ゲヘナ最強の双子の姉 作:ロリコンではない。好きな子がロリなんだ。
……コユキは?配布ないんですか?全裸待機してますね。
今日は補習授業部のみんなの試験1回目である。とはいえ私にできることはない。1週間くらい勉強は手伝ってきたし応援もしてるけど試験には干渉できないからね仕方ないね。先生監督の下でみんなが試験を受けている中、私は別室で待機してました。ぽつんと、1人で。しかも試験前にみんなと会うのも禁止されてて駄目だった。
なんでよ。……いや、不正が無いようにってことなんだろうけどさ。なんか除け者感がすごい。暇だったから別室でぼーっと脳内フォルダを見返してたよ。あとはとりあえずモモトークでサクラコちゃんにダル絡みしといた。全部律儀に返信してくるサクラコちゃんは暇なのかな?*1
試験が終わったようで、先生に呼ばれてみんなのところに行くと少し不安そうな顔をしたヒフミちゃんとコハルちゃん、自信に満ちた表情のアズサちゃんといつも通りのハナコちゃんがいた。
とりあえず労ってあげなくては!みんな頑張ったんだから!
「みんなお疲れ様!」
「あら、ミツキさん」
ハナコちゃんは私を見つけた次の瞬間にはこちらに体を向けてその腕を広げた。もちろん抱き着くに決まってるよなァ!!わーい!!抱き心地がね、これがもうすんごいんですよ!!ハナコちゃんとハグするだけで幸せになれるんだぞ!!初日からもう毎日やってるよ。本当にハナコちゃんとの挨拶がコレになっちゃった。
「またやってる……」
この至福の時間の欠点はコハルちゃんに呆れた目を向けられることだね。コハルちゃんもハナコちゃんとハグすればいいのに。そうすれば呆れた目なんかできないぞ!むしろ羨ましいとすら思うようになるだろうね!
「みんな試験はどうだった?」
「ああ、全力で取り組んだ。結果の約束はできないがかなりの手応えだったと思う」
アズサちゃんはかわいいねえ。そのむふーって自信たっぷりな感じ最高だね。
「私はそこまでの自信はないですけどボーダーラインは越えたと思います。基礎の問題ばかりでしたし60点さえ取れればいいですから」
「わ、私も、そんな感じ……」
遠慮がちだけどある程度の自信というか確信があるヒフミちゃんと少し自信なさげなコハルちゃん。みんな個性が出てていいね。全員かわいい。ハナコちゃん?ハナコちゃんは私にハグしながら微笑んでるだけだぞ。……まあ、ちゃんとやってくれたことを願おう。……望み薄だけど。
"みんな、結果が届いたよ"
先生の一言でしーんと全員が静かになり、体を先生の方に向けた。ハナコちゃん、ハグやめていい?あの、この雰囲気でハグしてるのちょっと恥ずかしいんだけど。ねえ、離して?私だけ先生に背中向けてるんだけど。ねえ。
"じゃあ結果を発表するね"
"ヒフミ、80点"
「おお!8割いってましたか、良かったです!」
ヒフミちゃんは両手を合わせて喜んでいる。はいかわいい。
"アズサ、36点"
「くっ、惜しいな」
「えぇ!?お、惜しくはないですよ!?あと24点って結構ありますよ!?さっきの自信は何だったんですか!?」
あぁ……この流れは……
"コハル、18点"
「っ!?」
「こ、こ、ここコハルちゃんんん!?!?どどどどうしてそんなことに!?今回は1年生の問題を受けたんですよね!?!?受けてましたよね!?!?」
「む、むずかしかったし……」
「基礎の問題ばかりでしたよ!?すっごく簡単でしたよ!?」
……ヒフミちゃん、ツッコミ過多で倒れるんじゃないかな。
"ハナコ…………2点"
「……へ?に、にてん……ですか?」
「あらあら、こういうこともありますよね」
チラリとハナコちゃんの表情を窺うと、下から見上げている私に気付いたハナコちゃんが何かを誤魔化すようにいつもの笑みを浮かべながら私の頭をなでた。ハナコちゃんの試験結果がわざとだってのはわかってるんだぞ!ぐぬぬ、でもなでられるのきもちいい。もうちょっと堪能しててもええか?*2
「え、先生、それって冗談かなにかじゃ……」
"……ないね"
「な、なんでですか!?!?試験終わってからずっとにこやかでしたしよっぽどの自信があるのかと思ってましたけどあれって諦めの表情だったんですか!?!?そもそもハナコちゃんは勉強できてましたよね!?!?」
ヒフミちゃんの怒涛の問いかけにハナコちゃんは抱きしめていた私を離してヒフミちゃんと向き合った。
「よく勉強できそうとは言われますね……ですがそう思われることと勉強ができるかどうかは別問題、ですよね?」
わかってはいたけどやっぱり酷いや。さっきからヒフミちゃんが振り回されまくっておめめぐるぐるしてるよ。かわいそうに。
「あ、あうぅ……ど、どうしてこんな……」
「ひ、ヒフミちゃん大丈夫?」
衝撃的なみんなの試験結果によるものか、ヒフミちゃんは体がふらついていて今にも倒れそうだ。
「……きゅぅ」
「わっ」
あぶない!!ヒフミちゃんにもし怪我なんかできたら世界の損失だ!!
……ふぅ、倒れる前になんとか確保出来たぜ。私がヒフミちゃんをしっかりと手で支えている間に先生が近くの椅子を並べてくれていた。こういう気遣いができるのは流石だね。ヒフミちゃんを並べた椅子にゆっくりと寝かせる。
椅子じゃ固いかな……仕方ない。仕方ないから膝枕をしてあげよう。ヒフミちゃんが首や頭を痛めるのは駄目だもんね。これはヒフミちゃんのための行動だからね。
……かわうぃー!!膝の上に頭を乗せてすやすやしてるヒフミちゃんかわいい!!頭を軽くなでてあげればもう完璧!!ヒフミちゃんとの恋人気分を満喫できるぞ!!
髪の毛はサラサラだし寝顔はあどけなくてかわいいしアズサちゃんは至近距離でヒフミちゃんの顔を眺めてるし最高かよ。わざわざしゃがみ込んで近くから見つめてるんだぜ?かわいいじゃん。
「……ヒフミには申し訳ない。私の力不足がこんな結果を招いてしまった。まさか倒れてしまうほどだとは思わなかった」
アズサちゃんは言葉通りに声色から申し訳なさが滲み出ており、コハルちゃんも似たようなことを思っていたのかアズサちゃんの後ろで目線を逸らした。ハナコちゃんはさっきからいつもの笑みのままで一言も喋らない。
「でもアズサちゃんが頑張っていたのは知ってるよ。私も、ヒフミちゃんも」
「だが結果が付いてこないのでは意味がない」
「意味がない努力なんてないよ。たとえ今結果が出なくても、それはいつかアズサちゃんのためになるから。それに今のアズサちゃんは以前よりたしかに学力が身についているはずだよ」
「……」
きっと補習授業部での勉強がなければ36点も取れなかっただろう。それをアズサちゃんも理解しているのか反論が飛んでくることはなかった。
「それとも、アズサちゃんは結果さえあればいいの?努力なんてなくても、点数さえ取れれば補習授業部なんて……私たちと勉強してた時間なんていらなかったの?」
「……いや」
「きっと、ヒフミちゃんも同じだと思うんだ。まだ1週間しか経ってないけど、それでも補習授業部に対して不満を持っていそうな感じはなかったし、みんなと話してるときは楽しそうだったよ」
「……あぁ、そうだな。私もここにいると楽しい。だけど、だからこそ、ヒフミに申し訳ないんだ」
そう話すアズサちゃんはヒフミちゃんを見ていた顔を上げ、私と目が合った。
「なら、また頑張ればいいんだよ。試験はあと2回、この調子で頑張れば点数は上がるはずだから。今度は結果を残せるように」
「わかった。ヒフミのためにも、勉強してテストで結果を出さないとな。……これからも手を貸してくれ。よろしく頼む」
「もちろん!いつでもなんでも言ってね!全力でサポートするから」
「ミツキ、ありがとう」
うひょぁああ!?!?笑顔のアズサちゃん破壊力が高すぎんだろ!!眩しすぎる!!こんな至近距離で聖なる光を放たれたら浄化されてしまう!!私が消し飛ぶ!!でも最後に見る景色がアズサちゃんの笑顔ならそれもまた本望!!
「アズサちゃんは優しいね」
目の前に丁度いい高さで美少女が微笑んでるんだ!!これはもうなでなでしていいってことだよな!!よーしよしよしよし!!
「ん……ミツキの手は、気持ちいいな」
ンごふぁッ!!少しの恥じらいが混じったような照れくさそうな笑みは禁止カードですよ!!ズルいやんそんなの!!アズサちゃんハンパないって!!されるがままなのも強すぎポイント!!私が死んでしまう!!墓地にボッシュートされる!!*3
「……」
「あら、コハルちゃんはもういいのですか?」
「……もう帰る。今日はテストだけの予定だったでしょ」
「……そうですか」
「……」
「では私と一緒に帰りましょうか」
「え?」
「先生、私たちは先に帰らせてもらいますね」
"あぁ、また明日ね"
「ちょ、急にどうしたの?」
「ほらほら、早く行きましょう」
「お、押さないで!一人で歩ける!というか着いてくるな!」
"……これならみんな大丈夫そうかな"
まあこうなるよね。ヒフミとアズサとコハルは原作よりも少し点数が上がっています。これがミツキパワー。微々たるものですけど。
原作でヒフミが倒れた後の描写一切なくて普通にびっくりしました。その後どうしたの?ねえ。私の解釈で進みますよ?
現状原作においてほのぼのとシリアスのどちらもある程度構想ができており、どちらも書いてしまおうかと考えているのですがどちらが先がいいですか?後から書く方は先に書いた方と同じシーンはカットしつつ変化する部分を書ければなと考えています。私の構想上でほのぼのとシリアスの分岐点が近いのでこのタイミングでアンケートをさせていただきます。あくまで目安ですので私の気分で変わるかもしれません。ご了承ください。
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ほのぼのが先
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シリアスが先
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そんなことよりおうどん食べたい(閲覧用)