見たまえ!青ざめた血のアーカイブだ!   作:めろんムーン

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***



 獣の抱擁

 獣の病を制御する、そのために繰り返された実験の末
 優しげな「抱擁」は見出された

 試み自体は失敗し、今や「抱擁」は厳重な禁字の1つであるが
 その知見は確かに、医療教会の礎となっている

 この契約にある者は、おぞましい獣の姿となり
 一次的獣化の効果も高まる
 だがその本性は、獣性の武器でこそ現れるだろう



***


90.獣の抱擁

 

 

 

 

 燃え盛る焔の中で、イズの身体が創り換えられていく。

 ローレンスが遺したカレル文字が、人の範疇に留めていた上位者の楔を解き放ち、彼女は生命としての新たなステージへと昇っていた。

 燃え尽きた筈の髪は再び長く生えそろい、たてがみのように荒々しく金の光を反射する。

 そして、上半身にも同じように獣毛皮が現れる。

 それらは炭化した身体を護るように覆い隠し、不思議なことに焔で燃えることがなかった。

 右腕は強靭に、より筋肉質に……爪は長く、人など簡単に殺せるような怪物の腕へと変貌する。

 

 そして、もっとも異様な変化は左腕。

 その変容した姿形は、人間には不釣り合いな、肥大化し獣毛に覆われたもの。

 まるで、それは聖職者の獣……あるいは、燃える獣であったローレンスと同じものだった。

 いつのまにか、その左腕には一枚の()()()()()が揺れている。

 

 ローレンスの爆炎の中でも、そのリボンだけは()()()()残っていたのだ……染み込んでいた血液は炎に焚べられ、漂白されたが故に、それは赤から白へと戻っていた。

 

 

■■■■■■……

 

 

 炎の中で、人間が判別できる形にならない声が彼女の喉から漏れ出た。

 その音はとても安らかで、まるで母に抱かれる赤子のよう。

 しかしそれとは裏腹に、彼女はゆっくりと一歩を踏み出す。

 

 

「アレは変容で体力自体は使っている。その上で、負った傷が治っている訳でもない」

 

「……私たちの最後の役目がこれか。皮肉だな、始まりの狩人から続く夢の狩人を、最後に()()()()のが役目とは」

 

 

 ヘンリックの言葉に、ヴァルトールが頷く。

 そして、彼は手に持っていた『狩人呼びの鐘』を鳴らした。

 

 

 チリン、チリン

 

 チリン、チリン、チリン(チリン、チリン、チリン)

 

 

 数秒も経たぬうちに、それは共鳴を示し……即座に、ヴァルトールの背後に二人の連盟員が現れる。

 

 

「行くぞ、『マダラスの弟』、『ヤマムラ』」

 

 

 そこに現れたのは、死んだ筈の二人。

 ヘンリックも合わせて、死した筈の狩人三人が、ヴァルトールの手によってこの場に現れていた。

 

 

 

***

 

 連盟の鐘

 

 地下遺跡で発見された古い大きな鐘

 その音色は次元を跨ぎ、最初の狩人はこれを特別な符牒とした

 別世界の狩人たちが、しかし断絶を越えて協力するために

 

 連盟の狩人たちが使うこれは、少々特別である

 彼らの契約は死後も有効であり、縁ある者の窮地にあらゆる垣根を越え協力者を呼び出すだろう

 

***

 

 

 

 燃える獣(イズ)を止めるため、三人の狩人が動き出した。

 大蛇に育てられし兄弟殺しの狩人、「マダラスの弟」。

 遠く東の果ての異郷から来訪した流浪の狩人、「ヤマムラ」。

 連盟の長であり、遥か昔から夜を超えてきた「ヴァルトール」。

 

 彼らは巧みな連携で、彼女に手傷を負わせて行く。

 

 

「……!」

 

「シャァァァァァァ!!!」

 

 

 力自慢のマダラスの弟が、呼び出した大蛇と共にイズへと襲いかかる。

 しかし、瀕死の獣といえどその強さは規格外。

 無造作に上げられた異形の腕が、振り下ろされた斧を受け止め、燃え盛る焔が大蛇を一瞬で焼き尽くした。

 

 

「ハッ!」

 

 

 焔に包まれた大蛇の影から現れたヤマムラの刃が、イズの身体を斬り裂いた。

 毛と血が舞い、深々と刃が入ったかに見えたが、その実状は内臓にも届かぬ浅傷。

 鋼鉄をも凌ぐ程の強度を持った肉体が、達人の刃を防ぐ。

 

 

「ヌンッ!」

 

 

 しかし、狩人たちが攻勢を絶やすことはない。

 ヴァルトールが回転ノコギリを振り下ろし、それをイズは右腕で受け止めた。

 ギャリギャリと辺りに響き渡る金属音の中に、粉砕され削り取られる骨と肉の音が混じる。

 火傷を負いすぎたために今更痛覚はないのか、イズは右腕の指が二本なくなっても痛がる様子は無い。

 

 

 

……■■■

 

 

■■■■■■……!

 

 

 

 しかし、不快感があるのは事実。

 彼女の身体から焔が溢れ、周囲三人を吹き飛ばす。

 

 

「くっ!ヘンリック!」

 

「ああ!」

 

 

 ヴァルトールの陰から、ヘンリックが飛び出した。

 迫り来る焔をノコギリ鉈で切り裂きながら、彼はイズへと接近する。

 彼はその強さから死に場所を得ることができなかった、ヴァルトールをも超える実力の古狩人。

 獣化し理性を失い、技量を失って尚もアイリーン、イズ、セイアの三者を同時に相手するほどの実力が、十全に発揮される。

 

 

「ハァァ!!」

 

 

……■■■■■

 

 

 瞬きすらも置き去りにする四連撃が、イズの四肢を傷つける。

 それは想像を絶する技巧により、イズの肉体を確実に斬り裂いた。

 四肢を動かす重要な筋肉を、それぞれ的確に切断する……唯一、肥大化した左腕のみは斬り裂ききれなかったが。

 

 

……■■■!?

 

 

 体重を支える力がなくなったイズの身体が、地面へと倒れ、その首へとヘンリックの刃が迫った。

 その、ヘンリックの目に、イズの瞳が合わさる。

 

 

「どうか、人として生きてくれ」

 

 

 

■じい、ちゃ■……

 

 

 

 ダン、という音を最後に、彼女の首が転がった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 狩人の夢、その花畑にて。

 セイア、カオリ、ヒトミの三人が、テーブルを囲んでいた。

 人形は彼女らに紅茶を淹れ、静かに侍っている。

 

 

「それで、イズは狩人の夢に戻ったのかい?」

 

「ああ、無事に観測できた……この世界の『月の魔物』は、どうやらセイアのことを警戒しているらしくてね。これ以上彼女を遊ばせておくこともしないだろう」

 

「問題は、古狩人ゲールマンですね。彼は月の魔物に囚われていますが、その在り方は言うなれば処刑人。既に役割をしっかりと持っているので、彼は役目を果たさなければいけない状態になります」

 

「ふむ……なら、最悪三つ巴かな」

 

 

 セイアは装備の点検を終わらせ、ゆっくりと立ち上がった。

 それに応じるように、二人もまた立ち上がる。

 

 

「ああそうだ、セイア。()()()()()()()()()()()()……たとえ2本だろうと、君の力になるだろう」

 

「ふむ、わかった」

 

 

 言われた通りに取り出したるは、瞳がついた生きた紐。

 それを潰せば、身体の内から力が溢れ出るかのよう。

 何か、良くないものが宿っていたとしても……まあ、『導き』がなんとかするだろう。

 そう考えて、セイアはカオリへと目を向ける。

 

 

「用意は十全だね?なら、行こうか……ヒトミ」

 

「はい」

 

 

 神秘が渦巻き、彼女たちが抑えていた異様な気配が解放されていく。

 それはセイアから見てもかつてない程の存在圧であり、世界そのものとすら思えるほど強大なもの。

 

 

「世界を侵食しよう」

 

 

 やがて、ばき、ごき……という音を世界が響かせ……セイアは、その意識を失った。

 

 

 

 

 

「いってらっしゃいませ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 

 カオリのものとは違う狩人の夢、その花畑にて。

 一人の老人が、大樹の前に座っていた。

 空には信じられないほどに()()()()大きな月が佇み、こちらを睥睨している。

 燃え盛る館を尻目に、彼は目の前に現れた少女を見据えた。

 

 

「……なるほど、君も夜にのまれたか……獣にその身を堕とすとは……」

 

 

 花畑を燃やしながら、少女の獣はゲールマンの前に立つ。

 肥大化した左腕は、力強く脈動している。

 長く伸び荒れる金の獣毛が、光を反射し輝いている。

 その身は焼かれつつも、回復した身体は溢れないよう焔を内に押し留め……むしろ、熱を糧にしていた。

 今こそ、彼女の全盛。

 獣と、人間、その進化の歪な究極形。

 


「私の介錯に身を任せたまえ……君は死に、そして夢を忘れる。目覚め直せるかは……そこまで変異してしまった者は初めてだから、わからないが」

 

 

「……だが、そうもいかないだろう」

 

 

 彼女は、右手にしっかりと獣狩りの斧を持っていた。

 それを、無造作に、ゆっくりと構える。

 それに応じ、ゲールマンもまたゆっくりと立ち上がった。

 取り出したるは、一振りの曲剣と、古い散弾銃。

 

 

 

「……ゲールマンの狩りを知るがいい」

 

 

 

 その言葉と共に、焔と花弁が舞う。

 最初の狩人ゲールマンの、その得物は『葬送の刃』。

 全ての獣狩りの武器の始まり、マスターピースである。

 

 

「フッ!」

 

……■■!

 

 

 何も難しいことではないように、イズが放つ焔をゲールマンは斬り裂く。

 彼の技巧はヘンリックを、そしてカインの流血鴉をも凌ぐ程のものであり、年老いた身体とはいえイズと渡り合うには十分。

 イズの爪を、斧を受け流し、肉薄して斬りつけ、銃撃する。

 神速の剣戟は止まらず、四、五、六連撃が次々に紡がれていく。

 

 だがイズも本能により、ゲールマンの攻撃を巧みに避け、防ぐ。

 パリィを取られぬよう刹那にタイミングをズラし、焔はただ周囲に放つのではなく指向性を持たせる。

 

 両者互角、しかしまだ二人のボルテージは上がっていない。

 

 

「喝ッ!」

 

 

■■■■■!!

 

 

 イズは、戦いの中で更に成長していく。

 身体的な成長ではなく、技量的な成長へとシフトして。

 罪の炎を内に押し込め、自身の力として利用する……本来あり得ざる行為を、彼女は現在進行形で更に発展させていた。

 

 脚から焔を放出することで、推進力に。

 腕から焔を放出することで、飛道具に。

 身体に焔を纏うことで、防御に。

 そして武器に焔を纏うことで、斬りつけたものを焼き尽くす。

 

 

「……熱いな。そして、速い」

 

 

 イズの身体に熱が馴染み、彼女の運動性が向上していく。

 まだついていけるが、いずれゲールマンの技量でも彼女を狩ることはできなくなるだろう。

 

 

「……ならば」

 

 

 彼は背負った楕円形の棒に、手に持った曲剣を沿わせ繋げる。

 仕掛け武器、その最初の変形機構。

 繋がった棒は、ゲールマンの背から素早く外され展開される。

 湾曲し、長柄の武器となったそれ。

 曲剣の内側を刃として現れたのは、大鎌だった。

 

 ゲールマンは、獣狩りを弔いになぞらえている。

 せめて安らかに眠り、二度と辛い悪夢に目覚めぬように。

 その想いが形となったのが、魂を葬う星の刃。

 

 

「イズ。君を狩るぞ」

 

 

 鎌を回し、構える。

 大鎌の戦い方の基本形は、斧槍のそれとあまり変わりはない……しかしそこに、『刈る』という独自の動きを織り交ぜることで戦いは一気に複雑化する。

 

 

「ハアッ!!」

 

 

 突き、薙ぎ、叩き。

 一撃一撃が確実にイズの身体を斬り裂く鋭さを持って、高速で叩き込まれる。

 その動きは緩急が激しく、急接近や間合いを悟らせない立ち回りでイズの対応が遅れる。

 

 

■■■■■!!

 

 

 だが、イズとてやられ続けるわけではない。

 溢れる焔はゲールマンの身体をも徐々に焼き、その怪力は一撃入れるだけで老体には致命傷となるだろう。

 

 連撃を耐え、放ったカウンターは、確かにゲールマンを捉えた。

 

 

「グッ……!!」

 

 

 確かに武器で防いだというのに、その衝撃は老体の全身へと駆け巡る。

 軽く10mは吹き飛ばされ、花を散らしながら地面へと着弾した。

 

 

「……なかなか、侮れないな」

 

 

 ダメージは大きく、足もふらつく。

 両腕は痺れるが鎌をしっかり持ちイズを見据えれば、彼女は追撃をせんと突っ込んできた。

 

 

「クッ」

 

 

■■■■■■■■■!!!

 

 

 豪炎を裂きイズの間合いから離脱すれば、直後に自身がいた場所が大爆発した。

 

 爆心地から、ゆっくりとイズが起き上がり……口から炎の息を吐いた。

 胸の辺りがまるで炉心のように怪しく光り、グツグツ、ドクドクといった音さえ聞こえそうなほど。

 徐々に上がっていた火力は、いつのまにかゲールマンが耐えられるものではなくなっている。

 今や速度も、ゲールマン以上だろう。

 

 

「フローラよ、凄まじいモノを育てたものだ」

 

「だが私とて、負ける訳にはいかん」

 

 

 ゲールマンの身体から、青白いオーラが噴き上がる。

 それは、彼の存在そのものを削る業。

 月に与えられた力を解放し、消費し、自らを顧みずの死闘でのみ扱うもの。

 

 これ以上イズを戦わせれば、本当に手に負えなくなる。

 そう確信し、大鎌を構えた直後────世界が、変わった。

 

 

「何……!?」

 

 

……■■■?

 

 

 庭園程度の大きさだった花畑が、地平線の先まで拡張される。

 それと同時に、天から降るのは圧倒的な存在感を伴う言葉。

 

 

 

『少々手狭だろう。これで思う存分に闘いたまえ』

 

 

 

 その声に誰何する間もなく、ゲールマンとイズの間に青白い光が集まり……一つの、狩人の形を形成した。

 

 

 

「この戦いを、終わらせにきた」

 

 

 

 狩装束に身を包んだ、金毛の少女。

 狐の耳尾を伴った彼女だが、その瞳はまるで星々の在る領域のよう。

 携えるは、白銀に輝く一本の大剣。

 そして、不釣り合いなほどに凄まじい、上位者に匹敵するほどの神秘。

 

 

「……セイア君か」

 

「ゲールマン、イズを獣から解放するのを手助けして欲しい。説明の時間はない」

 

「……獣から人へは戻らんよ」

 

 

 

■■■■■■■■■!!!

 

 

 

 イズの咆哮が、ゲールマンとセイアの交渉を終わらせる。

 決裂した二人、そしてイズ……三者三様三巴の最終決戦。

 

 そして、天が割れる。

 

 

 

 

 

隱ー縺?縺雁燕縺ッ?

 

 

 

 

 

 天に浮かぶ巨大な月から、奇怪な言語と共に一柱の巨大な神格が姿を現した。

 その姿は何とも筆舌に尽くし難い。

 

 体躯は漆黒に包まれた人のようだが、あり得ぬほどに痩せさらばえ、肋骨と背骨を顕にしている。

 空中だというのに四つ脚で姿勢を制御する姿はまるで獣、しかし気配は完全なる上位者のもの。

 背からは長い枝分かれした触手の尾が揺れ、鞭のように撓った。

 

 頭部には、触手あるいは触覚と思しき器官がさながら獅子の鬣、あるいは人の髪の如く靡いている。

 しかし面貌は、穴が空いたような仮面とでも言うべき無貌であり、瞳も口も何もなく、正に仮面を被ったようなもの。

 

 

 

 そして、ソレが警戒するように顔を上げた場所に、ゆっくりと巨大な『()』が現れた。

 月の魔物が現れた月よりも一回り大きいそれは、まるで初めからそこにあったかのように万物の上に存在している。

 

 その光に包まれて、新たに一柱の上位者が降誕した。

 

 

 

 

 

蝨ー迯?°繧峨?菴ソ閠??√せ繝代う繝?繝シ繝槭ャ?

 

 

 

 数多の触手が女性の髪のように生えた頭部。

 顔の部分は仮面のようにつるりと、のっぺりとし、その中心はまるで卵のように割れ、中の空洞から白色の光が漏れ出ている。

 

 胴体は胸部が膨らみ、腰はくびれ、女性的な素体にも見える。

 体表は深い海のような藍色をしており、体表はぬるりとした粘液で滑っている。 

 肩の辺りからは三対の白い触腕が生え、腕の先にはしっかりと手がついている。

 6本ついている指は長く、骨張っていて、見るものに恐ろしい印象を抱かせる。

 

 背面からはボロボロの翼と背鰭が生えており、より威圧感を醸し出し、脚部は存在しておらず、代わりに胴体の延長のように長く伸びたヘビのような肉体が数メートルは続いていた。

 

 

 

 両者の力の波動がぶつかり合い、権能の上書きが起こる。

 『狩人の夢』という両者の固有領域の押し合いが、天空で始まろうとしていた。

 

 

 

 

 

「バカな……なぜフローラが……そして、あの上位者は……!?」

 

「……あれが、カオリ……そうか、だから……」

 

■■■■■■■■■!!!

 

 

 ゲールマンが驚愕し、セイアが納得し、イズが咆哮する。

 存在に当てられて戦えなくなるものなどここには皆無、だが少なくない衝撃は与えられていた。

 

 

「ゲールマン。あの上位者が、月の魔物を倒し……その後、イズを倒せば獣化は解けるらしい。協力してくれるか」

 

「…………そうか……いや、私は……だが」

 

「ゲールマン?」

 

 

 獣から人へと戻る可能性、夢からの解放、狩人の夢の不可侵性の崩壊、上位者同士の戦い。

 ソレら全てを天秤にかけ、高速で彼は未来を予測していく。

 そして、導き出された答えは……

 

 

「……それでも私は、自身の役目を全うしなければならない」

 

「そうか……」

 

 

 彼にとっての存在証明は、自身の役割を果たすこと。

 例え何もかもが手遅れなのだとしても、彼だけは最後まで……最期まで、朽ち果てようとも夜明けを待ち続ける……古き友と交わした誓いのために。

 

 

 

「ならば、私も全力で相手をしよう。月光の聖剣(ムーンライト・ホーリーソード)

 

 

 極限まで圧縮された神秘が、聖剣に宿る。

 翠緑の剣を携え神秘を解放したセイア、触るもの全てを破壊し燃やし尽くすイズ、自身の存在をも削り力を得たゲールマン。

 

 最後の戦いが、始まろうとしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 




遂に最終決戦。
獣化イズの立ち絵を描いているので、次回投稿は遅れると思います
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