ゲヘナ最強の双子の姉   作:ロリコンではない。好きな子がロリなんだ。

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変態がアップを始めました。


聖堂って行ったことある?私はない

へーい。昨日は突然部屋を飛び出したツルギちゃんが帰ってくることはついぞ無かったよ。どうして?どこに行ったの?代わりにハスミちゃんとお話してたら1時間なんてすぐやったわ。なんか頭なでてくれたしこれは仲良くなれてるんじゃないですかねぇ!私の作戦大成功してますよ!やっぱりサブレか?サブレが良かったのか?ありがとうサブレ。また買うね。

 

先生は迎えに来たときに見るも無残な姿となった扉を見てめっちゃ困惑してた。ウケる。それツルギちゃんが吹き飛ばしたんだわ。補習授業部に向かいながらそのときの話をしたら先生は顔を顰めながら手で頭を押さえていた。かわいそうに……疲労かな?それでも私はこき使ってやるもんね!ハッハッハ!

 

とにかく今日はシスターフッドじゃい。どうやら待ち合わせをしているみたいで、先生はしきりに辺りを見回している。するとマリーちゃんが!マリーちゃんがお淑やかに手をふりふりしている!なんだこの清楚!かわいい!猫ちゃん!の三拍子揃ったパーフェクトヒューマンは!大好き!

 

"こんにちはマリー"

 

「こんにちは先生、そして外交官さんも。私は伊落マリーです」

 

「ふふ、こんにちはマリーちゃん。私は空崎ミツキだよ」

 

「ミツキさんですね。改めてよろしくお願いします」

 

あぁ!マリーちゃんに名前呼んでもらったぁ!もう幸せ!くっ、ここが外じゃなければ、仕事で来ていなければ、今すぐにでも抱き着くのに!!*1そのまま3人で会話をしながらどこかへ向かう。マリーちゃんが案内役なんだって。贅沢すぎるぜ!でもどこ向かってんの?

 

"それにしても、どうして聖堂なんだい?これはただの面会だし聖堂でやるのは少し大げさすぎるような……"

 

「……聖堂で面会するんですか?」

 

"あー……そうなんだよ。言ってなかったっけ、ごめん"

 

やべえ。何の話も聞かずに着いてきたけど……聖堂で面会は違うだろ。場違いじゃないの?そこってお祈りとかするとこでしょ?他の適当な教室でいいのでは?

 

「その、すみません。サクラコ様はどうにも張り切っていらっしゃる様子で……悪気は無いと思うのですが」

 

眉を八の字にさせて困った表情のマリーちゃんもかわいいね!マリーちゃんがかわいいから全部許しちゃう!ありがとうサクラコちゃん!サクラコちゃんのおかげでマリーちゃんの困り顔が見れた!*2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「着きましたよ。ここです」

 

マリーちゃんに連れてこられたのはガチもんの聖堂だった。え?マジでここで面会すんの?お前の罪を数えろってこと?メモリは持ってないっすよ?断罪でもされるんですかね。くっ!罪が数えきれない!

 

「では、私はこのあたりで失礼します」

 

あぁ、マリーちゃん行かないで……一緒についてきて……なんならぎゅってさせて……ちょっとだけ、ほんのちょっとだけだからさ。もちろん体温も匂いも堪能するけど減るもんじゃないからいいでしょ?

 

"よし、行こうかミツキ"

 

一人で行けよぉ。私はマリーちゃんと一緒にいたいんだよ。……しゃーないな。ミツキ、行きまーす!

 

聖堂らしく壮大な扉を開けば、広いホールに大量の長椅子、そして奥にはステンドグラスや教壇などが目に入る。ザ・聖堂って感じだね。そして大量の長椅子の最前列に待ち人は座っていた。私たちが入ってきたことに気付いたのか、その場で立ち上がり振り返る。

 

うわっ、顔めっちゃ怖い。なんでそんな顔に影入ってんの?裏があります良くないこと企んでますみたいな顔にしか見えないんだけど。肌が白いせいで人間離れしてる感じがあってより怖さが引き立てられてるよ。流石サクラコちゃんだぁ。

 

スタスタと姿勢よくこちらに近づいて来たサクラコちゃんは人2人分くらい離れて立ち止まった。

 

「ようこそいらっしゃいました。先生と……」

 

「こんにちは。空崎ミツキです」

 

「ええ、ミツキさんこんにちは。私はシスターフッド所属の歌住サクラコです。この出会いに感謝を」

 

どうしよう、やっぱり怖いぞ?対応は丁寧なんだけどね。なんでだろう。

 

"あー、その、サクラコ?どうして面会場所が聖堂なんだい?"

 

「そうですね……しいて理由を述べるのなら、聖堂を、私たちシスターフッドのことを知ってもらうためでしょうか」

 

"知ってもらうため?"

 

「ええ、会話だけでは分からないこともあるでしょう。こうして聖堂に身を置き、その身を持って私たちのことを理解していただければと。こういった建造物と触れ合う機会は少ないですから」

 

めっちゃこっち見てる。私に言ってんの?ここで面会をすれば一石二鳥だよねとか思ってんの?別に後から聖堂に行きませんかとか言われたらホイホイついていったのに。

 

"あ、あぁ。普段こういうところとは縁が無いからね。圧倒されたよ"

 

取り敢えず頷いておこう。……でも性急すぎないか?こう、ワンクッション欲しかった。初対面で長時間会話するのに聖堂は重いよ。宗教の勧誘じゃないんだからさ。先生も似たようなことを思ったのかその顔は少し引き攣っている。あと「その身を持って理解させる」って普通に悪役が使いそうなセリフだからやめてください。怖いです。

 

「ミツキさんも、どうか楽しんでいってくださいね」

 

サクラコちゃん、信者でもない私に聖堂でなにをどう楽しめと言うんだい?

 

"じ、じゃあ私は補習授業部に行かないといけないから……また後で来るね"

 

「はい、先生。また後ほど」

 

おい、あいつマジかよ。本当に出ていきやがった。なんなん?"相手を思いやった結果なら仕方ないかぁ"みたいな顔しやがって!思考を放棄するんじゃない!聖堂に二人っきりで放置される方の身にもなれよ!

 

「……」

 

「……」

 

や、やばい。何を話せばいいんだ。サクラコちゃんはなんでそんなにガン見してくんの?怖いよ?だ、だがここで目を逸らしたらなんか負けな気がする。*3逸らしてたまるか!

 

「「……」」

 

……いや、長いって。なんか話すか目を逸らせや!私は負けないからな!*4

 

「……その、ミツキさん」

 

勝った。*5

 

なぜかは分からんがサクラコちゃんは眉を八の字にさせてこちら見ている。シスターフッドで流行ってるの?困り眉。マリーちゃんもサクラコちゃんもすぐ困るじゃん。いいぞもっとやれ。脳内フォルダが潤う。

 

「どうしたんですか?」

 

「ミツキさんは私が怖いですか?」

 

「な、なぜそのような思考に?」

 

「いえ……非常に言いにくいのですが、私と目が合うと怯えてしまう方がたまにいらっしゃるので……その、ミツキさんが固まってしまいもしかしたら怖がらせてしまっているのではと……」

 

私のせいやんけ。ごめんね?目を逸らしたら負けかなと思って*6……でも怖がらせてるかもって思うならガン見しない方がいいと思うよ。真顔でずっと目を合わせてくるのは相手がサクラコちゃんじゃなくても普通に怖いし。

 

「私は大丈夫ですよ。実は何を話せばいいのか分からなくて固まっちゃっただけなので……えへへ」

 

「そ、そうですか?それはよかったです」

 

「はい。私は特に気にしないのでサクラコちゃんも気にしなくていいですよ?」

 

「!!」

 

ん?何をそんな驚いてんの?そんな驚く要素あった?私が怖がらないのがそんなにおかしい?他にも怖がらない相手くらいいるでしょ。マリーちゃんとか、マリーちゃんとか、マリーちゃんとか。やばい。マリーちゃんから頭が離れられない。

 

「……失礼しました。いつまでもここに立っていては疲れてしまいますね。こちらに座りましょう」

 

お祈りとか私しないけど……この長椅子雑談用のベンチみたいな扱いでいいの?やっぱり適当な教室でよかったんじゃないの?

 

「では私から一つ質問をさせていただいてもよろしいですか?」

 

「いいですよ」

 

「ありがとうございます。……ミツキさんはなぜ外交官に?ゲヘナとトリニティの仲がよろしくないことはご存知のはずです。なのになぜ引き受けたのですか?こちらに来る相応の理由があるのですか?」

 

「あー、その、私の知らない所で話が進んでまして……来ざるを得ない状況だったというか……」

 

まあ心の中ではノリノリで了承してたけどね。トリニティに行けるんですかぁ!?いぃやっほーうっ!!って感じでうっきうきでしたよ。言わないけど。

 

「あら、それはまた……大変ではないですか?突然トリニティへ来ることになってしまって」

 

……なんか嘘ついて心配されるの心が痛いな。やめて!私は来たくて来たんだ!同情されるような人間じゃねーんだ!そんな純粋に心配そうな目をしないで!

 

「そうでもないですよ?補習授業部のみんなはいい子ですし先生もいますし」

 

「そうですか。とはいえ気づかぬうちに疲労が溜まるなんてこともあるでしょう。もし何か悩みが、いえ、悩みとも言えないような小さな事でも、何かあればいつでも話を聞きますからね」

 

「はい。ありがとうございます」

 

ちくしょう!やさすぃすぎる!流石シスター、寄り添う力があるんだなあ。それがどうしてあんなに勘違いされるんだろう。かわいそうに。じゃあ代わりに私が寄り添ってあげるよぐへへへ!

 

「サクラコちゃんは……あ、サクラコさんの方がいいですか?ついちゃん付けで呼んじゃってましたけど……」

 

「いえ、気にしないでください。実を言うとシスターフッドでは普段からさんや様、もしくは名前の前にシスターを付けるのが当然となっていますのでそのような呼び方は新鮮でとても興味深いのです」

 

「そうですか?」

 

「ええ。そして敬語もいりませんよ。好きに話していただいて結構です」

 

「……いいの?」

 

「もちろんです」

 

「じゃあ、普通に話すよ?」

 

「ええ、そうしてください」

 

なんや、慈悲深い御方やないか。優しく微笑んでるよ。まだ少し怖いけど。だからどうして顔に影がかかってるんだよ。おかしいって。私がおかしいのか?この謎フィルターどうやって解除すんの?もしかして永続デバフ?サクラコちゃんの生まれ持った才能?

 

あまりにかわいそうだ。

*1
一応初対面のはずである

*2
コイツの本心を知ればもっと簡単に困らせることが可能

*3
精神性で負けてる

*4
何に?

*5
何に??

*6
ただのアホ




キヴォトスで生きる上での特大デバフを抱えた者同士仲良くなれそうだね。
戦闘力皆無か、いろんな人から怖がられたり怪しまれたりするか。どっちがいい?……どっちも嫌だなこれ。

現状原作においてほのぼのとシリアスのどちらもある程度構想ができており、どちらも書いてしまおうかと考えているのですがどちらが先がいいですか?後から書く方は先に書いた方と同じシーンはカットしつつ変化する部分を書ければなと考えています。私の構想上でほのぼのとシリアスの分岐点が近いのでこのタイミングでアンケートをさせていただきます。あくまで目安ですので私の気分で変わるかもしれません。ご了承ください。

  • ほのぼのが先
  • シリアスが先
  • そんなことよりおうどん食べたい(閲覧用)
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