ある男と馬の話   作:七篠ライア

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このくらい短いことが多いです


見た目は赤子頭脳は大人

見た目は赤子頭脳は大人

俺の名前は

 

……

 

あれ?前世の名前なんだったっけ?

 

ちくしょう!

 

これじゃあ某見た目子供の名探偵ごっこができない!

 

 

 

まあ、ふざけるのはやめにして

 

現状の再確認でもしましょうか

 

今世での私の名前はエレクトロノーツ

 

メジロの分家であるノーツ家に生まれたウマ娘だ

 

……何となく前世の実家っぽい気がする

 

 

 

目が覚めたばかりの頃は気が付かなかったが

 

どうも私の体には

 

ふたつの魂が混ざり合い宿っているようだ

 

誰のかは言うまでもない

 

馬としてのエレクトロノーツの魂

 

ただ、不思議としっくりと来る

 

もしかして私たちの魂は

 

元々はひとつだったのではなかろうか

 

それが何かしらの原因でバラバラになって

 

人である私とライに別れた、と

 

……もしかして

 

前世でエレクトロノーツが走らなかったのは

 

これが原因なのではなかろうか

 

半身である私が居なかったから……?

 

騎手さんも”何故走らないのか分からない”と言ってたし

 

とすると今世の私はどうなる?

 

……

 

まあいいや

 

 

 

ところでうちのノーツ家は

 

所属するウマ娘の実力がピンキリなのが特徴だ

 

普通に強い娘

 

平地だとさっぱりだが障害になると無敵な娘

 

まぁったく勝てない娘

 

強かったけど時代が悪い娘

 

……少なくとも前世でノーツとつけられた馬は

 

そんな感じの成績だった

 

また、適正の幅も広く

 

短距離しか走れないとか

 

どこでも走れるとか

 

他はてんでダメなのに洋芝が得意とか

 

中山競馬場以外壊滅的とか

 

……だいたい母系は一緒のはずなんだがなぁ

 

将来妹たちとしての産まれてくるんだろうか

 

 

 

前世のエレクトロノーツは

 

マイルから中距離の芝、ダートを主戦場としていた

 

どちらかというと芝の方が得意だったようだが

 

そのうち適性をはかる機会があるだろうか

 

私が混ざったことでどうなるのだろう

 

 

 

まあいい、とりあえず今大事なのは

 

 

 

ふぎゃあああああああ!

 

 

 

お腹がすいた

 

 

 

________________________

 

 

 

うれしい

 

あなたといっしょになれて

 

 

 

さびしかった

 

あなたはいつもいっしょじゃなかったから

 

 

 

いっしょにはしろう

 

いっしょにあそぼう

 

いっしょにたべて

 

いっしょにねむろう

 

 

 

わたしはわたし

 

あなたはあなた

 

わたしはあなたで

 

あなたはわたし

 

 

 

わたしたちはいつもいっしょ

 

これからずっと

 

 

 

ほかのこたちともなかよくしたいな

 

ともだちできるかな?

 

あなたがいればそれでいいけど

 

きっときっと、たのしくなるよね

うれしいな、うれしいな

あなたとずっといっしょにいられる

ありがとうかみさま

さんめがみさまだったっけ?

 

 

 

えへへ

 

すえながくよろしくね

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