ゲヘナ最強の双子の姉 作:ロリコンではない。好きな子がロリなんだ。
すまない、マコト。無料100連で出なかった君を追う判断は出来なかったよ。後半のために石を温存したかったんです。そうしたら思ったより早くイブキとイロハが来てね?石が余ってね?追えたじゃんって……うん、ごめんマコト。許して。
「おはようございます。……あら?」
新たに風紀委員の部屋へ訪れたのは火宮チナツ。扉を開けたチナツの目にまず入ったのは鼻から血を垂れ流して仰向けに倒れているアコだった。しかも何故か幸せそうな顔をしており、時折ピクピクと痙攣している。
「……」
急速に冷たくなっていくチナツの視線。ゴミを見るような目をしたチナツはソレから視線を外し辺りを見渡す。すると、ヒナの居るデスクの隣にイオリと小さくなったミツキが居た。
「あさにね、ねこちゃんがいてね、なでなでさせてくれたの!すごいふわふわしててかわいかったんだよ!」
「そっか〜かわいかったのか〜」
身振り手振りで表現しながら楽しそうにお喋りするミツキとニマニマしながらミツキの話に相槌を打っているイオリ、そんな二人を見て頬を緩めているヒナ、視界の外には床で痙攣する
チナツは迷いなく
「おはようございます」
「うわぁっ!?ビックリしたぁ、チナツか」
「おはよう、チナツ」
「ちなつちゃんおはよー!」
しかし、チナツの目はヒナとイオリを写していなかった。ただミツキだけを見つめている。ジィっと視線を浴びているミツキはキョトンとしていた。
「ミツキさん、ですよね……?」
「??うん、そうだよー」
「そうですか……」
返事を聞くやいなやそのまま一歩前に踏み込んで手をミツキの頭に乗せ、ゆっくりと左右に動かし始めた。
「えへ、えへへ、なでなでしてくれるの?」
嬉しそうにはにかみながら上目遣いで見上げてくるミツキに対し、キリッとしていたチナツの表情がふにゃりと柔らかくなった。
「ええ、いっぱいなでなでしてあげますよ」
「やった〜」
「ふふふふふ」
「委員長、私達思いっきり無視されてないか?」
「チナツはかわいい動物が好きだったものね」
「ミツキさんが動物扱いされてる……」
「でも小動物みたいでかわいいじゃない」
「それ委員長が言う?自分の姉だろ」
チナツママは綺麗でかわいくて優しい私の自慢のママです!!*1
あれからチナツママはソファの上で私を膝の上に乗せてなでなでしてくれているのだ!!いつもは真面目でキリッとしてるのにふわふわ笑顔で声のトーンも高くていっぱい甘やかしてくれる神対応!!私だけのママ!!ママは誰にも譲らんぞ!!
「ミツキさん、そのかわいらしいお洋服はどうしたんですか?」
「あのね、ひなとおかいものにいったらね、きららちゃんとえりかちゃんがいていっしょにえらんでくれたの!」
「あら、そうでしたか。三人とのショッピングは楽しかったですか?」
「うん!すこしつかれちゃったけど、かえりはきららちゃんがだっこしてくれたんだよ!」
「ふふ、それはよかったですね」
ママぁ!!バブみがすごいよママぁ!!バブみがすごすぎてこのまま火宮姓になりたい!!なんでこんなになでなでが上手なんですか!?なんでこんなに優しく話しかけてくれるんですか!?それはチナツちゃんが私のママだからだ!!*2
ママの膝の上で体をウリウリと後退させながらお腹の前に回された腕を掴み、ママの体全体で私を抱きしめるようにぎゅっと引っ張る。これによってママとより密着することが可能に!!わーい!!ママのぬくもりでぬくぬくだぞお!!
「ふふふ、ぎゅーってされるのが好きなんですか?」
「うん!ぎゅーすき!」*3
「ではもっとぎゅーってしてあげますね」
ほわっ!?ママが私の体をぎゅーって強く抱きしめてくる!!もう背中がママにピッタリくっついてるしちょっと横を見ればママの美しすぎるにこやかな顔が見える!!
こんなのぬくぬくどころじゃないぞ!!ママと一つになっちゃってる!!なんだこの幸福感!?いつもみたいに自分からじゃなくてママの方からぎゅーってしてくれることに意味があるんだよ!!表情筋が緩みまくって戻らないよ!!
「かなり強くしていますが痛くはないですか?」
「だいじょうぶ!えへ、えへへ」
「……」
ママが顔を私の頭に埋めて静かになっちゃった。お話できない……でもいいもんね!!私はママとのすんばらしいぎゅー時間を満喫するもんね!!
ママ大好き!!
「……ハッ!!わ、私は何を……?なぜ床に……?」
ううん、なぜか頭が痛いですね。後頭部に手を当てるとどうやらたんこぶができてるようで、腫れているのが分かります。誰かに殴られたのか後ろ向きに倒れたのか、理由もわからず起き上がると……起き上がると……
いつの間にか現れソファに座っているチナツの膝の上に、ちょこんとお行儀良く座っている天使がいました。
天使がいました!!!!!!
「ミツキさァん!!!!」
「うわ、アコちゃんが起きた」
何故かドン引きした声が近くから聞こえてきますがそんなものは無視です!!そうです!!先程は天使からの熱い抱擁によって私の意識を天国まで連れて行ってくれたのでした!!忘れるはずがありません!!あの温もり!!甘く中毒性のある匂い!!下から向けられる満面の笑み!!
これはもう私の時代が来たのです!!そこを代わりなさいチナツ!!
興奮冷めやらぬまま天使へ近付くも、天使を抱えているチナツは天使を強く抱きしめながら体を捻り私から距離を置こうとしました。
「ち、チナツ?何故ミツキさんを守るように抱きしめているのですか?何故警戒するような視線を私に?」
「今のアコ行政官はまともな思考回路をしていないようなので。ミツキさんの安全が第一かと」
「まさか、今の私は絶好調ですよ。思考もクリア、五感も冴え渡っています。万能感すらありますから」
本当に今の私ならなんでもできる気がするのです。あの天使のためなら、なんでも。しかし、それを一切理解していない人間は私に疑いの眼差しを送るのでした。
「それ、ハイになってるだけだろ」
「やはり危険です」
そうやって私を天使から遠ざけるつもりですか?私を苦しめて楽しんでいるのですか?許せません!!こんなこと、絶対に!!
「っ、グチグチうるさいですね!!早く私に天使を渡しなさい!!」
「本性を表しましたね!?」
「確保!!確保ーーっ!!」
うるさい!!強引にでもあの天使を我が物にしてやりますからね!!こちらに向かって来たイオリが羽交い締めにしようとしてきますが、そのイオリごと天使の元へ!!今の私は止まりませんとも!!
「そこで待っていてくださいね!!」
「ちょっ、力強っ!?」
一歩、一歩と着実に天使へ近付いています!!ふっくらぷにぷにの頬!!ふわふわの髪!!チナツの腕の中でキョトンとしたお顔をしながらこちらを見ているその愛らしさ!!見ているだけで力が湧いてきますとも!!
「み、ミツキさん、ここから離れましょう」
すると、チナツは抱きしめていた天使を抱えて立ち上がり私から離れていくではありませんか!!なんたる暴挙!!到底許せることではありませんよ!!
「チナツ!!何してるんですか!!」
それでも天使のいる方向へ向かうため足を動かそうとすると、突然背後から万力のような力で肩を押さえつけられてしまいました。前に進もうとしても、これ以上前進することはできません。
誰ですか!!私の邪魔をするのは!!あと少し!!あと少しで私の天使の元へ辿り着けるというのに!!
そう思い力を振り絞ってなんとか前に進もうとしましたが、むしろその手が置かれた肩に痛みが走りました。まるで握り潰されているかのような鈍い痛みが。
天使を前にお預けされていることと肩への痛みに苛立ちを覚え、思わず振り返る。しかし……
「なっ、何するんですか!?私の邪魔を――」
「あなたこそ何してるのかしら、アコ」
目に光の灯っていない委員長がそこに立っていました。
あ、これマズいやつですね。
「あなたの言動は目に余るわ。最初に言ったわよね、あなたは姉さんとの接触は禁止だと」
「スゥーーーー」
「こうなるから禁止したのよ。あなたが暴れた結果姉さんに怖い思いや怪我をさせたらどう責任を取るの?」
「腹を切ってお詫びします」*4
「それはそれで姉さんにトラウマができそうだからやめて」
くっ、私の誠意はどうすれば伝わるのですか!!私のパッションを!!想いを!!どうすれば理解してもらえるのですか!!*5
「ねぇねぇ、ちなつちゃん」
「どうかしましたか?あの変態が怖いですか?大丈夫ですよ、ミツキさんのことは私達がしっかりとお守りしますからね」
誰が変態ですか!!誰が!!*6
「なんであこちゃんはわたしといっしょにいたらだめなの?あこちゃんともなかよくしたいよ」
「それは……」
「ミツキさァん!!!!」
「うるさい」
「いだだだだだだだ!!!!」
肩がァ!!委員長の手が食い込んでますって!!手加減!!手加減をお願いします!!
「はぁ、仕方ないわね」
あっ、肩が解放されました。今でもじんじんしてて痛いのですが、これ肩の骨とか大丈夫ですよね?流石に折れてないですよね?
「アコ、姉さんに感謝しなさい。特別扱いよ」
「ま、まさか!!」
「ええ、姉さんの方から近付くのは許可してあげる。もちろんその手足を動かした瞬間撃つわ」
「??????」
特別扱いとは??もちろんではなくないですか??え、冗談ですよね??撃つなんてそんな酷いこと……あれ、いつの間にかデストロイヤー持ってますね。
「姉さん、アコと仲良くしてもいいわよ」
「ほんと!?やった〜」
すると、天使はかんわいい笑顔を浮かべながらとてとてとこちらにやって来て、先程同様ポスンと私のお腹に抱き着きました!!しかもグリグリと額を押し付けて甘えてくるんですよ!?かわいい!!き゛ゃ゛わ゛い゛い゛!!!!
「フーッ……!!フーッ……!!」
平常心!!平常心!!平常心!!平常心!!平常心!!平常心!!視界の端で委員長が冷徹な視線を向けてきています!!動く=死!!この素晴らしい時間が終わってしまう!!そんな愚かな行為するはずが無いでしょう!!
黙って動かずにいれば幸せを享受できるんですよ!?今にも暴走しそうな腕を理性で押さえつけることくらいやってのけますとも!!
「ッ……!!ァ゜ァ゜ッ……!!」*7
「うわ、必死すぎてキモい……」
黙りなさい!!イオリに何が分かるんですか!!天使をかわいがろうとしたら撃たれるなんてことが無いあなたに!!
「あこちゃん」
ン゛ア゛ア゛ッ!!上目遣いッ!!おめめきゅるんきゅるんですね!!その柔らかそうなほっぺたを食べてしまいたい!!それか頬ずりしてもいいですか!?私の頬で天使のもちもちほっぺたの感触を楽しみたい!!
くッ、落ち着きなさい私!!動けば死!!動けば死!!
「ど、どうしたんですか?」
「あこちゃんも、ぎゅーってして?」
ハグワァァッッ!!!!
尊ッ……!!すぐに期待に応え……違う!!天使に触れる!?委員長の前で!?出来ますか!?否!!死!!
ではおねだりを無視!?天使の!?これも否!!天使を悲しませるなんてありえません!!ど、どうすれば……!!どうすればいい……!?なにが最適解……!?
「あこちゃん……?」
……いえ、違います。私がすることなんて決まっているじゃないですか。己の身の安全か、それとも天使とのハグか。悩むまでもありません。
どうせ天使を悲しませたらそれはそれで委員長から撃たれるのでしょう!?なら最後くらい良い思いをして散りますとも!!
「ミツキさァん!!愛してますゥ!!」
「わっ!?」
大きく腕を広げて天使を抱きしめようとした瞬間、私の体には大量の弾丸が叩き込まれていました。
ダダダダダダダダダッッ!!
「あべべべべべべべッ!?!?」
あぁ……何故ですか委員長……何故……私はただ、天使を抱きしめて撫で回して舐め回したかっただけなのに……。
無慈悲にも私の腕が天使を包み込むことは叶わず、その場に倒れる。冷たい床の感触を全身で味わいながら、薄れゆく意識の中、心優しい天使は私の顔の方へと近付いてくださって心配そうに私の前で屈んで……
「あ、あこちゃん、だいじょうぶ……?」
ほう……"白"です、か……
「ふへっ……」
ダァンッッ!!
「あべしッ!?」
「あこちゃん!?」
わ……我が、生涯に……一片の……悔い、無し……ガクッ
「……」
ダァンッ!!ダァンッ!!ダァンッ!!*8
「ちょっ、委員長!?もうアコちゃん意識失ってるって!!」
「やりすぎですよ委員長!!というかなんで頭を執拗に狙ってるんですか!?」
「チッ……」
「ひ、ひな……?どうしたの……?」
「姉さんは知らなくていいのよ」
「????」
チナツママに甘やかされて育ちたかった。
アコは、まあ、どこまでいってもアコなんですね。
以前どこかでお見せたロリミツキのイラストを載せときますね。
【挿絵表示】
ついでに最近改めて描いてみたミツキのイラストも載せときますね。
【挿絵表示】
本小説の原作パートを最後に更新してからおよそ10ヶ月もの月日が流れた。私自身かなり内容を忘れているし、皆さんもそうだろう。その上で聞きたい。「続きっている?」と。モチベが保たず途中で放り出したが、やはり最後まで書くべきだろうか。しかし、それよりもイチャイチャが見たいという人もいるだろう。今もなお本小説を読んでくれている皆さんの意見を教えて欲しい。場合によっては原作の続きを書く。(かもしれない)
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原作の続きを書いてほしい
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それよりも女の子とのイチャイチャが見たい