ある男と馬の話   作:七篠ライア

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クリスマスとは関係ありません
ハジケは上手くかけてないと思う


ハジケリスト

「お」

「あ」

 

ある日のトレセン学園の廊下

二人のウマ娘が顔を合わせた

 

「エレじゃねーか!ちょうどいい、ここで会ったが5.64年目!」

 

片方はゴールドシップ

言わずと知れたハジケリスト

シリウス所属

適当な年数を叫びながらもう一人に向かって走り出す

 

「……こい」

 

迎え撃つはエレクトロノーツ

傍流とはいえメジロの血を引くおぜうさま*1

持っていたバッグを開けて構える

 

 

「お前にぶつけるために準備してきた!うおおおおおおお!」

 

 

 

「ゴルシちゃんのマラカスを聞きやがれ!」

 

どこからか取り出したマラカスを軽快に振り

なぜかグランドピアノ並みの音階で

某インク塗るゲームのラスト1分の曲を演奏する

 

「何ッ!?フェイントだと!?しかたない、こっちも奥義!」

 

バッグからベースとギターとバイオリンとマラカスを取り出し

宙に投げて同時に演奏する

 

まあ、そんな無駄に完成度の高い無駄な技術による

あまりにもあほらしい無駄な戦いはさておき

2人の関係を説明しておく

一言で言うならメジロ繋がりである

ゴールドシップの家はメジロから別れた家で

名家のしきたりや付き合いが肌に合わなかった当時の当主の娘が家出、そのままデキ婚

当主に勘当されて独立した家である

ただし妹である次期当主からは慕われており

当主が交代したあとは

メジロに戻ることはなかったものの

そこそこ仲よくやっているようだ

ちなみにそういう家があることをメジロで知っているのは

現役の当主くらいであるが

別に隠している訳でもないため聞かれれば答えるはず

 

まあ説明はこれくらいにして視点を戻すと

 

「くっ……四分音符7つ分負けか」

「マラカスかぶせてなかったら危なかったぜ」

 

どういう判定かは知らないがゴルシが勝ったようだ

ところで、ここは廊下

もちろん人の往来があり、こんなことをすれば目立つ

実際2人の周りには人集りができていた

となると何が起きるか

 

「何をやっているんだゴールドシップ、エレクトロノーツ」

「「げぇっ、関羽!」」

「誰が関羽かたわけ共!」

 

エアグルーヴがやってきた

 

___

______

__________

 

「くっ、撒かれたか……」

 

10分後、どうやら逃げられてしまったようだ

 

「あの才覚をもっと別のところで活かせんのか」

 

エレクトロノーツは足音を複数の場所から響かせ

カイチョーの声真似でダジャレ*2を言ったりし

ゴルシはなんかゴルシだった*3

というかよく10分も追っかけられたな

 

「いつぞやは生徒会のセキュリティを突破していたな……もう少し大人しく出来んのか」

 

これは生徒会室にある金庫のことである

役員それぞれに割り当てられており

個人的なものもしまうことができる

この金庫、ロックは音声認識であり

それぞれが設定したキーワードと声でロックが解除される

この金庫をゴルシがキーワードを当て

そのキーワードをエレクトロノーツが

声帯模写で発音することにより解錠

この時開けられたのはシンボリルドルフのもので

中身が”傑作!ダジャレノート”だったため

2人は見なかったことにした

 

その後トレーナーの協力で捕まった2人は反省文を書かされ

ゴルシはボーボボをアイスランド語に翻訳して

エレクトロノーツは反省の歌を作り熱唱したのだった

反省してねえだろこいつら

*1
お嬢様と呼べるか疑問だったので

*2
”ばら”と書かれた紙を見せながら「追っかけながら『おっ、書ける?』」

*3
分身したり空をとんだりした




ゴルシとどこぞの人類最強は共通点多い気がする
赤いし色々できるし
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