デュエルマスターズ darkness zero 作:deta豆
要塞のすぐそばに着いた俺は、壁の周りをうろつき、入り口や入れそうな場所を探したが全く見つからなかった
零「...どうやって越える?」
ジャブラッド「ちょっと待ってろ、確かこの辺に...」
そう言ってジャブラッドは地面の雪を払い除けた
ジャブラッド「あったぞ、ここ通ってけば中入れる」
地面はガラス張りになっており、その下は通路になっていた
零「そうか、じゃあ遠慮なく破らせてもらうぜ」
ジャブラッド「あーそのガラスは並大抵の奴が壊せるようなガラスじゃな─」
(バリン)
零「良し、割れたぞ」
ジャブラッド「...」
零「よし、行くぞ」
そうして俺達は地面の通路を通って行った
通路を抜けた先には石造りの通路があった、恐らく要塞内部だろう
零「ジャブラッド、階段の位置は...」
その時、地面から俺めがけてトゲが生えて来た
零「なっ!?」
俺は間一髪のとこで回避した
零「おいおい...」
─要塞 ???─
???「ほう...この私の攻撃を避けたか、だが私の攻撃は永遠に続く...!貴様に避けられるかな?dm零!」
─要塞 通路─
零「...駆け抜けるか!」
俺は通路を駆け抜け、音のする場所を探した
???「フフフ...この私の攻撃から逃げる為に走り始めたか、だが無駄な足掻きよ」
零「!」
俺が走っている最中、大量の棘がものすごい勢いでこちらへ接近して来た
零「(追いつかれる...)」
そう思った俺はジャブラッドの翼を展開し、防御した
???「ほう、防御したか...だが無駄─」
零「本当にそうか?」
???「!?」
俺は敵に飛びかかり左肩を剣で突き刺した
???「ごふ!?」
???「い、一体どうやって...」
零「棘の生えてくる方向だよ、壁にしか生えて来なかったからな、壁をぶち破って内側見たらお前が居たって訳さ、それに階段もここにあるなんてな、このまま上がらせてもらうぞ」
???「フッ」
零「?」
セリオス「私の名はセリオス、セリオス・カリスロード...デュエルをする気は無い、ルナ様の為にこの命燃え尽きるまで使い果たすつもりで来た」
セリオス「そして、我々は貴様を道連れにする為にここに来た」
零「!」
次の瞬間、俺の足元が暗闇となり、泥沼にハマったように動けなくなってしまった
バタイユ「捕らえたぞ」
零「!」
敵の一人が、剣を持ちこちらに向かって来る
???「終わりだッ!」
俺は身動きが取れないながらも、こちらに向かって来る奴の攻撃を剣で防ぎ、バタイユの両腕を切断した
バタイユ「ぬぐ!?」
俺は足元の暗闇から解放された、が、向かって来た奴の攻撃をかわしていた
クロウリー「どうだ!このクロウリーの剣裁きは!」
零「結構強いな」
クロウリー「ルナ様には指一本触れさせん!」
零「悪いがルナの所に行かなきゃならんのでな、ここは無理矢理にでも突破を...」
セリオス「させるか!」
先に進もうとした俺を棘が阻む
零「ぐ!」
セリオス「ハハハ!どうだ!このセリオスの超能力は!」
零「ぐ...ジャブラッド!」
ジャブラッド「任せろ」
セリオス&クロウリー&バタイユ「!?」
次の瞬間、ジャブラッドの放ったビームにより奴らは吹き飛んだ
零「ぜぇ...はぁ...」
ジャブラッド「結構キツそうだな契約者」
零「まぁな...」
俺はふらつきながら階段を上がろうとした
その時、何者かに足を掴まれた
ふと、足元を見てみると
クロウリー「ハァハァ...ルナ様の元には...絶対に行かせぬ!」
零「しつこい奴だな」
クロウリー「一人では死なぬ」
零「何をする気だ?」
クロウリー「道連れだ!dm零ォ!」
零「!?」
奴はあろう事か、俺の足を掴み、自爆した
零「ぐおあああああ」
爆風によって吹き飛ばされた俺は階段付近で気絶してしまった
気がつくと、俺は崖の上の方の焚き火付近で倒れていた
零「う...こ、ここは...」
冥「起きたか、dm零」
零「!?」
周りには、冥にシャングリラ、クリスタにカノンが居た
零「どうなった...ぐ...ここは何処だ...」
クリスタ「...コキュートスに決まっていますわ」
カノン「安心して、傷はウェディングとシャングリラが治したから」
シャングリラ「(頷く)」
零「助けてくれた事には感謝するが...何が望みだ?」
そう言うと、冥が立ち上がった
冥「dm零、俺達はお前に協力しよう」
零「必要無いな」
冥「え?」
零「これは俺の問題だ、俺が自分でどうにかしなきゃいけないんだよ」
冥「...そうか」
零「だが、雑魚とか蝿に関しては協力しよう、今回だけだぞ?」
冥「本当か!?」クリスタ「本当ですか!?」
零「あぁ」
カノン「(ニコッ)」
零「よし、そうと決まれば今すぐ行くぞ」
俺は先を見た
先には丘があり、そこには巨大な都市レベルの大きさの建物が聳え立っていた
零「ジャブラッド、あれが教会か?」
ジャブラッド「あぁ」
零「予想以上にデカいな...」
ジャブラッド「そりゃそうだろう、覇王はデカかったからな」
零「...よし、じゃあ行くぞ、あの場所へ ルナの所へ」