ゲヘナ最強の双子の姉 作:ロリコンではない。好きな子がロリなんだ。
美しいとかわいいが共存している!!ここまで心臓を揺さぶられたのは久し振りだぞ!!引かざるを得ないだろあんなの!!絶対引く!!性能なんて関係ない!!セイアァ!!お前に回す石なんてねぇよ!!ここで全て使い切ってでもマリーちゃんお迎えしてやる!!ギリギリ1天井分だけ石はある!!運がよければサクラコ様も含め二人ともお迎えだ!!運がゴミカスでも少なくともマリーちゃんは確保できる!!行くぞ!!私たちの戦いはこれからだ!!
(追記:2024/10/23 21:38)
アロナァァァァ!!!!!!お前!!お前マジで!!絶対に許さねえぞちくしょうが!!!!なんで200連して星3が3人しか来ないんだよ!!確率3%とかほざいてんじゃねえぞ!!!!しかもうち2人はダブりだしよぉ!!!私が何かしたか!?毎日コツコツと石を貯めてたやつにやる所業じゃねえんだよ!!既に私の石はすっからかんだ!!どうしてくれんの!?ねえ!!どうしてくれんの!?!?!?
その後もハルナちゃんとアカリちゃんとお話していた。どこの店の料理が美味しかったとか、どこのお店がどんな風に駄目だったから爆破したとか、なんだかんだ聞いてて楽しかった。……だからって自分も巻き込まれるのは違うんだよォ!!もう少し優しくして?
「美食かは怪しいのですが、世の中にはサソリを食べる文化があるという話も聞きますわ」
「サソリを?……一応節足動物ですが見た目は甲殻類と似ていますし、味や食感はエビやカニのような感じなのでしょうか」
「ひえ……虫は無理……」
なんて話をしてくれてるんですか?昆虫食とかも聞くけどぜっっったい無理だね。食事のたびに吐いちゃう自信がある。というか誰が食べようって思うんだよあの見た目でさぁ……。
「姉さん!」
「キャッ!?ひ、ヒナ!?」
うわっ、ビックリした。変な声出た。急に鉄格子を掴んで大きな音を立てるのはやめてくれたまえ。こちとらノミの心臓なんだよ!それにしてもなぜここへ?牢屋だよ?事情聴取ってやつ?
「何で姉さんが爆破なんて!?」
「ん?私は爆破なんてしてないよ?」
「……え?」
「……え?」
おおっと。なんか勘違いが起こってるな。私が爆破したとな?
……あの風紀委員のヤロー報告の時私の事共犯者にしやがったな!!ふざけんじゃねえぞ!!私はなんもしなかっただろうがよぉ!!撃たれても逃げるだけだったろ!!*1
「じ、じゃあどうしてそこに?」
「……なんか成り行きで?」
「な、成り行き?」
「うん」
すごい困惑してるね。ごめんね。でも他に無いんだもん。
「……どうせそこのテロリスト達のせいでしょ?」
風紀委員のせいでもあるのですがそれは。
「あらら、ずいぶんな評価ですね」
「テロリストだなんて人聞きの悪い……私達はただ美食を追い求めているだけですわ」
「それで飲食店を爆破するのが分からないのだけれど……あまり姉さんを巻き込まないで」
……ヒナ?なんか怖いよ?握りしめた鉄格子くんがミシッて悲鳴をあげてるし、手を離してあげて?今にもグボァッ!!ってはじけ飛びそうだよ。ほら、スマイルスマイル。せっかくかわいい顔してるのに。
「あら、ミツキさんが誰と何をしようとヒナさんには関係ないのではないですか?」
「ヒナさんはミツキさんの友好関係まで縛るということなのでしょう。まるで所有者や飼い主のような振る舞いですわね」
なんで二人とも謎に当たり強いんですか?やめて?空気が重いよ。さっきまで楽しそうに美食の話してたじゃん。なんならサソリの話でもいいからもう少し明るくいこうよ。
「……そこまでは言ってない。自分の身内が危険な目に遭ったのだから心配するのは当然でしょ?」
「本当にそれだけですか?」
ああ……鉄格子くんがミシミシミシって変形し始めてるよ!頑張れ!死ぬな!ここで死んでどうするんだ!お前には危険人物を収容するという役目があるんだ……!!
……誰が危険人物だおい!さっさとぶち壊れちまえ!*2
「あ、あの……三人とも落ち着いて?」
「なに?姉さんはテロリストの肩を持つの?」
「で、でも友達だし……」
「……友達?」
なんだその反応は……私に友達がいるのがおかしいとでも!?流石にヒナ相手でも許せませんよ!!たしかに友達は三人しかいないけど!!……待って?私の友達って三人しかいないの?カヨコちゃんとハルナちゃんとアカリちゃん。うん、三人しかいないな。……三人か。
い、いや、別に気にしてないし。量より質だし。私の人生充実してるし。*3
「ええ、もちろん。私たちは一蓮托生ですから」
「その言葉好きなの……?私なら一蓮托生って言えばなんでもしていいと思ってない?」
「まさかそんなことはないですわ〜」
ほんまか?嘘ちゃうそれ……目を合わせんかい!そんなこと言うんなら私の目を見て言え!
「……」
あ、鉄格子くんが解放された。よかったね、なぜか体がヒビ割れてるし凹んでるけど。誰か!お医者様はいらっしゃいませんか!?鉄格子くんが死にかけなんです!
「……姉さん、後でまた来るから」
あ、ヒナ帰っちゃった。なんであんなに怒ってたんだろう。多分私が巻き込まれたからだとは思うけど、戦闘には参加せずに逃げ回ってたからそこまで怪我してないしなぁ……別の何かがあるのかな?
それとも私が鉄格子ばかり見てたのがバレたとか?いや、仕方なくない?鉄格子が握りつぶされる様子とか普通見るだろ。見ないやついないって。あ、大丈夫か鉄格子くん!……ひ、ひどい、近くで見るとよりダメージが……これは致命傷だ。もう彼は助からない。くそっ!一歩遅かった!惜しい奴を亡くしたぜ……。
「まったく、聞いてはいましたがヒナさんの過保護はもはや執着の域に達していますわね」
「ミツキさんの鈍感具合も大概ですけどね」
ん?私?
「まったくですわ。ヒナさんのあの様子ではこうなるのも理解できなくもないですが……世話が焼ける友人を持ったものです」
……え?世話が焼けるってこれ私が言われてるの?嘘でしょ?飲食店爆破する人に言われるのはなんか違うと思うんですけど。ねえ、これ私がおかしいんか?
異議あり!!
なんか私だけ釈放されるらしい。なんで?
「姉さん、帰ろう」
「……いいのかな?」
「姉さんがあの二人を止めようとしてたのは近くの監視カメラに映ってたし風紀委員への反撃もなかった。むしろ急いで解放しないと問題になるの」
「そう?ならいいんだけど……」
すまんなハルナちゃん、アカリちゃん。私だけさっさとおさらばさせてもらうぜ!娑婆の空気は美味しいんだろうなぁ!あんなタピオカより美味しいんだろうなぁ!
「またご飯を食べに行きましょうね」
「ちなみに拒否権はないですわ」
「うん、またね」
うおおお!なんか友達っぽい!次遊ぶ約束とかっていいよね。お別れで手を振れば二人とも優雅に振り返してくれる。これが友達なんですよ。コミュニケーションって素晴らしい。なんだかんだ牢屋に入れられるなんて滅多に体験できない貴重な時間だったよ。二人と話すのは楽しいから今度は普通に雑談しようね。でもテロはやめてね。人質になりたくないよ。
……ヒナ、腕を引っ張らないでくれないか?もう少し余韻に浸っていたいんだけど。あ、はい。急ぎます。急ぐんで私の腕を掴む力弱めてくれません?私の腕が鉄格子くんと同じ未来を辿るところなんて見たくないです。ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ怖いんですけど。
帰り道、私の腕を掴んで歩くヒナは一言も喋ることはなく、少しだけ気まずさがあった。家に着いて腕を解放してくれたヒナはどこか辛そうな、言いにくそうな表情をしながら私を見ていた。
「姉さん、あまり、こんなことを言うのは良くないんだろうけど……テロリストと友達になるのは、その……」
「いや、あの、毎回こういう感じじゃないんだよ?」
本当だよ?毎度毎度爆破テロされてたまるか。
……もしかして危ない人とは友達やめろとでも言うのか!?あの二人と離れたら私の友達の三分の二が消し飛ぶんですケド!?カヨコちゃんが唯一の友達になっちゃう。私の数少ない友達が!!
「ハルナちゃんとアカリちゃんに直接なにかされた訳じゃないし、二人とも優しいよ?……美味しくない食べ物さえ食べなければだけど」*4
「……」
「……ヒナ?」
無言はやめて?なんとなく、本当になんとなくだけどその握り締められた手に目が行くから。鉄格子くんをスリムにダイエット()させた手に目が行くから。
「……姉さんがそう言うのなら私からは特に言うことはないわ。でも一応出かける時は気を付けて」
「う、うん!」
ヒナが許してくれたぞぉ!私の友達激減政策*5が取られなくてよかったっ!圧倒的感謝っ!いまからあさまでぱーりないっ!ヒナも一緒に踊るかい?
「……私が守らないと」
自分が守りたくて常に気を配っている姉がテロを起こしたという報告があったから焦りながら理由を聞きに駆けつけたら本人は何もしていないらしく、巻き込んだテロリストに恨みを募らせていたら友達だと庇われ、連れて帰れることになったのにテロリストと仲良く談笑してお別れしてるし、遠まわしにテロリストと友達になるのはどうなのかと問えば優しいよと返される。
……なんだいこれは。