ゲヘナ最強の双子の姉   作:ロリコンではない。好きな子がロリなんだ。

2 / 113
勢いで書いたこの小説とはいえないナニカがこんなに見られるとは思っていませんでした。皆さんありがとうございます。そのため至らぬ点も見受けられ、前回のお話は少し修正しました。詳しくは前回のあとがきに書いてあります。よかったら見直してみてね。



前回は幼少期と初等部でしたが今回で高等部になります。急成長!

長々とヒナちゃとの幼少期を書いてもダレる自信しかなかったので許して。今後もし過去でのお話を思いついたら過去編みたいな感じで投稿する予定です。(するとは言ってない)


子供の成長は早い

私には双子の姉がいる。空崎ミツキ。薄紫色の髪の毛を束ね、色は同じものの目付きの悪い私とは違う優しげな瞳。ヘイローは私のものを全体的に細くしたような形で、身長は私より頭一つ分高く、基本的にいつも柔らかな笑みを浮かべている。

 

面倒くさがりな私とは違い自ら色んな人に声をかける積極性があり、困っている人がいたら見過ごせないような優しい性格をしている。

 

私が悲しいときも、苦しいときも、楽しいときも、嬉しいときも、どんな時でも姉さんがいた。一緒に喜んで、一緒に悲しんで、ずっと私に寄り添ってくれていた。私にはもったいないくらいの出来た姉。

 

そんな姉さんは体が弱かった。生まれつきのものなのか、幼い頃は気を失ったり苦しそうにしていることも多かった。それは成長と共に減って、今では元気に毎日を過ごしている。それでもたまに苦しそうにしているのを私は知っている。優しい姉さんは私に心配をかけさせないように隠しているつもりなのだろうけど、近くでずっと姉さんを見てきた私が分からないはずがない。……姉さんは私が気付いていることに気付いていないだろうけど。

 

正直な話、姉さんはゲヘナで暮らすには適していない。臆病で優しすぎる性格も、病弱な体質も、治安が最悪なゲヘナでは足枷になってしまう。

 

銃撃戦が近くで行われていれば鳴り響く銃声で体がビクリと跳ね、携帯しているはずの銃が火を吹いたことは今までに見たことがない。たとえ自分に銃口が向けられていても引き金を引くことができない。いくら私達が頑丈だと知っていても人に向かって銃を撃つことができない。

 

以前不良達の戦闘に巻き込まれた時、姉さんは戦うことができず私が全て蹴散らしたことがある。そうしたら弱くてごめんねって、情けない姉でごめんねって、終わった後に謝られた。私は別に謝ってほしい訳じゃ無かったのに。

 

ずっと一緒にいた私には姉さんが優しすぎることくらい分かってた。だから人を撃てないことも別に構わなかったし、むしろ姉さんらしいとすら思った。

 

「姉さん」

 

「どうしたの?」

 

だから、これからは私が守るんだ。

 

「私、強くなる。今よりもっと」

 

「……うん、でも無理はしちゃだめだよ」

 

心優しい姉が、少しでも荒事に巻き込まれないように。悲しそうな顔をすることが無いように。

 

「ありがとう。それでね……」

 

「?」

 

「私、風紀委員会に入ろうと思う」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒナが今以上に強くなる必要ってあるのかな。オーバーパワーでは?ゲヘナどころかキヴォトス最強になっちゃうよ?……ヒナに殲滅されるであろう未来の不良たちよ、南無。

 

そして原作通り風紀委員になるらしい。委員長になるのも時間の問題かな、なんて。私のヒナなら楽勝でしょ。可愛いし最強だし可愛いし。*1なれないわけがない。でも委員長になれるのは3年生からとかあるのかな?たしか原作では過去に情報部にいたみたいなこと言ってた気もするし、一年や二年ではそこで活動するとか?

 

……あれ?今更だけどヒナが委員会に入ったら必然的に私がヒナとイチャイチャできる時間が減るのでは?……ぐっ、今からでも辞めさせるべきか!?私の幸せを壊すやつは誰であろうと何であろうと許さんッ!!私は私の信じる道を行く!!

 

……いや、変なことして原作からズレても困るか。ここはしかたなく、本ッ当にしかたなくッ!ヒナが風紀委員会に入るのを応援しよう。本人がやりたいって言ってるんだし、応援するのができる姉だよね。うん。しかたないよね。未練なんてないからね。決して風紀委員なんて行かずにダラダラ二人で過ごしたいななんて思ってないからね。本当に。

 

……ちくしょう。*2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~数日後~

 

 

わーい。カヨコちゃんダウナーでカッコよくて可愛い上に強いとかさいきょーじゃん。助けてくれてありがとうございます!怖がられてるとか周りの人は見る目ないでしょ。カヨコちゃんみたいな人は怖いじゃなくてキレイっていうんだよ。こんなに優しいのに……いや、私だけ周りの人が気付いてない良さを知っているっていうのもいいな。よし、仲良くなろう。ね?ゆーあーまいふれんど。先輩だろうが関係ないです。変態の魔の手はすごい伸びるんだよ。知ってた?

 

「かなり急なお誘いだね」

 

「仲良くなりたいと思ったので!」*3

 

「……そう」

 

悩んでるのかな?そんな姿も可愛いね!ねえ!仲良くなろうよ!そうすればカヨコちゃんを間近で眺める権利が得られるんだよ!*4お願いします!靴でも舐めるんで……ん?カヨコちゃんの靴?むしろ舐めさせてください!

 

「いいよ」

 

舐めてもいいの!!!???

 

「やった!」

 

「ふふ、友達になったくらいでそこまで喜ぶなんてね」

 

あ、そっちのいいよですか。……うん、知ってた。そうだよね。舐めさせてくれるわけないよね。気にしてないよ。*5

 

「私友達少ないんです。学校では話す人も多いんですけど……」

 

「……周りについていけない?」

 

「……はい」

 

だって放課後にとりあえずで暴れに行くヤツとか挨拶代わりに発砲するヤツとかブラックマーケットとズブズブなヤツとかばっかなんだよ!着いていけないよ!私の寿命がマッハで削れていく!ヒナ助けて案件が多すぎる!

 

「そう。それなら……そうだね、話し相手くらいにはなってあげる。ほらスマホ貸して」

 

キャーー!モモトークにカヨコちゃんの連絡先がぁ!家宝だ!家宝にしなくては!うひょひょひょひょ。アッ!今手と手が触れ合ったぞ!今日はこの手を洗わない!何があろうと洗わない!トイレ行った後だって洗わない!絶対にだ!

 

「じゃあ今日はこれくらいで、私は帰るよ」

 

あっ……いえ、ありがとうございました」

 

帰っちゃうのかあ……もっとそのキレイなご尊顔を拝見していたかったけど、仕方ない。連絡先は交換したし、また会えるもんね。うん。

 

「…………はぁ……ほら、アンタ家どっち?送るよ」

 

「えっ……いいんですか?」

 

「そんな悲しそうな顔されたら帰りにくいでしょ。それにまた不良たちに絡まれるかもしれないし」

 

「あ、ありがとうございます!」

 

あなたが神か?知り合ったばかりの私の身を案じてくれるなんて……一生着いていきます!離れろと言われても着いていきます!*6

 

*1
大事なことなので二回言った

*2
このあと数日は引きずった

*3
下心の塊

*4
相手に利は無い

*5
涙目+震え声

*6
憑いてく




色んな人(かわいい人)に声をかける積極性

困っている人(困り顔や泣き顔がかわいい人)がいたら見過ごせないような優しい性格

うーん、この。




カヨコさんは原作では珍しい18歳らしいですね。なのでこの世界では先輩と言うことにします。多分便利屋のために留年するんだよ。多分。





おまけ 戦闘に巻き込まれても戦えないお荷物の心の中

やっぱり今回も駄目だったよ。私の一般ピープルな感性じゃ人に銃向けるなんて無理ぽよ。なんでみんなバンバン銃撃てるんですか?私がおかしいんですか?きっとおかしいんですね。……いや、普通に考えてこの世界の方がおかしいだろうが!

……フッ、やれやれ。付き合ってられないな。これは戦略的撤退だ。決して、決してビビった訳では無い。私は大人なんだ。子供の争いに本気を出すなどと……アッ、ヒナ!?これは違うんだ!別に逃げたわけではなくて!あくまでも相手を思いやった結果であってだね……頼むからそんな目で見ないで?

くっ、不良共め!貴様らのせいで私の面目が丸潰れじゃないか!折角頼れる姉を意識していたのに!ヒナに甘えてもらおう大作戦が水の泡じゃないか!絶対に許さない!今からヒナのデストロイヤーにブチのめされてしまえ!

頑張れヒナ!強いぞヒナ!もはや私では動きがよく分からないね。(ヤ◯チャ目線)めちゃくちゃ強いってことは分かる。不良達がムシケラ(ジュウエェン!)のように吹き飛ばされていくんだもの。これが私の自慢の妹です。羨ましいでしょう?

……よし、やることもないし応援するか。

キャー!ヒナちゃんカッコいい!カワイイ!こっち向いて〜!手振って〜!抱いて〜!

質問なんですけど、原作っていります?アビドス編とパヴァーヌ編は参加する理由も必要もないのでできませんが、エデン条約編なら無理やりねじ込めなくもない?今はなんのネタも構想も無いので書くとなってもかなりゆっくりなペースになりそうですケド……。 ということでアンケート置いておきます。自由に投票してね。投票結果が絶対ではなく、それを参考にして最終的には私が決めますので、それを念頭に置いておいてください。

  • 欲しい!(ほのぼの希望)
  • 欲しい!(少しシリアス希望)
  • 欲しい!(がっつりシリアス希望)
  • そんなんいらんわ
  • 筆者の好きにして
  • そんなことよりおうどんたべたい
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。