デュエルマスターズ darkness zero 作:deta豆
深淵の深き場所、そこに奴は戻って来た
家臣に命令を下す為に
ジャシン「邪闘シス!邪幽ジャガイスト!」
シス「何用で?」
ジャシン「...ジャガイストはどうした?すぐに連れて来い」
シス「かしこまりました、ジャガイストー」
ジャガイスト「ここに居るぞー、何の用だ?」
ジャシン「今すぐシスと共にお前の軍を率いて自然文明に居るであろう生意気なあのトカゲを始末して来い」
ジャガイスト「トカゲじゃなくてジャブラッドだろ?それに俺、お前なんて名前じゃねぇし...」
ジャシン「口の聞き方に気を付けろよ?」
ジャガイスト「そんなんだからダンマもプルーフも離れてったんじゃないのか?」
ジャシン「貴様...」
シス「まぁまぁ落ち着いて下さい、さて、行きますよジャガイスト、自然文明へgoー!」(飛んでいく)
ジャガイスト「全軍出撃...」
アビス「わぁぁ」
ジャシン「どいつもこいつも気に食わん奴らだ」
ジャガイスト「フフフ...ガナテハもちもち〜」
シス「ジャガイスト、少しよろしいですか?」
ジャガイスト「なんだよ、今ガナテハをもちもちしてんだよ」
シス「まぁまぁ、すぐに終わりますので」
(ヒソヒソ)
ジャガイスト「素晴らしい提案だな、仲間達にも聞いて回る」
ヘリが出発してしばらくすると、巨大な壁が見えた、が...水文明の時とは違い、ツタに覆われ、今にも崩壊してしまうのではないかと思えるほどにボロボロだった
零「あれか?なんかすごいボロボロだけど大丈夫か?」
アダムスキー「多分大丈夫...なはず...」
ギャップ「皆様、ゲートを飛び越えます、しっかりつかまってください」
ギャップがそう言うとヘリは急上昇を始めた
零「おぉ!上がる上がる!」
そうして、ヘリがちょうど壁の真上に来た、その時─
零「なんだ?急に止まったぞ?」
アダムスキー「原因は分からない...けどなんか嫌な感じがする...」
サンマッド「何が起こった?」
デッドゾーン「んだよ早くしろよ...」
冥「一体何が...」
ヘリの動きが完全に停止した、まるで見えない腕に掴まれているような感じだった
ジャブラッド&シャングリラ&ギャップ
「攻撃だ!攻撃されている(ぞ)!」
俺達がそれを攻撃だと認識したその刹那─奴らがしかけて来た
ヘリの窓が破られる、ドアも開けられる
そこに居たのは、暖炉の様な怪物...以前出会ったシスと幽霊の様な不気味さを漂わせる龍だった
零「シス!?...なるほど、ジャシンの部下のお出ましって訳か」
ジャブラッド「(あ!あいつは...)」
アダムスキー「零、指示を...」
シス「おっと?動かないでいただきましょう」
デッドゾーン「クソッ!なんだこれ!身動きが取れねぇぞ!?」
サンマッド「ここは俺が...」
アダムスキー「手首に光線銃があるからそれで...」
零「いや待て、下手に動かない方が良い」
サンマッド「分かったぜ零!」
アダムスキー「分かった」
シャングリラ「どうする契約者?」
冥「とりあえず大人しくしていよう」
デッドゾーン「クソッ!ハズレねぇ!」
零「一回落ち着け!」
デッドゾーン「命令なんか聞くかよ!」
シス「おや、暴れん坊さんが居る様ですね、マーダン、頼みます」
シスがそう言うと後ろの暖炉の怪物...マーダンがデッドゾーンに近づいて来た
デッドゾーン「何だテメェ...」
マーダン「忠告を守らなかったお前だ、悪く思うな」
そう言って奴が拳を振りかざした
零「こりゃまずい」(スーッ)
マーダン「むぅ!?」
シス「ほう...」
デッドゾーン「テメェ...」
零「ふぅー危なかたな」
デッドゾーン「...」
アダムスキー「すごいでしょ?私の零」
冥「dm零!かっこいいぜ!」
デッドゾーン「チッ...分かったよ!勝手にしろ」(席に座る)
マーダン「どうすれば...」
ジャガイスト「マーダン、もうやめとけ」
マーダン「了解しました、ジャガイスト様」
ジャガイストと言う物がそう言うと、マーダンは攻撃を中止した
零「なぁジャブラッド、あいつは?」
ジャブラッド「ジャガイストだな、俺の知る限り最強のアビスだ」
零「マジかよ...勝てるかな...」
ジャブラッド「いや、あいつは話の分かる奴だから、頑張ってみろ」
零「えぇ...わ、分かった...やってみる」
俺はジャガイストと言う名の不気味な龍に声をかけた
零「えっと...ジャガイストだったか?何が望みだ?」
ジャガイスト「安心しろ、俺達は敵じゃ無い、無闇に暴れなければ生かしてやる」
零「...いや、どう言う事だ?」
シス「でしたら、今からワタクシがご説明いたしましょう!」
零「お、おう」
シス「簡単に説明すると我々はジャシンを裏切り今このヘリをジャックしてると言う訳です」
零「なら最初に言ってくれよ!」
シス「すみません...ワタクシ達急いでいたものでして...おや?操縦士さん顔が青いですよ?」
シスの言葉と同時にギャップが話し始めた
ギャップ「まずい...」
サンマッド「どうしたギャップ!?」
ギャップ「...バラギアラに...見つかった...」
一同「は?」
零「あれがバラギアラ...デカすぎるだろ...」
マーダン「早く動かせ!」
ギャップ「捕まってて動けないんだよ!」
ジャブラッド「ジャガイスト!すぐにヘリを解放しろ!」
ジャガイスト「おぉ!ジャブラッド!会えて嬉しいぜ」
ジャブラッド&零「再会の余韻に浸ってる場合じゃねぇだろ!?」
そんな話をしてる間に、バラギアラからツタの様な物がとんでもない速度で迫って来た
アダムスキー「まずい!攻撃が来た!」
デッドゾーン「おい!シスとか言う奴!早くしろ!俺があのデカブツをブッ飛ばしてやる」
シャングリラ「契約者、どうする?」
冥「シャングリラ頼む!ここで終わるわけにはいかないんだ!」
アダムスキー「...!だめ!あのツタ、早い!この感じだと間に合わない!」
サンマッド「1」
零「おいサンマッド!?」
サンマッド「2」(扉を蹴飛ばして外に出る)
ジャブラッド「まさか止めるつもりか?ハンマ、手助けしてやれ」
ハンマ「手貸すぜ」
サンマッド&ハンマ「3!」
アダムスキー「ツタが壊れた!」
が、その時、下からやって来たであろうもう一つのツタがヘリを貫いた
(ドカァァァァァン)
ヘリは爆破し、俺達は自然文明の何処かへ飛ばされた
零「ぐ...こ、ここ何処だ...?」
目が覚めると、俺は巨大な草葉の影の様な場所に居た
ジャブラッド「起きたか」
零「ジャブラッド!...ここは?」
ジャブラッド「どうやら、バラギアラから逃れる為に自然文明の住民は大空洞を作ってそこに隠れ住んでるらしいな、で、運良く俺達は大空洞の入り口の穴に入れたって訳だ」
零「アダムスキー達は?」
ジャブラッド「とりあえずアダムスキーとシャングリラとその契約者は無事だぞ、気絶してるみたいだが」
零「それだけか?」
ジャブラッド「まだいるぞ、ほら!そこに居るじゃねぇか、ほらそこ」
ジャブラッドが指を刺した方向を見ると襲って来たアビス達が居た
零「ジャガイストとシスとマーダンだったか?」
ジャブラッド「結構な実力派揃いだぜ?傘下に出来たら結構得だ」
零「他はよく分からんがシスは大丈夫か?」
ジャブラッド「あいつまあまあ優秀だし相当環境悪くなければ有能で良い奴だぞ」
零「とりあえず勧誘行ってくる」
ジャブラッド「がんばれよー」
シス「おや?お目覚めですか?dm零」
零「あぁ、元気だぜ」
ジャガイスト「俺達に何の用だ?」
零「傘下に入ってくれ」
ジャガイスト「いいぞ」
零「おぉ!ありがとう!」
ジャブラッド「どうだった?」
零「オッケーだってよ、結構な量のアビスのカード貰ったぜ」
ジャブラッド「どれ見せてみろ...良いじゃねぇか、テレスコとかサドレインとか色々ある」
零「デッキ組み直してくる」
ジャブラッド「おう、手伝うぜ」
その時、引き止められた
零「どうしたハンマ」
ハンマ「ほらこれ」
零「ん?これお前の新カードじゃん!使いやすそうだし全然アリ!」
ハンマ「後まだあるらしいぞ」
ハンマが指を刺す方向を見ると、ジャガイスト、シス、マーダンが居た
零「どうした」
ジャガイスト「渡し忘れだ、俺達のカード受け取っておけ」
零「おぉ!ありがとう!使わせてもらうぜ」
そうして俺はデッキを組み始めた
零「こんなんで良いか?」
シス「もっと増やした方が良いと思われますが...」
─クリーチャーワールドの闇のさらに深いとこ─
白いローブを着たカラスのマスクの少女が、影を目指し、一歩一歩─着実に─その手に持つ剣─いや、鎌には、未だ宝石あらず、その目に、光あらず、少女はただ、復讐に身を委ねる、青い死であった
カラスのマスクの少女「あと一つ、あと少し、もう少しだ」
カラスのマスクの少女「零、あなただけは」
カラスのマスクの少女「ユルサナイ」