デュエルマスターズ darkness zero 作:deta豆
零「...アビスロイヤル、仲間を救助しろ」(小声)
ルナ「案ずる事は無い、ほら、声に出して言ってみるが良い、私の零」
零「仲間を救助しろ、アビスロイヤル!」
その言葉に反応し、ガードからアビスロイヤル達が現れ、一人を除き町へと向かった
ダンマ「おい、お前は大丈夫か?」
零「心配は無い、行け どのみち一対一でやり合うつもりだ」
俺がそう言うとハンマダンマはその場を後にした
ルナ「そう警戒しなくても良いぞ零、今この場でまともに動けるのは、この私とお前だけなのだからな」
零「そうか、なら一騎討ちにはちょうど良いな」
ルナ「フフフ、言いましたよね?エンドロールとラストバトルには早いと」
そう言うとルナは謎の黒い箱の様なものを取り出した
ルナ「だが、この戦争はフィナーレですよ」
そう言い、ルナはその箱を破壊した
その破壊した箱からは黒い蒸気の様なものが溢れ出し、それは地下深くへと降りて行った
零「なんだ...ルナ、お前今何をした」
ルナは下を指差した
次の瞬間、地響きと共に、地下深くから巨大な金色の像が現れた
その像は禍々しく、見た目は虫の様でありながらも、蠅の様にも見えた
そして、その金色の像の金が剥がれていき
中から巨大なクリーチャーが現れた
???「フフフ...ハハハ...ついに復活したぞ!」
零「なんだこいつは...」
ルナ「クリス=タブラ=ラーサ、太古の昔に封印されていた7罪、蝿の王です」
その時、何処からとも無くジャブラッドが飛んで来た
ジャブラッド「お前だったのかタブラ=ラーサ」
タブラ=ラーサ「フンッ、気づいていた癖に何を言う、ジャブラッド」
零「...いつからあいつが黒幕だと気づいていた?」
ジャブラッド「ゼニスの話聞いた辺りからだな」
零「早めに話せよ」
ジャブラッド「気が乗らなかっただけだ」
零「はぁ...」
タブラ=ラーサ「復活祝いだ、我々は今は撤退するが受け取っておけ 完全では無いがな」
そう言うと、タブラ=ラーサの周りからとても協力な衝撃波が発生した
零「な!?ぐあっ」
俺は、その衝撃波により吹き飛ばされてしまった
零「ぐ...クソが...」
ルナ「では私からも」
そう言うとルナは手のひらを広げ、握りしめた
それにより、光文明、いや、クリーチャーワールド全体に巨大なクレーターを作り出した
それにより、瓦礫も何もかもが完全に吹き飛んでしまった
ルナ「では、また会いましょう、私の零、最下層で待ってますよ」
そう言って、ルナは門を開いた
零「待て、ルナ」
ルナ「何ですか?」
零「お前はあいつらの事どう思ってんだ?」
ルナ「あいつら...?」
零「冥、クリスタ、カノン、白マント」
タブラ=ラーサ「あぁ、ワシが騙して今日まで利用していた道具共の事か」
零「お前に聞いてねぇよ...どうなんだルナ」
そう言うと、ルナは小馬鹿にした様に鼻で笑った
ルナ「別に?気にする様な事ですか?」
ルナ「では、我々は失礼します、また会いましょう、私の零」
そう言うとルナとタブラ=ラーサは門の奥へと消えて行った
零「おい!待てよ!」
ジャブラッド「待て零、一旦体制を立て直せ」
零「...クソ」
─中央広場─
冥「大丈夫か、クリスタ姉さん...カノン...シャングリラ...ウェディング...」
ウェディング「私は大丈夫です...それよりカノンは...」
カノン「うぅ...だ、大丈夫なのだわ...」
クリスタ「見て...門が...」
シャングリラ「一時退却の様だな」
冥「あいつ(剣)はどうする?」
シャングリラ「放置でも良いだろう、行くぞ契約者」
日が昇る、影が消えていくのが感じる
─数時間後─
零「...」
ジャブラッド「生きてる奴らは多分、全員城だぞ」
零「そうか、分かった」
ジャブラッド「なぁ、契約者」
零「なんだ」
ジャブラッド「あのペンダント開けてみたらどうだ?」
零「そう言えばそうだな...見るなよ?」
ジャブラッド「はーいはい」
俺は鍵を手に取り
ペンダントを開け
中を見た
零「...ッ!?」
ジャブラッド「何が入ってた?教えてくれよ」
零「いや、分かった、全部分かったぞ」
ジャブラッド「?」
「これから、そしてこの先、この世界で起こる事は全てあなたのせいなんですから」
そんなルナの言葉が聞こえた気がした
「俺のせいだ」
「確かにな、だからこそ、俺の手で終わらせるべきだ」
零「とりあえず、剣を助けに行くぞ(まだ居るかは分からんが」
─城 医務室─
アダムスキー「...LOST...失った物が多い...」
デッドゾーン「畜生!影の国め、仲間を大勢殺した上に俺達を負傷させやがって」
サンマッド「...この腕の怪我じゃ、当分戦えねぇな...」
ジョー「う...ま、まだ痛い...」
デッキー「大丈夫ですか?ジョー様」
ジョー「大丈夫だよデッキー...」
ボルツ「クソ!逃げやがって...俺があの"鬼"をもっと早く仕留められていれば...」
ブランド「自分を責めるなボルツ、元はと言えば影の国を攻撃した昔の俺達クリーチャーワールドの責任だ...」
ドギラゴン「煉獄邪神...強すぎたな...剣」
剣「あぁ、だからもっと強くならねぇと...あのザキラとか言う奴に負けたままだと気分が悪いからな」
ハムカツ「その前に、この怪我を治さんと」
ボスカツ「あぁ、勝てる戦いも勝てなくなるからなぁ」
カツエモン「ヤムヤム、その通りでござる」
(医務室のドアが開く)
デッドゾーン「零、どうした?」
零「...俺の荷物、何処か知らないか?」
アダムスキー「ミステリー...何処かに行くの?」
零「あぁ、ルナを倒しに最下層へ」
サンマッド「最下層っつったら7層の深淵だろ?」
ジャブラッド「深淵が最下層?そんな訳無いだろう、最下層は第9層、極寒のコキュートスだ」
一同&零「そうなのか!?」
ジャブラッド「あぁ、そうだぞ、ちなみに最下層には覇王の亡骸の骨で作られた巨大な教会がある、恐らくそこを最終決戦の場にしたいんだろうよ、ルナはどうしてかは知らんが、タブラは覇王への忠誠心がどうたらこうたらで選んだ場所だろう、嘘つきでずる賢いあいつでも、誇りはあるからな」
零「そうか、じゃあ行ってくる」
ボルツ「でもこの怪我じゃ誰一人動けないぞ」
零「あぁ、着いてくる必要は無い、これは俺の問題だからな」
アダムスキー「問題...?」
零「知る必要は無い、聞かないでくれ」
アダムスキー「イエス、分かった」
アダムスキー「分身を出せる体力が無い...ごめん...」
零「大丈夫だ、そもそも一人で行くしな」
零「俺の問題だ俺は一人で行く...ルナを止めにな」
そう言って、俺はその場を後にした
─闇文明5層 影の国 ルナの部屋─
ルナ「...」
ルナは机にあった無数の薬を手に取り、口に入れ、流し込んだ
冥「姉さん、入るよ...姉さんまたやってるのか...」
ルナ「ハデス、来たのか」
冥「いい加減やめろよ...その薬が身体を増強させるのは分かるけど、負荷がすごいのは知ってるだろ!?」
(ギロッ)
ルナ「..."この場から立ち去れ"」
ルナが冥を睨みつけると、冥は何事もなくその場を去った
ルナ「う...ふ、袋...」
ルナは袋を手に取った
ルナ「お、お"ぇ"...ゲホッゲホッ...うぅ...零...」
キリコ「あらあら、汚い声で吐いちゃって...大丈夫?」
ルナ「貴様...直ちにここを...」
キリコ「話せば楽になると思うけど?」
ルナ「...分かった」
キリコ「わーい!じゃあ聞かせてー?」
ルナ「...」(机の上の銃を手に取る)
(ガチャ ガチャ ガチャ)
キリコ「あぁ、弾丸は抜いといたから大丈夫!」
ルナ「はぁ...」
キリコ「話す気になるまで待っててあげる、乙女心とかそう言うのでしょ?」
─闇文明荒野─
零「一人か」
ジャブラッド「この先だ、この先に、第1層の森がある、そして列車が出てる...」
零「そうか、じゃあ早く行かないとな」
キラ「...闇王ルナ...クリーチャーワールドを壊した...その上俺の家族を殺し...ジョーを...傷つけた...許さない...必ず...正義の裁きを...!」
後ろに追ってきている奴もいたが、この時、俺は気づけなかった
俺は、たった一人、森へと進んで行った