デュエルマスターズ darkness zero   作:deta豆

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第29話 衝突 復活 そして終わりの始まり 後編

零「...アビスロイヤル、仲間を救助しろ」(小声)

ルナ「案ずる事は無い、ほら、声に出して言ってみるが良い、私の零」

零「仲間を救助しろ、アビスロイヤル!」

その言葉に反応し、ガードからアビスロイヤル達が現れ、一人を除き町へと向かった

 

ダンマ「おい、お前は大丈夫か?」

零「心配は無い、行け どのみち一対一でやり合うつもりだ」

 

俺がそう言うとハンマダンマはその場を後にした

 

ルナ「そう警戒しなくても良いぞ零、今この場でまともに動けるのは、この私とお前だけなのだからな」

零「そうか、なら一騎討ちにはちょうど良いな」

ルナ「フフフ、言いましたよね?エンドロールとラストバトルには早いと」

 

そう言うとルナは謎の黒い箱の様なものを取り出した

ルナ「だが、この戦争はフィナーレですよ」

 

そう言い、ルナはその箱を破壊した

 

その破壊した箱からは黒い蒸気の様なものが溢れ出し、それは地下深くへと降りて行った

 

零「なんだ...ルナ、お前今何をした」

ルナは下を指差した

 

次の瞬間、地響きと共に、地下深くから巨大な金色の像が現れた

 

その像は禍々しく、見た目は虫の様でありながらも、蠅の様にも見えた

そして、その金色の像の金が剥がれていき

 

中から巨大なクリーチャーが現れた

 

???「フフフ...ハハハ...ついに復活したぞ!」

零「なんだこいつは...」

ルナ「クリス=タブラ=ラーサ、太古の昔に封印されていた7罪、蝿の王です」

 

その時、何処からとも無くジャブラッドが飛んで来た

ジャブラッド「お前だったのかタブラ=ラーサ」

タブラ=ラーサ「フンッ、気づいていた癖に何を言う、ジャブラッド」

 

零「...いつからあいつが黒幕だと気づいていた?」

ジャブラッド「ゼニスの話聞いた辺りからだな」

零「早めに話せよ」

ジャブラッド「気が乗らなかっただけだ」

 

零「はぁ...」

 

タブラ=ラーサ「復活祝いだ、我々は今は撤退するが受け取っておけ 完全では無いがな」

 

そう言うと、タブラ=ラーサの周りからとても協力な衝撃波が発生した

 

零「な!?ぐあっ」

俺は、その衝撃波により吹き飛ばされてしまった

零「ぐ...クソが...」

 

ルナ「では私からも」

そう言うとルナは手のひらを広げ、握りしめた

 

それにより、光文明、いや、クリーチャーワールド全体に巨大なクレーターを作り出した

それにより、瓦礫も何もかもが完全に吹き飛んでしまった

 

ルナ「では、また会いましょう、私の零、最下層で待ってますよ」

そう言って、ルナは門を開いた

零「待て、ルナ」

ルナ「何ですか?」

零「お前はあいつらの事どう思ってんだ?」

ルナ「あいつら...?」

零「冥、クリスタ、カノン、白マント」

タブラ=ラーサ「あぁ、ワシが騙して今日まで利用していた道具共の事か」

零「お前に聞いてねぇよ...どうなんだルナ」

そう言うと、ルナは小馬鹿にした様に鼻で笑った

ルナ「別に?気にする様な事ですか?」

ルナ「では、我々は失礼します、また会いましょう、私の零」

そう言うとルナとタブラ=ラーサは門の奥へと消えて行った

零「おい!待てよ!」

ジャブラッド「待て零、一旦体制を立て直せ」

零「...クソ」

 

 

 

─中央広場─

 

冥「大丈夫か、クリスタ姉さん...カノン...シャングリラ...ウェディング...」

ウェディング「私は大丈夫です...それよりカノンは...」

カノン「うぅ...だ、大丈夫なのだわ...」

クリスタ「見て...門が...」

シャングリラ「一時退却の様だな」

冥「あいつ(剣)はどうする?」

シャングリラ「放置でも良いだろう、行くぞ契約者」

 

 

日が昇る、影が消えていくのが感じる

 

 

─数時間後─

 

 

零「...」

ジャブラッド「生きてる奴らは多分、全員城だぞ」

零「そうか、分かった」

ジャブラッド「なぁ、契約者」

零「なんだ」

ジャブラッド「あのペンダント開けてみたらどうだ?」

零「そう言えばそうだな...見るなよ?」

ジャブラッド「はーいはい」

 

俺は鍵を手に取り

ペンダントを開け

中を見た

 

零「...ッ!?」

ジャブラッド「何が入ってた?教えてくれよ」

零「いや、分かった、全部分かったぞ」

ジャブラッド「?」

 

「これから、そしてこの先、この世界で起こる事は全てあなたのせいなんですから」

そんなルナの言葉が聞こえた気がした

 

「俺のせいだ」

「確かにな、だからこそ、俺の手で終わらせるべきだ」

 

零「とりあえず、剣を助けに行くぞ(まだ居るかは分からんが」

─城 医務室─

 

アダムスキー「...LOST...失った物が多い...」

デッドゾーン「畜生!影の国め、仲間を大勢殺した上に俺達を負傷させやがって」

サンマッド「...この腕の怪我じゃ、当分戦えねぇな...」

 

ジョー「う...ま、まだ痛い...」

デッキー「大丈夫ですか?ジョー様」

ジョー「大丈夫だよデッキー...」

ボルツ「クソ!逃げやがって...俺があの"鬼"をもっと早く仕留められていれば...」

ブランド「自分を責めるなボルツ、元はと言えば影の国を攻撃した昔の俺達クリーチャーワールドの責任だ...」

 

ドギラゴン「煉獄邪神...強すぎたな...剣」

剣「あぁ、だからもっと強くならねぇと...あのザキラとか言う奴に負けたままだと気分が悪いからな」

ハムカツ「その前に、この怪我を治さんと」

ボスカツ「あぁ、勝てる戦いも勝てなくなるからなぁ」

カツエモン「ヤムヤム、その通りでござる」

 

(医務室のドアが開く)

 

デッドゾーン「零、どうした?」

零「...俺の荷物、何処か知らないか?」

アダムスキー「ミステリー...何処かに行くの?」

零「あぁ、ルナを倒しに最下層へ」

サンマッド「最下層っつったら7層の深淵だろ?」

ジャブラッド「深淵が最下層?そんな訳無いだろう、最下層は第9層、極寒のコキュートスだ」

一同&零「そうなのか!?」

ジャブラッド「あぁ、そうだぞ、ちなみに最下層には覇王の亡骸の骨で作られた巨大な教会がある、恐らくそこを最終決戦の場にしたいんだろうよ、ルナはどうしてかは知らんが、タブラは覇王への忠誠心がどうたらこうたらで選んだ場所だろう、嘘つきでずる賢いあいつでも、誇りはあるからな」

零「そうか、じゃあ行ってくる」

 

ボルツ「でもこの怪我じゃ誰一人動けないぞ」

零「あぁ、着いてくる必要は無い、これは俺の問題だからな」

アダムスキー「問題...?」

零「知る必要は無い、聞かないでくれ」

アダムスキー「イエス、分かった」

 

アダムスキー「分身を出せる体力が無い...ごめん...」

零「大丈夫だ、そもそも一人で行くしな」

 

零「俺の問題だ俺は一人で行く...ルナを止めにな」

 

そう言って、俺はその場を後にした

 

 

─闇文明5層 影の国 ルナの部屋─

 

ルナ「...」

ルナは机にあった無数の薬を手に取り、口に入れ、流し込んだ

 

冥「姉さん、入るよ...姉さんまたやってるのか...」

 

ルナ「ハデス、来たのか」

 

冥「いい加減やめろよ...その薬が身体を増強させるのは分かるけど、負荷がすごいのは知ってるだろ!?」

(ギロッ)

ルナ「..."この場から立ち去れ"」

ルナが冥を睨みつけると、冥は何事もなくその場を去った

 

ルナ「う...ふ、袋...」

ルナは袋を手に取った

 

ルナ「お、お"ぇ"...ゲホッゲホッ...うぅ...零...」

キリコ「あらあら、汚い声で吐いちゃって...大丈夫?」

ルナ「貴様...直ちにここを...」

キリコ「話せば楽になると思うけど?」

ルナ「...分かった」

キリコ「わーい!じゃあ聞かせてー?」

ルナ「...」(机の上の銃を手に取る)

(ガチャ ガチャ ガチャ)

キリコ「あぁ、弾丸は抜いといたから大丈夫!」

ルナ「はぁ...」

キリコ「話す気になるまで待っててあげる、乙女心とかそう言うのでしょ?」

 

 

 

─闇文明荒野─

 

零「一人か」

ジャブラッド「この先だ、この先に、第1層の森がある、そして列車が出てる...」

零「そうか、じゃあ早く行かないとな」

 

キラ「...闇王ルナ...クリーチャーワールドを壊した...その上俺の家族を殺し...ジョーを...傷つけた...許さない...必ず...正義の裁きを...!」

後ろに追ってきている奴もいたが、この時、俺は気づけなかった

 

俺は、たった一人、森へと進んで行った

 

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