デュエルマスターズ darkness zero   作:deta豆

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第23話 わずか

クリスタ「姉様!ルナ姉様!」

ルナ「何ですか?クリスタ」

クリスタ「何ですかじゃ無いですわ...私の物にするって何ですか!?7罪の方がカンカンですわよ!?」

ルナ「あー、分かりました、後でどうにかしておきます」

クリスタ「頼みますわよ...姉様だけが頼りなんですから...」

ルナ「分かりましたよ、クリスタ」

 

そう言って、クリスタは部屋を去って行った

 

ルナ「気分転換に少し歩きますか...」

そうして彼女は、部屋を出た

???「イクリプス様...」

ルナ「あぁ、悪魔からは貴方が来ましたか...他の方々はどうしたんです?」

???「あの例の本を燃やしに行きました...作者も出版社も購入者も殺害するらしいです...おぉ、我々に狙われるとは...哀れ哀れ...」

ルナ「あぁ、あの本ですか...ところで、彼女達はいつ来るんです?」

???「もやし終わったらすぐ来ます...光文明...我々に狙われるとは...哀れ哀れ...」

ルナ「なるほど、まぁ残滓も大量に出ますしそりゃ来ますよね」

キリコ「残滓...マナの元となった成分であり生き物の魂の停止により発生するモノ...そして私の大好物!」

ルナ「キリコ000...居たんですか...」

キリコ「待ち伏せ〜」

???「...ではまた」

ルナ「はい、また会いましょう」

キリコ「あー、行っちゃった〜」

ルナ「まぁまた会えますよ」

キリコ「うんうん!楽しみね〜」

ルナ「では私は待機してる仲間の様子を見て来ますので」

キリコ「うんうん!上司として熱心ね〜」

そうして、ルナがその場を去ろうとした時、キリコがルナの肩をがっしりと掴み、話し始めた

キリコ「でも...復讐しようと言う緊迫した意志も感じないし、野心も無い...それに、影の国のクリーチャー達やハデスくんやカノンちゃん、クリスタちゃんにも興味がある様には見えない...それは今までルナちゃんが部下を増やして虐げられ無い地位に着いた以降、本当に何もしてなかった事で分かる」

ルナ「...何が聞きたいんですか?」

キリコ「あぁ、うん、遠回しで聞いちゃってごめんね〜...端的に言うと私が聞きたいのは...」

 

キリコ「ルナちゃんは、何の目的があってこう言う事をしているのか...かなぁ...もしかして、丁度4日前やって来た、零くんと何か関係があるんじゃない?ほら、零くん取りに行った時とかまあまあボロボロだったし、火文明の時とか、太陽を克服したとは言え火傷を負うレベルのリスクはあったみたいだし...そこまで体張ってまで零くんに執着する理由があるんじゃ─」

 

ルナ「それ以上移入して来るならいくら貴様でも原型が残らないぐらいに貴様の魂を跡形もなく引き裂いてやる、もしそのロボットの体を捨てて本来の肉体を取り戻したいなら...黙って私について来るが良い」

 

キリコ「ごめんごめん、そう言う人に言いたくない事あるよね〜、でも私気になるから、気が向いたら話して欲しいな〜」

ルナ「...」

キリコ「じゃあまたね〜」

そう言ってキリコはその場を去っていった

 

ルナ「...」

向こうから話を聞き駆けつけたのか、ハデスがこちらに向かって来た

ハデス「姉さん!ルナ姉さん!」

ルナ「大丈夫ですよハデス、どうか落ち着いて」

ハデス「あ、ご、ごめん姉さん...」

シャングリラ「契約者!急に走るからびっくりしたぞ...」

ハデス「...ごめんシャングリラ、早速だけど、姉さんの体調を...」

ルナ「ハデス」

ハデス「!」

ルナ「大丈夫ですよ、それよりも日の出まであとわずかです...そこでハデス、貴方に頼みたい事があるんです」

ハデス「...何を?」

ルナ「私の代わりとして貴方に仲間の指揮を任せたいんですが、どうですか?」

ハデス「...任せてくれ」

ルナ「シャングリラも...任せましたよ」

シャングリラ「あぁ、分かった...」

ルナ「では私はこれで...」

シャングリラ「待て」

ルナ「...何です?」

シャングリラ「わざわざ契約者を指揮を任せた理由は何だ?」

ルナ「少し1人でやる事があるので」

 

そう言って、ルナはその場を去った

 

─光文明 地下街のバー─

???「よぉ、来たかルナ・イクリプス」

バーに居たのはルナよりも年上のように見える柄の悪い男だった

ルナ「イミッシュ・イツァヤナ、よく来てくれましたね」

イミッシュ「勘違いするな、俺はあくまで見守るスタンスだ、頭のおかしい悪魔神や歌姫、何したいのかよくわからん骨トカゲや蝿公とかの7罪共とは訳が違うんだよ」

ルナ「そうですか...ところでバタイユがどこ行ったか知りませんか?」

イミッシュ「向こうの席だ」

イミッシュがそう言うと向こうからグラスがルナの席にスライドされて来た

ルナ「何ですかこれ」

店員「あちらのお客様からです」

バタイユ「我が君!お受け取りください!私からの信仰の証!私が集めて来た人の血でございます!」

ルナ「返品してくれますか?」

店員「かしこまりました、イクリプス様」

バタイユ「そんな...」

ルナ「バタイユ、もし次汚れた人の血を私に差し出してみろ、その時は貴様は終わりだ」

バタイユ「はい...すみません」

ルナ「だが、私のために血を集めてくれたのは嬉しいぞ、褒美として私の血を分け与えてやろう」

そう言うと、ルナはバタイユが座っていた席の上に乗り、自分で自分の手首を切り、バタイユの目の前に血を垂らした

ルナ「さぁ、我が生き血を啜るが良い」

バタイユ「あぁ...ありがたき幸せ!」

そう言うと、バタイユは血を獣のように必死で舐め始めた

イミッシュ「あの吸血鬼ほどの女の生き血を啜れるなんて羨ましいな」

 

ルナ「日没まであとわずかだ、他の者達も、大至急準備するが良い」

そう言うと、他の客は、揃って了承の声を上げた

 

そうしてルナは廊下へと歩いて行った

 

 

 

 

 

 

─光文明 城内─

 

ジャブラッド「ほらほらどうした?」

零「ぐ...」

アダムスキー「...」

 

俺は、ジャブラッドの攻撃を受けながら、隙を見つけた

零「...ここだ!」

ジャブラッド「あぁ、やられちまったよぐおー」

そう言うとジャブラッドはひっくり返った

零「何やってんだ?」

ジャブラッド「何言ってんだ、やられたんだよ、ぐわーっ」

アダムスキー「そんなウダウダ時間を潰してる暇はない」

ジャブラッド「はぁ、わかったよ」(小さくなった)

アダムスキー「零、大丈夫?」

零「あぁ、大丈夫だ、それになんか大分身軽になった気がする」

 

そうして俺は大広間に戻った

大広間にはもう既に何人もの者達が集まって来ていた

剣「零!来たか!」

デッドゾーン「リーダーが遅れてどうする」

零「悪い、少し剣の練習をしてたんでな」

 

マザーブレイン「dm零、我々情報伝達チームはこコで指令と現在情報ノ伝達をシます、なノデこれヲ」

そう言うとマザーブレインは俺にデバイスを渡して来た

零「なるほど、これで連絡を取るのか」

ギャップ「そうだ、そこから味方と連絡したり、情報を受け取ったり出来る」

零「なるほどな」

そうして話してる時、後ろから肩を掴まれた、見るとそれはギュウジンマルであり、こちらに話しかけて来た

ギュウジンマル「お前がダメになった時の為に、別のリーダーを決めておくと良い」

 

そう言ってギュウジンマルはその場を去った

零「じゃあ、外に出るぞ」

そうして俺達は外へと向かった

 

零「なぁ剣」

剣「ん?なんだ?」

零「予備のリーダー頼めるか?」

剣「任せろ!」

零「じゃあお言葉に甘えて」

 

そして俺達は外に出た

 

 

 

(光文明地下)

ルナ「全員揃ったか、それでは...始めるぞ」

 

 

 

 

 

「日が沈んで行くのが感じる」

「時間が近いて来るのが感じる」

 

 

 

零「さぁ...開戦だ」

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