!」
“じゃあ、始めるよ”
“試験、開始!”
ちなみに俺も試しにと問題を見てみたんだが……高校数学とか覚えてないわ……啓蒙ありがとう……ってなったことだけは覚えておく。
第1次補習授業部模試、結果──
ハナコ──4点 (不合格)
アズサ──33点(不合格)
コハル──15点(不合格)
ヒフミ──68点(合格)
「あらまぁ」
「そうか…」
「えっ…?」
結果を見て、彼女たちは三人三様の反応を見せる。
「これが、今の私たちの現実です。このままだと、私たちの先に明るい未来はありません……ここからあと一週間、みんなで60点を超えるためには、残りの時間を効率的に使っていかなければならないのです!」
固く決意し、やる気を見せるヒフミ。三人は少し気圧されたかのようになるが、ヒフミの気迫に当てられたのか少し表情を引き締めていた。
「そこで、アズサちゃんとコハルちゃんはどちらも1年生用試験ですので……私とハナコちゃんで、おふたりの勉強をお手伝いします!ハナコちゃん、最近何があったかは知りませんけど、1年生の時の試験では高得点だったんですよね?」
「あら……?えっと、まあそうですね……」
「実は、1年生の時のハナコちゃんの答案を見つけてしまいまして……ハナコちゃんについては後ほど、私と先生と一緒に解決策を探しましょう!」
「そ、そうですね……」
とても気まずそうな顔をしつつ、頷くハナコ。まあ……知られたくない部分だもんね。
「これがおそらくは、今できるベストの選択……頑張りましょう!きっと、頑張ればどうにか、みんなで合格できるはずです!」
ヒフミちゃんいい子すぎる……おじさん、動いてないのに泣いちゃうよ〜〜
まぁこっちに来る前の年齢なんて覚えてないから、俺がおじさんだったかはわからんけども。
「……うん、了解。指示に従う」
「わ、わかった……」
コハルとアズサがヒフミの意思に賛同する。二人とも、合格目指してるしね。
「ヒフミちゃん……すごいですね。昨晩だけでこんなに準備を……」
「いえいえ、先生とカオリちゃんも手伝ってくださったので……」
「なるほど、お二人が……」
“大したことはしてないよ、これはヒフミの頑張りの成果”
「ああ……私も少ししか手伝いはしていないからね」
「あ、あはは……」
「さて、それだけではありません!ご褒美を用意しました!」
「あら?」
「な、なに?」
「むっ?」
ヒフミがカバンをガサゴソと漁って……
「こちらです!良い成績を出せた方には、この『モモフレンズ』のグッズをプレゼントしちゃいます!」
取り出したのは、ペロロやウェーブキャット……つまり、モモフレンズのぬいぐるみたち。
「モモフレンズ?」
「……何それ?」
「……っ!」
“うーん?”
「……それは一体何かね?」シランフリ!
「あ、あれ……?最近流行りの、あの『モモフレンズ』ですが……もしかして、ご存知ないですか?」
「初めて見ましたね……いえ、どこかでちらっと見た気も……?」
「ええっ!?」
「何これ、変なの……豚?それともカバ……?」
「ち、違います!ペロロ様は鳥です!」
そんな原作通りのやり取りをヒフミとコハル、ハナコがしている隣で……
"なかなか個性的な見た目してるけど……何だかこう、ゆるキャラみたいで可愛いかもね"
「ふむ……そうだろうか?私にはよくわからない……が、【星界からの使者】や【脳喰らい】なんかと似た雰囲気を感じる……?」
“後半なんかものすっごいやばそうな名前聞こえたんだけど!!!???”
「ん?ああ、【No cry】は捕まえた相手の脳みそを啜る存在だな。こちらの動きを止める術を使ってきてな、なかなかに厄介だぞ?」
“えっなにそれは(困惑)……あとなんか発音変わらなかった?”
「気のせいだろう」
……そんな茶番をしていた。
「……」
「あ。アズサちゃん?」
おっ、そろそろかな?
「……か」
「……か?」
「可愛い……!!」
「!!?」
はい、アズサの満面の笑み、いただきました!可愛いのはお前だよこんちくしょうめっ(尊みダメージ)
「!?」
「あら……?」
「か、可愛すぎる……!何だこれは、この丸くてフワフワした生物は……!」
「この目、表情が読めない……まるでカオリのようだ……何を考えているのか全く分からない……!」
えっ?????
俺、ペロロ様みたいなイかれた目、してるの??????????
「せ、先生よ……私はアレに似ているのか……?」
“わっ!?カオリがかつてないほど焦ったような顔してる!?だ、大丈夫だよ!ジト目でクールな感じの目だから!ちょっと感情は読みづらいけど……”
「そ、そうか……」
いやまじでよかった……ほんと……あれと同じイかれた目してるとか絶望すぎる……思わずメニュー開いて顔を確認すると同時に先生におかしくなってないか聞いてしまったぞ……
そんなこんなでアズサはモモフレンズにハマり、テストにやる気を出したのだった。
あとがきは調整したので、次話以外ズレはありません。
「Bloodborneの二次創作」、ですか?
うーん…すみませんが、聞いたことはありません
けれど、それが特別な小説であれば、訪ねるべきは医療教会でしょう
医療教会は、小説の感想と、その特別な小説の高評価を独占していますからね
ここ、ヤーナムの市街から谷を挟んだ東側に、聖堂街と呼ばれる医療教会の街があります
そして、聖堂街の最深部には古い大聖堂があり……そこに、医療教会の小説の源があるという……噂です
ごほっ、ごほっ、ごほっ
ヤーナムの街は、よそ者に何も明かしません
常であれば、あなたが小説を読むことも叶わないでしょうが…
高評価と感想です。
それをすれば、むしろ、好機なのかもしれませんよ……