デュエルマスターズ darkness zero   作:deta豆

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第38話 覇王vs月 前編

 

─回廊─

 

戦いが始まるや否や、ルナは俺に連続で切り掛かって来たら。

俺は何とか受け続けた。

 

ルナ「遅い…!」

零「ぐ…」

 

何度も鎌による攻撃を受け、俺は鎌だけに集中してしまった。

その隙を突き、ルナは俺に蹴りを入れた。

零「ぐ!」

俺は吹き飛ばされ、柱に叩きつけられた。

零「ゼェ…ハァ…ぐ…」

 

俺は何とか大勢を立て直し、ルナに切り掛かった。

 

ルナ「遅い、フフフ…その程度の攻撃でこの私を倒せるとでも?」

零「調子に乗れるのも今の内だぜ!ルナッ!」

俺はすかさずジャブラッドの尻尾を手に装備し、ルナを吹き飛ばした。

ルナ「ぐッ!」

だが、ルナはその瞬間、姿を消した。

零「何だ!?」

ルナ「!」

零「何!?ぐ…」

突如後ろから現れたルナは俺に切り掛かって来た。

俺は間一髪のところで受けきった。

ルナ「…!?」

零「喰らいやがれ。」

俺はルナの両足を切断した。

 

ルナ「…」

零「これでもう動けないな。」

ルナ「それはどうですかね?地面をよく見た方がいいんじゃないですか?」

 

零「地面…?ッ!」

地面を見ると、俺とルナの血がどんどんとルナの元に集まって行き、やがてそれはルナの両足となった。

 

零「血を操ることも出来んのか…」

ルナ「こういう事も出来るんですよ。」

 

そう言うと、ルナは手をかかげた。

零「!(何が来る!)」

そう言うと、ルナは自分の腕を切りつけた。

 

それにより周囲に血液が飛び散り、そして

ルナ「"縛り付けろ"」

そうルナが言い放つと周りに飛び散ったルナの血が紐のような物へと変わり、俺に向かって伸びて来た。

零「なっ!?」

ルナ「…」

俺はジャブラッドの翼を使おうとしたが、間に合わず全身に巻き付いてしまった。

零「ぐ…」

零「なぁ、ルナ お前本当に俺を食い殺したいのか?」

ルナ「はい、そうしたくて仕方ないんです。」

 

ルナ「…こうしている間にも、私とあなたは離れ離れです。」

零「離れ離れ?こんなに近くに居るだろ?」

ルナ「…もう終わりにしましょう。」

 

ルナ「時よ、止まれ…!」

 

 

ルナ「零、いかにあなたが強かろうが、私の前ではもう無力なんです 大人しくしていてください、そうすれば全て終わりますから。」

 

零「…」(ギロッ)

 

ルナ「ん?今一瞬動いた…?」

 

ルナ「気のせいだったみたいですね…では一口貰いましょうか…」

ルナ「血を搾り尽くして」

ルナ「確実に」

ルナが俺の肩に手をかけたその時

零「待っていたぞ、この時を!」

ルナ「なっ!?(動けるはずが無いのに動けてる!?)」

俺はルナの腕を掴んだ。

 

零「ぶっ飛べ。」

俺はジャブラッドの尻尾を使い、ルナを屋根の上まで吹っ飛ばした。

ルナ「なっ!?ぐぁっ!?」

 

零「…時が動き始めたか、そう長くは止められないらしいな…俺自身何で動けたかは分からんが…ぶち込んでやったぜ。」

ルナ「ぐ…うぅ…」

俺はルナを追って屋根に登って来た。

 

零「骨は何本折れた?再生するまで何分掛かる?どちらにせよ、俺はお前を連れ帰るだけだ。」

 

ルナ「...フフフ」

零「?」

ルナ「今のはかなり効きましたよ零。」

ルナは既に両足含め全て再生しており、鎌を持って切り掛かって来た。

零「!」

俺もすかさず剣を取り出し、応戦した。

ルナ「受け切りましたか…」

零「こんなところで終われないからな。」

ルナ「…」

俺がそう言うと、ルナは俺を睨みつけながらグラスを取り出し飲み干した。

ルナ「プハァ…」

恐らく飲んだのは俺の血であろう。

そうして、俺の血を飲んだルナは翼を広げ、禍々しいオーラを見に纏った。

ルナ「さぁ、もうフィナーレですよ…零…!」

 

ルナ「時よ、止まれ」

 

ルナは薄ら笑いを浮かべながら俺から間合いをとった。

 

ルナ「…どうやらあまり長く動けないみたいですね。」

ルナ「なら、こちらも少し姑息な手を使います、出来れば傷物にはしたくありませんでしたが...仕方ないですよね?」

そう言うと、ルナは自分の翼の羽をむしり取った。

そのむしり取った羽はみるみるうちにナイフの様に固く、鋭くなって行った。

零「(何をする気だ…)」

ルナ「フフフ…」

ルナはむしり取った羽を俺めがけて大量に投げて来た。

その羽は時が止まっているせいで俺の周りで静止した。

零「…(まさか!)」

俺は止まっている時の中、動きジャブラッドの翼を展開し、ガードした。

ルナ「時は動き出す。」

ルナがそう言うと、大量の鋭い羽が俺めがけて飛んできた。

最初は防御出来ていたが…

零「量が多すぎる…!」

量があまりに多すぎる為、何本か羽が俺に突き刺さった。

零「ぐ…」

そんな中、上空に視線を感じ、上を見上げた。

 

ルナ「ハハハハハ!」

ルナが猛スピードでこちらに向かって突撃して来る。

零「なっ!?ぐ…」

ルナ「掴みましたよ?零!」

そう言うとルナは上空に飛び上がり、俺を地面めがけて衝突させた。

 

その衝撃により屋根を突き抜け、回廊に戻って来た。

 

零「はぁ...はぁ...」

ルナ「いい加減諦めたらどうですか…?」

零「悪いが…諦めるなんて予定は無い!」

俺はデッキを取り出した。

零「これ以上殴り合っても決着はつかねぇしこれでいいだろ。」

ルナ「そうですね、じゃあやりましょうか。」

 

「「デュエル」」

 

 

 

 

─2t目─

 

零「俺のターン、ドロー。2マナ、トロノームを召喚し、エンドだ。」

 

ルナ「私のターン、ドローし、2マナで新世壊を展開。」

 

零「いつものムーブか、それにしても良く引けるな。」

 

ルナ「…あなたのターンですよ零。」

 

零「そうだったな、俺のターン、ドロー、3マナでボーン踊りチャージャー、2枚墓地に置き、マナも加速してエンドだ。」

 

ルナ「私のターン、ドロー、3マナでクロカミを召喚しターン終了です。」

 

零「俺のターン、ドロー…ルナ、それじゃ行くぜ?5マナでシスをアビスラッシュ!」

シス「…」

零「シスでwブレイクだ、その時、wメクレイド発動。」

 

零「山札からアガルームとジャブラッドをバトルゾーンに、ジャブラッドの効果で2枚を墓地に置きwブレイク。」

ルナ「…トリガーはありません。」

零「ターンエンド、シスは山札の下に行く。」

 

零「...なぁ、ルナ」

 

ルナ「何ですか?」

 

零「9層の戦いが終わったら、一緒に遊んだりしないか?ゲーセン行ったり…色々買ったり…なんか食べたり…」

俺のその言葉をルナは嘲笑った。

ルナ「ハハハハハハハ!まだ分かって無かったんですか?」

 

ルナ「私が諦めるなんて道は、もう何処にも無いんですよ。私達二人が共に死んで、初めて終わるんです。」

 

ルナ「…もう終わらせましょう、私のターン、ドロー!1マナでゴンパドゥ×2、バレッドゥ…そしてガシャコン。」

 

ルナ「零、あなたの墓地を山札に加えてシャッフルさせます。

 

零「マジかよ…(墓地がなきゃクリーチャーは守れない…それにこの感じ…あれが来る…)」

 

ルナ「新世壊効果でドローは合計4回、そしてターン終了時」

 

ルナ「無月の門99(ザイン)」

 

ルナ「展 開」

 

ルナ「もう諦めてください!」

 

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