デュエルマスターズ darkness zero   作:deta豆

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第14話 自然文明へ

翌朝、ドアを叩く音で目が覚めた

 

零「...もう朝か...」

寝起きのまま、俺はルナを起こした

ルナ「んー.翌朝..まだ眠い...寝かせろ...」

零「いいのか?早く行かないと食べ物取られるぞ?」

ルナ「んー...分かりましたよ...」

零「着替えとけ、仕切りはあるしな」

ルナ「...分かりました」

(着替え中)

 

着替え終わった俺達は食堂の方に向かう為に部屋を出た、部屋の外には冥が待っていた

冥「おはよう!dm零!」

零「おぉ!おはよう冥、シャングリラはどうした?」

冥「あぁ、シャングリラは他のメンバーと一緒に食堂に行ったよ、...ところでルナを見かけないんだけど、どこに居るか知らな─」

その時、着替え終わったであろうルナが部屋から出て来た、次の瞬間、柔らかかった冥の目が一瞬で殺意を宿した、そしてその眼は真っ直ぐ俺を睨みつけていた

ルナ「着替え終わりましたよ零!あれ?冥じゃ無いですか、せっかくですし一緒に食堂行きます?」

零「...どうした冥?」

冥「零...お前...まさか...」

次の瞬間、冥はグローブの様な物をカードから取り出し、俺に殴りかかって来た

零「ちょっ─」

その時、ルナが剣を取り出し、一瞬で冥の首筋に近づけた

ルナ「やめろ冥、もし零に手を出したら貴様の首を引き裂いてやる」

ルナに狼狽えたのか、冥はグローブを消した

冥「...ごめん」

零「ぜ、全然いいって!」

一方のルナは何事も無かったかの様にいつも通りだった

ルナ「...さぁ!それじゃあ食堂に向かいましょうか!」

零「お、おう...」

冥「...」

こうして俺達は食堂へと向かった

 

ルナ「全員揃ってるみたいですね」

食堂には人集りが出来ておりジャブラッドが居た(ボルツとブランドは別の席でバッドドッグ(?)なる物を食べてる)

 

ジャブラッド「おぉ!お前ら来たか!座れよ、食事は取ってきたからな 喜べよ?カツ丼だぞ?」

零「おぉ!ジャブラッドサンキューな!」

ルナ「あ、ありがとうございます!」

 

冥「お、俺の分は...」

ジャブラッド「あっちだ」

ジャブラッドが指を刺した方を見るとシャングリラが座っていた

冥「シャングリラ!...じゃあまた後で」

 

そうして、今座っている席の周りには、ジャブラッドとルナだけになった

 

ジャブラッド「うまい」(もぐもぐ)

 

ルナ「私達も食べましょうか」

零「そうだな」

零&ルナ「いただきます」

 

零「美味いな」

ジャブラッド「だろ?」

 

しばらくして俺達は食べ終わった

零「ご馳走様、美味かったな...ルナは食べないのか?」

ルナ「...私は少食なので大丈夫です」

 

そんな中、ふと疑問に思った事があった

[ジャブラッドってジャシンと双璧をなすんだよな?何で注目されてないんだ?]

 

零「なぁ、ルナ」

ルナ「なんですか?」

零「ジャブラッドってなんで注目されてないんだ?結構有名なんだろ?」

ルナ「ジャブラッドって昔話としか思われてないみたいですよ、最近まで動きが無かった上に一部の人間にしか名乗ってませんからね」

零「そうなのか...」

ジャブラッド「何話してんだ?」

零「与太話だよ」

その後、ジャブラッドは食べ終わって、話を始めた

ジャブラッド「与太話と言えばよ、ジャシンについてなんだがな?あいつあそこまで頭良くない上に前線出ても弱いんだよ」

零「は?弱いのかよ!?」

ルナ「表現が微妙ですね、邪龍から見れば弱いと言う事だと思います」

零「そっかぁ...」

ジャブラッド「まぁ、そうとも言うな」

ジャブラッドはお茶を飲み干した後、考え深げに話し始めた

ジャブラッド「奴の強みは無限に湧いてくる軍隊とそれを生み出せる技量だ、だがな、火文明の時、なぜシスが俺達の場所が分かったのかわからないんだよ」

零「地略は無いのか?」

ジャブラッド「あいつバカだからそう言うの無理だぞ、無策に突撃して来るのがジャシンだ」

零「部下に戦略家とかは居ないのか?」

ジャブラッド「無いな」

零「そうなのか...じゃあ何でこっちの位置が分かったんだろうな?」

ジャブラッド「多分、あいつの裏になんか居るぜ、俺が言うんだから間違いない」

零「本当か?」

ジャブラッド「マジマジ」

そう話してる中、入り口の方から声が掛かった、見るとギャップが迎えに来た様だ

ギャップ「dm零御一行様、お迎えに参りました、外で待っていますので出発の準備をお願いします」

ルナ「時間みたいですね」

零「その様だな」

ジャブラッド「はぁ!?まだ食い足りねぇよ!」

零「仕方ないだろ?」

ジャブラッド「残念だ...」

 

冥「呼ばれたな!」

零「おぉ!冥!」

シャングリラ「私も居るぞ」

零「白マント!」

シャングリラ「...白マント?」

ボルツ「呼ばれたみてぇだな」

ダチッコ「まだ食い足りねぇッス!」

零「あれ?ブランドは?」

ブランド「ここだ」(ボルツのポケットから出て来る)

零「ちゃんと居た、良かったよかった」

冥「荷物どうする...?」

ルナ「大丈夫です、ちゃんとまとめておきましたので」

零「おぉ!ありがたい!流石ルナだ!」

ルナ「...」(後で冥達が荷物を回収する)

冥「ありがとうルナ」

ボルツ「バッドだぜ!」

 

俺達は、ギャップの元へ向かった

ギャップ「来た様ですね、どうぞお乗りください」

零「ありがとう、じゃあ乗らせてもらおう」

俺達は車に乗り込み、マザーブレインが待つタワーへ向かい、色々あって71階のモニタールームに来た、モニタールームにはマザーブレインを始め、ギュウジンマル、デッドゾーン、サンマッドが居た

マザーブレイン「よくイらっしゃいマしたネ」

ルナ「マザー、こんにちは」

サンマッド「待ってたぜ!零!」

零「よおサンマッド!あれ?そう言えばアダムスキーは?」

アダムスキー「ここに居るけど」

零「ほわぁぁぁぉぁ」

ルナ「いつからそこに?」

アダムスキー「タワー入って来た時からずっと」

零「マジか」

ボルツ「おいアダムスキー!俺ちゃん達とデュエルしやがれ!」

アダムスキー「嫌だ」

ボルツ「なんだと!?」

アダムスキー「そもそもデュエルしてる暇はあまり無い」

ギュウジンマル「そうだ、すぐにでも準備しなければならない」

ボルツ「チッ、分かったよ...」

 

マザーブレイン「でハ、貴方方に任務ヲ与えまス、ブランドと邪龍は出てキなさイ」

そう言うと、ブランドとジャブラッドが巨大が出て来た

ジャブラッド「なんだ?作戦会議か?」

 

冥「全員集合感があるな!」

シャングリラ「契約者、待ってなきゃ多分ダメだぞ」

 

マザーブレインは全員揃っている事を確認すると、振り分けを始めた

マザーブレイン「まズ、ブランドとその契約者、貴方達ハ火文明に戻り戦力ヲ整えて来てくださイ」

ブランド「了解した!」

ルナ「私もですか?」

マザーブレイン「そうでスね、闇文明ヲ纏めて来てくださイ」

零「(ルナ居ないのか...)」

ルナ「...」

 

マザーブレイン「次に、ここに残ル者、私、ギュウジンマルの2人で今後ノ予定を立てまス」

ギュウジンマル「わかった」

 

マザーブレイン「最後ニ、dm零と邪龍に自然文明に行ク者達、まずハs級侵略者3人、デッドゾーン、サンマッド、アダムスキー」

アダムスキー「任せてマザー様、零は必ず守りぬく」

サンマッド「分かった!」

デッドゾーン「チッ...(邪龍とその契約者と一緒かよ...)」

マザーブレイン「そしテ、冥、シャングリラ」

冥「任せとけ!」

シャングリラ「承った」

マザーブレイン「以上が、自然文明ヘ向かウ者達でス」

零「こんなに居るのか、ありがたいなぁ、ルナ達も頑張れよ?」

ルナ「...はい」

ボルツ「おう!」

 

マザーブレイン「でハ、またお会イしましょウ」

そう言ってマザーブレインは去っていった

ギュウジンマル「零、お前はともかく、闇王は認めては無いからな」

零「そうか...」

ギャップ「デッドゾーン様、アダムスキー様、サンマッド様、冥様、シャングリラ様、零様、ジャブラッド様ヘリの準備が整いました」

零「おし、じゃあ行くか」

デッドゾーン「指示すんな」(零を睨む)

零「な、なぁアダムスキー...なんか怖くね...?俺デッドゾーンになんかした?」(小声)

アダムスキー「多分、ドギラゴンと戦えなかった上にジャブラッドに負けて気が立ってるんだと思う」

ジャブラッド「ハハハ!つまり俺に負けてキレてるって事か!」

デッドゾーン「何だとこの野郎!」

ジャブラッド「やんのか??」

ハンマダンマ「容赦はしないぞ?」(カードから出て来た)

零「お前ら落ち着け!」

サンマッド「零、俺はあいつらみたいに仲間割れはしないぜ」

アダムスキー「先に行こう、零」

零「え?あーおいちょっと!?」

サンマッド「うおおお!おいてくなァァァ」

デッドゾーン「置いていかれてるだと!?最速は俺だ!」

ジャブラッド「ハハハ!俺に追いつけるかなぁ!」

 

ギャップ「...はぁ」(呆れ顔)

 

(後ろの方)

冥「...」

シャングリラ「契約者、どうした?」

冥「いや、姉さん達の事思い出してな...」

シャングリラ「そんなに気になるか?」

冥「君は気にならないのか?」

シャングリラ「...気にはなるな」

冥「...だよな、"あれ"が無事に終わるといいんだが...」

シャングリラ「...」

 

 

ギャップ「全員揃いましたね」

 

零「整列!」

デッドゾーン「命令すんじゃねぇ!」

アダムスキー「...全員揃ってるから大丈夫のはず...」

ギャップ「では早速出発しますよ、それと皆様、自然文明は危険ですので、お怪我をしない様に...」

零「あぁ分かってるッスよ」

そうして俺達は、自然文明へと向かった

 

 

 

クリーチャーワールドの闇のさらに深いとこ、2人のガスマスクを付けた少女達が集っている

 

一人は 赤であり戦争を望んでいる

一人は 白であり支配からの脱却を望んでいる

色はあくまで例えであるが、これだけは共通している

彼女らは"影"だ

そうして彼女らには契約したであろう者がいた

赤は蝿

白は祝

これに間違いは無い

 

「...遅いですわね」

 

「みんなならきっと大丈夫...」

 

「...不安です、私見て来ますわ、お留守番をお願い」

 

「分かりました...お姉様」

 

「この世界に、もうすぐ影が落ちる...私達の悲願が...もうすぐ...」

そう言いながら、赤い少女は命の溢れる大穴へ向かった

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